内容をカンタンに説明すると…
- お見舞い事件から遺恨の残った白銀とかぐやはケーキの譲り合いバトルをしていた。二本目の話は友達の話として恋の相談をする二人。
- 三本目の話は藤原書記を介して夏の旅行の計画を立てたい二人。石上のおかげで無事に夏休み後半の夏祭りに行く計画が決まった。
- 今回は…夏休みがどんどんすぎていくのだが白銀とかぐやは全然会っていなかった。偶然を装うこともできない、ぎりぎりですれ違う二人。夏祭りを前に父から用事で呼び出されたかぐやだったが…。
【かぐや様は告らせたい 11話】早坂愛は浸かりたい/藤原千花は超食べたい/白銀御行は出会いたい/花火の音は聞こえない前編【アニメ感想】
早坂ほんと優しい
《夏休みが幕を開け…半月が過ぎた!……その間、特に何もなかった》
「あ…白銀会長、今家にいると言ってるので近くをウロウロしてたら多分会えますよ」
「早坂いつの間に会長と連絡取り合ってたの!?」
「ツイッターで呟いていたので」
会長ツイッターやってたのか!と思ったらかぐや以外みんなアカウント持ってるらしい。
「それじゃあ私、お風呂入りますので」
39℃
「早坂!今すぐ来て!」
お風呂入ってるのに呼び出し。慌ててバスタオルを巻いていく早坂。
「インターネットが壊れたの!」
「世紀の大事件じゃないですか」
画像認証がバグってるように見えたらしいです。
《かぐやは基本的にアナログ人間である。
インターネットは時々、天気やニュースのチェック程度にしか使わず検索サイトのトップページが行動範囲内。駄菓子屋のおじいちゃんレベルにしかITを使いこなしていないのである》
「とりあえずいろいろ弄って慣れるのが一番です。それじゃあ、私はお風呂に戻りますので」
風呂の温度は44℃に。一気に上げてきたな…。
「あ~本当に疲れる仕事…たまにこうして疲れを洗い流さないとやってられない…」
「早坂!すぐ来て!」
いやもうかぐや様PCを脱衣所に持ってきて。早坂不憫すぎるでしょ。
「あ~白銀会長のアカウントは鍵アカなんですよ」
ネットリテラシーのお勉強になる例ですね。
「ここのフォローするをクリックすれば白銀会長の元に承認リクエストが送られます。それが承認されれば見られるようになります。プロフィールに秀知院の生徒って書いておけば多分通りますよ」
「そ…そんなこと…そんなこと…出来るわけないじゃないの!だってそれはつまり…
『会長!ここ開けてください!私、会長のことが知りたいんです!普段どういうことを思ってて、どういうことをしているのか知りたいんです~!』」
「新手のバカですか?」
「え、早坂怒ってる?」
「怒ってるっていうか…私をいつまで半裸でいさせるんですか?」
「そうです!私も鍵アカにします。そして会長からフォローしてきたら…」
「いい加減気付いてください。そのパターンで成功したこと、一度もないんです」
風呂の温度は47℃に。早坂の体が危ない!
「結局申請は出来ず…かぐや様は本当に頑固でどうしようもないですね。
本当にどうしようもない人たち。どっちかが素直になれば、幸せになれるのに…でも羨ましい。一度くらい、私もあれくらい誰かを好きに…なーんて」
「早坂!すぐ来て!」
「いい加減にしてください!」
恋愛関係ねぇ
(俺の名前は小田島三郎。しがない中間管理職だ。趣味はラーメン屋巡り)
おっさん誰です?
(おやおや可愛いお客さんだ。ケーキ屋さんと間違えて入ったんじゃないか?)
「え~っと…醤油とんこつ薄めで」
(バカな!この店における最適解をこんな小娘が弾き出しただと!?)
最適解というワード
(仕方ねぇ。小娘に本当のラーメンの喰い方ってぇのを教えてやる)
ものすごく薀蓄を語ってますが心の中で。作画が美味しそうで腹減るんですけど。
藤原の食べ方は…。
(一口で全てを食せるミニラーメンは一であり全。究極の形でもある…
だがそんなちまちま食ってたら麺はのびてふやけて…だからこそのバリカタ…この娘!麺がのびるのを計算して…)
(だがまだだ)
(ニンニク!)
(いったぁぁぁ!)
(こいつ、超えやがった…女の壁を!こうなれば認めざるを得ない…敬意を払おう。こいつは一人の喰う側!ラーメン喰いだ!)
意味がわからないです(笑)
(スープまで?)
(塩分過多だ!ニンニクも入ってるんだぞぉぉぉ!)
店主もおっさんもヒートアップ。そう汁を飲み干すのは年配者にはキツイ。
(俺は…どうしておっさんになっちまったんだ)
(そうだ走れ!その若さは俺が失った輝き…)
完飲!
「ごちそうさまでした~!」
ぐっ
会いたい、会えない
《夏休みが幕を開け…三週間が経過。その間、特に何もなかった》
「勉強してバイトして飯食って風呂入って寝るだけの日々…」
《かぐやと交わした約束は夏休み終わりの祭りのみ
それ以外は出掛けるどころかメールの一通もやり取りはない。彼らにとって、遊びに誘うという行為のハードルの高さは未だ健在なのである》
「こんなはずじゃなかったのに…どうしてこんな…」
「それはですね、かぐや様。全ての予定を会長から誘ってくるという前提で立ててるからです。甘過ぎましたね」
「何回読み返してもメールは増えませんからね。あ~あ~メール保護までしちゃって。そんなに嬉しかったですか?会長からの初メール。
彼から動いてくれたのが嬉しかったんですよね。忘れられないんですよね」
「いい加減にして!全然そんなこと思ってないから…勝手に人の心を分析しないで!…出掛けます」
かぐや様どちらへ?
「お兄どこ行くの?」
「夕飯の買い出し…」
「制服着て?」
「まぁ、学校寄るかも…」
二人の行き先は同じ、生徒会室。
(意味ねぇことしてんなぁ…俺。でも、もしかしたらって思ったら、なんか…)
とことんすれ違ってました。かぐやが帰った後に白銀到着。
(夏休み…早く終わればいいのに)
もどかしい…。
それは我慢?
(私は夏に思い出なんてない。でも問題はない。
私は家族旅行に行ったことがない。でも大丈夫…みんな、私を特別扱いしてくれるから。
私は花火大会に行ったことがない。でも大丈夫。窓の中の小さな光でも、私はきれいだと思えるから。
私は、みんなで買い物というものをしたことがない。でも大丈夫…一緒に行く人たちはみんないい人だし、優しい人たちだ。
だから大丈夫…いつものことなんだ。)
つらい独白…。
(私の人生は…思いどおりには出来ない)
何もかも持っていてもできないこと。
(そう…私は恵まれている。友達がいて…誰もが羨む名家に生まれ…誰もが妬む才覚に恵まれた。誰しも幸、不幸の総計は同程度に収束するという。だとしたら…恵まれている私はその分、我慢するのが道理だ)
我慢…。藤原達と一緒に買い物行く直前に呼び出されて京都にまで来ていたかぐやと早坂。
扉を横切るかぐや父。
「お…お父様…」
「あぁ、いたのか。ご苦労」
顔も見ず通り過ぎていきました。
早坂「こんな場所まで呼び出してそれだけですか。…くたばれクソじじい」
早坂はかぐやに寄り添って手を握ってあげていました。優しい。
(私は父におやすみと言われたことがない…いってらっしゃいもよくやったも愛しているも言われた覚えがない。
最初からそうなのだから、今更なんの感情も湧いたりしない…大丈夫。こんな私にも、周囲の人たちは家の格に沿う振る舞いを求める。
腫れ物を扱うように、問題がないように。まるで…気味の悪い日本人形のようだ。
だけど大丈夫。明日は花火大会に行くのだから)
ほんとクソジジイっすよね。
まさか…花火大会に行けないなんてことないですよね…?

早坂さん、どんだけ入浴剤入れるの!って思ったんですがあの風呂の大きさだとそうなりますね。大浴場…。二回目で怒っていいと思いますよ。律儀すぎます。偉いなぁ…。
ラーメンパート、全くわからなかったんですがお腹だけは減りました。
結局夏休み全然会えなかったんですね。そして買い物にも行けなかったし…このままだと…。
今回は4本立てですか?毎回スピード感があってあっという間に終わってしまうんですが最後…悲しい切ない…。