【LISTENERS 4話 アニメ感想】ニルは女の子だった!ティーン・スピリットは危ないクスリ!?

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • ノイバウテン三姉妹とミミナシに襲撃されていたところをトレモロ研究所に保護されたエコヲ達。プレイヤーのビリンは10年前のミミナシ掃討作戦《フェス》が、ジミ・ストーン・フリーという名のプレイヤーに妨害され失敗に終わった経緯を話し始める。ミュウのコアパーツにはジミが使っていたのと同じ紋様が刻まれていた。
  • エコヲは改めてミュウと一緒に世界を旅したい気持ちを伝える。身も心も完全復活し、トレモロ研究所を後にするエコヲとミュウ。ビリンとケヴィンはそんな少年少女に10年前とは違う確かな可能性を見出すのだった。
  • ジミの手がかりを求めてフリークシーン学園に入学したエコヲとミュウ。「ジミのファイルと引き換えにティーンスピリット(なる)缶の出どころ突き止めてほしい」と学園長に依頼された二人は早速調査を開始する。そんな二人に接近する生徒の影。その正体は一体…!?

【LISTENERS リスナーズ 3話 アニメ感想】ビリンが語る10年前のミミナシ掃討作戦!君と世界を見に行きたいんだ!

2020.04.18

【LISTENERS 4話 アニメ感想】ティーン・スピリット

学生デビュー!

(僕はずっと一人だった。まだ子供だった僕は残酷な世界に対抗する方法を知らなくて。みんなは言う。お前はミミナシを呼び寄せる悪魔の子だ。お前の居場所はないんだって。このままずっと、死ぬまで一人だと思ってたんだ)

金髪少年の孤独な日々。

「ここが歴史に名を残すプレイヤーを数多く送り出した名門・フリークシーン学園!」

ジミの手がかりを求めて学園都市へやって来たエコヲとミュウ。ジミの卒業校でもあるらしい。個性的な生徒がいっぱいですね!

「ビリンちゃんから聞いてるわ、あなたたちプレイヤーなんでしょ!それもかなりの腕前の!おっとごめんなさい、生徒たちの在籍記録をそう簡単に見せるわけにはいかないの。でもそのスプレー缶の出所が一体どこなのか、私の代わりに突き止めてくれたらこのファイルをプレゼントしちゃう!」

ティーン・スピリットなるスプレー缶。
二人は学園長との取引に応じます。

しどろもどろなエコヲに対して自己紹介を完璧に決めるミュウ!

「スリーサイズは秘密!彼氏は募集中です!」
「ガーン!!」

エコヲどんまい!

「私はホール、この学園の生徒会長だ!ここでは話もできないからな。いざ参らん!!」

食い気味の生徒会長に連れられてミュウはどこかへ行ってしまいました。

「何だったんだ一体…?」
「…」
「!」

エコヲは金髪少年に後をつけれられている!

友達ができた!

ホール「学園長から頼まれてるんだろう?これはティーン・スピリット。噴射した霧を吸い込むと心的ストレスを和らげる効果がある。前線プレイヤー達にかかる負担は並みじゃないから…」

クスリじゃねーか!!(;´Д`)

「僕もほとほと頭を抱えてくれるんだ」
「もしかして調査を手伝ってくれるわけ?」
「勿論さ」

ホールとミュウは調査を開始!

エコヲ「(もしかして僕たちがティーンスピリットの事を調べてると知ってあとをつけてる…?それなら!)隙あり!!」
金髪少年「ごごごごめん!ごめんなさい!」
エコヲ「あれ?もしかして君は…」
金髪少年「僕はニル!同じクラスの!君と仲良くなりたくてあとをつけてたんだ!」

可愛らしい理由でした。

生徒「残念ながら俺たちは数学愛好会ぃ!ティーンスピリットが無くても数式があればいつでもハイだっぺ!!」
ミュウ「あはは……」

個性的な生徒たちに聞いて回りますが、有力情報はつかめません。

「ここは僕の秘密の場所。本当に気に入った人にしか教えないんだ」
「ありがとう!」

エコヲとニルは早速距離を縮めていきます。

「あともう一つ。じゃーん!プレイヤー名鑑にも載っていない伝説のプレイヤー、ジミの激レアブロマイド。僕はさ…ずっと一人だったんだ」

両親も親戚も居ない、世界の滅亡を望んでいた彼は、そんなときにジミの話を聞きます。

「世界を変えようとした、すごいと思ったんだ!こんなプレイヤーになれたらって…」

一部では戦犯扱いされるジミもニルにとっては憧れの対象…。そして同じような人間はもう一人いた。

魂が共鳴したのか、泣いてますが(笑)

「ありがとう!!」
「!?」

エコヲに抱き疲れて赤面するニル!!
というか、この反応はもしかして……?(゚Д゚;)

「僕が生まれたのはリバチェスタって町なんだけど…。僕はそこで一生ジャンクを掘って暮らしていくと思ってた。でも小さいころに見たこの人の姿が忘れられなくて…。ニル、僕らなれるよ!」
「なにに」
「友達だよ!」
「友達…!?///」

エコヲ、積極的ですな!

生徒「その缶の出どころは分からないけど作り方が乗ったほんならどこにあるか知ってるよ。そもそもティーン・スピリットは今でも広く使われているから」
ホール「ぎく」

有力情報きました。
なんでもティーン・スピリットはプレイヤーが良く使っているものらしい。
ミミナシ戦の孤児も多いこの学園。適切に使用すれば心の穴を埋めてくれる特効薬となります。しかし使い過ぎれば…。

「精神を病んでしまう。でもどんなにヤバくても必要な人は居る。ほら、これが作り方。僕は試したことないけどね」
「…」

一緒に話を聞いていたホールの反応がおかしいな…?

黒幕

「これは僕が初めて作ったアンプ!ジャンクから作ったとは思えないでしょう?」
「へぇ…格好いいな…!」

ニルはおもむろにプラグをつかむと…。

「それって、こんな具合に?」

自らに接続するのでした。インプットジャックの場所はプレイヤーによって違うみたいですね。
本体はミュウの時と違ってタコのような形になります。

「やっぱ初体験ってのはなかなか思うようにいかないや。スーー」

平然とクスリ(ティーン・スピリット)キメてる!!

「僕はいま幸せだよ。だって今日、友達が出来たから!!」

イクイップメントと暴走するニル。貴重な校舎が!!(゚Д゚;)
エコヲは降りるよう必死に説得しますが。

ニル「僕は寂しい……でもそれでいいんだ!」
ミュウ「何やってんのよエコヲ!?」
エコヲ「ニルが僕のアンプを!」

しかしほどなくしてイクイップメントが動かなくなります。

「君のアンプなら、もうちょっと気持ちよくなれると思ってたんだけど…」
「ニル君…!」

ミュウは瓦礫の中からニルが落としたティーン・スピリットを拾います。

ニル「うんざりだ……」

その日の夜、ひとりプールにいたニルのもとに、エコヲとミュウがやって来ます。

「これを見てピンと来たの。高温に熱したティーン・スピリットの減益を冷やす。確かにこのプールはピッタリの場所よね。しかも立ち入り禁止だから他の生徒たちにも気づかれない!」

プールはティーン・スピリットと同じ毒々しい色をしていました。

「まさかそこまで気づかれてしまうとはね」

ホールが現れます。手には生徒会に代々伝わるというアンプが(そんなものがあるのか

「君がティーン・スピリットを作ってたの!?」
「ティーン・スピリットは心の薬を癒すだけじゃない…。そう、君は神になる」

『この世界は僕たちにつらく当たる。学園を卒業したら僕たちはプレイヤーとして戦場に送られる。誰とも分かりあえないまま死んでいくんだ…。そんなの嫌だろう?』

かつて一人だったニルに、ホールはそう問いかけます。

『だったらすべて壊してしまえばいい。伝説のプレイヤー、ジミのように!二人で世界を壊そう。粉々になるまで』

ホールがクスリを吸わせてニルを暴走させていた。

エコヲ「辞めてよニル!どうしてこんなことするんだよ!?」
ホール「どうして?世界を壊す為さ。昔、ジミがしたようにね!」

ニルは生徒会のアンプで、ミュウはエコヲのアンプと接続して激突します!

「何かを失うのも自分を偽るのも、すごく楽しい」

これはキマッてますわ!

「だめだ、二人を止めなきゃ!あそこからAC30に飛び移れば…!」
「そこから飛び降りろ!」
「!」

気付けばエコヲの背後にナイフを持った生徒会長が経っていました。

「そこから飛び降りろ。天国が待ってるぞ」
「君はニルの友達じゃないの!?止めるのが普通だろう!」
「あいつは俺の切り札。あいつの力を軍部に売り込めば、いくらでものし上がれる。それこそ大将にだってなれる。そのためのコネだってもうできてる。純度の高いティーン・スピリット…。イクイップメント乗りは喉から手が出るほどほしいからな。最強の切り札を使わないなんて馬鹿のやる事だろう!?」
「そんなの間違ってる!」

ニルとホールは友達ではありませんでした。

「や、やめえろぉ!!」
「ニルは僕の友達だ!」

ピンクのブリーフが!!(笑)

ニル「――!」

エコヲの友達、という言葉に反応したニルは…。

 プレイヤーの末路?

飛び込み台から落ちるエコヲを、ニルは助けてくれました。
反対にスルーされ、ティーン・スピリット原液のプールに落ちるホール。扱い雑(笑)

「ミュウ!大丈夫!?」
「なわけないじゃん!」
「ごめん、でもニルは僕の友達だから。戦うなんてできないよ…!」
「エコヲくんって…狡いなぁ」

「エコヲくん、君にとって彼女はどんな存在なの?そして君にとってエコヲくんは友達?パートナー?それとも恋人?」
「はぁ!?」

「恋人」に反応するミュウはピュアですね。

ニル「僕たちは互いを利用してたんだ。それで繋がってるって思いこんでた。君は知ってるはずだよね?力をふるう気持ちよさ、あの快感を。でももし、力に飲み込まれたら?」
ミュウ「私は飲み込まれない!!」
ニル「そう……。二人に忠告しておくよ。プレイヤーはいずれ必ず気がふれる。必ず、だ」

嫌な伏線だなぁ…。ジミも気がふれたのでしょうか?

ニル「もうここにはいられないな…。じゃあね」
エコヲ「ニル!!」
ニル(僕の気が狂ってしまった時。君はまだ、僕の事を友達だって言ってくれるのかな?)

ニルはイクイップメントと共に姿を消します。

学園長「まさかホールくんが黒幕だったなんて思いもよらなかったわ…」

事件は解決しました。

「これが約束のファイル!あまりお役に立てないかもだけど…」

黒塗りだらけじゃないか!!(;´∀`)
しかし1枚の写真が出てきます。

「それは紫の王国を支配する戦慄の貴公子こと殿下!学園を出た後、ジミは殿下もとに向かったそうよ。彼に会えばジミの事を詳しく聞けるかもしれないわね」

次の目的地が決まった!

ミュウ「ところでずっと不思議に思ってたんだけど。もしかしてあんた、ニルが女の子だって事気づいてなかったわけじゃないよね」
エコヲ「……………………女の子!??」

女の子でした!

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エコヲから見たプレイヤーは憧れの対象でしかなくキラキラした存在だったけど、ニルやホールにとっては必ずしもそうじゃなかった。彼らは孤独と希望のない未来に絶望してしまったんだな。
エコヲともう少し早く出会ってれば違う未来があったかもしれません。だけど彼との出会いはニルの心を少しばかり救ったと思います。また会える日が来るのでしょうか。
イクイップメントやっぱりミュウとエコヲのコンビが一番ですね!
プレイヤーは「気が触れてしまう」らしいけどミュウもいつか…?
ジミについてはほぼ分からないまま。学園長出し渋るなぁ(;´∀`)
次回は戦慄の貴公子とご対面!?どんな人なのか楽しみ!!
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