内容をカンタンに説明すると…
- 夏休みがどんどんすぎていくのだが白銀とかぐやは全然会っていなかった。偶然を装うこともできない、ぎりぎりですれ違う二人。
- 夏祭りを前に藤原と買い物に行こうとしてた際、父から用事で呼び出されたかぐや。当然行けずにキャンセルとなる。
- 今回は…つまらない夏休みの唯一の希望となっていた生徒会メンバーとの夏祭り。それすらも妨害されたかぐや、早坂の準備により屋敷を脱出したかぐやは会場へと向かうが…。
【かぐや様は告らせたい 12話】花火の音は聞こえない 後編/かぐや様は避けたくない【アニメ感想】
唯一の楽しみなのに
(今日は…今日は花火大会に行くの
本当につまらない夏休みだったけれど…
初めて友達と…
初めて会長と…窓の中じゃない、ずっと憧れていた大きな花火を見に行けるのだから)
「なりません。最近のお嬢様の振る舞いは目に余ります。人混みのある場所は付き人もかぐや様を見失う恐れがあります。そんな中でかぐや様に何かあれば、当主様になんと申し述べれば…」
(きっと…あの人は何も思わないわよ)
すいません、あえて言わせてもらいますがクソ親父さん。また邪魔するんですか。
「本当にごめんなさい…」
ごめんなさいメールが藤原に届きます。
(みんなに会いたい…)
かぐや様枕を抱きしめ泣いてます。
みんなと花火が見たい
かぐやのツイッターのつぶやきを見た白銀はすぐに
「了解」
動き出しました。
「何の準備も無しにここから抜け出すなんて、出来るはず…」
「準備?」
早坂はしっかり準備してくれてましたよ。
屋敷を飛び出すかぐやはタクシーをゲット。
運転手はなんとラーメン四天王、高円寺のJ鈴木!前回の話ここにつながってたんですか!
「浜松町の方まで…お願いします」
「かぐや様。お食事の準備が出来ました」
「いらない。花火を見てるの。せめてこのくらいはいいでしょ?」
「かしこまりました」
かぐや様じゃないですよ早坂さんですよ。黒髪の早坂さん良いですね。
「お嬢ちゃん、花火大会に行きたいんだよね?交通規制でこのとおり渋滞だ。多分、間に合わないんじゃないかな…」
(どうしてこんなに上手くいかないの…!?)
「ここからは自分の足で行きます」
ああ、これまたすれ違い……
(初めて面倒を見た後輩…
私と初めて友達になってくれた人…
初めて出来た…気になる人
その輪の中に…私がいる!)
石上くんが走って探してる…。新鮮…。
(神様…この夏…恋だとか…愛だとかは要りません!
だから…!だから、せめて私もみんなと一緒に…!)
《繰り返します。本日の花火大会は終了致しました》
非情なアナウンス。
颯爽と現れるイケメン
(そうよね…神様なんて…いない)
「みんなは花火楽しめたかな?だといいな…」
(花火はビルの合間からしか見えなかったけれど、とても大きくて…みんなが見た花火はきっと綺麗だったに違いないわ。
みんなが楽しめたなら、私はそれで…)
路地裏の階段下で一人泣くかぐや。
「私も見たかった…花火…みんなと…」
「だったら俺が見せてやる」
例の一昔前の恋愛ドラマみたいなBGMきたー!
「来い、四宮!そんなに見たいなら見せてやる」
「どうしてここが…」
「四宮の考えを読んで四宮を探せゲームのことか?
いつものに比べれば100倍簡単だったよ」
会長イケメンすぎやしませんか!!??
「会長…車捕まえときました」
石上くん出来る後輩だな。そして同じタクシー。J鈴木さんです!
「運転手さん!このまま首都高乗ってアクアラインで海ほたるの方へ!
先日の雨で延期になった花火大会がある。
千葉だ!木更津の花火大会は8時半までやってる!」
「ちょいと飛ばしますんでね…会社には内緒にしてね」
石上(えっ?誰このかっこいいドライバー…)
迫真のテロップ。そうこの人ラーメン四天王J鈴木さんです!
藤原「間に合えー!」
石上「間に合え!」
白銀「間に合えぇぇ!!」
海底トンネルを抜けた先は…きれいな花火でした。
(誰もが花火に目を向ける。だけど…ごめんなさい。
その横顔から…目が離せない。
心臓の音がうるさくてもう…
花火の音は…聞こえない)
ロマンチック…。
そして夏休みが明けた
「イタタタタッ!イタい!俺イタすぎる!」
《夏休みの大部分、かぐやに会えない日々を送った白銀。
あの花火の日…かぐやに出会い、白銀のテンションはガン上げでキマっていた!
その上がりきったテンションで繰り出される…恥っずかしい名言の数々!
それは今後十数年、思い出しては悶え苦しむことになるであろう黒歴史》
かぐやは白銀をぷいっとしてしまうのです。
(確実にやっちまってる…関わりたくないほどのイタい人認定されている)
《否。かぐやは確かに白銀を避けている。だが決して悪意のある行動ではない。むしろその逆。
これは照れや緊張によって引き起こされたアクション…俗に言う、好き避けである》
(うぅ…な、なんで避けちゃうの私?
これじゃまるで私…会長のこと意識してるみたいじゃないの!)
かぐや(話し掛けるのよ…夏休み前と同じように)
御行(四宮の信頼を取り戻さねば…)
噛み合ってないですね。
《進行ルートが直線で繋がる二人…確実に話し掛けられる展開》
クロスオーバー!なんでやねん!
そして藤原が追加されて
千花「アスタリスク!」
「こんちゃ~す」
石上が加わると
千花(デルタなんだ!)
??????
(もしかして…俺の行動イタくなくて、めっちゃカッコいい奴だった!?)
《白銀は立ち直った》
「私…会長に、どうしても言いたいことがあるんです。
会長…花火の日…」
(言わなくちゃ…ありがとうって…)
「ええと…痛かった、ですよね」
「で…ですよねぇぇぇぇ!!」
かぐやなんでそんなこと言った!?(笑)
《白銀撃墜》
撃墜王四宮の勝利。
《こうして、いつもどおりの日常…二学期が始まった。
恋愛頭脳戦、それは素直になれない男女の戦い。言葉に出来ない思いを胸に今日も彼らは願い続ける
告らせたいと》
「必ずあなたに言わせてみせる」
(好きだって)
両片思い、いつになったら実るのか!
それこそどっちかが告らないとなんですが!ああ、もうどっちでも良いから言ってくっついて!
と思ってしまうほど可愛い二人でした。
かぐやに自由が無いことに対して思わずほろりとしてしまいましたが早坂ほんと有能です。
前回のラーメン話がつながってたとは思いませんでしたよ。
鈴木さんGJでした。