前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- アッシュとグリフの故郷ケープ・コッドに到着。英二達はアッシュの父・ジムから彼の壮絶な過去を聞かされる。
- ゴルツィネの追っ手にジェニファが殺されてしまう。重傷を負ったジムは、捜査の手がアッシュ達に回らないようにして逃亡を手伝ってくれた。
- 今回は…ロスアンジェルスのウエストウッド42-102に到着したアッシュ達。そこで出会ったのは、ドースン博士の息子を名乗る中華系の美青年だった。しかしアッシュは彼に違和感を覚えて…?
【復刻版BOX】念願の復刻版登場しています!!
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【BANANA FISH 7話 アニメ感想】リッチ・ボーイ
マックスの嫁さん強い(確信)
ロスアンジェルスに到着したアッシュ達。ドースン博士宅に向かう前にちょっと寄り道することに。
「パパ?!パパ――!!」
「マイケール!!」
マックスの息子さんですか!?可愛い!
ここはマックスの元妻と息子が暮らす家みたいですね。
「その子に触らないで!ジョージからあんたが逃げ出したって聞いたわよ!裁判に負けそうだからってマイケルを誘拐しようっていうのね!?」
元妻・ジェシカはマックスを見るやいなや問答無用で銃をブチかまします(笑)
た、逞しいなぁ…( ̄▽ ̄;)
伊部さんとは以前の取材で面識があるようですね。
「ふーん。君たちいい線いってるじゃない。うちの雑誌のモデルにならない?」
「モデル?」
「騙されるなよ。尻の穴までまる見えの大股開きをさせられるのがオチだぜ」
「あんた!カメラマンの時に散々女のアソコで稼いだんでしょ!?私が男のアソコで稼いで何が悪いってのよ!!」
「マイケルの教育上悪いぞ!!」
そんな会話がマイケルの前で繰り広げられました。
「おばさん。おーばーさん!」
「それって…私のこと?」
「ほかに誰がいるのさ。マスタードとってくれない?おばさん?」
アッシュ…なんて恐ろしい真似を!!((((;゚Д゚))))
周りの男性陣は凍りついてますよ(笑)
「いいタマねあんた。あの子のことで私を責めてるつもり?お生憎様!あんたみたいなチンピラに口出しされるいわれはないわ!」
「いいタマはお互い様じゃねーか」
アッシュと対等に皮肉り合うジェシカ。凄いです。
マックスは居心地が悪そう(笑)
眠るマイケルの枕元にグローブを置いていったマックス。今日はマイケルの誕生日だったんですね。
ドースン博士の息子・ユーシスの違和感!
夜も更けてロスアンジェルスの「ウエストウッド42-102」へ向かうアッシュ達。
突如女性の悲鳴が聞こえてきました。
謎の男たちに誘拐されようとしていたユーシス。
女中の老婆曰くアレクシス・ドースン博士の息子だそうです。
色白で細くて、か弱そうな青年ですね。
アッシュは一瞬、女性かと勘違いしました。
「あなた方は…?」
「俺たちはエイブラハム・ドースンってやつを探してこの家に来たんだ」
「それは父の弟です。会った事はありませんが…」
「あんた息子だそうだけど、親父は名前からして東洋系じゃないな?」
「僕は養子なんです。父には子供がいなくて、容姿にならないか、と」
アレクシス・ドースン博士は半年前から行方不明だとも。
「――よし分かった。案の定、連中はお前の家へ現れたようだ。連中より菜にアレクシスを手に入れねばならんな。あれを完成させるために…。リー・ワンルンに繋げ」
一方、連絡を受けたディノが動き出しました!
チャイニーズマフィアにも動きがありそうですね…。
ユーシス「あの、一体何があったんです?あなた方はどういう?」
マックス「それはそのー…」
アッシュ「なぁ、コイツの中見ていいか?」
ユーシス「はい。でもログインするにはパスワードが…」
アッシュ「ま、何とかするさ」
ユーシスに案内されてアレクシス・ドースン博士の書斎へ。
バナナフィッシュの情報を探ります。
アッシュ(あいつ調べられるか?)
ショーター(何か気になるか?)
アッシュ(分からない。強いて言えば静かすぎることかな)
アッシュはユーシスが全く足音を立てないことに違和感を覚えていました。
中国人は幼い時から静かに動くようしつけられている、と言うユーシス。
でもあれ?ショーターは?(笑)
「ログイン、できたんですか?」
「シールドクラックでクラッキングした。こいつで起動したらパスワードなんて意味ねぇよ」
アッシュさすが!早いですね!
ユーシスはサラッと話題を逸らしました。
「どう?」
「まぁ見てなって」
アッシュは背後からやってきた英二に無警戒でした。
「後ろから近づかれるのは好きじゃないのさ。育ちが悪いもんでね」と言ったばかりなのに。
先ほどユーシスが後ろに立った時は、数メートルの距離から反応したのにΣ(゚д゚ )
これに気づいたユーシスは、無言で驚いた顔をしました。
何そのリアクション!(;´д`)
この人怪しすぎるんですが(笑)
バナナフィッシュは国家レベルのプロジェクトだった!?
暗号化されたドライブを解読したアッシュ。ドースン博士のPCにあるバナナフィッシュの情報が次々と明らかになり、バナナフィッシュが薬物そのものである事を突き止めました。
「これがグリフを狂わせたものの正体だってのか?」
「ドラッグか…それも全く未知の…」
マックス「記録10年以上前に遡ってる。グリフの事件も含めてな。さらにその前後に、同じような兵士の連続薬物中毒死が起きてる。その怪文書権まで記録されてやがったよ…。こうなると全く別の絵が見えてくる」
アッシュ「軍関与の可能性、だろ?」
マックス「気づいたんだなお前も」
ディノと対等に取引ができると言うアッシュ。すでに個人の復讐レベルを超えている事、手に負える代物ではない事は自覚していました。それでも…
「でもどうしてもケリをつけなきゃならないんだ。殺されたスキップや兄貴のこと。それに俺自身が自由になるために。そうじゃなきゃ俺は…」
「ダメだ!」
「何!?」
「お前は捨て身でぶつかる気だ。そんなものはタダの犬死だ。なぜ分からん!?」
「分かっててやる気なら力尽くでも止める」
「あんたに出来んのか?」
「お前、刑務所で言ったな。兄貴を見捨てた俺を殺すと。いいだろう、だが俺もただでは死なないぞ」
マックスはアッシュをこれ以上危険にさらしたくない。でもアッシュはバナナフィッシュの謎を追わなければならなくて。
2人とも譲れないものがあるんですね。
英二がやって来て話は中断されました。
マックス「この件は他の連中には秘密だ」
アッシュ「分かってるよ」
スパイを強要させられるショーター!ユーシスが月龍だった!
ユーシスの調査に出ていたショーターが帰ってきました。
別に不審な所は無かった、とアッシュに報告するショーター。しかし…
『事態が変わったのだよ、ショーター・ウォン』
『どういうことだ…あんたの兄上は俺たちを援助するって約束してくれたんだぜ!!』
『兄の命令だ。これから君にはアッシュ・リンクスとその仲間の動きを逐一報告してもらいたい』
『俺にスパイの真似を!?冗談じゃねぇ!!!』
ショーターに接触してきた男は、華僑のリーダーである李一族のナンバー2、李華龍(ホアルン)でした。
『あの白人のガキと我々同胞を同秤にかけるつもりだ?これからは月龍の指示に従ってもらおう。我々李家の血を引く者だ。いずれ彼から連絡があるだろう』
民族のつながりを重んじる彼らにとって同胞を裏切る行為は死に直結するようです。
チャイナタウンにはお姉さんも居ますからね…人質を取られて脅されたようなもんかと。
ショーターに選択の余地はありませんでした。
親友と仲間を裏切る事を余儀なくされてしまいます。とても辛そうだし、苦しそうです。
なんでこんな事に…(´;ω;`)
「お前一体何者だ!?ドースンの息子だなんて大嘘だろう!!」
「そんな、嘘なんて…」
ユーシスに掴みかかり、声を荒げるショーター。その際、ユーシスの首元にある紋章に気づきます。
「これは李一族の紋章…!お前が月龍か!?」
正体がバレた瞬間、ユーシスの雰囲気が一変しました…((((;゚Д゚))))
「これからは僕の指示に従ってもらう。僕の命令は兄の命令と思うがいい」
月龍は6人しかいないはずの李家の7番目の末子でした。
繁栄の陰の流血、汚れ仕事も担う闇を支配する存在。
「なぜ兄がわざわざ僕を送り込んだのか分かった。アッシュ・リンクス…。なるほど、手強いやつだ」
憎まれ役を買って出たアッシュ!ショーターの葛藤と涙…!
「足でまといだって言ったんだよ。日本へ帰れ」
ビザが切れると不法滞在になってしまうため、伊部さんは一刻も早く英二と共に帰国しようとしていました。ニューヨークに戻るのは危険ですが、アメリカに居続けるよりはずっと安全です。
しかし、それを伝えたら「また英ちゃん逃げ出してしまうかもしれない…」と気が引ける伊部さん。
説得する役を引き受けたのはアッシュでした。
わざとキツイ言葉を使って、英二が帰るよう仕向けてますね(´・ω・`)
「君にそう言われると、返す言葉がないな…。確かに僕は自分の身も守れないし、君の足を引っ張ってばかりだったね…」
「そんな事無ぇよ。お前は俺とスキップを助けてくれただろう?」
「でもあれはっ…」
「俺は、何の代償もなく他人に助けてもらったのは初めてだ。俺を食わしてくれたり寝場所を与えてくれた奴は必ず見返りを要求した。SEXとかな」
アッシュ…本当に苦労してきたんですね。
英二が心の支えになりつつあるようですが…?
「俺が銃を持ち腕を磨くようになったのはそうしなければ生きていけなかったからだ。銃なんか持たずに生きていけるなら、それに越したことはない」
英二を「足でまといだ」と言いつつも、こちらが本心のように見えました。
「お前と俺とじゃ住む世界が違いすぎる」
「日本に帰れ」と言われた時より悲しそうな顔をする英二。
「あれはアッシュの本心じゃない。俺が…頼んだことだよ…」
「いいんです、もう。僕は彼より歳上なのにいつも助けられてばかりで。でも…分かってても、彼の口からああハッキリ言われると、それじゃあ僕は一体…何のために…ここまで…来たのかなって……」
泣かないで英二…(´;ω;`)
英二はアッシュを守りたくてここまでついて来たんですよね。でもアッシュの気持ちも、彼と同じだと思います。
「ニューヨークに戻るんだな?だから英二を日本に返そうとしたのか」
「生き延びるチャンスが一番少ないからな」
アッシュはディノと刺し違えるつもりのようです。
揺るがないアッシュの決意にマックスは白旗を揚げました。
「俺もニューヨークへ行くよ。お前がグリフの弟だった。それだけで何か因縁めいたものを感じるよ。例のデーターはニューヨークトリビューの局長に預かってもらう。文句は言わせねぇぜ?これが俺のやり方だ。必ず本当のことを突き止めてやる」
舞台は再びニューヨークへ!!
「あの英二とかいう日本人を拉致する」
は、はぁっ!?Σ(゚д゚lll)
ユーシスの役目はアッシュの生け捕りだったそうですが、それが酷く困難だと判断しました。だから英二を囮にしてアッシュをおびき出す作戦に変更したようです。
人質を取られて命令に逆らえないショーター。
「俺はお前たちを尊敬していた。親父もお袋もみんな口癖のように言っていた。”我々が異国の地で無事に暮らしていけるのはみんな李家のおかげだ”と。だから李一族にどんな黒い噂が出ようが一度として疑ったことはなかった。だが、今は違う!」
「お前らもゴルツィネたちと同じだ!人の生き血を吸うウジ虫だ!!!」
月龍に刃を突きつけ、ありったけの感情をぶつけます。
これがショーターにできる精一杯の抵抗なんですよね…(´;ω;`)
「お前を英二に似てると思ったが、とんでもねぇ…。毒蛇め!!」
月龍はショーターの涙を見て何かを感じたようでした。
彼にもまだ、善人の心が残っているのでしょうか?
「ねぇママ!」
「ちょっと待って…」
「誰か来たんだよ!」
ジェシカとマイケルの家に、李家の手先が襲来しました!!
先日、アッシュたちが立ち寄ったせいで関連を疑われて…!?
逃げて!逃げてぇ―――っ!!((((゚д゚lll))))
アッシュも親友の裏切りを想定するはずがなく、かつてない大ピンチです!
じわじわと追い込まれている状況にいつ気づくのでしょうか…。
狙われた英二、ジェシカとマイケル。
弱い所から責めるのは常套手段ですが、やり方が卑怯すぎます。
大切な人を人質にされ、大切な人を裏切らなければいけないショーターの気持ちを考えると辛くて…(´;ω;`)
月龍も一族としての事情があるのかもしれないけど、同情はできませんね。
ジェシカとマイケルは大丈夫でしょうか。スキップ、グリフ、ジェニファ、あっさり退場した前例があるので心配です。
英二と伊部さんは帰国するようですが、迫り来る窮地をくぐり抜けないことには話になりませんよ!
そして行方不明のドースン博士。今どこにいるの!?