作品情報・あらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 「キルラキル」や「プロメア」のTRIGGERによるオリジナルアニメが始動。
- 設立から10年を迎えた獣人特区だが、いまだ獣人と半獣人派の人間による差別は根強く残っていた。
- タヌキの少女・影森みちるは安寧を求めて獣人特区アニマシティへ向かう。しかしそこで爆破テロが発生。逃げ惑うなか出会ったのは、謎多き狼の獣人だった。
【BNA 1話 アニメ感想】Runaway Raccoon
獣人と人間
「獣人死すべし」
そんな落書きがされる世の中で少女は生きていました。
《獣人特区の施行から10年、いまだ獣人特区への反感は強く国会前では反獣人派のデモが起きています》
一部人間と獣人の対立。
「はぁ~~!」
バスの屋根に無賃乗車した少女!
中に入らなかったのは獣人だから。
かわいいタヌキの獣人です。
「あれだ!」
目の前に現れたアニマシティ。獣人が獣人らしく生きられる獣人特区。
「っ!?」
獣人の少女を襲う人間たち。アニマシティへ繋がる唯一の道を張っていたようです。
バスから転がり落ちる少女をしつこく追いかけます。
「この獣人が!」
「あんたらの考えなんてお見通しよ!」
「テメーラみたいな化け物が増えると目障りなんだよ!くたばれ――」
「すみませ~ん」
殺気立つ人間をなだめるようなのんきな声が聞こえてきました。
「その子はうちの大事なお客。どうおお手柔らかに」
助けてくれたみたいだけどどこか胡散臭い獣人!
「殺すと後が面倒だからほどほどにね」
ボウガンを放つ人間ですが、次いで現れた2体の獣人によって鎮圧されます。身体能力は獣人の方が上です。
「あ、あなたは?」
「困った獣人に救いの手を差し伸べるマリー伊丹!」
「なんか怪しい…」
激同
「あら傷ついちゃう」
「で?いくら取るの。あとから絶対取るやつでしょ」
マリーは少女の有り金を全部持っていきます。容赦ない!(笑)
マリー「あなたの命の値段なんだから自分を安く見積もらないで?そうでしょう」
そういわれたら払わざるを得ないじゃないか!
「あの町って本当に獣人だけの街なの?」
「そう。あなたも訳アリ?」
「…………」
「安心して。これでゆっくり眠れる日が来る」
「うん…」
アニマシティに到着した少女は、マリーと別れて街の中央へ向かうのでした。
獣人の楽園へ
「お祭りだ!!」
最初不気味なほど静かでリンチされるのかと思った((((;゚Д゚))))←
偶然にも今日はお祭りの日だったようです。
《獣人と人間の溝は消えてはいませんそれでもこの町は獣人の安息の地として続いています。これまでの10年とこれからの10年、いや、それ以上の未来のために、アニバーサリーを祝いましょう!》
市長の言葉に歓喜する住民たち。
少女「本当にみんな獣人だ…!もう逃げ回らなくていい!!」
みんなと踊ったり、花火を見たり、リンゴ飴を買ったりして楽しそうですね。
お金はまだ隠し持ってたのか?(;´∀`)
「あっ!ごめんなさい!」
前方からやって来た誰かにぶつかります。
「!?」
「いい香りだ…歓喜と幸福に満ちた獣たちの香りだ…」
「は?」
「楽しめ……千年待った獣人の祝祭だ…」
変な人だ!
というか千年前から獣人は存在していたのでしょうか?それほど嬉しい、という例え?
少女「色んな人がいるなぁ……。――え?」
一瞬目を離した隙に、狼の獣人は居なくなっていました。なんだったんだろう。
《10周年おめでとう、ロゼ視聴。でも勘違いしないでくれ。獣人特区は盤石ではない。君たち獣人が危うい行動をとればいつどうなるか分からないという事を。くれぐれも頼むよ》
総理大臣からの祝辞。
「相変わらずね。祝ってるんだか脅してるんだか…」
「それでも10年経ちました」
爆破テロ!?
「あらぁ、買い食い?やっぱり隠し持ってたんだ」
「イタチの人!」
「ミンク!!あんな安い毛皮と一緒にしないで」
先ほど助けてくれた(?)マリーと再会。
「――あっ!?」
「あら可哀想。気を付けて~。アニマシティは生き馬獣人の目を抜く街だから。いいの?行っちゃうよスリ」
少女はスリ犯と思しき子ザルを追いかけることに。
「どこに行った…!?」
スリ犯を追いかけた先で見つけたのは、作業員の格好をした獣人でした。作業員は少女を見ると顔を隠しながら去っていきます。(怪しい
直後、鉄骨が爆破され、巨大モニターが傾き始めます!
楽しかったお祭り会場は一転、悲鳴と混乱に包まれます。逃げ惑う獣人たち。
少女「危ない!おじいさん急いで!」
モニター落下予測地点にヤギのおじいさんが!
「やばいやばい、ヤバヤバヤバヤバヤバ」
ここめっちゃ笑いました(笑)
「いてて……。あ!泣いてた人!?」
潰される直前、狼の獣人によって救出された少女とヤギのおじいさん。
「てかまた泣いてるし…」
「お前か!獣人の祝祭をぶち壊したのは!」
「私じゃない!私はちょっと柱を叩いただけ!」
「それで爆発するか!」
「しないでしょ!だから私じゃないって――。ん?あいつ…」
「あいつ?」
少女は作業員の獣人を思い出します。
「――どうやら誤解したようだ。すまない」
狼の純粋な嗅覚による追跡。
少女はスリを追いかけますが、少し離れたところで再び爆発が起きます。狼獣人が走っていった方角でした。
作業員の獣人「あいにくだったな、においなしの爆弾だ!獣人でも気づかねーよ…。!?」
しかしがれきの中から出てきた狼獣人はぴんぴんしています。
狼獣人「痛かったぞ…」
今のはいたかったぞ―――っ!!!
「言え。なぜ祭りの邪魔をした!?」
獣人って何なんだ!?
作業員が逃げたトラックに獣人2匹が潜伏していました。ライフルを持った彼らは狼男に向けて弾丸を放ちます。
「すばしっこいな」
「気をつけろ、あの狼野郎、俺の爆弾をしのぎやがった!」
「どうやらプロのようだな。そうか…人間か!貴様ら人間に飼われたのか」
「なぜ分かった!」
「その体に染みついた人間の匂いは消せやしない!反獣人派の人間に飼われたな!」
「飼われたと聞き捨てならないね。獣人だろうが人間だろうが関係ない。請け負った仕事はきちんとこなす。それだけだよ!」
「それが祭りを汚した理由か――!?ふざけるな!!」
一対三のはずですが狼獣人が圧倒!強いですね!
「その罪、命で償え!人間に魂を売った獣人にこの爪をかける価値すらない。拳で十分だ!」
爪と牙を持って襲い来るライオン獣人を倒し、シカ獣人の角を誇りごとへし折り(;´∀`)えげつねぇ
「そこまでだ若造!」
「俺を若造呼ばわりとはな…」
狼獣人は見た目より年食ってるのかな?
「動くな!動くとこの餓鬼の命は無いぞ!」
作業員の獣人が人質にしたのは、騒ぎを聞いて駆けつけた少女。
「誰の命が無いんだって?」
一瞬で背後に付けた狼獣人は爆破実行犯を殴りつけ、滅多打ちにしていきます。
「ちょ、ちょっと待って、酷いよ…!もういいでしょ、可哀想だよ!」
「止めるな。こいつらは祭りの邪魔をした」
「でも同じ獣人でしょ!こんな」
「こいつらは人間にやとわれた。獣人の風上にも置けない。このくらい当然だ」
人間は敵で、彼らに雇われた獣人も敵でしかない。獣人に許された唯一の楽園・アニマシティでなら尚更、それは許されないことで。
「やめて!やめてってば!!」
少女の尻尾が光り巨大化します。そんな使い方が!
少女は狼獣人から敵の獣人を庇うのでした。
「そんな人間ばかりじゃない!」
「人間はみんな一緒だ」
「違う!だって―――私も人間なの!」
「私は人間、人間だったの!」
な、なんだと……!?(゚Д゚;)
タヌキちゃんも可愛かったけどヤギのおじいさん可愛すぎた(笑)
狼獣人は細谷氏ボイスも相まって格好良さ極まれり!なんであんなに強いんだろう。獣人の居場所を守ろうとする意志が、誰よりも強いように見えました。
タヌキちゃんが異様に優しいのは人間だった頃の名残か。普通に学校生活を送ってたんですね。突然変異なのかな?
そもそも獣人は表舞台に出てこなかっただけで、千年ほど前から存在してたのか?まだ謎は多い。
なんとなく胡散臭い個所もあるんですよね…。獣人の楽園とかシルヴァスタ製薬とか、ロゼ市長の事は信用して大丈夫?
獣人特区を取り巻く環境はなかなかシビアな様子。タヌキちゃんや狼獣人を待ち受けるものとは…!?