前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 牙狼族との戦いに勝利したリムルは、彼らを仲間に加え、みんなに名前を授ける!3日後、オスのゴブリンはホブゴブリンに、メスのゴブリンはゴブリナに、牙狼族は嵐牙狼族に進化していた!
- ゴブリンの村は未発達だった。衣食住の完備が急務なのだが、衣と住に問題がある…。リムルは鍛冶の達人・ドワーフ族の協力を仰ぐため、少数の連れと共にドワーフの王国へ向かう!
- 今回は…ドワーフの王国に到着したリムルとゴブタ。王国きっての鍛冶職人と謳われるカイジンに協力を頼むが、忙しい、と断られてしまう。なんでも、国のお偉いさんに無理難題を押し付けられ困っているらしい…。
【転生したらスライムだった件 4話】ドワーフの王国にて【アニメ感想・名場面】
ドワーフ王国へ!早速トラブル発生!
村を出発したリムルたちは、ドワーフ王国を目指し、アメルド大河に沿って北上します。
ゴブリン達の衣住を作る技術者を探すために。
「ゴブタ」
「はいっ!」
「俺たちが向かってる街はどんなところなんだ?」
「えっとっすね、正式には武装国家ドワルゴンという名称っす!天然の大洞窟を改造した美しい都で、ドワーフだけじゃなくエルフとか人間もいっぱいいるっす」
「エルフ!?」
(エルフか~……)
「ドワーフ王のガゼル・ドワルゴは英雄王と呼ばれる人物で、国民にものすごく慕われてるっす」
(エルフ…、エルフ~~っ!!)
エルフ(綺麗なお姉さん)の事しか頭にないですね!ちゃんとゴブタの話を聞いてください!(笑)
「リムル様?」
「ハッ! そ、そのドワルゴンって俺みたいな魔物が入っても大丈夫なのか?」
「心配いりません。ドワルゴンは中立の自由貿易都市あの地での争いは王の名において禁じられているのです。それを可能とするのは、ドワルゴンの強大な軍事力です!」
なんでもドワルゴン軍は千年ものあいだ不敗を誇るそうで。無敵じゃないですか!
「前に行った時は、門の前で絡まれ…」「トラブルなんて、起こりませんよ!」
「ん?(なんか今、盛大にフラグが立った気もしないが…)」
トラブルが起こるんですね。門の前で絡まれるんですね。( ´_ゝ`)
(ドワーフの王国へは、ゴブリンの足では歩くと2ヶ月はかかると言われている。その距離を嵐牙達のおかげで、リムルたちは3日で走破したのだった!)
草原を、森を駆け抜け、崖の道を進みます。
危険な場所も難なく進む嵐牙達!すごいです!
「あそこにエルフが…じゃなくて、ドワーフたちがいるんだな!素敵なエルフに…じゃなくて、腕利きの職人に会えるといな!」
エルフが第1目的になってますけど(笑)
目立たないよう、リムルは案内役のゴブタと二人で王国に向かいます。
残りの連れは外で待機です。嵐牙、ちょっと寂しそう(´・ω・`)
「すごい行列だな。チェックも厳しそうだ」
「中に入れば自由に行動できるんすけどね」
「自由か…!」
自由になればエルフのお姉さんと遊び放題ですね!(違
「おいおいおい!」
「「?」」
「魔物がこんな所にいるぜ!?」
「まだ中じゃないし、ここなら殺してもいいんじゃね!?」
早速チンピラモブに絡まれました。フラグ回収早すぎ!!(;´д`)
「クソ雑魚の魔物?それは俺のことか?」
「てめーに決まってるだろうが!」
「ほぅ?俺がスライムに見えるのか…」
いつからリムルがスライムだと錯覚していた?(ドヤ
「見せてやろう!この俺の真の姿を!!」
黒嵐星族に擬態したリムル!めちゃくちゃ巨大なのですが!!
この間より進化してません!?Σ(´∀`;)
リムルはスキル・威圧を発動!
あたりに凄まじい音と風が発生します!その勢いでチンピラモブは吹き飛んでしまいました。周りにいる人たちも被害を受けてますよ!
(あ、やっべ…)
《威圧の効果を報告します。逃走16名、錯乱68名、失神92名、失禁34名》
(いや被害報告とかいいから…)
大被害じゃないか!!(;´д`)
「コラァ!!そこのお前ぇ――!!」
ドワーフ王国の警備隊が駆けつけます。擬態を解いたリムルはいつもの姿に戻りました。
「あ?スライム…?」
そしてゴブタと一緒に幽閉されました。
リムル幽閉!鍛治職人カイジンとの出会い!
「ま、スライムとゴブリンだから絶好のカモだと思われたんだろうな」
「ちょっと追い払おうと思っただけだったんですが…。ご迷惑をおかけして本当にすんませんっした!」
「ま、大体目撃者の証言と一致する」
警備隊長のカイドウは話の分かる人でした。
誤解も解けたみたいでよかった!( ̄▽ ̄;)
一緒に投獄されたゴブタは鼻ちょうちんをつけてます。この状況でよく寝れますね!(笑)
「隊長!大変だ~!鉱山にアマンサウルスが!!」
「なんだと!?討伐隊は!」
「既に向かいました!それより魔鉱石の採掘に奥まで潜ってたガルムたちが大怪我を!」
「回復薬は!?」
「それが、戦争の準備だかで足りてないんですよ!」
「あいつらは俺の兄弟みたいなもんなんだ…何としても探せ!」
大ピンチです!
「旦那、旦那」
「あっ!何勝手に出てきてんだお前!」
「まぁまぁ、それどころじゃないんでしょう?あれ、必要なんじゃないですかね?」
リムルが指さしたのは、樽の中に大量に入った回復薬でした。飲んでよし、かけてよしの優れもの。
乱獲したヒポクテ草がここで役に立つんですね!
「とりあえず試してみちゃどうです?」
「うむ…」
「隊長!魔物の言う事を信じるんですか!?」
「時間がない!行くぞ!」
「はひ!」
「お前!ちゃんと牢に入ってろよ!」
カイドウたち警備隊は樽を抱えて去って行きました。
言われた通り、牢に戻るリムル。
(あんなに部下の心配をして…いい奴のようだな)
冤罪で投獄されたってのに、人の心配をしちゃうリムルもいい奴ですよ…
しばらくして、警備隊とドワーフ3兄弟がリムルのもとにやって来ました。
「助かった!ありがとう!」
「あんたが薬をくれたんだってな!ありがとよ!」
「いえいえ」
「腕がちぎれかけてて、生き残っても仕事がなくなるところだった!ありがとよ!」
「どういたしまして」
貴重な魔草で作った回復薬の効果は凄かったみたい。
このおかげもあって、リムルとゴブタは釈放されます。
カイドウ隊長「礼といっちゃなんだが、俺に出来ることなら何でも言ってくれ!」
リムルは腕のいい鍛冶職人を紹介してもらうことにしました。
ドワーフの国はゴブリンの村より遥かに文明的で、いたる所に武具や豪奢な装飾の鎧があります。リムルは大興奮!
そしてカイドウが紹介してくれたのは、カイジンという武具職人でした。カイドウの兄だそうです。
(おお…頑固一徹の職人って感じ!)
ジブリのアニメにこんな人いたような…(笑)
「「「お!」」」
「あ!」
「スライム?お前たち、知り合いか?」
「カイジンさん、このスライムですよ!大怪我した俺たちを助けてくれたのは!」
「おお、そうだったのか!」
先ほどのドワーフ3兄弟と再会しました!カイジンの鍛冶場で働いてたんですね!
「ありがとう。感謝する!」
「いやいや、それほどでもあるような~?ないような~?えへへ!あははは!」
リムル、感謝されて素直に喜びます(笑)
カイジン「それで、何の用で?」
リムル大活躍!!
リムルは要件を伝えますが、立て込んでいる最中だと断られてしまいます。
カイジン「戦争があるかもしれないって、ロングソードを20本。今週中に作れってな?まだ一本しか出来てないんだよ、材料がなくて!」
カイドウ「だったら、無理だと言って断ればいいじゃないか」
リムル「最もだ」
カイジン「馬鹿野郎!俺だって、無理だって最初に言ったんだよ。そしたらクソ大臣のベスターのやつが…」
ベスター『おやおやぁ?王国でも名高い鍛治師のカイジン様ともあろうお人が、この程度の仕事もできないのですかな?』
カイジン「なんぞとほざきやがったんだよ、許せるか!?あのクソ野郎が!」
リムル(部長もそんな感じだったなぁ…どこの世界も人間関係は面倒くさいんだな…)
ベスターは無理難題だと分かってて、カイジンに押し付けたんですね…。
嫌な奴ですね!(;´д`)
でも逆に、依頼をこなせばギャフンと言わせられるし、カイジンの評価も上がりそうですが…。
「材料がないって?」
「あぁ。魔鉱石という特殊な鉱石が必要でな」
ん…?魔鉱石?
「昨日俺たちが採りに行ったんだが」
「アーマーサウルスが出てな」
それで怪我をしてしまったんですね。
いずれにせよ鉱山の魔鉱石は採りつくしていて、ほとんど残っていないそうです。
そして材料があっても、20本打つのに最低2週間かかります。残された時間はあと5日。
国で請け負い、各職人に割り当てが行われた仕事でした。できなければ職人資格の剥奪もありえる、と。
絶望的な状況。そんな時です。
リムル(…あれ?魔鉱石って俺、持ってるんじゃね!?)
ですよね!ヒポクテ草と一緒に乱獲したあの綺麗な石!
それに気づいたリムルは高笑いします。
「親父…」
「?」
「ペッ!!! ――これ、使えるかい?(ドヤ」
「おい…おいおい、おいおいおいおいおい!!!」
リムルは魔鉱石を吐き出します。
順度の高さに驚くカイジン。しかしそれだけではありませんでした。
「おいおい親父、あんたの目は節穴かい?」
「えぇ!? 魔鉱石じゃない!?既に加工された魔鉱塊だ!」
「正解!」
「さらに強力な剣を作ることが出来る!そんな、この塊すべてが…!?」
言い値で買う、というカイジン。リムルは焦らします。
「くぅ~っ!何が望みだ!?出来ることなら何でもする!」
ん?何でも?←
リムル「その言葉が聞きたかった…!」
「誰か親父さんの知り合いで、技術指導として村まで来てくれる人がいないか、探して欲しい」
リムルの要求はあっさりしたものでした。
カイジン達は拍子抜けします。
「…そんなことでいいのか?」
「俺たちにとって最優先が、衣食住の衣と住なんだよ。それと、今後の衣類の調達や武具なんかも頼みたい」
「お安い御用だ!」
交渉成立ですね!ヽ(*´∀`)ノ
しかしまだひとつ問題が。剣を揃える時間が圧倒的に足りません。
やるだけやってみる、というカイジン達ですが…。
「なぁ親父さん。さっき一本作ったって言ってたな?その剣を見せてくれ」
持ってこられた剣は光っていました。魔鉱を芯に使っているからだそうです。
リルムにも、カイジンの腕が確かなのが分かる程の出来です。
「簡単に言うと、使用者のイメージに沿って成長する剣だ」
「スゲーッッッ!!!」
そんな剣あるんですか!私も欲しいです!!
「(スゲーな!この親父さんが村に来てくれないかな~…っと、そのためには、と…)ちょっとその剣借りるぞ」
「おい!?何をっ」
リムルは捕食した剣を解析します。まさか複製するんですか!?
(魔鉱塊を使ってコピーを作成してくれ)
《コピー作成。成功しました》
そんなあっさりと!?Σ(´∀`;)
「魔鉱塊のロングソード、20本完成だ!」
エルフの綺麗なお姉さんと!
「お祝い?」
「あぁ!おかげさまで無事納品が終わったんでな!」
「別にそんなことしなくても…」
「まぁまぁ!エルフの綺麗なお姉ちゃんがいっぱいいるから!」
「エルフ!?」
「そうそう、夜の蝶って店でな!」
夜の蝶(直球)
「リムルの旦那が来なきゃ始まらないぜ」
「そこまで言うなら…仕方ないなぁ!」
行きたくて仕方なかったくせに!(笑)
というか、リムルは男性にカテゴライズされるんですね。
「全く!困った奴らだぜ!!」
頭の中は綺麗なお姉さんでいっぱい!
「あらカイジンさん、いらっしゃい」
「「「いらっしゃいませ~!」」」
「うっひょ~!」
「可愛い~~~~っっ!」
(キタ――――!!)
ポヨヨンスライム・リムルはエルフたちに大人気でした。
(これが楽園かぁ~~~~……)
転生してから一番楽しそうなんですけど(笑)
前世は女性に縁がなかったですもんね(´・ω・)
「嫌がってた割にはえらく楽しんでくれてるみたいだなぁ?」
「え、いや?それほどでも!?」
本心が顔に出てますよ(笑)
「さぁ、飲みましょ飲みましょ~」
「「は~い!」」
(この時、俺は天国にいた。ずっとこの谷間で過ごしたい…なんという豊かな、谷間のある人生!しかし、楽しい時は長くは続かない。それもまた、人生)
つかの間の谷間のひと時。
しかしお店の外には謎の人影が…!
誰!?(;´д`)
投獄されても爆睡するゴブタの肝っ玉に驚きました。あれは将来大物になりそうな予感…!(笑)
カイジンの納期も間に合ってよかった!
ドワーフの人たちはみんないい人ですね。最初はどうなることかと思ったけど、こんな素敵な出会いがあるとは!来て良かった!(*´∀`*)
剣や薬を備蓄してるドワーフ王国。戦争をする気なのでしょうか?理由は?相手は?
リムルが面倒事に巻き込まれないといいのですが。そうもいかないだろうな…( ̄▽ ̄;)
次回、英雄王ガゼル・ドワルゴ登場!
一体どんな人なんだろう!?((o(´∀`)o))