【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 3話 アニメ感想】マインの前世の知識大活躍!ギュンターのオットーへの嫉妬が大人げないぞ!

内容をカンタンに説明すると…

  • 本が貴重なこの世界で、マインは自ら本を作ろうと決意する。冬の準備中、体調を崩してしまったマイン。
  • 門の中で休養を取っていたところオットーに古い石板をもらい、字を書ける喜びをかみしめる。
  • 今回は…冬。雪に閉ざされる中、マインは本作りの第一歩としてパピルスもどきを作ることに。一方、姉のトゥーリは夏に洗礼式を控え、母・エーファから様々な仕事を教わっていた。

【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 2話 アニメ感想】本が無ければ作ればいいじゃない!オットーから石版をもらってテンションも熱も上がるマイン!

2019.10.10

【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 3話】冬のできごと【アニメ感想】

冬到来の暇加減

<マインになって2ヶ月、この街に本格的な冬が訪れた。
雪で閉ざされる冬は家で内職をする。冬の手仕事だ。トゥーリは籠作り。
母さんは服作り>

「マインも遊んでないで籠を作りなさい」

「手仕事ならもう決めてるもん」

(これでパピルスもどきを作るんだ)

<雪が降る前にトゥーリ達に茎の太い草を取ってきておいてもらったのだ>

(でもどうやって繊維を取り出せば良いんだろう)

「皮を剥いで水に濡らして乾かすんだよ」

トゥーリの作業をヒントにマインもやろうとしますが。

非力なマインは皮をはぐことも切ることもうまくいかず
トゥーリの手を借りることに
そして…編んでいくが…。何日か経ってもまともなサイズにならない。

「もう無理、やってられない!古代エジプト人、私の負け!」
「うるさいわよマイン。そんな草で遊ぶなら籠を編みなさい」

かごは前世で色々編んでたためとても作成が上手いマイン。

「なんでそんなに上手なの?私のほうがお姉ちゃんなのに」

落ち込むトゥーリ。

「トゥーリはお針子見習いになりたいんでしょ?だったら洗礼式までに機織りを覚えないとね。
教えてあげるわ、こっちにいらっしゃい」

(ナイスフォロー、母さん)

<トゥーリは夏に7歳になる。この世界では7歳を迎えて洗礼の儀式を受けると
見習い仕事が始まる。見習いになるには大人の紹介が居る。だから大抵は親と似た仕事に着くことが多い>

いろんな前世の知識の活用

「これがパルーの実」

父と姉が寒い中取ってきたヤシの実のようなもの

「あまーい」

香りが広がってるようです。

「ちょっと飲む?」
「うん!」

(とろっとしたココナッツミルクみたい)

「トゥーリ、手が赤いよ。どうしたの?」
「パルーを取るときはいつもこうだよ。枝を素手であたためて柔らかくしなきゃ取れないから」

「この寒い中を素手で?」

パルーの絞りカスを見つめるマイン。

「おからみたい…もぐもぐ」
「マイン!それ鳥の餌」
「これ…食べられるよ?」

その時ルッツとラルフがやってきました。

「パルーの絞りカス、卵と交換してもらえないか?
鳥の餌の残りが少ないんだ」

ぐ~~~っと大きな音がなるルッツのお腹

「うち男ばっかだから食べ物が足りなくなってきててさ」

お腹が空いてるならとマインが作ったのは
パルーの絞りカスを水で延ばして作るパンケーキ。

「簡単パルーケーキの出来上がり」

皆が美味しい美味しいと言っています。

「せっかくトゥーリが手を真っ赤にして取ってきてくれたから。
こうすれば残さず全部食べられるでしょ?」

「ありがとうマイン」

「これなら簡単だしお腹もふくれるでしょ」

ルッツは美味しさに感動しつつ次からは自分が手伝うと言います。

ギュンターの嫉妬

「これもこの前の簡易チャンリンシャンも一体どこで教わったんだろ」
「そういえば教えたわけでもないのにとても凝ったかごを作ってたわね」
「絶対変だよね、最近のマイン」

「いいじゃないか変でも。しょちゅう熱を出していつ死ぬかわからなかったんだ。
今元気で動き回ってるだけでオレは嬉しい」

帰ってきた父はパンケーキを美味しそうに頬張っていました。

マインの部屋から大きな声が。様子を見に行く家族。

「石筆がなくなっちゃったの…。
父さん、門に連れてって」

「どうして門に?」
「オットーさんにもらいに行かなきゃ。それで新しい文字を教えてもらうんだ」

「おまえそんなにオットーが好きなのか?」
「うん、だーいすき」

お父さん、拗ねてしまいました。春まで駄目だと言い切ります。

しかし後日、母とトゥーリが森に行くことになりマインは門で留守番することに。

父はマインのオットー好きを牽制するように既婚者だの愛妻家だの色々
マインに言ってきます、なんとも面倒なお父さんです。マインのそれは恋ではないのに(笑)

着いてからのオットーにも大人げない対応。ああ、面倒だ。

「まいったなぁ会計報告と予算を作成してるところなんだけどな」
「オットーさんを褒めたら父さんが拗ねちゃって」
「あちゃー、でもまたマインちゃんに会えて嬉しいよ」

<それからオットーさんに石筆をもらって新しい文字を教わった>

マインはオットーの作成する会計報告書を覗き見ます。

「オットーさんここ間違ってます、あ、ここも」
「マインちゃん計算できるの?文字は読めないのに?」

市場で母さんに教えてもらった数字。

「マインちゃん恥を偲んで頼む。これ手伝ってくれないか?」

報酬は石筆と引き換えでと条件を出すマイン。しっかりしてます。

そろばんのようなものを渡されますがもちろん使い方がわからないので
マインは石版を使って筆算をして解いていく。

「驚いたな、計算機も使わずによくこれだけの計算を」

(まずい、やりすぎた?)

「マイン、帰るわよ~~」

ナイスタイミングで迎えに来てくれた母と姉。

本須麗乃は十分裁縫美人だった

それからまた数日が過ぎ…
母お手製の洗礼式の衣装が完成しました。

(そっか、仕事の無い冬の間に夏の準備をするんだね)

「トゥーリ、髪はどうするの?」
「どこかで花を摘んできてそれを髪飾りにするつもり」
「それじゃ駄目だよ、わたしがもっと可愛くしてあげる!」

レース編みの技術持ちのマイン。しかし…かぎ針がない。

まだ不機嫌さが残る父に頼むことに。
おねだりですっかり気を良くする父。

木を削って編み針を作ってくれます。マイン目を輝かせます。

「父さんすごい!」

抱きつくと涙ぐむ父。オットーに勝ったとガッツポーズ。大人げない(笑)

余った糸で編み始める。小さい花を集める
お母さんもすぐにマスターして編み始める。
髪をさすピンの部分をお父さんが作成。

素敵なヘアアクセサリーが出来ました。

「とても似合ってるわ」
「可愛いぞトゥーリ」

「草の繊維を取り出すの手伝ってもらったからお礼だよ」
「ありがとうマイン、すごく嬉しい」

トゥーリの上品な笑顔プライスレス

「父さんも嬉しい!」

二人を一気に担ぎ上げるのほんとに力強いな。

「マインがお姉さん思いで優しい。トゥーリもいつの間にかすっかりお姉さんに育ってくれた。
自慢の娘たちだ~~~」

お父さん嬉し泣き。

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冬の間は外出もままならず家の中でいかに時間を有効に過ごすかなんですね。
でも夏の準備をしたり無駄がないですね。
パルーのパンケーキ食べてみたい!!
マインが前世の本の知識だけでなく手先も器用なのがいいですよね。
ギュンターがおとな気なさすぎて面白かったですね。
娘溺愛しすぎなのがよくわかりました。
さてこれから本にどうやって近づいていくのでしょうか。
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