前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- アオイとカナヲによる機能回復訓練が始まった!しかしカナヲ無双のあまり、善逸と伊之助は訓練をサボるようになる。根気強く訓練に励む炭次郎は、「全集中の呼吸を四六時中できるようになること」が強くなる道への第一歩だと拷問マッサージガールズに教えてもらった。柱やカナヲは、炭次郎が少しの間するだけでヘバってしまう”全集中の呼吸”を四六時中やっているらしい。
- 胡蝶しのぶもまた炭次郎の努力を見ていたひとり。彼女は最期の時まで鬼に慈悲を忘れなかった姉と炭次郎を重ね、炭次郎にあるお願いをする。「鬼と仲良くする夢です。きっと君ならできますから。頑張ってくださいね。どうか、禰豆子さんを守り抜いてね」。
- 今回は…炭次郎の成長に焦りを感じた善逸と伊之助は、しのぶに背中を押されたこともあって訓練に復帰した!カナヲの過去、胡蝶姉妹との出会いが明かされる。
【鬼滅の刃 25話 アニメ感想】継子・栗花落カナヲ
しのぶの思うがまま
「ナホちゃんキヨちゃんスミちゃん!俺の修行の手伝いをして欲しい!俺が寝ている間全集中の呼吸をやめたら布団たたきでぶん殴ってくれないか!?お願いします!」
炭次郎、マゾだったのか…(違
3人娘は快く引き受けてくれました。
夜中に叩き起され、殴られる日々がしばらく続き。
全集中の呼吸もだいぶ体に馴染んできて、基礎体力が上がってきました。カナヲにはまだ勝てませんが、以前よりも手応えを感じます。
「割れたぁ~~!」
小さいひょうたんクリア!まだ大きなひょうたんが残ってるけど笑
「やった~!ありがとうみんな!もう少しだよ~!」
「……ヤバイ」
炭次郎の姿を見て焦り始める善逸&伊之助です( ̄▽ ̄;)
二人はしのぶと炭次郎に指南を仰ぎます。
炭次郎「かなり気合を入れないと俺もまだ1日全集中の呼吸はできないけど善逸と伊之助なら大丈夫!肺をこう!こうやって大きくするんだ!血が驚いたら骨と筋肉がブオン!ブオン!って言ってくるから留めるんだ!後は死ぬほど鍛える!」
炭次郎は教えるのに向いてない(確信)
しのぶ「まぁまぁ、これは基本の技というか初歩的な技術なので、出来て当然ですけれども、会得するには相当の努力が必要ですよね」
「まぁ、出来て当然ですけれども」
大事なことだから2回言う!
「伊之助くんなら簡単かと思っていたのですが、できないんですかぁ?出来て当然ですけれどー。仕方ないです、できないなら。しょうがないしょうがない」
「はぁぁ!?出来るっつーの!当然に!舐めるんじゃねーよ!乳もぎ取るぞコルァ!!!」
伊之助、見事に煽られました。しのぶさんは伊之助の扱い方を分かってます。
「がんばってください善逸くん!一番応援していますよ!」
これで善逸が堕ちない訳がなく(笑)
善逸「ぬおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
伊之助「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
ようやくスイッチが入った二人は別人のように訓練に励むのでした。一気にやかましくなった(笑)
しのぶ「カナヲも同期なんだから一緒にどう?」
炭次郎たちの様子を少し離れたところから見ていたカナヲ。
笑みを浮かべたまま、しのぶに一礼して去って行きます。
カナヲの過去
カナヲは懐から硬貨を取り出して、宙に弾きました。
(痛い。お腹がすいた。悲しい。虚しい。苦しい。寂しい。そんな日々だった。だけどある日、プツンと音がして、何も辛くなくなった。貧しい暮らしの中、親に売られた時でさえ悲しくはなかった)
悲惨な幼少期を過ごしたせいで心が壊れてしまったんですね。
胡蝶カナエとしのぶに出会ったのは、カナヲが人買いに連れられ町を歩いていた時の事。
カナエ『こんにちは、初めまして。あなたのお名前は?』
少女『――――』
カナエ『・・・?』
人買い『そいつに名前なんかねーよ。親が付けてねぇんだ。もういいだろ!』
しのぶ『姉さんに触らないでください』
カナエに触れようとした人買いの腕を、しのぶが払い除けます。
今よりだいぶ尖ってますね(´∀`)
『何なんだお前らは?こいつとおしゃべりしたきゃ金を払いな!』
『じゃあ買いますよこの子。これで足ります?』
しのぶは手持ちありったけの金銭をばら撒き、カナエとともに少女を連れ去るのでした。
『待ちやがれ!』
『早く拾ったほうがいいですよー!人も多いし風も強いので!』
『いいのかしら?』
『いいの!』
『ごめんなさいね~』
『………』
少女の目に、しばらくぶりの光が灯ります。
『ひとりの時はこの硬貨を投げて決めればいいわよ』
言われないと何もできない、自分で何も決められなくなっていたカナヲに硬貨を渡したのは、カナエでした。
カナエ『そんなに重く考えなくていいんじゃない?カナヲは可愛いもの~っ』
しのぶ『理屈になってない!』
カナエ『きっかけさえあれば、人の心は花開くから大丈夫。いつか好きな男の子でも出来たらカナヲだって変わるわよ』
カナヲは、そんな事を思い出します。
手に握った硬貨は表を指していて。
炭次郎を少しのあいだ見つめると、その場を去って行きました。
しのぶに言われたからなのか、カナヲ自身が興味を持ったからなのか。
一緒に訓練をするか、しないかを決めたようです。結果は後者になったけど、硬貨を取り出しただけでも大きな変化にも見えます。
今までは「硬貨を取り出すまでもなかった」という事だろうし…( ̄▽ ̄;)
ひょっとこの怨念!ついにカナヲに勝利!
あくる日、打ち直した日輪刀を持って鋼鐵塚がやってきました。
炭次郎「鋼鐵塚さんっ!おーい!おーい!鋼鐵塚さ~~~ん!!ご無沙汰してま~~す!お元気でしたk…」
「シャアアアアアアアアアッッッ!!!」
刃物を手に突進してくる鋼鐵塚!(怖
彼は日輪刀を折られた事を根に持っていました。ヌルヌル動くな(笑)
「まぁ鋼鐵塚さんは情熱的な人ですからね。人一倍刀を愛していらっしゃる。あんな人は刀鍛冶の里でもなかなかいません」
そう言うのは、同じく刀鍛冶の金森です。伊之助の刀を打った人です。
金森「綺麗ですねぇ。藍鼠色が鈍く光る渋い色。刀らしい良い色だ」
炭次郎「良かったな!伊之助の刀は刃こぼれ酷かったから」
伊之助「……」
金森「伊之助殿?」
伊之助「フンッ!フンッ!!」
伊之助はその辺に転がっていた石を刃をぶつけて元通りのギザギザ刀にしてしまうのでした。彼なりのこだわりがあるらしい(笑)
伊之助「よし」
金森「あぎゃああああ!!!ぶっ殺してやるクソガキ!何晒しとんじゃいコルァ!てんめぇ◎△$♪×¥○&%#?!」
大激怒の金森は「ないわー!アイツないわー!」と言いながら帰って行きました。
「すみません!すみません!!」
なぜか代わりに謝る炭次郎です。その服の裾をギュッと握ってる伊之助は何なんだよ(笑)
「大丈夫そうね!」
「炭次郎さん、すごく頑張っていたもん!」
「またおにぎり作ってあげよう!」
夜中に布団叩きで殴り起こされる事も無くなりました!
(俺は変わった!この手で早く日輪刀を――!!)
「勝ったぁ~!!」
「やったぁぁ!」
鬼ごっこでカナヲの腕を掴めるようになりました!
薬湯対決でカナヲの動きを完封しました!
薬湯をかけなかった咄嗟の判断は紳士だったよ!炭次郎のこういう所ほんと好き(´∀`)b
遅れを取るまいと善逸&伊之助も訓練に励みます。
日の呼吸って何?
「顎は問題なさそうですね。診察は以上です。体はもう大丈夫ですから、安心して任務に邁進してください」
炭次郎が一足先に訓練を終えました。頑張りました!
「そうだ。しのぶさん、一つ聞きたいことがあって」
「なんでしょう?」
「ヒノカミ神楽って聞いたことありますか?」
「ありません」
「え!?じゃ、じゃあ日の呼吸とか!」
「ありません」
炭次郎は、かつて父が日の呼吸を使っていたことを話しました。
「私で分かる事は、炎の呼吸はありますが日の呼吸ではないということ」
「同じではないんですか?」
「私も仔細はわからなくて…。ごめんなさいね。ただ、そのあたりの呼び方について厳しいのですよ。炎の呼吸を火の呼吸と呼んではならない」
日と火が混同するから、って事なのか?何か理由があるに違いないけど…。
「炎柱の煉獄さんなら何か知ってる事があるかもしれませんが、あいにく任務に出ていますし…」
これはもう2期で聞くしかないでしょ
「分かりました。色々教えてもらってありがとうございます。次に煉獄さんと会う時に聞いてみます!では失礼します!」
「竈門くん」
「はい?」
「期待、していますね」
「――はいっ!」
お世話になりました!!
禰豆子はずっと眠っていました。一連の報告をする炭次郎。
(お兄ちゃんなら大丈夫)
禰豆子のそんな声が聞こえた気がしました。
「ありがとう竈門禰豆子。励ましてくれたんだな。兄ちゃん、頑張るから!」
新たな任務が始まる!
カナヲの過去は可愛そうだったな(´・ω・`)
胡蝶姉妹や炭次郎との出会いが、彼女を少しずつ変えていると思いますが。今後炭次郎ら同期とどんな関係を築いていくのかたのしみです。
昔のしのぶは雰囲気がだいぶ違いました。今の彼女は「カナエっぽい」?
成長もあるだろうけど、姉を忘れまいとしているように見えて切なくなります。
ラストは汽車で人を食らう鬼が出現!炭次郎の新たな敵か、煉獄の任務の方か!?