【八男って、それはないでしょう! 5話 アニメ感想】エリーゼと政略結婚!3億の指輪を購入したヴェル!真鯛は醤油が一番!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • エーリッヒ兄の結婚式に参列するため魔導飛行船に乗り込んだヴェルは、道中で古代龍のアンデッドを討伐。王都に到着早々、国王直々に第六位準男爵位を賜り、報酬までも手に入れる。
  • 貴族のしがらみを目の当たりにするヴェル。しかし彼はその中でも自分の置かれたい状況を受け入れ、どうせならみんなに有用な発酵貴族になろうと心に誓うのだった。
  • ホーエンハイム卿の孫娘・エリーゼとスピード婚約!彼女の気持ちを大切にしたいヴェルは、彼女と二人きりで話し合いの場を設けるが…。

【八男って、それはないでしょう! 4話 アニメ感想】準男爵になったヴェルは米麹をGETし味噌作りを極める!

2020.04.24

【八男って、それはないでしょう! 5話 アニメ感想】政略結婚って、それはないでしょう!

 婚約者

この日ヴェルはホーエンハイム枢機卿に招かれました。
腰が低く礼儀正しいうえに、賄賂まで用意する周到ぶり。ホーエンハイム卿のヴェルに対する第一印象も悪くはないはず。

「私の孫娘でして。さぁ挨拶を」
「エリーゼ・カタリーナ・フォン・ホーエンハイムです」

綺麗なお嬢さん!!

「――!」
「気づかれましたか」
「魔力をお持ちなのですね」

聖の治癒魔法を使う彼女はその活動も相まって民から「ホーエンハイム家の聖女」と呼ばれているそうです。

「私としてはこの子には普通に嫁いでほしいのです」
「エリーゼさんはお美しい方ですから、競争になるのではないですが?」
「正直、是非にという家は多いですが…」
「じゃあ私も立候補してみましょうか。ははは」
「孫を妻として受け入れてくださいますか」
「まだ未成年ですから婚約になるんですかね」
「エリーゼも12歳ですし」

12歳!?

「成人してから正式に婚約という事でどうですか?」
「あと3年で独身生活とおさらばですか。ついに年貢の納め時。なんて。あはははは」
「・・・・・・・・・」
「はははは、はは、はは……」
「ではそういう事で」
「え!?今の、営業トーク的な…」
「・・・・・・・・・」

出会って1分で婚約成立した(笑)

「さすがに強引だったか」
「それもまたお館様らしいかと」

計画通り…!

「それよりあの心づけだ。けた違いにもほどがある」

大金でしたね。

「お若いのに教会の力をよく理解しておられます」
「魔法が使えるだけではない、か」
「ホーエンハイム家は子爵家、それゆえエリーゼ様のお相手は最低でも男爵とおっしゃっていたお館様が準男爵のバイマウスター卿をお選びになった理由。遅ればせながら私も理解いたしました。お館様の目に狂いはないかと」
「いまのところはな」

ホーエンハイム卿、何か思惑があるようです。
権力争いのごたごたに巻き込まれそうな気がする(;´∀`)

 ヴェルの悩み

「出会って一分だよ?そんなのでこれからの長い人生の伴侶を決めちゃっていいの???もっと時間をかけて愛を育んで…」

その恰好どうしたの?罰ゲーム?

「婚約ってそう言うものだし」
「1分あるだけで珍しいんじゃないか?」
「そっか。ないんだ。貴族に恋愛結婚って」

それがこちらの常識でした。

「ヴェルが家臣にしてくれーってやつらに気付かれず王都観光したいって言うから」

だからピエロに変装してたんですね。

「楽しめって。奥さんにお土産でも買ってさ」
「奥さんか…」
「今頃あっちも竜殺しの英雄と結婚できるなんてラッキー、とかなってるだろうし」
「そんなことになるかな?」
「だってずっとにこにこしてたんだろ」
「それはおじいさんがいたからで。本心はどうなんだろうな…?」

表面的な笑顔というか、愛想笑いにも見えました。

「バウマイスター卿!!!はは!愉快な格好をしておられる!歯並びがバウマイスター卿のものなのですぐに気づきましたがね!!」

槍の人来た(笑)
歯並びで気付くとかストーカーチックですね!
噂を聞きつけ殺到する家臣死亡の男たち。
ヴェルはエルとその場から離脱しました。

エル「せっかくの夏休みなのに観光すらできないとはねぇ~」
エーリッヒ兄「いっそ家臣を雇ってみたらどうだい?その人に士官の申し出を全部断ってもらう」

「だったら俺がやろうか?家臣」
「じゃあそれで」
「え?うそでしょ?」

あっさり決まった!おめでとうエル!

 出世街道まっしぐら!?

「実はちょっと話が…」
「では下で。お茶を用意しますので」
「できれば二人で」
「…分かりました」

エリーゼのもとを訪れたヴェル。彼女の本心を聞くためにもホーエンハイム卿は居ない方が良いのです。

「今朝の婚約の事です。ちゃんと、ちゃんとエリーゼさん自身の気持ちを聞いてなかったと思って」
「私は良い話だと思っています」
「それはどういう…?」
「さすがおじいさまが選ばれた方だと」
「でも俺のこと何も知らないですよね」
「王都で、竜殺しの英雄である準男爵様の活躍を知らない者は居ませんよ。そのような方の妻に慣れて嬉しゅうございます」

まぁ、権力目的の輩と婚約させられるよりはな…。
ルイーゼの肯定的な意見を聞いてひとまず安心するヴェルでした。

エル「お二人さんも士官希望ってわけね?まぁ俺の立場的にはおかえりくださいのケースなんだけどOK、俺がヴェルに口利いといてやるからさ」
「「っ……、ありがとう」」
エル「でもよかった!欲しいと思ってたんだ後輩~」

先を越されたイーナとルイーゼは挽回の機会を狙いますが。

(待って待って、え?私たち後輩になるの?)
(無理~!僕あんな感じで先輩風吹かされたら勤務初日に殺っちゃうよ!撲殺しちゃうよ!)

撲殺宣言(笑)

「そうだ、僕たちはお嫁さんを目指す!」
「でもエリーゼさんが…」
「側室を目指すの!!」

ハーレムになって来ましたぞ!

「お嫁さんになったらヴェルを馬車馬のようにこき使ってやるー!!」

野心まみれのルイーゼ良いと思います。

ヴェル「ただいま」
ルイーゼ「よし。お色気側室大作戦、発動!」
イーナ「お色気側室大作戦?」
ルイーゼ「まぁ見てて」

そう言って謎ダンスを始めました。なんだコレ(笑)

ヴェル「???」
エーリッヒ兄奥さん「晩ご飯できましたよ~」
ヴェル「あ。は~い」

失敗した(笑)
お色気は感じなかったけど可愛かったですよ。

「偉いね、ルイーゼは。私、こういうのガツガツいけないから…」

ルイーゼはガツガツしてるよね。

「僕だってそうだよ。でもヴェルの側室になったらいつか自分の流派の道場だって作れるかも脚れない。そしたら実家に認めてもらえるかもだし!」
「…ごめん。そうだね。私も頑張る」
「これはイーナちゃんのぶん!」
「え?私のも?ありがとう!―――絶対嫌!」

ルイーゼのセンスは致命的。

「明日の夜、ルイーゼ様とのお食事を」

ヴェルはホーエンハイム家の使用人から招待状を頂きました。

 政略結婚も悪い事ばかりじゃない!?

「…真鯛ですね」
「はい。真鯛です」
「おいしいですね」
「はい。おいしいです」
「ねっ」
「(笑顔)」
「おいしかったですね」
「はい。おいしかったです」

ぎこちない会話(?)が初々しい。

「バウマイスター卿、せっかくの初デートでございます。ここは男の甲斐性として記念品など」

婚約指輪を、という事でした。

「竜殺しの英雄様!ホーエンハイム家の聖女様。この度はお二人のご婚約の品という事でそれ相応の品をこちらでご用意させて頂きました」

ヴェルたちは宝飾店を訪れます。

「あの、バウマイスター準男爵様。私、このような高価なものでなくても…」
「大丈夫です。骨竜退治で随分と褒美を頂きましたから。――ん?これは…」

華美で派手、悪く言えば品がない指輪が揃う中で、ヴェルは一つの指輪に目を付けます。

「婚礼の指輪はホーエンハイム家の聖女様が頻繁に身につけるもの。それでは少し地味かと…」
「――でもこれにします。おいくらですか?」
「こちらは金貨300枚でございます」
(3億円!?)
「魔晶石を使った特製品ですので」

流石にそれは、と思うヴェルですがもう一度ルイーゼを見て…

「買いましょう(イケボ)」

ここの言い方好き(笑)

ちなみに骨竜の報償などでヴェルの資産は1950億5000万円ほどあるそうですよ(震)

「先ほどの店主の話によれば、この指輪には多くの魔力を蓄えることが出来るとの事。私がこれを身に着けることで今後バウマイスター準男爵様のお役に立てることもきっとあるでしょうし、それらすべてを見越しての…」
「いや、正直それが魔晶石だって気づかなくて」
「! ではなぜこれをお選びに…?」

「それは単純にエリーゼさんに合う指輪を選んだだけで」

「……」
「あ、も、もしかして地味、だった…?」
「いえ…」
「そっかよかったー」

ヴェルの態度はホーエンハイムの孫娘・エリーゼにとって新鮮なものだったらしい。

「でもすごいですね、エリーゼさんは」
「?」
「おれ、ここ数日で竜殺しの英雄なんて呼ばれてなんかプレッシャーで…。今日もちゃんと英雄っぽく見えてるかなー、とか気にしてる自分がいたりで。肝っ玉大きくないんです、俺。でもエリーゼさんは小さなころから聖女って呼ばれてるんですもんね」
「いえ。私はそんな…」
「大変だったろうな…」
「…」
「そうだこの指輪。魔力を込めると光るって言ってましたよね。ちょっといいですか?」

プラネタリウムに見えるかラブホに見えるかは視聴者の心次第だ!←

ルイーゼの視線は指輪の光、そしてヴェルに向けられるのでした。

ホーエンハイム「――で、お前はどう見た?あの男の事を」
使用人「それが少々測りかねるところもあり…」
ホーエンハイム「?」
使用人「今まで大半の方はエリーゼ様の事をホーエンハイム家の聖女として扱われておりましたが、バウマイスター卿は普通の、一人の少女として向き合っており」

エリーゼにとってこれ以上ない婚約者かもしれません。

「何を考えておられるのか…」
「さっきの真鯛、醤油で食ったらうまかっただろうなぁ~~~!」

オチ酷(笑)

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エリーゼ可愛らしい子でしたね!
初めは表面的な笑顔に見えて心配だったけど、指輪の一件で心を開いてくれたのではないでしょうか。
ヴェルが彼女を気遣う様子もほっこりしました。元社会人とは思えない初々しさだぜ!←
ホーエンハイム枢機卿の思惑が絡む政略結婚ではありますが、これはみんなが幸せになれるやつだと思う!
執事の爺もカッコよかったな…(癖
エルはめでたく家臣に!そんなあっさりで良いのね(笑)
ルイーゼとイーナはどういうポジに収まるのか見守っていきたいと思います。
味噌に続いて醤油も作るんだろうか?
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