【ソマリと森の神様 5話 アニメ感想】サカズキ村で出会った砂漠超えのスペシャリスト、ウゾイとハイトラもワケアリの旅人!?

内容をカンタンに説明すると…

  • キキーラとムスリカの手助けで願いのかなう花を手に入れたソマリ。しかし寄り道をしたことをゴーレムに叱責されてしまう。
  • 「これ以上旅を続けることはできない」ショックを受けたソマリはこれまでの無理がたたり体調を崩してしまう。
  • 今回は…サカズキの村でゴーレムとソマリはウゾイとハイトラに出会う。ハイトラの病を治す薬を探して旅を続けているウゾイとハイトラ。ソマリが人間であると気づいたウゾイは、同じ人間であるソマリの血であればハイトラを救えるかもしれないと考え、共に砂漠越えをしようと提案する。

【ソマリと森の神様 4話 アニメ感想】ムスリカ師匠とよざめの花探しへ!ゴーレムの叱責、高熱のソマリ!

2020.02.01

【ソマリと森の神様 5話】揺蕩いの鳥【アニメ感想】

砂漠越え始まる

「馬車は楽だけど暑いのは楽じゃない~~~」
「日が暮れると砂嵐が発生するため今のうちに移動せねばならん。村に着くまでしばしの辛抱だ」

水分補給するも飲み物もぬるい…。そして休息地到着。

ソマリの大げさな飲みっぷり可愛いです。

「このサカズキ村は火山の火口跡に作られた旅人の為の宿場町だ。ここの地形が砂嵐をやり過ごす
には最適だったために次第に旅人が集まり村になっていったらしい。」

まずは腹ごしらえ。

「旅人さんだね、どうぞ、よい旅路を」

杯を置いて去っていくヤギの人

「…これは…」

「村の古い習わしですよ。昔からのいわれでね。
村ができる前の頃、火山跡に何人かの旅人が集まっていた。その中に一人酒豪の男がいて、男は持っていた酒を皆にふるまい宴を開いた。
すると不思議な事にその旅人たちは全員無事に砂漠を越える事ができた。それ以来この村では旅人に酒を振る舞い砂漠超えの無事を祈るんです。
なんせ竜の巻き風とよばれる危険な竜巻がひっきりなしに起こる土地柄ですからね」

ウエイターさんが教えてくれます

「なるほど」

トウキビから出来たお酒だそうです。

「砂糖の原料だったか」
「あの甘いやつか!?」
「ソマリに酒はまだ早い」
「無慈悲!!」

「お子様にはとうきびアイスもありますよ」

「そのとうきびアイスを一つくださる?」

横槍を入れてきたのは鳥っぽい種族の女の子。

「あの…すみませんアイスは残りが一人分しかなくて…」

ソマリと取り合いに

「あんた…」

何かに気づいた様子の女の子

「何をしてるウゾイ」
「ハイトラ」

ウゾイと呼ばれた女の子
ハイトラと呼ばれたのは鳥の顔をした(マスク?)男性

「連れが申し訳ありません」

アイスは半分こして食べることに。

なにか訳ありですね?

世間話を始めるゴーレムとハイトラ。

急にしおらしくなったウゾイはアイスもソマリに譲ってくれる。

「ウゾイたちはともに旅をしているのか?」
「ええ、そうよ。馬車を使ってね」
「薬を探して旅をしているんです。俺は少し病弱で。それを治す為に。この子は頼りない俺に付いてきてくれてる子で」
「だってハイトラだけじゃ危なっかしいもの。あ、でも親子じゃないのよ。私は気高きハラピュイアの一族。ハイトラはファルコハル。鳥の頭をした種族よ。まぁハイトラは私の保護者でもあるけどね。
あんたたちはなんで旅をしているの?そっちこそ変な取り合わせに見えるけど」

「私達は人間を探して旅をしている」
「!…人間…」
「どうして人間なんか探してるのよ」
「人間のことを調べ、研究を」
「ふ~ん…」

「ねぇソマリ、砂漠を越えるならあたし達と一緒に行かない?」

荷の上げ下ろし要員になってほしいようです。

「ただで馬車に乗れるならそんなに悪くない条件でしょ?」

保護者二人も特に反対する理由もないのでこの交渉は成立したようです。

その夜、宿でのウゾイとハイトラは…。

「ウゾイ…どういうつもりなんだ。ただの親切心じゃないだろ」

「そうよ。あの子ハイトラと同じ臭いがしたわ。

あの子は人間だわ、あなたと同じ・・・」

ハイトラ、鳥のマスクでした。
顔の右半分が・・・何か花のようなものが咲いている?

「なぜ人間がゴーレムと一緒に…」
「それより私、良い事思いついたの、あの二人を連れて砂漠にでたら…」

ハイトラに何か耳打ちをする。

「駄目だ、何の意味があってそんな…」

ハイトラが咳き込みます。吐血…?血のようなものと羽根を吐いた…?

「ハイトラ…私たちにはもう時間がないの」

人間の方が病気で時間がないタイプでしょうか。

 

危険な砂漠と危険なウゾイ?

砂漠の度は本当に危険。
でもハイトラ達の装備は完璧ですね。
車輪以外の道具、銃。
ハイトラの狙撃術がすごい。

鉱石探索機で鉱石の音の共鳴でその日の寝蔵にするための洞窟を見つけたり。
ハラピュイア族は聴覚が優れてるそうです。

「まぁね、なんでも聞こえちゃうのも考えものよ」

明かり取りにでかけるウゾイとソマリ。

鳥かごで灯籠ホタルを捕まえて一日だけ明かりをお借りする。なんか素敵ですね。

ウゾイもソマリもたくさん旅をしてきたんですね。同じ。

「ねぇ、あなたはあのゴーレムとどういう関係?本当の親子じゃないわよね」
「本当の?ソマリのお父さんはソマリのお父さんだ。ウゾイのお父さんは?」
「父は居ないわ。ハラピュイア族はメスが子育てするからいるのは母親だけ」
「ならお母さんはどこに居るんだ?」
「ハイトラからは病気で亡くなったと聞いてる」
「す、すまない…」
「一人になった私の傍にハイトラはずっと一緒にいてくれた。私はハイトラが好き。だから寂しくなんてない」
「ソマリとお揃いだ」
「何がよ?」
「ウゾイはハイトラが好きで、ソマリはお父さんが好き。だからお揃いだ」

(そう、ハイトラの為なら私は…)

ゴーレムはハイトラに砂漠で人間を見かけたという話を聞いたことを尋ねてみるが反応は薄い。
もしやそもそもその人間って…って思ってしまうんですが…。

戻ってきた二人。ソマリはまだまだお手伝いできそうなことを探しています。

「だったら水を汲みにいきましょう」

ウゾイは何かを決意したような顔…。それに気づいたハイトラですが咳き込みが続き止められず。
彼女は行ってしまいました。

「ゴーレムさん、単刀直入に聞きます。ソマリちゃんは…人間ですよね?」
「何故その事を…」

ゴーレムは警戒を強めます。

「聞いてください。俺も人間なんです!俺達はこの病気を治すために旅を…お願いします!
一緒にウゾイを…あの子を止めて下さい!」

水くみの道を外れたウゾイはソマリを押さえつけました。

「あんたの血があればハイトラは助かるかもしれない
だからあんたの命、私がもらうわ」

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ついに砂漠を越えはじめました。
今回であった二人はさすがに…今までの良い人とはいかないようですね。
いや、ソマリの可愛さに手が狂うのかもしれないという少しの期待はもってますが。
ハイトラは一体なんの病気なんでしょうかね。
立場が違えどこの二人もずっと旅してきたようで…理解しあえますように…。
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