前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 不良を始末したさとうは、しおを連れて帰路に着く。だがその様子を三星太陽に目撃されていた。
- さとうに初めての嘘をついたしお。家族の記憶を取り戻しつつある彼女に精神的な異変が起こり始めるが、さとうは何も気づかない…。
- 今回は…バイト先の後輩・宮崎すみれがさとうに向ける「憧れ」と「好意」は異常なものだった。一方、三星の部屋を訪れたしょうこは、衝撃の光景を目撃してしまい…!?
【ハッピーシュガーライフ 5話 アニメ感想】罪の味、罰の味
とんでもない後輩が身近に居た!!
「ご主人様、大変申し訳ございませんでした。お怪我等はございませんか?」
後輩のミスをフォローするさとう!!
さりげなく禁煙まで誘導しちゃうなんて…。
クレーマー気質なお客も従順になってますよ!(笑)
アルバイトにしておくには勿体無いくらい有能ですね。
「先輩ってすごいですよね~。すっごい美人で、臨機応変になんでも出来ちゃうし。完璧で憧れます…」
あ、先週の変態後輩ちゃん…(´・ω・`;)
すーちゃんこと宮崎すみれはさとうのことを慕っているようです。
「私、そんなに完璧じゃないよ?この間だってミスして大変な目に遭っちゃったし…」
しおちゃんを外に出してしまったことが、相当堪えたようですね…。
「だから同じミスはしない。あらゆることに全力で立ち向かう」
「やっぱりすごいじゃないですか~!さとう先輩!私、ずっとさとう先輩に憧れてたんです…。バイトで初めて話した時から、ずっとずーっと見てました!」
すみれはずっとニコニコしてますね…。それが逆に不気味です。
そして彼女のバッグには、さとうと同じアクセサリーが…。
「私のロッカー勝手に開けて見てたの、スーちゃんだったんだね」
さすがさとう!気づいてたんですね(´∀`;)
すみれは自身に強い劣等感を抱いているようです。
なんでだよ…こんなに可愛いのに…。「うまくいかないことばっかり」ってそりゃ人生そんなもんでしょうよ!?
でもだからこそ、自分より完璧なさとうに憧れを抱いてるんですね。
「さとう先輩みたくなりたいんです!苦労しましたこのバッグ!さとう先輩と同じもの探して、買って。無いものは作って!」
まぁ、憧れの人と同じ物を持ちたいっていう気持ちは分からなくもないです。
ここまではギリ許容範囲…?
「あぁ、化粧品なんかもお揃いなんですよ。メイクの仕方もさとう先輩の真似して、バイトのシフトも、持ってるハンカチも靴下も下着も、全部同じので揃えてるんですー!」
アウトですね。完全にアウトです(゚言゚lll)
これを本人の前で笑顔で言っちゃう辺り、すみれも狂ってますよ!!
まだ満足できないと言う彼女。同じ学校を通うのは無理だし、髪型もまだ長さが足りないし、さとうが言う「夢」も分からない…。
「だから家庭環境だけでも揃えようかなって、履歴書を盗み見たんです。でも書いてある住所って今誰も住んでないみたいなんですけど」
もう言ってる事やってる事ヤバ過ぎてツッコミが追いつきません(;´д`)
他人のプライベートにズカズカ踏み込みすぎじゃないですか?
ましてやさとうはそれを何よりも嫌がるタイプなのに。
「さとう先輩、今住んでるところ隠してるんですか?教えてくれません…?」
すみれの目がイっちゃってます。常人なら彼女に恐怖するところですね!
でもさとうは違いました。
すみれの声に重なって、叔母さんの幻聴が聞こえてきて…
(うるさい…)
「さとう先輩、大切に、秘密にしますから」
(うるさい、うるさい、苦い…。――うるさい!!!)
さとうの慰めと支配の始まり
「すーちゃん…、指細くて可愛いね。小さくて華奢で、抱き心地がふんわりしてる。そんなスーちゃんだからこそ、好きだなって思うのに…」
えっちな百合シーンキタ――(゚∀゚)――!!←
さとうちゃんが色仕掛けに出ましたよ!?
すみれは突然のことに呆然としています!
一部視聴者大歓喜ですね!(*´Д`*)ハァハァ←
「好き!?う、嘘ですよっ!さとう先輩が私なんか好きなわけ無い!!」
「どうして?そういうところも可愛いなって思うよ?」
「嘘です!だって私、ブスで生意気で、誰にも好きになってもらえないような奴なんです。だから私っ、頑張ってさとう先輩と同じになるんです!!」
すみれはなんでこんなに自己評価が低いんでしょうか?(´・ω・`;)
家庭環境が原因なのか、イジメに遭った経験があるのか…?
彼女がここまで歪んでしまった原因も気になってきました。
「生まれたまんま、何も頑張らなくていいの。一生大きくならなくていい。賢くならなくても、ダメなままでいいんだよ?私だけは、すーちゃんを愛してあげる…」
聖母発言ですみれを篭絡していくさとう(笑)
自分の真似をさせないために、なにより詮索されないように…。
策士ですね。そして人の気持ちを扱うのが本当に上手い!
すみれは感極まって泣き崩れます。彼女の頭を撫でるさとうですが、目が…顔が…((((;゚Д゚))))
先ほどの優しい表情はどこへ…。
「でもね、すーちゃん。二度と私のこと探るのやめてね?」
「私ちょっと怒ってるんだけど」
ちょっとっていうか激怒してますが(笑)
憧れの人に嫌われるのって怖いですよね…。(´-ω-`)
すみれは「なんでも言うことを聞く」と言います。
『これも愛なのよ?さとうちゃん』
(おばさん。あなたの言葉はまだ、私の中に響いてる…)
それから一人になったさとうは念入りに口を注いでました。
キスしたからか…?すみれが見たらショック死しそう!!
(まだ苦い…あんな汚らわしい嘘をついたから!このままじゃダメ。このままじゃ私…!!)
甘いものを求めて帰宅したさとう。しかし、しおちゃんのお出迎えがなくて…?!
さとうは、奥の部屋でうずくまるしおを発見するのでした。
三星太陽の本性を知った飛騨しょうこは…!?
「太陽?バイト先のお友達がお見舞いに来てくれたわよ。――あら、お手洗いに居るみたい。少し待っててもらえる?今お茶を入れるわね」
「はい」
しょうこは三星の家を訪れていました。
優しそうなお母さんですよね…(*´∀`*)
廊下にはピュアだった頃の三星の写真が…。
「うわぁっ!?いったた…」
部屋の扉が開いてしまいました!
あっ……(゚д゚lll)
というか部屋の中はあんな事になってるのに鍵をかけてないんですね!?
お母さんは無断で子供の部屋に入るような人じゃないんだろうな…。
「太陽ー?」
「大丈夫、母さん」
「僕の部屋で話をするから――母さんは下に居てね」
太陽がトイレから帰還しました(絶望)
タイミング悪い…(゚д゚lll)
「お見舞いに来てくれたの?ありがとう。ごめんね、今まで連絡しないで」
「いえ」
「部屋も散らかっててごめん」
「いえ」
「少し窓の方向いててくれる?片すから」
「はい」
しょうこはあまりの衝撃で語彙力が低下してます(笑)
命令に従わなきゃヤバい、と本能で察したのかもしれませんが(笑)
三星はなんでいつも通りなの!?ロリコンがバレて取り乱すところじゃないの!?
「そ、その子なんなの!?」
「天使……この子は僕をピュアにしてくれた天使なんだ…」
「こうしてあの子に囲まれてると、少しだけ綺麗になれる気がするんだ…」
(意味が分からない!!)
三星は自分が変態だという自覚が無いのでしょうか!?
恥も捨て去り、胸中をありのままにさらけ出す姿は、しょうこにも視聴者にも理解不能です!!
「ご、ごめん三星くん!私帰るね!バイト辞めるならちゃんと連絡して!それだけ!」
しょうこは逃げるように部屋を出ようとします。が…
「僕見たんだよ…松坂さんがこの子を連れていく所。松坂さん、この子誘拐したんじゃない?」
「は?」
「だとしたら許されないよね?許されないことをしているよね?」
「何言ってるの!?さとうがそんなことするわけないじゃない!一体どんな理由があってさとうが誘拐なんてするって言うのよ!?」
今のしょうこから見たら、三星が妄言を吐いているようにしか思えませんよね(笑)
「そんなの…!天使を独り占めするために決まってるじゃないか―――ッッッ!!!!」
三星の気持ち悪さがこれでもかと凝縮された叫びでした。
声裏返ってますよ(笑)
「飛騨さん!協力して…あの子を取り戻すために!!」
「離して!」
「頼むよぉ!もしかしたら危険なことされてるかもしれない!!」
あえて言わせてもらいます。「危険なことするのはお前だろう!!」と。
「ちょっと…」
「助けなきゃ!僕の手で!そしたらきっとあの子は僕に笑ってくれるからァ!」
「やめて!やめてったら!!」
しおを助けたいという気持ちは、自分のものにしたい、という気持ちから来るものなんだな…、と。純粋な気持ちじゃなくて失望しましたよ。
三星を突き飛ばしたしょうこは、三星家を飛び出します。
(バカバカバカ!なんなのよ!キモいのよバカ!イケメンのくせに!!)
いくらイケメンでもロリコンは許されなかったよ(´・ω・`)
それぞれの罪と罰
母親の幻影に苦しめられるのはさとちゃんに嘘をついたからだ、裏切ったせいだ、と自分を責めるしお。
さとうは何か言おうとしますが、言葉が見つかりません。
「しおちゃん…ごめんなさい。私も罪を犯した。私、私ね…」
でも言っていいのか?言ったらしおに嫌われるのではないか?
さとうは意を決して、自分の罪を告白します。
「私、しおちゃん以外の人に好きって言っちゃったの…。私はいつだって塩ちゃんのことが好きだって誓ったのに!!偽りだとしても、ほかの人に愛してるなんて言っちゃった!私はしおちゃんの愛に、誓いに背いちゃったの!!」
「ごめんなさいしおちゃん、ごめんなさい…私しおちゃんのことが一番好きなの!!」
(ほかに何もいらないくらいに、私の愛の道しるべなの。この世界でたった一つの!私の…!)
子供のように泣きじゃくるさとう。それだけしおちゃんへの愛に本気なんですね。
「さとちゃん。よしよし。泣かないで?あのね、わたしもさとちゃん大好きだよ」
しおの一言で今まで暗かった世界が、一気に明るくなりました。
「わたし知ってるもん。さとちゃんは私のためにがんばってくれてるんだって。だからいいの。さとちゃんだから、いいの」
しおちゃん天使だよ――――っ(T▽T)
「何よりも誰よりも、家族よりもさとちゃんが好き!さとちゃんは家族よりもあったかくて幸せなんだもん!」
こんなこと言われたら、さとうじゃなくても嬉しいですよね(*´∀`*)
お互いの罪を許しあう二人。
家出の一件から生じていた小さな溝が、埋まったようでした。
そして誓いの言葉。
さとうもしおも幸せそうです。
(愛のためでも、愛する人を欺いてはいけない。愛を偽ってはいけない。だから、あのことはしおちゃんに言う必要はない。だって…だってあれは罪じゃないから! でしょう?神様)
あのことって例の殺人のことですよね。ゴミ袋の中身は誰なんでしょうか…。
愛を偽ることだけが、さとうにとっての「罪」になってしまったようです。
つまり愛を偽らなければ、何をしても許される…?( ̄▽ ̄;)
解釈がどんどんおかしな方に向かってる気もするけど。まぁいっか(白目)
(もう絶対に濁らせない。私の愛しくて大切なハッピーシュガーライフを)
しおにとって家族は、思い出すだけでも辛いものなんですね…。
記憶を取り戻した上でさとうを選ぶなんて。さとうは心底嬉しかったに違いありません!
2人だけの世界ならこのまま「ハッピーシュガーライフ」を満喫できるはずですが、三星やしょうこの疑いの目がこちらに向かってきましたね。
しおちゃんと再開するためなら手段を選ばないであろう三星。
ロリコンを隠すことなく暴露するとは…驚きましたよ( ̄▽ ̄;)
しょうこも「さとうの違和感」に気づいているようですが、それを信じたくないみたい。
ラストではあさひとしょうこが接触!情報共有されたらさとうが一気に追い詰められる可能性も?気の抜けない展開が続きます!