【ランウェイで笑って 5話 アニメ感想】心はデザイナーを目指す!香留さん良いライバルキャラになりそう!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 森山が柳田のアトリエを去ることになった。柳田の要請を受け、芸華大学の綾野遠とその後輩・長谷川心が助っ人にやってくる。
  • 柳田が請け負う仕事は2週間で40種400着を用意しなければならない。生地の発注元が駄目になるなどトラブルが相次ぐ中、果たして期日までに間に合うのか?
  • モデルの才能に恵まれながらもデザイナーを目指す心。芸華祭の予選が幕を開けた!育人に敵意をにじませる香留だがそこには彼女なりの信念があって…。

【ランウェイで笑って 4話 アニメ感想】綾野遠が育人を引き抜き!?若き才能が集結!

2020.02.01

【ランウェイで笑って 5話 アニメ感想】それぞれの流儀

心が目指す道

「妹から、何してるんだって…」
「妹さんが居るんですか?」
「はい。うち、4人兄弟で…」
「うちも4人兄弟です!初めてです、初めて4人兄弟の人と会いました!なんだか安心しました。私、入学したばかりで下手っぴだし、インターンに行ってやっていけるか不安だったんです。実力も人間関係も。でも一つ不安が無くなりました!」

人間関係の不安が!さっそく意気投合する育人と心です。

「モデルを目指してたんです。でも初めてのファッションショーですごく緊張してしまって。そしたらブランドのデザイナーさんが…」
『いつも街を歩くように普通に足を動かしなさい。後は勝手に私の服が歩かせてくれるから』
「って、私それに憧れて。デザイナーっていいな、私も…って思いだして芸華大に」

心をデザイナーの道を示してくれたのは綾野麻衣でした。

(心さんの初めてのファッションショーが日本のトップデザイナーのコレクション…!?心さんて物凄いモデルなんじゃ!)

心はデザイナーを目指していますが、モデルの才能を秘めていました。

学園長「本年度、芸華祭グランプリの豪華賞品はブランド立ち上げ援助、およびパリ留学!」

凄い特典ですね!留学を願う育人にとってもまたとないチャンス!

「育人ちゃん、助っ人の心ちゃんどう?戦力にはなってないでしょう。でもね、あの子センスがあるの。教えた事次の日には絶対できるようになってるのよ。これからも心ちゃんをよろしくね」

学園長も心に目をかけているようです。

「ごめんなさい、ごめんなさい」
「わがまま言ってんじゃない!」
「心さん!?何やってるんですか!」

育人は大学前でスーツの女性に腕を掴まれている心を発見します。

「誰なんですか!?」
「そこのモデルのマネージャー。長谷川、今月中にはこの大学辞めときなさい」
「!」
「いきなり何を!?」
「部外者がしゃしゃり出るな。そいつはうちの事務所のホープ。身長181㎝、股下93㎝。うちの事務所の宝だ。それが気の迷いでこんなところに逃げられては困る。無理だ。お前はデザイナーになんかなれない。お前はモデルをやりたくない当てつけに、デザイナーに憧れてるるふりをしてるだけだから。失礼だろう?本気でデザイナーを目指してるやつに」
「私はっ…」
「なに?言いたいことがあるならはっきり言いなさい」

ここだけ見るとパワハラ事務所に思えてならないぞ。

「ごめんなさい…」

心はマネージャーに連れていかれました。
自分が望むのとは違う才能を持っているというのも複雑ですね…。

育人「心さん…。! これは…」

心のノートを拾い、自宅まで届けに行くことに。

「わざわざありがとうございます。…ノート、中見えちゃいました?」
「ごめんなさい!あの、えっと…」
「私が初めてモデルの事務所に入った時、みんなの目が怖かった。あんた見てると私たちの努力が全部無駄に思える。才能あってよかったね、って、初めてのショーの時たくさん言われた」

嫉妬されるほどの才能を持つ心です。

「視線を浴びると頭が真っ白になって怖かった。だから否定できなかった」

マネージャーの言葉を。

しかし育人は学園長が言っていたことを思い出します。
そして拾ったノートと、彼女の部屋に残された努力の跡。

『デザイナーになりたい』

ノートにはそう書いてありました。

「失礼なわけ、ないじゃないか……」
「先輩…?」
「心さん!芸華大のショーに出ましょう!ショーに出て心さんの本気と実力をマネージャーさんに見せつけるんです!」
「話がよく…」
「だって悔しいじゃないですか!あんな言われっぱなしで…。えっと、うまく言えないんですけど、やりたいことはやるべきで認めてもらうには自分から一歩踏み出す。そう尊敬する人から学びました」

千雪から!

「私に…できるかな…」
「はい!やってやりましょう!」
「…やります」

「私も出ます!芸華祭!」

芸華大ショー予選とテーマの発表

「もう行かなきゃ」
「がんばりな」
「行ってきます!」

「都村さん、検査のお時間です」

お母さん、調子悪そうですね(´・ω・`;)

「お互いベストを尽くしましょう!」
「はい!」

いよいよ芸華祭予選当日!心と育人は実習室が別々になります。

「東コレのフィッターさん…!?」

調子に乗らないでください、と釘を刺してきた女性と再会します。芸華大生だったんですね。

「知り合い?」
「いや。けど気が変わった。その伸びた鼻、へし折ってやる」

嫌われているのかな?と思うほど。

(めっちゃ睨まれた…。というかこの会場の空気自体…)

どこか鋭く張りつめています。

「隣、失礼します」

フィッターの女性と仲良さそうにしていた男子大学生の隣に座りました。

講師「今日と明日、2日間にわたって課題をこなし審査して2次予選に進める優秀な数人を選ぶ。その課題は3分の1スケールドール。こいつ用の服を作ってもらう」

3次予選を通過できるのは30人の中からたった数人。いきなり難関です!

「では服のテーマを発表する!…と、その前に参加費の徴収だな1万円出しておけー」

けっこう高い(´・ω・`)

「憧れのファッションショーに出るチャンスなんだから、楽しんできて」

妹ちゃんがヒロイン過ぎる件

昨晩、妹ちゃんは申し訳なさそうに5000円を出してくれました。
今用意できる精一杯のお金。残りは育人が補充したようですが。

「随分、細かいな」
「家の中の小銭を全部かき集めてきた感じ?」
「必至だな~」
「カワイソすぎる…」

ヒソヒソやめろ…やめろ…

「うるさい。お金はお金でしょ。さっさと進めてください。時間の無駄」

フィッターさん、実はそんなに悪い人じゃないのかもしれない…。

「みんな~!セイラだよ!この日のためにどんなテーマにしようか色々考えたの。でもお難しいこと分かんないからここはシンプルに!テーマは”セイラに似合うお洒落な服”!だって女の子は何時でもおしゃれでいたいじゃない?とっても素敵な服、考えてねー!」

トップモデル・セイラから出題されたテーマ。どことなくローラさんっぽいですね(笑)

(おしゃれ…。これってすごく難しいんじゃ?セイラさんがいつどこで着る服なのかを想定しないと…)

デザインを練る時間は1時間です。予選がスタートしました。

まっすぐな敵意

「……あの。さっきの女性の名前、教えてくれませんか?庇ってくれたお礼を言いたくて」

隣の男子大学生に尋ねますが

「フーン…。香留の気持ち、何となく分かった。ここにいる奴ら全員敵たぞ?なのに平気でお礼言える神経とか。甘いんだよアンタ」
「(そっか。みんなライバル。慣れ合いなんて必要ない…)」

それでも慣れ合いと感謝は違う、と育人は思います。

「教えてくれませんか?助けてもらったのは本当なので。ちゃんとお礼を言いたいんです」

こんなんヒロインですやん!!!(正気

「…木崎香留」
「ありがとうございます。(可哀そうって言葉だけは言わせっぱなしにさせない!)」

そして1時間が経過。参加者は外に出ます。参加費1万円はデザイン画を形にする材料費だったようです。

「あ。あいつに香留の名前教えちゃった!」
「は?なにそれ」
「マジあいつにムカついてんのな」
「別に、あいつにムカついてるんじゃない。ハジメさんのコレクションを台無しにした全員に腹が立ってるの。それにあいつの足を引っ張るとかそういう事をしたいわけじゃない。ただただ真正面からねじ伏せたいだけ…!」

良いライバル、素敵なライバルじゃないか!!

「この予算でセイラさんの言うお洒落を実現する、そのためには…」

育人は自分の原点ともいえる得意のパッチワークで勝負しようとします。が。

育人(この服じゃ…駄目だ…!アイディアは悪く無かった。でも安く作るために選んだ素材でセイラさんに似合う服なんて作れるわけないんだ。ならすぐにすべきことは…!)
千雪『もしもし?何、育人』
育人「教えてください!セイラさんの事!」

千雪とセイラ

「入ってー」
「おおおおおおお邪魔します!!」

千雪の家にお邪魔します!部屋着のお出迎えは男子がドキドキしてしまうやつ!

「ご想像にお任せします!!」

スリッパを履くかどうかの話です(笑)

「慣れるための練習」

千雪は室内でもヒールを履いていました。

育人(セイラさんは自然体勝つ天然ぽいキャラで人気の芸能人。綺麗な容姿でずばずば発言するマイペース差が支持を集めている、らしい)

彼女が出演するバラエティ番組を見てそんな感想が出てきます。

千雪「セイラさんってTVじゃ変なこと言ってよく笑ってるけど、バラエティで天然キャラで売り出された時は驚いたんだよ。聡明でストイックで…。ウォーキングであらゆる役を演じる女優みたいな印象だったから。デザイナーには作った服をこういう人が着るっていう理想の人物像があって、それをランウェイで演じるのがモデルの仕事。もちろん圧倒的個性で勝負するモデルも居れば、歩幅、手のふり、腰の入り、肩の揺らぎ、場合によっては頭の動きまでコントロールしてデザイナーの理想に近づこうとするモデルも居る。でもね、セイラさんが本当にすごいのはその演技をどの高さのヒールでも全く同じように歩けることなの。たくさん練習して身に着けたんだって」

セイラは身長171センチ、ショーモデルとしては小柄なんだそうです。

「小柄で世界に通用してる。私が目指すべき道はセイラさんにあると思うの。見て。セイラさんのウォーキング」

廊下から伸びた絨毯の中央、何度も刻まれた直線のくぼみを寸分違わずなぞっていく。モニターに映る一流のモデルと目の前で躍動する158㎝のモデルの演技に育人は違いを見つけられませんでした。

「…そういえば気になってたんですけど。コレ、どこか遠出するんですか?」
「次の3連休使ってパリに行ってみようかと思って。モデルって自分の足で仕事を取りに行かないといけないんだよね。だからまず動こうと思って」

行動力の塊ですね。

(凄い。それに比べて僕はまだ打開のアイディアも出てない。こんなに千雪さんは頑張ってるのに…)
「育人…?」

「仕事頑張りすぎなんじゃない?」

頬に手まで添えられて育人が赤面案件(笑)

「ちゃんと寝てる?」
「ちゃちゃ、ちゃんと寝てますよ!それに―――」
「何?」
「思い…ついた…」
「?」
「思いついたぁ――っ!!!」

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育人、一体何を思いついたのでしょうか!セイラに似合うお洒落な服、ここから巻き返しなるか!?
行き詰った時、いつも打開策を見出してくれる千雪の存在は本当に大きいな、と思ったり。彼女に影響された育人が今度は心にも良い影響を与えて…この好循環良いなぁ。
心がモデルの才能を持っているのは明らかですが、デザイナーの才能も秘めているかもしれないんですよね。学園長はそれを、何より彼女の努力を見抜いていたのかもしれません。
育人にとってもいい刺激になるだろうしこれからの成長が楽しみですね。
香留さんも思ってたより卑屈なキャラじゃなかったというか、冷静になって見れば最初から正論しか言ってなかったという( ̄▽ ̄;)
正々堂々、まっすぐぶつかる姿勢は応援したくなっちゃいます。芸華祭における彼女との戦いも楽しみになってきました!
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