【ドロヘドロ 11話 アニメ感想】煙の半生はハードモード!十字目男との因縁!ニカイドウ奪還を狙う新妻パイマン!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 煙の魔法によって魔法使いの世界に連れてこられたニカイドウはブルーナイト最終日にパートナー契約されてしまう。カスカベ博士とジョンソン達も煙の屋敷の一角に監禁された。
  • カイマンは悪魔のアスからニカイドウの危機を知らされる。事情を知った丹波社長が煙の屋敷にパイの屋台を出すというのでカイマンは乗り込む機会を伺うことに。
  • 脱獄したカスカベ博士は心と10年ぶりに再会を果たす。丹波の新妻として煙の屋敷に乗り込むカイマン改めパイマン!丹波と元店員・飛鳥のパイ対決が始まるも、男性陣に異変が!そしてパイマンはニカイドウを発見する!

【ドロヘドロ 10話 アニメ感想】ニカイドウが煙ファミリーに取り込まれた!ジョンソン&G大活躍!

2020.03.16

【ドロヘドロ 11話 アニメ感想】ザ・ボス/屋台で逢いましょう

煙の半生

「――?あんた、まさかホールの医者か!?俺だ!覚えてねぇか!」
「あぁ、君は…」
「久しぶりだな!どうしてこんなところに!?」
「心さんどうしたんですか!早く二人を…」
「それはできねぇな。この人は俺の恩人なんだ」
「先輩の恩人!?」

気付いてくれてよかった!(;´∀`)

「なぜ私をいじめるのです?」
「煙のパートナーには常に危険が伴うって事さ!お前はまだ煙の事もファミリーの事も何も知らないだろう?」

鳥太による新人いびり、度が過ぎますよ!

「今日、君を呼んだのはこの映画を見てもらうためだ!煙が制作・脚本・主演を務め彼の半生を描いた自伝的ノンフィクション映画!」

こういうの多いな(笑)

《目が覚めると俺はキノコに囲まれていた。どうやら自分の両親もキノコにしちまったらしい》

生まれながらにして力が強かったんですね。

《俺は身の回りのキノコを食って生きてきた。そのうち俺の家に見知らぬ男が入って来た。たぶん空き巣だろう。その男は赤ん坊の俺を見つけると、どこかへ連れ去った。俺は汚い廃工場に売られた》
「今日からここがお前の家だ」
《それからは地獄だった。この廃工場を仕切ってる連中は下級魔法使いで、あちこちから中級上級の魔法使いを攫ってきては無理やり煙を出させ、それを売って金儲けをしていた。その頃はこういう連中がたくさんいた》

まだ赤ん坊なのに人生ハードモードすぎる…。

《俺はそこで9年間働かされ、煙も尽きて川に捨てられた。そして俺の体は死体と見なされ、悪魔によって地獄に捨てられた。だが俺は地獄に落とされても死ななかった!奴らへの怒りで、俺の命は地獄の炎でも燃え尽きなかった!!》
「信じられん…。地獄に生きた魔法使いがいるとは!俺はチダルマ。きみは?」
《俺は煙と名付けられた》

ブルーナイトで立ち会った悪魔ですね!昔からの縁だったのか。

《俺はあの廃工場へと戻って来た。俺は廃工場をぶっ壊し、働かされていた魔法使いたちを仲間にした》

正義のヒーローじゃないですか!

「助けてくれてありがとう。何か礼をさせてくれ」

《俺は煙。ああいう奴らを世界から一掃しようと思っている。その手伝いをしてくれ》

それがファミリーの始まり。

《俺の仲間はどんどん増え、クズどもは俺を恐れ次第に消えていった。そして20年余りの月日が流れ――》

妙な殺人事件が噂になっていました。腕のいい魔法使いばかり殺して首だけ持っていく、と。

「そういうのは俺たちの仕事だ。なっ、先輩」
「首だけ持っていくなんて変態野郎だな」

このころには心と能井もファミリーになってます。

「ボス!仲間が3人やられた!」
「ボス、み、見たぜ…やったのは目に十字の入った…や……」

仲間が命と引き換えに残してくれた唯一の手がかり。

《いろいろ手を打ったが、仲間は次々とその十字目の男に殺されていった》

ほどなくして十字目の根城を突き止めます。

「マステマの大和ってアパートだ!」

送り込まれたのは心と能井でしたが。

《俺はひとりマステマへと向かっていた。心と能井なら必ず奴を始末するだろう。だが数多くの修羅場を潜り抜けてきた俺の勘か。胸に言い知れぬ不安がこみ上げていた。あとで聞いた話だが、この時二人は十字目の男に見たことのない異様さを感じたという》

心と能井を瀕死の状態に追いやった十字目の男。強いですね。

「ここで…二人死ぬ運命か……」
「心。能井を連れてこのほうきで逃げな」

煙はナイスタイミングで駆け付けた!

《俺はこの男を見て感じた。こいつは敵だ。この十字目の男を倒さねば俺に未来はない!――気が付くと俺は無数のキノコの中にいた。あたりに人影は無く、空気が冷たく感じるほど静かだった。マスクは奴のナイフによって壊され、首には浅い傷ができていた。俺の煙はマステマの街を飲み込み、すべてをキノコと化してしまった》

これがデス茸事件の真相。

《俺は十字目の男がキノコ化したことを確信した。だが…俺は見たのだ。ドアの中に消える首のない男を――!!》

首のない男…?

ニカイドウ「とても面白い映画でした(棒)」
鳥太「ファミリーの歴史をちゃんと理解したか?まぁ能井ちゃんに言わせるとこの映画かなり脚色されてるらしいけど」

煙さんは盛り癖がある(笑)

煙「何度見ても良い映画だ。この映画が未完成で一般公開されていないのは、十字目一派を滅ぼした事実をラストに入れたいからだ。ニカイドウ、俺が時を操る魔法使いを捜していた乃花、6年前のあの日に戻り、十字目の男が死んだのか、それとも生きているのか、すべての真相を知りたいからだ」
ニカイドウ(十字目の男…。似ている、私が初めてカイマンに出会った時と…)

十字目の男=首のない男=カイマン。

というかニカイドウはカイマンの事を覚えてるんですね。洗脳されたかと思ったけど従順になるよう操作されただけなのかな。

カイマン、結婚する

「カイマンさん?どうしたんですかフードなんて被っちゃって」
「いいのいいの!」

カイマンは丹波社長たちと煙の屋敷へやって来ました。表向きはパイを売るために!

(ニカイドウ、きっとお前が煙ってやつにつかまったのは俺のせいなんだ。だから俺が必ず助けてやる)
「レストラン丹波だな」
「うっしっし!儲けまくってやるぜ!」
「定員は3人のはずだが?」

カイマンが増えて4人います。

丹波「あぁ、あいつは臨時のバイ…」

カイマン「私は3日前に入籍した丹波の妻でございます♡」
丹波「なにぃ!??」

夫婦だと怪しまれずに済む、とはよく言いますが(笑)

「それはおめでとう。で名前は?」
「パイマンと申します♡」
「……まぁいいか、よし通れ」

いいのかよ!(笑)

カイマン「すげー!城の中に町があるぜ!」
丹波「ここか。なかなか良い場所じゃねーか。――あれ?なんだあのワゴン、邪魔だな。どけろ化け物」
カイマン「ちょっと!化け物ってアタシの事!?」

化け物と福山は協力してワゴンをどかします。カイマンの扱いは基本的に雑。

「待ちなさい、それはうちのワゴンよ。丹波さん、お元気そうね」
「あ”ぁ”っ”!お前は!」

顔見知りですか?
福山いわく「パイマンさんの前にうちで働いていた人」だそうで。厄介そうな人に出くわしたな(;´∀`)

「飛鳥、なんでお前がここにいるんだ…」
「私、新しくお店を持ったの。パイの店よ」
「レストラン丹波の味を盗んだんですか!?」
「人聞きの悪いこと言わないで。ちょっと参考にしただけよ…、あんた、誰?」
「私は丹波の新妻よ!」
「新妻ですって!?あんたが!?」
「彼女は丹波社長に気が合ったんですが全く相手にされず店を辞めたんです」
「まぁ、お寒い話っ!」

突然の修羅場!

「明日のランチタイムにより多く売り上げた方が、この場所に店を出せるのよ」
「なに!?ならこっちが勝ったも同然じゃねーか」
「自信満々ね。じゃあ私が勝ったら?」
「その時は自分の店畳んでテメーのところで働いてやる!」
「…約束よ」

飛鳥は去っていきました。
丹波社長に余裕があるのは自分の店のパイの味はもとより、飛鳥は料理ができないからだそうで。

「旦那様、城内を偵察してきてもいいかしら」
「何!?まずは仕事に決まってんだろ!材料取ってこい!」
「亭主関白ぅ~!」

新妻パイマン頑張れ(笑)

 飛鳥の誘惑!

所変わって心と再会したカスカベ博士たち。
能井のおかげでジョンソン、バウクス先生、サーティーンは無事元の姿に戻ることができました。

「ニカイドウ君を助けたいんだけど」
「いや、今すぐホールに帰ったほうが良いな。昔のことは感謝してるが、あんたらがトカゲ男の仲間だとすりゃ俺とは敵同士だ」
「まぁ確かにその通りだねぇ」
「おい…。今回は見逃してやるって言ってんだぜ?もうトカゲ男には関わるな」
「「・・・・・・・・・・」」

心の脅しに委縮するバウクス先生とサーティーン。しかしカスカベ博士だけは様子が違いました。

「あははははは!余計な事には首を突っ込むなって事だね。でも10年前に”余計なこと”に首を突っ込んだおかげで君も私もこうして生きていられるよ。そう思わないかい?ねぇバウクスくん」
「え!?ままま、そ、そうかな~」
「あんた人助けが趣味なのか?」
「いやいや、私が興味あるのは研究だけだよ」

動じずぶれないカスカベ博士、良いですね。

「え?なんでニカイドウが煙ファミリーの会報に載ってんの?」

ボスの好きなキノコランキングじゃなくて!
カイマンの元気が無くなります。

(俺はもう、本当は分かってたんだ。ニカイドウが魔法使いだって事、認めたくなかっただけなんだ。俺に人間だと嘘をついてたニカイドウ、もう俺があいつを助ける必要なんてないのかもしれない。だって、ここがあいつの本来いるべき場所なんだから。黙ってこの城から去ったほうが良いのかもしれない。そうしよう、そして一人でゆっくり考えて――)

そう思った時、ニカイドウが通りかかるのでした。

「おい、あの女例のお前の――」
「あなた!飛鳥って女に勝つんでしょ!早くワゴンに帰って準備しなきゃね」
「おい!?良いのかよ」
「いいのよぉ!あいつ思ったより元気そうだし、焦って助けに来ることもなかったかなー!」

煙がニカイドウのそばに居たので今すぐ駆け付けるわけにもいかず。

《ランチタイムは広場へGO!2つの店が争うパイ対決!特別審査員にファミリーを迎えての開催だ!さぁ、君もこの勝負に客として参加してみないか~!?》

丹波のパイが圧勝かに思われましたが、客はなぜか丹波のワゴンを素通り。
吸い寄せられるように飛鳥のアップルパイワゴンへ殺到します。

「飛鳥のパイを召し上がれ~」

飛鳥さんセクシーだな…。そしてワゴンから噴き出している紫色にもピンク色にも見える煙は…。

煙「まだ12時になったばかりだが早くも勝敗は決しているようだな…」
藤田「それにしても甘くていい香りですね~…」
心「あぁ…」
藤田「俺…買ってきます」
煙「俺アップルパイ…」
心「俺も…」
能井「先輩が肉より甘い物とは珍しいな!」
ニカイドウ「煙さまもキノコ以外のものを」
恵比寿「私の分も勝ってこい!」

男性陣の様子がおかしいぞ!と思った矢先、福山までもが飛鳥のワゴンに向かいます。

能井「――まぁまぁかな」
恵比寿「並んで食うほどのもんか?」
藤田「飛鳥さんって素敵だと思いません…?」
心「あぁ、いい女だな…」
煙「俺もそう思ってたところだ…」
心「たくさん買えば彼女が喜ぶよな…?」

男性陣3人はアップルパイのワゴンへ行ってしまいました。

能井「俺は肉の方食いに行きますからね!」
恵比寿「あんなアバズレのどこがいい!」

丹波「分かったぞ。ありゃ魔法だ。飛鳥の魔法はエンジェルって化け物を出して男を虜にしちまうんだ。たぶん、煙で男どもを呼び寄せ、パイを食わせて魔法をかけてるんだろう」

丹波の予想通り、飛鳥はエンジェルを囲っていました。エンジェルから吐き出されるパイ。(;´Д`)

カイマン「で、あんたはなんで平気なの?」
丹波「あいつに魔法をかけられすぎて免疫が出来ちまったのよ」

丹波社長も大変だったろう(;´∀`)

丹波「お前こそ魔法にかかってないな?」
カイマン「い、いや私は」

カイマンに魔法は効かない。

 カイマンとニカイドウ、決裂!?

「――!」

カイマンは気付きます。飛鳥のパイに群がる男どもの中に煙もいる。能井と恵比寿は丹波のワゴンに気を取られている。
つまり今、ニカイドウは一人です。絶好のチャンス!?

「行けよ。チャンスは今しかねーぞ」
「でも店を今放っておいたら」
「お前がいてもいなくてもこの状況は変わらん」
「なんだとー!!」
「…じゃあ本当に行くぜ」
「おう」
「店、あんま手伝えなかったな」
「気にすんな。こっちもバイト代まだ払ってないしな」

タダ働きであんなにこき使ってたの(笑)

「社長!いつかバイト代取りに行くからなー!」
「その時にまだ店があればいいがな」

社長良い人すぎます。

「肉のパイひとつ作れ!」

能井と恵比寿が丹波のワゴンにやって来ます。

「うめ~~!もう1個!いや10個くれ!」

飯テロぉ!おいしそう!!!

ほどなくして飛鳥の魔法が底をつき、男性たちは正気を取り戻しました。

煙「うっ!胸やけが!」
福山「社長すみません」

福山も帰って来た。

「あと15分諦めねーぜ」
「こちらのパイを貰おうか。両方食べて公平な判断をしたい」
「煙さん…!どうぞ。煙さんはキノコしか食べないと聞いたので特製ジロール茸のパイを用意しました!」
「おぉ、ジロール茸。――うまい!お前の勝ちだ丹波。これからも商売に励めよ」

あっさり勝った(笑)

「畜生丹波!今に見てなさいよ!とにかく今は逃げるわよ!煙に魔法を書けたなんて知れたらぶっ殺されるわ」

飛鳥敗逃!

「カイマン、待ってくれ、どこへ行くんだ」
「逃げるんだよここから!」

ニカイドウはカイマンの腕を振り切ります。

「私は行かない。煙のそばに居たいんだ」
「そうかよ…。何があったか知らねーが力づくでも引きずってくぞ」
「できるかな?」

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煙は幼児期でもかわい…くないッ!煙の屋敷はとにかくデカい!丹波のパイはマジウマ!

ニカイドウを連れ戻すチャンスですがそう簡単にはいかないようです。洗脳されている(?)とはいえニカイドウ自身にそう言われたらな…。そもそも契約に縛られている身で逃げ出す事が難しいのかもしれない。カイマンVSニカイドウ、どうなるんだろう。
心は恩を忘れない性格だった。カスカベ博士のブレなさに免じて今回も見逃してくれるのか、そしてカスカベ博士たちのその後の動向は不明。
丹波は人使い荒いけど最後までいい人だった!またいつか会えるといいですね。
煙と十字目の男にあんな因縁があったとは。首のない大男、ニカイドウがホールで見つけたカイマンと思しき男と特徴が一致しています。
カイマンの謎は深まるばかり。そしてニカイドウに接触したことで煙とも急接近しそうな気がする。敵陣のど真ん中、ニカイドウに同行を拒否された状況で彼に勝機はあるのか!?
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