ミコを会計監査に迎えた新生徒会がスタートしたものの、なぜか生徒会室はギスギスとした空気に包まれていた。「時には優しさも必要」という尊敬する藤原のアドバイスを受けて、「何があっても絶対に怒らない」という訓練をすることになったものの……。

銀狼教の受け入れ開始から3日後。拘留中の元メディセン所長・矢場は、銀狼教団執行長・ボリスと面会した直後に暴走し、脱獄騒ぎを起こす。矢場の確保に乗り出すみちると士郎。窮地に直面した士郎は閉じ込めていた力と銀狼の姿を開放するが…！？

マコトは“言葉を話す”と噂される不思議なマジューに興味津々。どうしても会いたいと暴走するマコトと共にダンジョンの探索に向かうが、そこでミナトは絶体絶命な状況に陥ってしまう。

連日慊人の別荘に呼び出される十二支たち。紫呉の黒い策略（？）はまだまだ終わらないようで…。砂遊びをする透と夾の話題は数珠のお守りについて。他人の犠牲の上に成り立つ存在を肯定できない夾。それは母を自殺に追い込んだ自分に対しても例外ではなかった。慊人は彼を別荘に連れてくるよう命令する。

後藤家の子犬の名前がまだ決まらない。ひとまず姫は「ゴル（仮）」とするが、いよいよ区役所で本名をつけることに。迷い続ける姫だったが、窓口係のある一言で子犬の名前を決める。笑顔で「最初から名前はついてた！」という姫に、可久士は首をかしげる。

ロズと別れたミュウ達の前にロンディ二ウムの青年将校トミーが現れる。ミュウをプリンセスと呼ぶ彼は、10年前のあの日、ゲートの向こうに消えたジミを連れ戻すべく、クリスマスの舞台の主役にミュウを抜擢した。舞台の成功によりジミが戻ってくると信じてやまないミュウ。しかしトミーの真の計画は着実に動き始めていた。旅の終わりを意識し、エコヲの気持ちに変化が現れる。

時は流れ、ヴェルは念願の冒険者デビューを果たす！しかし早々に王国強制依頼が舞い込み、古代遺跡の調査を任されるのだった。生還者ゼロの未知の領域。ヴェルたちは古代魔法文明時代のトラップにかかり、最下層に飛ばされてしまう。一方王都では、5日以上も消息不明となったヴェルたちに死亡説を吹聴する謎の男が暗躍し始める。

再び魔法使いの世界へ向かったカイマンは丹波の店で住み込み働きを始めた。魔法使いのパートナーを決める祭典ブルーナイトが開幕！参加する煙ファミリーの心と能井は、応募書に気がかりな名前を発見する…。

夏休みの勉強会で、沖縄で研究発表を行うことになった雪村たち。夏合宿まで一ヶ月を切ったのに、未だ研究テーマが決まらない虎輔に、池田教授は「恋愛ゲームのトゥルーエンドを一瞬で見つけるアルゴリズムの研究」を提案する。一方、雪村と氷室は、好きな相手と触れ合うことで分泌されるホルモン「オキシトシン」に着目。

母の手術が無事成功するも、多額の入院費を工面しなければいけなくなった育人。遠と五十嵐が持ち掛けてきた取引。デザイナーの夢を諦めざるを得ない状況下で手を差し伸べてくれたのは、心と柳田、そして藤戸社長だった。「あの時の約束、今果たさせてくれないか？千雪に作った服のデザインを買い取らせてほしい」。