【フルーツバスケット 2期 8話 アニメ感想】夾の数珠はいわくつき?俺様な由希!紫呉の黒さが加速する!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 燈路の母の妊娠を祝してスイカ割り大会をした透たち。紫呉に続いてはとり、紅野、そして慊人が別荘にやって来る。
  • 十二支の紅葉達は当主へ挨拶しに行くが、彼らの心境が自分と真逆であることに慊人は気付いていなかった。慊人に遭遇した由希。心の成長を見せる一方で、閉じていた蓋を開けた瞬間、透への愛があふれ出す。
  • 連日慊人の別荘へ召集される十二支たち。残った透と夾は海辺で砂遊びを極める。ふと彼の数珠が気になった透。夾は誰かの犠牲に成り立つ存在を受け入れられずにいた。そんな二人に接近する慊人。巣立ちをした由希が帰る場所はもちろん…。

【フルーツバスケット 2期 7話 アニメ感想】愛が交錯する神回!透×由希ルート?「愛しさ」のその意味は…

2020.05.19

【フルーツバスケット 2期 8話 アニメ感想】だってホントのことだろ

 歪み

「依鈴!別荘に行かない?いまみんなも居るんだって!」

楽羅お久しぶりです!

「なんといっても夾君がいるんだよ!それに依鈴は透君と会った事…」
「楽羅。つじつま合わせの恋はもうやめたら」
「どうして、そんなことを言うの?」
「だってホントのことだろ」

鈴は楽羅の家に引き取られてしばらくたつそうですが、いまだに馴染んでいないらしい。

「さっき別荘とか言ってたけどやめておきなさいね。ご当主もそちらに向かったそうだから」
「え!?」
「ここだけの話、あなたまで怪我したらママ倒れちゃう。杞紗ちゃんの時は驚いたもの」

楽羅とお母さんは関係良好。

(私は思いを馳せていました)

由希の事。

(パラパラと言葉の代わりに降った小さな声に耳を澄ませて――)
「本田くん。本田くん?どうした?頭が痛むのか?」
「はっ!!いえ違うです!今のは、そのっ!」

わざわざ挨拶に来てくれたはとり。
さりげない大人の気遣いが完璧で惚れますわ…。

「すまない」
「?」
「せっかく皆で遊びに来たのに一人にしてしまって…」
「お謝りにならないでください! 夾くんが一緒にいて下さいますし!家事も出来て実に楽しいですし!」
「落ち着け」
(今日も皆さんは慊人さんのところへ出かけていらして、 夾君と二人でお留守番をしているのです)

渋々行く様子が目に浮かぶようだ…。

(けれどはとりさんがお謝りになる必要は一つもありませんのに)

もとはと言えば紫呉のせいなのに←

「(お留守番の私と夾君を心配して下さっているのですか?皆さんの事も…?こんなことを思うのは思い上がりでしょうか?けれど嬉しい。)ありがとうございます。私は本当に果報者です。ですから、大丈夫なのですよ!」

透ちゃんのこういうところがみんな大好きなんですよ!

「夾くん、海へ行きませんか!?泳ぐのではなく!砂遊びをしましょう!」
「それは楽しいのか?」
「楽しいですよ!」

遊び方がピュア。

「由希くん。昨日、慊人さんに何を言われたの?」
「…”本当の事”。満足だろ?」

慊人の別荘にて。紫呉は状況をかき乱したい様子。由希の神経を逆なでするような物言いでした。

紫呉「いやぁ、全然?まだまだですよ」

悪い顔してますわ!

「紅野も来てるって本当?」
「会わせてやんない」
「本田さんにも?」
「…どうして彼女が出てくるの?」
「十二支だから」
「十二支だったら会わせなくちゃちゃいけないの?」
「そうじゃないけど会わせないのも不自然な感じ」
「不自然…。不自然って?えぇ?ははは、潑春はいつもおかしなことを言うよね」

「ほかにもあるの?その。不自然、と言うもの」

「無い。そんな風に、笑わないでほしい」
「だっておかしいんだもの。そんなだから牛は笑いものなんだよ」
「……」
「あれ?傷付いた?傷ついちゃった?」

慊人なりの愛情表現なのでしょうか。だとしてもかなり歪んでいます。

 王子ぃ!

「それ、なんだ?」
「砂のお城ですよ!」
「俺には砂の山に見える」

ホントに砂遊びしてる透たち(笑)

「初めてなのですか砂のお城づくり」
「まぁな」
「では私が先輩なのですねっ」
「先輩~、下手くそなんすけど~」

この感じでずっとイチャイチャしててくれ()

「あ、おかえりなさいです!」

由希達が帰ってきました。透の心配は昨夜様子が違った由希に向く。

「ごめん、昨日の事。困らせるって分かってたくせに変なこと言ってごめん。でもキスをしたことは謝らないから」

謝らくていいよもう何でも許すよ_:(´ཀ`」∠):_←

「悪いことをしただなんて、思ってないから。その代わり忘れてしまっていいから」
「そんな、忘れるだなんて、変だなんて。由希くんにとってきっと、とてもとても大切な事だったのでしょう?大切なことをおっしゃったのでしょう?!(けれどその声は小さくて、小さくて、聞こえない。どれほど耳を澄ませても)」

「愛おしいから」は聞こえていなかった!!

「本当の事は言っていい時と悪い時があるだろう?」

「だからいずれ。ね?」

距離が近いです王子!!!

「とりあえず今、俺に言えることは。元気だから大丈夫だよ、って事」
「は、はい!分かりました!!(翻弄されてしまったような!?なんだか突然逞しくなられたような!?)」

透ちゃんが動揺するのも分かる。

そして二人の距離が近かったせいか夾が不機嫌?(気のせい?

「お前。もし今度慊人に会ったとしても馬鹿みたいにキレるなよ?お前がどうあざけられようと知ったことじゃないけど、彼女に火の粉が飛ぶような愚行は自重してほしいね」
「なんでテメーにそんなこと言われなきゃなんねーんだよ!?偉そうな口叩くな!何様のつもりだ!?」

「俺様」

ありがとうございます!ありがとうございます!←

透(小さな声。今はまだ遠いけれど、いつか聞く声)

 犠牲の上に

紫呉「慊人さんは透くんに優越感バリバリだろうねー。こうして僕らを取り上げてるわけだからさ」

今日も十二支たちは慊人たちの別荘に来ていました。しかし慊人は紅野を連れて透のもとへ向かいます。
心配な由希はこっそり偵察へ。

「あの女は赤の他人なんだから孤立してればいいんだよ。だいたいブスって存在自体うざいし迷惑。駆除されるべきかも」

透ちゃんはブスじゃないです!そして慊人さんはブスに厳しい(;´Д`)

「でもほら。僕、根が優しいから。少しくらいならブスにも楽しい気分を恵んであげても良いかな、って。僕直々に君を紹介してあげようかなって」

超絶上から目線だな(笑)

「紅野も十二支の一員らしくするんだよ?君は劣っているから心配だよ」

劣っているからとりわけ重用している??
紫呉、はとり、紅野、由希。十二支の中でも自分に従順で反発しない人を側に置きたがっている印象ですね。

「ここにいる間、あいつはずっとひとりぼっちだ!せいぜい僕には勝てない。叶わないって思い知ればいい」

慊人さんは一体何と戦ってるんだ(;´Д`)

紅野「…ひとりじゃない。夾くんが一緒にいるんだろう?」
慊人「化け物と一緒にいるって楽しい?」

十二支、人間とすら認識しない。

「お前、泳がなくていいのか?俺に気を使ってんだったら」
「そうではありませんですよ。一緒の方が楽しいからです!」
「・・・・」

隠しきれぬ夾の照れ顔。

砂のお城が昨日より進化してます(笑)

「それにもーっと立派なお城を作って皆さんをビックリドッキリさせたいです!」

透ちゃん可愛すぎて辛い。

「先代の方もその数珠を付けていらしたのでしょうか?不思議な数珠ですね。何でできているのでしょう」
「人の骨」
「え!?」
「高名な坊さんだったか…。すっげー昔の話らしいけどな。この赤は血を塗り固めてあるって。どこまで本当か知らねーけど」

1話の謎の人物かな?

「でも少なくとも、他人の命を犠牲にして作ったお守りなんだってさ。それって変なんじゃないかって思ってた。ガキの頃から…。他人の犠牲の上に、他人の命の上に成り立つ存在ってなんだよ?これ以上ないくらい奪っておいて、踏みにじっておいて、それでも……」

数珠の事も、何より母を死に追いやった自分の存在が…。

夾の傷を感じ取った透は彼を守る様に慰めるのでした。

母の死を経て生きる夾。周りから否定され、自己肯定すら許されなかった今までの彼がどれだけ苦しんできたのか…。
透と出会った事で少しずつ自分を肯定できるようになっていると信じたい。

 嵐の予感!

透「あははは、無理ですよ~!海には叶いませんですよ、ふふふ、あははははっ」
夾「笑うなーっ!」

イチャイチャタイムを運んできてくれた荒波グッジョブ。

「呑気な化け物だな。母親殺しの癖に。でも分かったよ、一番の勘違いはあの化け物だ」

遠目から二人を見た慊人はそのまま引き返します。

(とりあえず接触は無しだったか)

胸をなでおろす由希。遠くに見覚えのある姿を確認します。

透「あぁっ、待ってください!飛んで行かないでください!!」

別荘に帰着後、飛ばされた洗濯物を追いかけた先にいたのは。

「ん!?う、馬ーっ!!?馬さんが何故!?」

そばには人間の衣類が散らばっている。

「鈴!さっき見かけて、もしかして、って追いかけたんだけど」

由希も合流。

「見た通り馬だし。どうして変身しちゃってるの鈴、具合が悪いんだな?」
「あの、はとりさんを呼ばれたほうが――」

鈴の脚が透に向かって放たれます。

「鈴…馬の姿で蹴ろうとするな」

死んでしまうよ!!

「呼ぶな!!」

「誰も呼ぶな――!!」

相変わらずの美人さん。意地で元に戻りました。

(びっくりしたです!よもやこちらで新たな十二支の方に会えてしまうとは!馬の物の怪憑きの方、女性の方、とてもきれいな方。妖艶とはああいう方のことを言うのですね。スタイルもとても素敵で…。あぁ、私の服ではサイズが合わないような)

着替えを取りに帰った透ちゃん、落ち着いて(笑)

「誰かに会いに来たのか?」

心当たりは一人しかいない。

「うるさい!私がどこで何しようが私の勝手だ!いいか、私がここにいたこと、他の奴らに絶対言うな!もし言ったら殺してやる!」
「殺す、なんて。そんなの無理だって分かってるだろ?」
「余裕ぶって…お前なんか所詮、慊人のおもちゃだろ!」

しかし由希は動じませんでした。

「行ってしまわれました。大丈夫なのでしょうか」
「とりあえず今日あったことは黙っておいてあげよう。追いかけたいのもやまやまなんだけど俺も帰らないとまずいんだ。抜け出してきてるから」
「えっ」
「大丈夫、鈴の事は俺に任せて。じゃあ。ごめん、ばたばたして」
「由希くん!」
「ん?」
(私にできることは、ちっぽけだけれど…)

「待っていますね」

潑春曰く「巣立ち」をした由希の帰る場所。帰りを待ってくれる人が居るだけで由希は救われる。
ちっぽけ、とは言いますが透にしかできない事です。

「明日、夾をここに連れてこい。必ず」

慊人のとんでも要求きた。

紫呉「もしや嵐の予感てやつかしら!?」
はとり「お前は本当に楽しそうだな」

だいたい紫呉おじちゃんのせいじゃない?(;´Д`)

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慊人さんと紫呉が動くとロクなことがないですね!
次の獲物は夾ですか(言い方
鈴の状況も良くなってないんだよな…。心配です。

透と紅野の対面はお預け。魚ちゃんの事もあるし気長に待ってようと思います。
はとりの気遣いにちょっとドキドキした(*´∀`*)←チョロい

由希の透に対する愛情表現はより分かりやすくなりましたね。本当に大切に思っているのが伝わってきます。
一方で夾とのイチャイチャ供給もあり、どっちに転ぶか分からなくなってきたぞ!

そして次回予告「大切な俺の…」。言い方が切ない!もうしんどいです!
来週はよ(ノシ´・ω・)ノシバンバン
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