内容をカンタンに説明すると…
- ベルトルトは炎を巻きながら進んでいく、エレンたちの街が燃えていく。ジークは投石を開始した。
- それはさながら散弾銃のように団員達に襲いかかる。もう残された兵卒はごくごくわずかとなってしまっていた。
- 今回は…特攻をかけるエルヴィン達。死にゆく者たち。その屍を超えて獣の巨人を倒しジークを引きずり出すリヴァイ。が一瞬の気の迷いで連れ去られてしまう。一方ベルトルトと対峙するアルミンたちは…。
【進撃の巨人 Season3 54話】勇者【アニメ感想】
死への特攻
「団長が…!」
戦闘を走っていたエルヴィンが攻撃に倒れました。
「振り返るな!!進めぇー!!」
マルロがさらに勇敢に向かっていきます。
ジークは苦虫を噛み潰したような顔で考え事をしていました。
「哀れだ…歴史の過ちを学んでいないとは…レイス王によって世界の記憶を奪われたのは悲劇だ。だから何度も過ちを繰り返す。しまいには壁の中の奴ら全員年寄りから子供まで特攻させるんだろうな…。
どうせ誇り高き死がどうとか言い出すぞ…ふざけやがって!
…何やってんだ俺。何マジになってんだよ?お前は父親とは違うだろ?何事も楽しまなくちゃ。
みんなを誇り高き肉片にしてあげようぜ」
アンダースロー投法に。
(来る…これが死か…)
マルロ、死す…。
「わかるか!?投げ方を変えたんだよ。これならイチコロでしょ」
その時すぐ近くに人の姿が。
『え?一人の兵士に気をつけろって?』
『はい…リヴァイ兵長は危険です』
(こいつがリヴァイか!)
顔が血まみれの兵長の怒気迫る顔すごく迫力あります。
(何だ!?何も見えない!
目をやられたのか!?
足が!)
「さっきはずいぶんと楽しそうだったな!」
(クッ!硬質化!駄目だ!間に合わな…)
「もっと楽しんでくれよ!」
リヴァイ、あまりにも圧倒的ではないですか。
作画、動画ともにやばすぎる…。
中の人出た!!
「巨人化直後体を激しく損傷し回復に手いっぱいなうちは巨人化できない。そうだったよな?」
(こいつはまだ殺せない…誰か…生きてる奴はいねぇのか
瀕死でもいい。まだ息さえあればこの注射を使って巨人にする。そいつにこいつを食わせて獣の巨人の力を奪う)
考えてる鋤に他の巨人にジークをさらわれてしまいました。
「痛ぇ…やりやがったなリヴァイ…痛ぇよぉ…だが武器は使い果たした頃だろ…お前らはこれで全滅。かなり危なかったが我々の勝ちだ!」
「待てよ…俺はあいつに誓ったんだ…必ずお前を殺すと…」
リヴァイ…これはやっちゃった感が…。
そして…生存者はフロック。
一番泣き言言ってたあいつです。ものすごく強運(?)なのでした…。
アルミンの戦略再び
「痩せてる…超大型巨人が少し細くなってる。
ハンジさんの言ったとおりだ。やっぱり超大型巨人は消耗戦に弱い!
熱風を使った攻撃もあれは多分骨格以外のすべての肉を消費することで熱を生み出していたんだ!」
アルミン、よく気づきましたね…。
「作戦がある。みんなでライナーを引きつけてくれ!ベルトルトは僕とエレンで倒す!」
(この作戦が上手くいけば僕はもう…海を見には行けないな…)
アルミンが死んでしまう作戦?
「エレン。作戦は以上だ。
あとはすべてを実行に移しベルトルトを騙すことさえできればこの勝負僕達の勝ちだ!」
ベルトルト(向こうに行った4人はライナーの相手。奇しくも爆風から生き残ったのはエレンについてた104期生のみんなだけか…
正直言えばみんなまとめて吹き飛んでほしかった…
でもこんな試練にももう慣れたよアルミン。そんなボロボロになったエレンを起こして何ができるのか…僕に見せてくれ君達が最期に何を残すのか…)
(アルミンお前…まさか…)
「エレン…悪いけど僕は海を見るまでは死ねない。だから大事には至らない辺りで切り上げるけど…後は任せたよ?ほ…ほら…僕ってそんな勇敢じゃないから…」
(いいや…違うぞ…俺が知ってるお前は…)
「エレン…わかってるよね?一緒に海に行くって約束しただろ。僕がエレンに嘘ついたことあった?だから何があっても僕の作戦守ってくれよ!」
ジャン(3本の雷槍でライナーを仕留める方法があるとすりゃもうこれしかねぇ…奴が動かねぇうちに勝負を懸ける。勝負は一度きり。どうなろうとこれが最後だ)
「ライナーァァ!!」
『まずは俺が囮になる!コニーとサシャは雷槍を2本使って両側からライナーの顎を狙え!
顎を吹っ飛ばされたらライナーの口が開くはずだ。ミカサは残りの1本でライナーの口の中からうなじを狙え!』
ミカサ(口は開いてない…それでもやるしかない!)
ハンジさんが生きていた!
ハンジさんナイスアシスト。
「ライナー…出て!!」
ミカサがライナーを引きずり出す。
一方アルミンは…。
(アルミン…それが君の最期か?君がその知恵を絞ってようやくできる抵抗は…そうやって炙られ続けることなのか?)
(いや!まだだ!この程度じゃ足りない!もっと時間を稼ぐんだ!)
ベルトルトの歯にアンカーショットを成功させ固定したアルミンはただ熱風に焼かれ続けていた。
(一体何がしたい?陽動か?エレンならまだあそこでくたびれたままだぞ?ミカサ達もあっちでライナーに手いっぱい…本当に何もないのか!?
これで本当におしまいなら…わかったよ…今楽にしてやる)
ベルトルトの熱波の威力があがりました。
(耐えろ…まだ離すな。エレンに託すんだ。
僕の夢…命…すべて…僕が捨てられるものなんて…これしかないんだ…きっと…エレンなら…海に…辿り着く…
海を…見てくれる)
アルミンは…全身焦げて…。
「終わった…さぁ次はエレンと馬を…ん…?これは…硬質化…?」
外に出ていたエレンはベルトルトの後ろに回っていました。
そして彼を引きずり出しました。
(陽動作戦!最初にエレンは動けないと思わせたのもアルミンの抵抗も硬質化した巨人のカカシを造るための時間稼ぎ…。
すべては僕の周りに敵がいなくなったと思い込ませるため…僕の隙を…作るため…)
『僕がエレンに嘘ついたことあった?』
アルミンのセリフを思い出すエレン。
「クソ…わかってたハズなのに…わかってた…お前が誰よりも…勇敢なことぐらい…」
酷い焦げ具合で見ててつらすぎるんですが…。
レイス王は何故世界の記憶を奪ってしまったのでしょうか。
このままだと結局絶望しか無いのに(?)
獣の巨人たちにとっては人間のほうが悪魔で敵なんですよね?
アルミン、命をかけて作戦を遂行したんですね。
規制ってどこまであるの?って思いながら焦げたアルミンを泣きそうになりながらただ見つめていました。メインどころが命を失うのは特につらい。