内容をカンタンに説明すると…
- 御幸の打順をフォアボールで見送ってしまった春日一はその後の青道高校打線にやられてコールド負け。
- 次の試合の市大三VS仁王學舎大附では市大三の天久光聖が他の追随を許さないピッチングを見せていた。
- 今回は…奥村は御幸に捕手としての心構えを諭される。降谷は甲子園以降高ぶる気持ちをいまいちコントロールできず捕手曰くコースにきっちり来ない球が続いていた。
【ダイヤのA actII 12話】ワガママ【アニメ感想】
血気盛んな部員たち
「何やってんだあれ」
「沢村の部屋の子?」
「キャッチボールだって」
浅田くんついにキャッチボールできたんですね。嬉しそうです。
翌日…。
「珍しいな。お前が一番最後に起きるなんて」
(うわーやっちゃったー目覚まし全然気づかなかった。
けど…なんか久しぶりにぐっすり眠れた気がする)
浅田くん充実した朝のようです。
『由井 薫かー。確かにいい選手だけどな。両親ともに小柄だったしあの身長じゃ高校では埋もれるかもな』
記者たちの話が聞こえていた中学時代の由井。
(正直身長のことはいくら言われても実力で黙らせてやればいと思ってた。
けど…はっきり言われた)
投げたそうだった降谷に声をかけて返ってきた返事。
『今は気持ちよく投げたいから』
(お前じゃ物足りない、実力不足だと。上等だよ、それでこそここへ来た甲斐がある!)
頭角を表す一年生達を見ながら先輩たちは…。
先輩とか後輩とか言ってる場合じゃない
こいつらには負けられねぇ…と改めて思うのでした。
『おまえ沢村とやりあったってな。何が気に入らなかったんだ?
問題はキャッチャーとしてのおまえの行動だな。
ピッチャーとして気持ちよく投げてもらうのはキャチャーの役目だろ?
試合に出れなくてもお前はキャッチャーだ。もし沢村が調子崩して試合に影響してたら
どうするつもりだ?ほんの些細な事かもしれないがお前のとった行動がチーム全体に
迷惑をかけてたかもしれねぇんだぜ。
そこは一捕手として反省するとこだな。
ま、沢村がどういうやつかは受けてみりゃわかるよ。
投手と捕手なんだ。野球で語り合え。』
(捕手としての行動?反省?あの人に言われるのが一番腹が立つ)
奥村は御幸に言われたことを思い出して静かにキレていました(なんでや!)
(荒々しく…重い。まるで最初の頃の降谷に戻ったみたいだな。
構えたところに来ないしボールの回転もバラバラ
けどその球からとてつもなく強い意思を感じる)
夕方の練習、降谷の球を受ける御幸。
川上も沢村もいい調子ですね。
(オレも御幸先輩に受けてもらいたい。今のボールだけじゃ駄目なんだ。もっとナンバーズを磨きたいのに)
御幸の取り合い?
「御幸先輩、この後、練習付き合ってくれません?」
降谷が御幸に声をかけます。すると沢村が自分が約束していたとキレます。
「わかった、少しだけな」
「よかった。まっすぐ中心で投げたいです」
「ちょっと待て!オレとの約束はどーなってんだ御幸一也!」
「エース様のご要望だ。後で受けてやるから…な?」
(実際降谷がどこに向かっているのか知っておかないとな、次の起用にも関わってくるし)
御幸先輩さすがの人気ですね。
由井「降谷さん自分も行っていいですか?練習みせてもらっても」
「いいよ。見てるだけなら」
「はい。見てるだけです」
御幸「あいつ容赦ねーだろ?」
由井「でもそれがいいんです」
「まじで?」
行ってしまう三人。
(なんだよそれ…エースの方が大事なのはわかる。わかるけどよ)
静かに怒りを燃やす沢村なのでした。
監督の思い、皆の思い
「野球ノート…これだけ部員が居るとさすがにすごい量ですね」
「自分の言葉で伝えようとする者、誰かの言葉に勇気をもらっている者、目標一つとっても個性が出てて面白いですよ。
特に3年生になるとより具体的になりますね」
監督、久々に喋った気がします。コーチは毎度喋ってる気がしますが。
「言葉というものは重くも軽くもなる自分への問いに他社への発信。文章で伝えるということ。字は人の心を表すと言います。やらされて書くのではなく己を磨くために活用してもらいたいですね」
「さすが国語教師…。(授業に部活、この人いつ寝てんだ?)
次の試合の先発…というよりここ最近の降谷の変化について片岡さんはどのようにお考えで?」
「…」
「何かを手に入れようとしているかすべてを変えようとしているのか明らかに周りが見えなくなっているのでは?
それが私は悪いこととは思いませんが、何かにのめり込む時期も時には必要でしょうし」
「甲子園で戦い全国というものを知りました。選手それぞれ変化が起きて当然だと思います。その変化をチームの強さに結び付けられるかどうか」
場所は戻って練習場。
「あーあオレが先に約束してたのになぁ!!」
「聞こえるように言うんですね」
入り口から覗いている沢村と横にいる浅田。
「オレが受けましょうか?この後投げるんですよね?アップくらい付き合いますよ」
そう声をかけてきたのは沢村の天敵(?)奥村光舟。
沢村警戒します(笑)
「何が狙いだ貴様!罠か下剋上か!?
いいかピッチングってのはピッチャーとキャッチャーが一体となって作り上げる作品なんだぞ。
おまえにはその心があるのか?オレと一緒に作品を作り上げる心が!」
「作品…らしくない言葉選びますね。キャプテンの受け売りですか?あの人なら言いそう」
「何!?作品って使うよな?言うよな作品?」
恥ずかしそうな沢村
浅田「いえ、あんまり」
投手とは面倒なもの
「これで満足か?」
「まだまだ」
「だったらちゃんとコースに投げろ」
「投げます」
御幸、ちょっと怒りを含んでるような…?
(個人練習なのにこの緊張感。これが青道の正バッテリー)
圧倒される由井。
「降谷…おまえ甲子園で何を見た。求めているのは本郷と投げあったあの試合か?
コントロールにスピード、そして集中力、これまで受けてきた中で最高のピッチングだった」
(正直お前がどこまでいくのか恐ろしくなったぜ)
「でも負けました。自分の失点のせいで負けたんです。
手に入れたいのはあの日以上のピッチング」
「(さらなる高みへ。自ら進むは茨の道か…)…よくわかった、今日はここまでにしよう」
切り上げる御幸に降谷は驚きます。
「御幸先輩まだ途中…」
「え~~~無理、もうお腹いっぱい。気持ちが空回りして地に足がついてないやつの球受けんの結構しんどいのよ」
「が~~ん」
「次の対戦相手は市大三高、準決勝、決勝にベストな状態に持っていくことがエースとしてのお前の役目だろ(高ぶる気持ちをただぶつけることをピッチングとは言わない)
それができないなら…
沢村!居るんだろ!入ってこい。
次の試合の先発もこいつに譲ることになるぜ」
「エース様の接待は終わったのかよ!」
「ははは、接待っていいな」
「奥村行くぞ、アップ付き合ってくれるんだろ?」
にやにやする御幸にかみつかんばかりの殺気の沢村と奥村
降谷「マウンドを譲る気はありません」
御幸「それを決めるのはお前じゃないだろ、監督だ」
「先に上がります」
「ちゃんと飯食ってリカバリしとけよ。あとアイシングとマッサージもな」
「わかってます」
「わかってねーから言ってんだよ」
奥村は御幸の言葉を思い出していました。投手に気持ちよく投げてもらうこと…。
奥村「オレに言ったこととずいぶん違いますね。あの人はもっと投げたがっていた」
御幸「そうなんだよ。めんどくせー奴らなんだよ投手って生き物は。だから面白い」
おちゃらけているように見えて抑えるところはきっちり抑えてくる。
二年生の投手は御幸先輩大好きすぎかよ!とツッコミをいれたくなります。
奥村くん声かけれるときはちゃんとかけれる子なんですね。
絶対に沢村は避けるのかと思ってしまってました。
できる一年生の多い中ベンチ入りの争奪戦大変そうですね。
久々の監督の声に思わずシャベッタァァァァァァァァってなってましたすいません。