前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- ホーエンハイム枢機卿の策にはまり彼の孫娘・エリーゼと婚約関係になったヴェル!エルはヴェルの家臣となり、それを知ったイーナとルイーゼも挽回の機を狙う!
- ヴェルはエリーゼに婚約指輪をプレゼントする。形式的に婚約を受け入れていたエリーゼだが、ホーエンハイム卿の孫としてではなく一人の人間として自分と向き合い、優しく接してくれるヴェルに親しみを覚えるようになっていった。
- 国王の勅命を受けたヴェル、ブランターク魔導士、アームストロング魔導士は駐屯軍、バイマウスター即席軍を率いて竜退治へ向かう!エリーゼは聖女として負傷者の救護に当たるが前線のヴェルが気になって仕方ない。果たして竜退治の結果は!?側室大作戦はまさかの急展開を迎える!
【八男って、それはないでしょう! 6話 アニメ感想】弾丸出張って、それはないでしょう!
出張!

「僕たちはパーティメンバーだから焦る必要はないかな~って。お色気側室大作戦はブライヒブルクに舞台を移してから再始動しま~す」
開幕もろみキュウリ食べてる異世界アニメ面白すぎでしょ。
「王都だとエリーゼさんがいるしな~。うおおおおおお!?」
噂をすれば。
「ヴェル、今お城に呼ばれてまして…」
「えぇ。少しお話をと思っていたのですが…」
残念そう。
王様「そなたに竜の討伐を頼みたい」
ヴェル「りゅっ…!?――謹んでお受けいたします」
加速する社畜化!
「ここさえ開発できれば、王都の食糧不足は解決されます。しかしこの草原は竜の縄張りであり開発は困難で…。竜のブレスに耐えうるのは魔法使いだけです」
だからヴェルとブランタークが呼ばれたと。
「たった二人でか…」
「安心するがよい。2人ではなく3人だ」
「?」

「失礼いたします!!どうもブランターク殿!んん!?その少年が骨竜を討伐した勇者殿であるな!?」
筋肉おじさん来た!
「うはははは!うむ!期待以上なのである!」
「陛下の前ですよ」
「おぉ、そうであった!陛下!我ら3人、早速草原へ向かいたいと思います。必ずやあの忌々しい竜の息の根を止めてまいりましょうぞ!!」
「凄い魔力ですけど…」
燃えてます。
ヴェル「見た目的に、伝説の戦士とか?」
ブランターク「アームストロング王宮魔導士。れっきとした魔法使いさ」
こんな盗賊みたいな見た目で…←
「まずは草原の手前にある駐屯地に行くのである!そこで作戦を練り諸々の準備が整い次第、早々に竜の討伐に向かうのである!!」
声がデカい。
「あそこの草原には魔物もたくさん住んでいて、そいつらが主である竜を失った後、統率が取れなくなって街へ向かう可能性があるから殲滅しようって話になってね」
王宮からの伝令でエル達も詳細を知ります。
殲滅は駐屯軍とバイマウスター軍が担当することに。
「今回限りの即席軍を作って…」
「ちゃんとした軍隊を持ってる土地持ち貴族が行けばいいじゃないですか」
「彼らは領地を欲しがるから。せっかく手に入りそうな広大な領地を先行の褒美として与えたくないのさ、王宮は」
実力者であり、土地を持たない貴族であるヴェルに白羽の矢が立ったらしい。
「魔物退治にもってこい!槍術大車輪!!」
また槍の人が(笑)
「頼りにはなると思うよ。彼らはみんな貴族の子弟や浪人だからね。この戦で手柄を立てて出世につなげてやる、っていう前向きな野望で満ち満ちているから」
即席軍となる彼らを束ねるのはヴェルの唯一の家臣・エルになりました。
バウマイスター兄たちも協力してくれます。
竜退治へ!
「だいじょうぶだって、ヴェルなんてデビュー戦が骨竜だよ!それに比べたら余裕のよっちゃ…」
ガサっ
「うわあああああああ!」
討伐戦を前に番緊張しているのはルイーゼかもしれない(笑)
「夜分に失礼します。治癒魔法が使える新刊に従軍の指示が出たので。…あの、バウマイスター準男爵様は?」
「少し前にこの駐屯地を出たみたいで」
「そうですか……」
なかなか会えない二人。
翌朝。
「それでは作戦を始めるのである!!」
アームストロング王宮魔導士の掛け声に反応して竜が出現します!

「魔導機動甲冑、装着!」
オッサンの変身バンクは要らない!!!(笑)
魔力を物質化する魔法を行使しつつ、完全装備のアームストロング魔導士は竜にダメージを与えていきます。
「これ…俺たち要ります?」
「要らないかもなぁ…。だが魔導機動甲冑は魔力消費量が激しい。万が一魔力が尽きたら一貫の終わりだ。だから足止めに徹してとトドメは坊主に任せる」
「少年!今である!」
「はいっ!!」

「早く帰りたぁぁぁ~~~~~い!!!」
キメ台詞それでいいのか(笑)
「おい、伝令が来たぞ!ヴェルたちが竜を倒したってよ!!」
歓喜に包まれる陣営。
英雄と聖女様
「早速回収だ」
師匠に貰った袋へ竜をしまいました。
「今回の任務は無報酬だと聞いたので」
「貴族の任務として従軍した形になるので致し方ないのである」
「竜の素材を売れば報酬なんて比にならない額が入るだろうし、問題ないだろう」
「気持ちと筋肉を引き締めるのである!」
「? あとは小物を倒せばいいだけですよね」
「坊主。魔物討伐で一番怖いものは何か分かるか?お前の師匠は何にやられたんだ?」
「―――数!」
画面には何も映ってないけどきっとこの先に大量の魔物が…!(脳内保管)
「エリーゼ様、こちらです」
「聖女様…」
「大丈夫。安心してください」
魔物戦によって負傷した兵たちが、後方軍に運び込まれてきます。
「あれがホーエンハイム家の聖女様」
「俺たちには聖女様がついてる…!」
穏やかな顔を絶やさないエリーゼですが。
「あんな数の魔物見たことがない!最前線は酷い混乱になってるよ…」
「どうにか持ってるのは魔法使いたちのおかげだよ。それもいつまで続くことか」
「魔力は無限じゃないんだろう」
不安を煽るモブ。
「! 魔力が」
「聖女様、お助けを、お助けを」
「っ…」

「!」
魔力が切れたエリーゼですが、婚約指輪に込められた魔力が助けてくれました。愛の力~。
「聖女様!聖女様は竜殺しの英雄様の婚約者だと…。いや本当にすごいです、あの方は。魔物殲滅が始まってからずっと最前線で戦ってますよ。俺たち、あのお方がいたからやってこれたっていうか全軍の精神的支柱というか。さすが竜殺しの英雄様です!やっぱ違いますね、生まれながらの英雄ってのは」
「え…?」
やっぱりそういう評価なんですね。
『今日もちゃんと英雄っぽく見えてるかなーとか、気にしてる自分がいて。肝っ玉大きくないんです、俺…』
エリーゼが知っている本当のヴェル。
(あの人は今も英雄を演じている。ならば私も)
”聖女様”を演じるエリーゼでした。
「伝令!前線の部隊が戻って来るぞ!勝ったんだ、俺たちは勝ったんだ―!」
吉報とそれから。
「救護班、すぐに来てくれ、バウマイスター殿が運び込まれた!」
「バウマイスター準男爵様っ!!」
急ぎ駆け付けるエリーゼ。
しかしバウマイスター兄のフェイントだ!

「エリーゼさん?」
逆光が神々しい再会!
ヴェルはエリーゼの背後に立っていました。
緊張の糸が切れたのと疲れがたまっていたせいか、エリーゼは気を失ってしまいます。
エリーゼの本心、お色気側室大作戦決着!
「大丈夫?無理しないで」
「いえ、もう大丈夫です」
「前線で何度も聞いたよ。ボロボロだった兵士のおじさんが言ってたんだ。救護所で聖女様に助けられたんだ、俺たちには聖女様がついてるからまた元気に戦えるんだ、って。みんなが最後まで戦えたのはエリーゼさんが頑張ってくれたおかげです。ありがとう」
「・・・・・・・・・」
「? エリーゼさん?」
「あなたは、英雄なんかじゃない……」

「あなたが英雄じゃない事、私はちゃんと知ってますから…!」
恋する乙女ですね~~(*´∀`*)可愛らしいわ

ヴェル「え!?へ?!」
ブランターク「なんだ、知らなかったのか?エリーゼは導師の姪っ子だぞ」
ヴェル「えええええええええええ」
おじさんと親せきになってしまう()
「まさか王都に残ることになるなんてね」
「ブライヒレーダー辺境伯様、このタイミングで王都での修行続行は空気読めなさすぎ」
エリーゼはヴェルの屋敷に住む流れになりました。
お色気側室大作戦、中断のピンチ!
(正妻の前で色々アピールするのはちょっと…)
「そういえば一つお伺いしたいことが。私、ヴェンデリン様はすでにイーナさんやルイーゼさんと婚約していると思っていたのですが」
「い、いや?してないけど」
「そうなのですか。一緒に住んでいたのでてっきり」
「エリーゼはどうなの?その、側室がいる、とか」
「普通だと思います」
(そこのドライな感じはみんなと一緒なんだ…)
ある意味器がデカいと言えるのでしょうが。ちょっと嫉妬してほしかったぞ…←
「「じゃあ婚約したいです!!」」
お色気側室大作戦、急展開。挙手するイーナとルイーゼ。
ヴェルはエリーゼの笑顔の承認も頂けたので。
「じゃあ…OKてことで…」
「「おっしゃ―!!」
軽いノリでハーレム作りおったで!!(;´Д`)
ここで「側室は要らない、俺はエリーゼ一筋だ!」とか返事したらヴェルの格好良さが増した気もしますが(;´∀`)
エリーゼもそれを喜ぶけど、お家存続云々でヴェルを諭して最終的にハーレムになる流れとか…(勝手に妄想を始める視聴者
ハーレムの誘惑には勝てなかったよ…!まぁウィンウィンだし良いか!←

竜討伐も無事に終わってよかった!肝心の魔物討伐戦の描写が省かれてしまい「それはないでしょう!」との意見も頷けるのですが、後方軍のセリフや緊張感だけで激闘を匂わせ演出する高度なテクニックなんだ…。もしくは単純に作画の省エネなんだ(悟り)
一番好きなシーンはアームストロング王立魔導士の変身バンクでした。無駄に気合入ってたの好きです(笑)
エリーゼの乙女なシーンもほっこりしました。イチャイチャしやがっていいぞもっとやれ←
とどめを刺すときのヴェルのセリフのチョイス(例:早く帰りたぁぁい)とか斜め上を行ってる感じがクセになりますね。素直な想いが原動力になってるんだと思います(笑)
王都に住むとの事で今後もゴタゴタに巻き込まれそうな予感。
お色気側室大作戦はあっさり決着し!!エリーゼに感謝ですよ!(;'∀')