【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 13話 アニメ感想】イスカンダルとウェイバーの旅は続く!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 真犯人はカウレス、ではなくそれに化けていた現代魔術科先代学部長ドクター・ハートレスだった。オークションは中断され、ハートレスと彼が召喚したヘファイスティオンとの最期の戦いが始まる。
  • 聖遺物を取り戻したエルメロイⅡ世。魔眼を取り戻したカラボーやカウレスの援軍を受けながら、グレイは決着をつけるべくロンゴミニアドを発動させる!
  • 今回は…魔眼蒐集列車の事件から数日が経った。事件にはまだ続きがあると予想するエルメロイⅡ世。スヴィンがプライドに昇格するなか、エルメロイⅡ制覇第5次聖杯戦争の参加を辞退する。そして夢の中で彼の王と再会し…。

【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 12話 アニメ感想】セイバー声だけキタ━(゚∀゚)━!グレイのロンゴミニアド炸裂!

2019.09.22

【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 13話】 時計塔と日常と未来への第一歩【アニメ感想・名場面】

 事件のその後

魔眼蒐集列車の一件は内紛として処理され、現代魔術科も法政科もお咎めなしで済みました。グレイとエルメロイⅡ世は全回復するまで治療を受けることに

カウレス「スヴィンのやつなんか、君が怪我したって聞いてすごい顔になってさ」
グレイ「すごい顔に!?やっぱり拙は嫌われているんでしょうかっ…」

一方のスヴィンは。

「大丈夫かなグレイたん、グレイたぁぁん!!すぐにでもグレイたんの甘くて綺麗で少し寂しい香りを吸い込みたいのにっ」

平常運転でした(笑)
しかも彼がさわいでいたのは エルメロイⅡ世の病室で。

「騒ぐなら帰れお前たち!特にスヴィン!お前は立場をわきまえろ!!」
「す、すみません先生!」

そしてフラットからはギャルゲー攻略本の差し入れが。ゲームのジャンル違いだ(笑)

法政科に拘束されていたイヴェットは司法取引で自由の身に。

「それよりもゲームより本物の方が~~?」
「いいから全員さっさと帰れ!治るものも治らん!!」

エルメロイⅡ世、みんなに愛されてます。本人が気づいているかはともかくとして。( ̄▽ ̄;)

「7年前の事件は結局、不問になりました」

退院したエルメロイⅡ世とグレイに声をかけてきたのは化野です。

「ひとつお伺いしたかったのですが。ご自身の推理の穴は分かっておいででしょう?」
「サーヴァントを召喚した理由か」
「なぜわざわざ英霊なのか。どう考えていらっしゃいます?」
「事件に続きがあるんだろう」

なんだと!?Σ(゚д゚lll)

「あいつは私に今死なれては困ると言っていた。今後の計画に必要なのさ、私もあのフェイカーも。いずれあの男とはまた会う事になる。きっと」

あのふたりを仕留め損ねました。

「こちらも質問したかった。トリシャのペンダント、なぜあれを残した?あなたは私用であの列車に乗ったとい言った。ああも派手に動き、誤った推理を展開して場を混乱させたのはおびき出したい相手がいたのではないかね?」
「何もかも私の手の内、と?買いかぶり過ぎです。最も動機については推理通りですけどね。だからあなたに協力したでしょう?――質問の答えですが、あなたとライネス嬢と似たようなものですよ。ドクター・ハートレスは私の義理の兄にあたります。二人共、ノーリッチの養子だったんですよ」

ルヴィアが調査の過程で養子云々言っていたのはこの事ですね。

「最終局面で落札を諦めて降りたのはなぜだ?ライネスがあと5分遅れていたら私は…!」
「あら、もしかして法政科を信用なさっておられたんですか?」
「~~~っ」

食えない人だ(笑)

 次期ロード候補の友情?みんなにとってエルメロイⅡ世とは…

「おや?兄とグレイなら退院したところだぞ。キミ、間が悪いとか言われたことはないかな?」
「べ、別にあのふたりに会いに来たわけじゃありません!」

花を持って病室を訪れたオルガマリーです。見舞いに来てくれたのでしょう( ̄▽ ̄;)

「兄の治療に協力してくれたそうじゃないか」
「アニムスフィアが借りを作るわけにはいかないからよ!…トリシャのことは感謝してるわ。ロード・エルメロイは彼女の言葉を代弁してくれたもの」

「気に入った。つまりフェアな情報提供をってことだろう?お互いロードの次期後継者だ。この期に交流を深めておくのも悪いことじゃないと思うが?」
「あなたは…随分あの兄とは違うのね」
「それはまぁ。血も繋がっていないからな」
「そうね。あなたとは仲良く出来そう」

握手を交わす二人でした。
互いに利用価値がある間は、というのが彼女達らしい( ̄▽ ̄;)

一方、外に出ていたグレイはメルヴィンと鉢合わせます。

「私はエルメロイ派の破損した源流刻印を調律してるんだけど、ベルベット家の――ウェイバーの魔術刻印も、私が預かってるんだ。いわば最大の家宝さ」

エルメロイの借金を背負わされたかつてのウェイバーは担保に魔術刻印を差し出したそうです。預かるなら調律師のメルヴィンにと。

「師匠はそんな大事なものを」
「魔術師を裏切らせないという意味では最高の担保だよ。生きがいを奪うようなものなんだから」
「生きがい…。あの。前から不思議だったんですが」

メルヴィンは何故、彼を「ウェイバー」と呼び続けるのか。

「あいつがロードの座を譲る時にウェイバーって呼ぶ相手がいないと寂しいじゃないか」

聖杯戦争はエルメロイⅡ世に大きな影響をもたらしました。
けれどそれまでの19年だって、ロードを退いた後の時間だって大切だとメルヴィンは言います。

「ロードじゃなくなった師匠…」
「そんなこと考えたこともなかったって顔だね」

仮に第5次聖杯戦争に参加することになれば、時計台から去ってしまう可能性もゼロではない。

「もしそうなっても……。拙にとって師匠は師匠です。教室のみんなにとっても」
「うん。それでいいんじゃないかな。人にはいろんな側面があるものさ。話せて楽しかった。じゃあ、ここで」

 選択

エルメロイⅡ世「また自分の生徒に追い抜かれてしまったな…」

「僕がここまでこられたのは先生のおかげです。僕も、多分フラットも。他でもない、先生に教わったからですよ」

スヴィンは「プライド」に昇格しました。
称号の凄さがよく分からないのですが( ̄▽ ̄;)
10代の若さで昇格するのは「天才」であり「神童」らしい。

これを祝って教室ではパーティーが開かれました。

「少し飲み過ぎじゃないですか?」
「私は強くはないがこれくらいは問題ないと…」

自室に戻ったエルメロイⅡ世はワインを飲んで少し酔ってます。
大人のエロスだぜ…←

「10代でのプライド昇格は滅多に無いことだ。先代と同じだな。ケイネス・エルメロイ・アーチボルトは神童の名を確立した。ほかの派閥を押しのけ偉大なロードとして君臨した。それは先生の見ていた光景こそが魔術師にとっての理想だと、誰もが認めざるを得なかったからだろう。私には結局一度も共有できなかった景色。私はいつものように、ただ生徒を祝い、送り出す側というわけだ」

そんなエルメロイに、グレイは救われたのだと言います。他の生徒もいろんな理由で感謝していると。

「だから、だから…っ」
「さっきスヴィンにも同じようなことを言われたよ。偉大な仙台のようには何一つ成し得ない、永久に半人前のロードだと。いや、今でもそう思っているがお前たちがそう言ってくれるなら少しくらいは……」
「師匠。やっぱり行くつもりなんですか…!?」
「第5次聖杯戦争だが―――正式に辞退したよ」

あれだけ意気込んでいたのに!(°д°)

「聖杯戦争への参加は私のケジメじゃない。未練はあるが、固執すべきものじゃない。彼の臣下としても、また時計塔のロードとしても、今私が決着をつけねばならない戦場はそっちじゃない。フェイカー。すなわちイスカンダルの力を利用して彼がなそうとしている企みを解体する!それこそが私の役目だ…」

最初の頃と考えが変わりましたね。

「あの、これ、ライネスさんたちとデパートでっ…!本当はもっと早く渡そうと思ったんですけど!」

グレイはようやく手帳を取り出します。

「すみません、こんなのもらっても…」
「いつも言ってるだろう。ホワイダニット。大切なのは、なぜそうしたかなのだと」

エルメロイⅡ世は手帳を受け取ります。

「グレイ。すまないがきっと私の力だけでは足りない。一緒に闘って欲しい」

「拙でよければ…!」

グレイはとても嬉しそうですね(*´∀`*)可愛い~

「ありがとう。これからもよろしく頼む」

弱みを見せて他人を頼れる人は強いぞ…。(´-ω-`)

フラット「ねぇねぇルシアンくん!日本では雪が降ると画面の下を駆け回るって言うんだけどさ!」
スヴィン「それ絶対何かと混ざってるぞ」
カウレス「珍しいな。いつもの”犬って言うな~”は無し?」
スヴィン「ま、プライド相応の落ち着きを持てって言われたからな」
フラット「成長してる~」
スヴィン「それは僕だけじゃない。だろ?」
カウレス「あぁ。みんなが先生に教わったんだ」

みんなエルメロイⅡ世を慕っています。

フラット「……あっ、グレイちゃんだ!」
スヴィン「え!?どこどこどこ!?グレイたん!?どこ!(スンスン)えっどこ!??(スンスン)居ないよ!?(スンスン」
カウレス「プライド相応の落ち着きはどこいったんだよ」

嗅ぐな(笑)

「あぁ、やっと一人…私の生徒がそちらに……」

エルメロイ2世は眠りにつきます。

アッド「今なら遅い放題だぜ!なんなら唇のひとつでも奪ってみるか!?」
グレイ「・・・・・・・・・・・・・・」
アッド「お?うわああああああああああああああ!んぎゃああああ!」

 

 夢は続く

「どうした坊主?こっちに来んのか!」

夢の中でウェイバーはイスカンダルと再会します。

「これはただの夢だ…。私の脳が、記憶が作り出した錯覚に過ぎない…」
「なんだなんだ?理屈をこねるような物言いになりおって」
「当然だ。いつも講義していることだからな」

夢だけど、それだけとも言えないような、不思議な感触です。

「聖杯戦争が終わっても人生は続くんだ。バカバカしいくらいにな。私は…あれから少しは変わったのかもしれない。何も変わっちゃいないのかもしれない。ただ一つ言えるのは、まだ僕は、お前の隣に並ぶことはできないってことだ!なぜならその道行の苦しみもその果の栄誉も現実で得るべきものだから。ここではない、私の。ロード・エルメロイⅡ世の戦場で!」

ウェイバーが行き着いたひとつの結論でした。

「そうか。では泡沫の夢である余があえて問おう」

「楽しかったか!?ここまでの旅は!」

「あぁ…。当たり前だライダー!お前の背中を追う旅なんだから!」

声がウェイバーだ…(´;ω;`)

そして今までと少し変わった、いつもの日常が戻ってきました。
生徒を前にエルメロイⅡは教壇に立ちます。

「授業を始める!」

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夢とはいえイスカンダルと会えて良かったですね( ;∀;)
聖杯戦争への気持ちは一応区切りがついたかな。瞬間的にウェイバーの声になるのがたまりませんね。
ハートレスとヘファイスティオンが逃げてしまい、不安要素は残るけど大団円を迎えたのではないでしょうか。
「カラボー神父のおかげで~」と言ってましたが命はとりとめた…んですよね?(´Д`;)?
アニメ組だと分からない用語もそこそこあったので、是非原作を読んでみたいと思います!
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