前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- ワトソンとメアリが行方不明のまま迎えたクリスマス、シャーロックはモリアーティから招待状を受け取る。指定された庁舎に向かうとそこにワトソンの姿が。現場に残されていた致死量に及ぶ血液は、ワトソンとメアリの偽装工作だった。合流した二人はモリアーティのもとへ向かう。
- 爆弾魔アルバートは探偵たちに追い詰められ自殺。警察、機動隊に包囲されながらも、シャーロックにとって自分がワトソンと同じかそれ以上の存在であることを悟ったモリアーティは、シャーロックの目の前でビルから身を投げた。
- モリアーティを失い、いつにも増しておかしくなったシャーロック。旅する元パン職人(助手)を名乗るスレ主が書き込む内容は、探偵長屋の関係者が知る情報と酷似していた。スレ主の正体であるワトソンの過去が明かされる。一方、モリアーティの生存を確信したシャーロックが再び捜査を始めるが、どんどん様子がおかしくなっていき…!?
【歌舞伎町シャーロック 話 アニメ感想】イースト菌について語るスレ
壊れたシャーロック
>アンパン食パンカレーパン!バターが出るかジャムが出るか、パン職人の小麦粉合戦、とくと御覧じん!
いつもと違う!
>シャンピーの指示で動いていたパン職人たちが爆弾魔を撃破した話はこの前したよな」
客引きディランが偶然見つけた、イースト菌について語るスレ。主の旅する元パン職人が語ることは探偵長屋の関係者が知る事でした。
ハドソン「漫才パン職人シャンピーが上司…。これ書いてるのってまさか」
小林「ワトソンさんっすよね!?」
ハドソン「あの子ったら急に居無くなって!散々心配させといて!でも元気ならよかった…!」
>そのまま俺はパン工場に出らず旅に出たんだ。なぜなら俺のせいで森林が…
森林(もりりん)=モリアーティ
>俺がシャンピーと森林の間に割り込んだからあんなことに…
ワトソンはモリアーティが身投げしたのは自分のせいだと思っているようです。
ハドソン「シャンピー…」
シャンピー、全裸でご飯を貪り食ってる(見るからに危険
「ねぇシャーロック、モリアーティのことがショックなのは分かるけど…」
ハドソン夫人から事情を聴いて駆け付けたアイリーン。優しい。
けれどシャーロックの様子は変わらず。
ハドソン「あれ以来、長屋はバラバラよ」
アイリーン「まだ見つからないらしいわね…」
モリアーティが消えた。
死体が見つからないのは生存フラグでは!?
「ダイアナが!ダイアナがぁ!!」
オネェのチンキルがパイプキャットに駆け込んできました。マキちゃんとつるんでた人です。
アイリーン「虎ちゃんが一人でダイアナを探すことになったの。シャーロックも気晴らしに参加してみたら?」
シャーロック「…」
アイリーン「とりあえず概要を話すわ!」
元気を取り戻すきっかけになれば、と。
昨夜、二人組の男にナンパされたチンキルとダイアナは意気投合し、そのままホテルへ向かいました。
そこに突然、警察が乱入。実は二人組の男、性行為中に相手を殺害する連続殺人犯だったのです。
「しかも第7刑務所からの脱走犯だったのよ」
「!」
反応したシャーロック。
「警察は逃げた男とダイアナを捜してるんだけど、捜査は難航してるみたい。逮捕で来た男も連行中に舌をかみ切り自殺しちゃったし。ただ一つ妙なことがあるの。その男が死ぬ直前にーー」
「”8020463840”」
「! シャーロック?」
二人組の男はモリアーティが操っているのでしょうか?
「モリアーティは…生きている…!」
「ちょっとシャーロック!?」
全裸で街に繰り出すのはまずいですよ!!(;´Д`)
ワトソンの生い立ち
>いまは沖縄。海がすげぇ青いぜ。よし、今日は俺のことを書くことにする
旅する元パン職人のレスが弾みます。
>地元は静岡、実家はべたにお茶農家だ
父「いやぁ、ジョンは本当に気が利くなぁ」
母「いつもありがとうジョン」
率先して家の仕事の手伝いをする。親に褒められれば嬉しくなって、もっと手伝いに励む。そんな子でした。ワトソン少年、健気可愛い。
>俺は超絶いい子だった。でもそんなある日…
「ジョン?どうしたのマットなんか持ち出して」
「父さんがプロレスしてるんだよ!」
「え…?」
「父さ~ん!マット持ってきたよ!これ使って!」
「ジョン!?お前っ、何しに…!」
そこには息を乱す父親と見知らぬ女性の姿が…
大人のプロレスだった()
>もちろん、俺に悪気はなかった。それから数か月たって一家は離散
ワトソン母が息子の後をついていった結果、現場を目撃してしまったので。
>最後に聞いた父からの言葉は
「お前のせいで…家族はぐちゃぐちゃだ…」
子供に責任を擦り付けるなんて親にあるまじき行為(;´Д`)
ワトソン少年は悪くないのに、自責の念に駆られたのでしょう…。
>中学の担任はべたに給食を残すことを許さなかった。
「僕が食べてあげる!」
優しいワトソンは他の生徒の給食を代わりに食べました。
>その何気ない行動が、クラスのみんなのわがままを促す結果に。もちのロン、俺、悪気ナッシング
しかし。
先生「お前が、このクラスを崩壊させたんだ」
他にもいろんな要因が重なって崩壊したと思いますが、引き金はワトソンだったのかな。
>パン職人(助手)の新人時代、スタートは順調だった。仕事も、まぁ女性の方も。おれの人生一のモテ期な!
ワトソンのお医者さん時代。仕事ができて、患者さんにも優しいイケメンだ!
>だけどすぐに問題は起きた。要するに、俺の取り合いだ。もう分かったろ、俺はいつも周囲の関係を壊してしまうんだ。そうーー
院長「君は病原菌だ」
みんな酷い言いぐさですね(´・ω・`)
そしてシャーロック、モリアーティの事件が起きた。ワトソンは確信します。
>またやってしまった。俺は根っからのサークルクラッシャー。どこに行っても同じだ。俺は居無くなったほうが良い。だからいなくなった
なるほどな…。
「私じゃダメなのね」
自分ではシャーロックを元に戻すことができないと悟ったアイリーンは発信機を使ってワトソンのもとに乗り込みます。
彼は四国でも沖縄でもない、近場のネカフェに寝泊まりしていました。
「現実逃避の妄想旅行に浸ってんじゃないわよ!」
「僕には、僕には何もできない!」
「夫人からのメールはちゃんと見てるんでしょ?彼を正気に戻せるのはあなたしかいないの!」
「帰ってください…」
「あなたはシャーロックを変えたのよ!」
「……」
モリアーティ『でもその度を超えたお人よしがシャーロックを惑わしてる』
変えた。変えてしまった。
二人の関係を壊してしまった。
「だから彼は死んでしまった…!ごめん、ごめんモリアーティ…!」
「見損なったわ」
アイリーンは去っていきます。
ワトソン「なんとでも言え!!」
「うるせーんだよ!」
「消えろカス!」
「まじうぜぇ!」
「迷惑なんだよ!」
ここのネカフェ民度低くない?( ´・д・)(・д・` )←
必要な存在
「私も付き合ってあげる。あなたが納得いくまで捜査すればいいわ」
アイリーンはシャーロックにパンツとコートを着せて街に繰り出します。本当に親切にしてくれる。
「こいつ、集団脱獄犯なの?」
「残り3人のうちの一人だ」
「きっとあそこだべ!3丁目の高架下!」
いつもの神社で聞き込みをする小林を発見。
ダイアナの例の事件ですね。ホームレスから有益な情報を得たようです。
「ひぃぃ!?」
小林が最後に見たのはシャーロックのコートから覗く股間。(いらない情報
目が覚めた小林は、手足口をふさがれゴミ捨て場に投げ込まれていました。
「見つけました。シャーロックです。それとアイリーンとかいう女と一緒です」
「なぜさっさと捕まえん!?」
「いくらジェームズ・モランと接触していたとはいえ、シャーロックはまだなにもしていませんし」
危険人物として警察に監視されてるらしい。
マイクロフトは元モランの秘書としてモリアーティを追い、彼につながる実弟を監視しているのかな?捜査協力?今はどういう立場なんでしょう。
「始まるぞ…!」
集団脱獄犯の一人、ダイアナをナンパした男、モリアーティへの手がかりを発見してシャーロックはこの表情。
おかしくなる彼の様子にアイリーンは気付きながらも、どうしようもできない。
>今思えば、シャンピーと会ってから俺は、変わった、かもしれない
ワトソンはいつもの格好で夜のお歌舞伎町に繰り出します。
>パン職人(助手)になってからの毎日はハチャメチャで変人ばかりに囲まれて、騒々しい日々だったけど、俺が病原菌でサークルクラッシャーだってことを忘れさせてくれた。初めて、早くいなくならなきゃって思わずに過ごす事が出来た。でもやっぱり俺は周りを…。シャンピーをおかしくしちまった。そのせいで森林は…。これ以上、シャンピーに迷惑はかけたくない
そんなとき、兼古親分と鉢合わせます。
「先生。いろいろ大変やったみたいやね。シャーロックも酷い状態…」
「すみません、急いでいるので失礼します」
「先生」
「あの偏屈野郎、先生が来て相当変わったんじゃ。落語好きのロボットが落語好きの悪ガキになったっちゅーか。せやけん、先生にはシャーロックを見捨てんでほしいんちゃ。この通り」
頭を下げて去っていく兼古親分。
>このままじゃ、シャンピーは森林になってしまう。シャンピーには(助手)が必要なの。
愛梨バージョン0.0を名乗るレス。
「あぁ~!またスられた!」
「くくく…」
「ちょっとー何笑ってんの!」
「相変わらず馬鹿な奴だ。いい加減この街に慣れろ…」
「大丈夫だよね?」
「俺を信じろ」
思い出されるシャーロックとの日々。ワトソンは走り出します。
シャンピーを信じろ!
「見つかったか!?」
「捜せ!」
脱獄犯を追うシャーロックがアイリーン、警察の前から姿を消した!
>やっとわかった。俺がシャンピーを変えてしまい、森林との間を壊してしまったけど、ただシャンピーをこの世界につなぎとめたのも俺なのかもしれない。
>シャンピーはいま、岐路に立たされている。あいつはどうしようもない変人だ。わがままだし人使いが荒いし、味覚がかなり変。でも俺の友達だ。
森林に染まりつつあるシャンピー。早くしないと手遅れになってしまう。
>シャンピーは俺を信じてくれた
お前はバカで良い奴だと。
>だから俺もシャンピーを信じる。絶対に!俺が助ける!――みんな、イースト菌の話じゃなくて済まん。俺はいま新宿区イーストサイドにいる。歌舞伎町、やっと見つけた俺の街。俺、いや僕は。パン職人(助手)じゃなくて
(名探偵シャーロックホームズの助手だ!)
アイリーンから送られた追跡画面を元にシャーロックを追いかけるワトソン。
廃棄区画でついにシャーロックを発見します。
「シャーロック!あのさ、僕また一緒にシャーロックと…。 !?」
不気味な笑いを漏らすシャーロック。そばには手足をふさがれたダイアナと、倒れた脱獄犯の姿が。
シャーロックの手には血の付いた凶器が握られていました。
クラッシャーゆえ逃げるように生きてきた彼がようやく見つけたのが歌舞伎町、探偵長屋、探偵シャーロックの助手という居場所だったんですね。
モリアーティの生存はほぼ確定。すべてはシャーロックを引き込むための作戦。ここまで計算していたのでしょうか。なんという策士だ!
そして計画通り引きずり込まれるシャーロック。超えてはならない一線を越えてしまった…!ワトソンと探偵することはもうできないの!?(;´Д`)