内容をカンタンに説明すると…
- 台風の影響で電車が止まり帰れなくなった会長をドライブデートがてら送り届けたいかぐやだったが思惑は失敗し、大雨で待ちぼうけをした結果風邪をひいてしまった。お見舞いに行くために神経衰弱対決を提案する藤原書記。
- 彼女が使うトランプにはどうやら細工が仕込まれていて…?お見舞いに来た会長、かぐやは熱のせいでものすごく無邪気になっていた。ベッドに引きずり込まれる白銀は…。
- 今回は…お見舞い事件から遺恨の残った白銀とかぐやはケーキの譲り合いバトルをしていた。二本目の話は友達の話として恋の相談をする二人。三本目の話は藤原書記を介して夏の旅行の計画を立てたい二人。
【かぐや様は告らせたい 10話】かぐや様は許せない/かぐや様は許したい/白銀御行は出かけたい【アニメ感想】
ニヤニヤしてしまいます
「食べてください」
「冗談じゃない四宮が食え」
《この状況を説明するには二つの事件に触れなければならない。
意識が朦朧としたかぐやによってベッドに引きずり込まれた白銀。結果的に数時間添い寝をしただけにすぎないが正気に戻ったかぐやは当然困惑。激怒する》
一応謝罪はしたのだが手を出してもらってないことにも不満があるかぐやや己の欲望を制止した白銀は不満ののこることに…?
《和解と相なった。が…遺恨は残る。そして積もり続ける不満はいずれどこかで暴発する》
譲り合いの精神。
《不満、ここで暴発》
ケーキ一つを譲り合う白銀とかぐや
「お前も強情なヤツだな。もういいから食えって」
「会長こそここで意地張る必要はないでしょう?」
《1時間も続けばそれは修羅場と呼んで差し支えない。場は怨嗟混じりの異界と化す》
(僕のせいだ。僕がケーキを食べなければこんなことには…
二人を止められるのは藤原先輩しかいない!)
そもそもなんでケーキの差し入れが2つしかなかったのかそこが問題なんです(差し入れてくれた校長がひとつ食べてしまってたからなんですけどね)
「なんでそこまで頑なに食べようとしないんですか。意地っ張りにも限度があります!」
「ああ意地の一つも張るってもんさ。でもそれは昔、四宮が言ってたからだろ!」
『好きなもの…ショートケーキ』
「よくもまあそんな昔のこと覚えててくれましたね!ちょっと鼻頭がかゆいのでかきますけど気にしないでくださいね!」
(そんな昔のこと覚えてて…)
「それを言うんだったら私だって主張がありますよ!」
『クリスマスの朝、親父が図書券2000円分くれて終わり。特別祝ったりしないしクリスマスケーキなんて食ったこともない。別に羨ましくもないけどさ』
「だから会長には今まで食べられなかった分ケーキいっぱい食べて欲しいんです!」
「おでこかゆいちょっとおでこかくけど気にすんなよ!」
なんだこれ!イチャイチャしとるやないですか!
「今日だけ特別にあ~んしてあげます!」
「俺が四宮にあ~んしてやる!」
「じゃあ同時ならいいでしょ!?」
「いいよ!?」
いい雰囲気~~~~~~。のところに!
「仲良し警察です!喧嘩する悪い子はここですか?」
藤原書紀が食べちゃいました!
友達という名の本人相談
「恋愛相談…ですか?」
「恋愛というより、まあえっと…異性についての相談です。その…ケンカした異性と仲直りするいい方法とか…恋人のいる柏木さんになら何か有益なお話が聞けるんじゃないかと思いまして」
(四宮さんの話だこれ)
かくかくしかじか…。
「えっ!? それはいけませんハレンチです!ケダモノです!」
「そうよね、それが正しい感覚よね?その男の子にモラルがないのよね?」
「そもそも同衾までしたんですから男の人は責任取って告白の一つでもしてくるべきです!」」
「そうよね!あまりにも無責任よね?ねっ!? ねっ!? ねっ!?」
同衾…。
「向こうは四宮さんに指一本触れてなくて、責任を取ってもらいたいとも思ってないんでしたら…四宮さんは何に怒っているんですか?」
(言えるわけない…本当は少しくらい何かして欲しかったなんて。そんなに私に魅力がないのかなって…そんなくだらないことで怒ってるなんて言えるわけないじゃない!)
かぐや様…なにかしてほしかったジレンマが。
一方石上に相談する白銀。相談相手間違ってません?
「マジっすか。僕に恋愛相談って」
「まあ恋愛相談っていうか、ケンカした異性との仲直りのしかたについて語りたいというか」
かくかくしかじか…。
「はあ~?なんすかそのクソ女。クソオブクソじゃないですか。
ラブコメだと黒髪貧乳にありがちなタイプです。ティピカルですよティピカル」
なんかスイッチ入りました
「いくら意識が朦朧としてたといっても男をベッドに引っ張り込むって…その女絶対ド淫乱ですよ。一見清楚でお高くとまってるヤツに限って性欲の出し方が歪んでて自己中心的なんですよ。男なんて興味がないフリしてるくせにいい男を前にしたらきっちり食らいつく。男が狼だとしたら女は蛇です。すぐ絡み合って尾を噛み合うウロボロスです。はあ~やだやだどうせその男が帰ったあとも触れ合…」
「OK、ブレーキ石上」
「ああ~聞いてるだけでむかついてきました…僕から言ってやりましょうか?そのバカ女にビシッと!」
石上くんヒートアップすぎます。
「結局、ほとぼりが冷めるのを待った方がいいんですよ。男側にやましいことがないなら別に謝る必要もないですって」
「やましいこと…か」
なにか覚えがある?
かぐやを呼び止める白銀。
「俺は四宮に指一本触れてないと言った。が…本当は…指一本だけ触れた」
「どこに…触れたんですか?」
「唇…こう人差し指でツンと。いやなんか変な意味があったんじゃなくて悪戯というか…」
「会長、お返しです」
ああ~~~~かぐやが白銀の唇に、指タッチ!!!!去っていきました。
白銀赤くなって固まってます。
夏休みだ!バカンスだ!
「生徒総会お疲れ~」
「明日から夏休み~!」
《一度は論じられたものの、結局ペンディングになっていた旅行問題。
これが立ち消えか実行かその判断が今この瞬間に懸かっていた。
夏休みに数多く行われるイベント。それを男女混合のグループで行えるかどうかはスタートダッシュに全てが懸かっている》
(四宮と旅行?そんなもの行きたいに決まっている!だがもしここで俺から旅行の話を切り出そうものなら…)
お可愛いことを言われる予感しかしない。
「藤原書記。やっぱり夏はパァーっと羽を広げたいもんだよな?」
「旅行とか最高です!」
(それそれ!)
「私も1週間ほどハワイに行ってきますよ!」
(ざっけんなテメェ!前にみんなで旅行行きたいとかほざいてたのお前だろうが!
何先陣切ってハワイアン決め込んでんだ!四宮これお前のなんかだろ?どうにかしろよ!)
かぐや、無になってました。
(呼吸、楽しい)
(ダメだ、四宮に覇気を一切感じない)
助け舟になった感じの石上
「会長とゆっくり遊べるのは今年だけかもしれませんから」
「行こうぜ石上。夏の終わりには大きな祭りがある。たこ焼きくらいなら奢ってやる」
「ダメです。そのあたりトマト祭りでスペインでした」
藤原書記、何回旅行行くんですか!
「私だけのけ者にしてみんなで夏祭りとか…そんなひどいことするんですか?」
「えっ?普通に行きますけど」
「石上君なんてたこ焼きで舌火傷しちゃえばいいんです~~!」
なんというかわいい捨て台詞。
「またやってしまった…僕も帰ります」
白銀「いや石上」
かぐや「今日は正しいです」
夏祭りの計画決定!!

あのお見舞い事件が謎の遺恨を残してました。いや謎ではないですねわからなくもない男女の悩み…。
でもどうみてもイチャイチャしてるようにしか見えないんですけども!?
食べさせ合いっこといい唇タッチといい。
最高です!!ごちそうさまです。早く付き合って!