前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- やちよの協力を得て絶交階段に捕らわれたかえでの救出に成功。レナとかえでは仲直りする。一連の騒動は幕を閉じるが、やちよは鎖の魔女が本当に魔女だったのかと疑問視する。
- レナの潜入捜査のおかげで、ういの手がかり「桃花ちゃん」と「ねむちゃん」は実在していたことが分かる。時を同じくしてキュゥべえの頼みを引き受けたマミが神浜の異変の調査に乗り出した。
- みたまの紹介で魔法少女・鶴乃と顔なじみになったいろは。2人は八千代と合流し、最近広まっている「口寄せ神社の噂」について調べ始めるのだが…。
【マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 4話 アニメ感想】過去じゃないです
50点の万々歳
いろは(対等な友達、何となく一緒にいる友達、あこがれている友達、喧嘩ばかりの友達、本当は友達じゃない友達。そのどれもが私にはいない。空白だらけの私の記憶。私はいつも誰と話してたんだろう?)
空白の部分にはういが居たに違いない。
ももこ「あれは魔女じゃないのかもな~。噂の裏に潜んでいた何か?私もわからん」
絶交階段にとらわれていた生徒は全員、負傷する事もなく生還しました。
「でも最近多い気がするわ。変な噂」
指定時間にTVに未来の姿が映るとか、マンホールの下に地下帝国が広がっているとか、そんな噂。
みたまは話しながら、ケーキにケチャップをかけて梅干しをトッピングしています。味覚音痴なのかな(笑)
「キュゥべえも魔女の仕業じゃないって言ってたし、もしかしたらその噂の中にういに関係するものが…」
しかし心当たりはありません。
「私も手伝うよ!乗り掛かった舟だし」
「いえ、もしかしたらすごく気の長い話になるかもしれないので」
「でもなぁ…」
「ねぇいろはちゃん。神浜市を回るつもりだったらこれ。お腹がすいたら回ってみるのも良いんじゃないかしら」
「なーんだ!あなたも魔法少女だったんだね!チラシを見てきてくれたなんて嬉しいよ!」
いろはがやって来たのは中華料理屋万々歳。
店主の娘で魔法少女の由比鶴乃が出迎えてくれます。
「さ、食べて食べて!それじゃあいただきます…」
大盛りフルコース!
「どう?どうかな??」
「………美味しい、です」
「何点くらい!?」
「え?美味しいですよ」
「難点?その素直な気持ちを点数に!さぁ!」
「でも点数とかは……。さ……50点?」
30点て言おうとした?けど気を使って(笑)
「普通って意味です!普通においしいっていう!!——ごちそうさまでした」
細い外見とは真逆に大食いですね!(完食したの凄い
「すみません、サービスしてもらったのに失礼な感想を…」
「気にしないで。万々歳は味が濃くてどの料理も同じ味付け、大体ちょうど50点ぐらいの料理が出てくるバランス感覚に優れたお店だって、この辺りじゃ有名なんだ!」
自慢気に言うことなのかはともかく。
「いろはちゃんはさっき言ってた、ナントカ階段みたいな変な噂の事も調べたいんだよね。それなら紹介したい人が!だめもとで聞いてみるね!」
ういの直接の手がかりは得られませんでしたが、鶴乃は快く協力してくれました。
悲恋伝説
「何か新情報があると思ってきたけど期待外れだったみたいね」
鶴野の「紹介したい人」はやちよでした。顔が広いですね!
「絶交階段と同じように他の噂にも何かが潜んでいる可能性があるわ。私が今調べているのは、口寄せ神社。最近急に広がり始めた噂みたいね」
会いたい名前を絵馬に書き、作法道理にお参りすれば、想い人に合わせてくれる。けれど幸せ過ぎて帰りたくなくなっちゃう。
と水名ではもっぱらの噂です。
実際に会えた、と言う書き込みもあるらしいのですがそれ以降、書き込んだアカウントの投稿が途絶えている…。
口寄せ神社から戻れなくなっているとしたら、絶交階段の噂に似ていますね。
「怪しい!すっごく怪しいよ!師匠!いろはちゃん!はっ…!まさか!その正体がここ水名神社だったんだねーっ!!」
鶴乃はアホの子可愛いというか天然と言うか。テンション高いな(笑)
「それで済めば簡単なんだけどね。あまり期待はしていなかったけど、もう試したわ。大体、こんなに参拝客が多い神社で会いたい人の名前を書いて行方不明になってたら、今頃もっと大騒ぎになっているでしょうしね。口寄せ神社は多分、もっとみんなから忘れ去られた場所…」
それらしい所を片っ端から回っていく事にした3人。
最初に立ち寄った神社はハズレでしたが、町おこし用の「悲恋の男女の足跡をたどる縁結びスタンプラリー」を発見します!
「いいんじゃない?水名もくまなく回れるし。やみくもに探し回るよりはこの縁結びのパワースポットを探してみるのも良いかもしれないわ」
ところで、水名区に伝わる悲恋の男女の足跡とは?
尋ねたいろはにやちよが語ります。
昔々、大名がこのあたりを治めていた時代。
町人の男が水名城に住むお姫様に身分違いの恋をしました。2人は強い絆で結ばれていましたが、それに嫉妬した許嫁によって男は殺されてしまうのです。お姫様は毎日毎日泣き暮らし、毎晩毎晩神社へ通い神様にお祈りします。どうかあの人に会わせてください、と。1500日の祈りの後、願いは叶い、お姫様は死んだはずの男と再会しました。
「素敵な話ですね」
「本当にそう思う?死んだ人がそう簡単に生き返るわけないでしょう」
「男の人は幽霊だった…という事でしょうか?そうだとしても良い話だと思います。再会できたなら」
「失った日々は二度と戻らないものよ。それにこの伝説には隠された本当の結末があるの。お姫様は、愛しい人ともう一度会う玉枝に城下町の人々の命を捧げてしまった。奇跡はいつだって代償を必要とするわ」
魔法少女の宿命か?やちよの言葉には妙に重みがありました。
鶴乃「あのねやちよ!なんだか昔に戻れたみたいで楽しいね!」
2人は昔からの顔なじみらしい。
「仲が良かったこともあったけど昔の話よ」
今は違うんですか?(´・ω・`)
「うらやましいです。私、ういの他には仲のいい友達もいなかったから。ういのために生きるのが私のすべてだったんです。ういが居ないと私、空っぽだなって…」
「過去にとらわれているのね」
「過去じゃないです。ういは今も私を捜しているかもしれないから、早く見つけてあげたいんです」
いろはとやちよの両隣に面で顔を覆った男女の行列が続きます。
お姫様と殺された男?特に何をしてくるわけでもありませんが不気味だ…( ̄▽ ̄;)
「それならまずは神浜の魔女と渡り合える力を身につけなさい。自分の中身を過去で埋めても強くなれないわ。とあなたは妹さんのために強くなりなさい」
やちよさん、さっきからとても良い事言ってくれる。
「おぉー!ここが口寄せ神社!?」
スタンプラリーの最後に到着したのは、しかし最初に訪れた水名神社でした。
「口寄せ神社の噂は水名の悲恋伝説と関係していると思ったんだけど…」
結局見つかりませんでしたね。
タイムセールか魔女討伐か
「!! そう…そうだったわ…。こんなに大切な事、私今まで…。鶴乃、環さん。手伝ってくれる?」
「「!? はい!」」
いつになくまじめな顔のやちよ!
彼女が入ったのはスーパーでした。
口寄せ神社関係ないじゃないか(笑)
「ひとり2個までなの…」
「あの、手伝うってこの事?」
「今日はポイント10倍デ―。さらにその上この時間はタイムセール中。こんな大切な事を忘れていたなんて…」
魔法少女してる時とのギャップが素敵だよ!
そして言ってる背後で明らかに人間じゃないお客が歩いてたり…。
「どうかしたんですか?」
「魔女結界…。タイムセールは諦めるしかなさそうね」
直後、魔女とその結界が出現します。
「やちよさん、私っ」
「いいから下がっていなさい!」
「最強魔法少女・由比鶴乃!私は強いから勝~~~つ!」
鶴乃も参戦!
「鶴乃ちゃん!!」
「よし!」
いろは初コネクト!
「す、すみません、私が下手なせいで!」
「余裕余裕~!」
魔女にトドメを刺した鶴乃。魔女結界は解かれます。
やちよも強いけど鶴乃もかなりの実力者ですね。
「……」
いろはのソウルジェムが濁ってきてる…。
「ついてきてくれる?確かめたいことがあるの」
ヒントはタイムセール。時間限定、でした。
口寄せ神社へ
「口寄せ神社はやっぱり水名神社だったのよ。見落としてたのよ。大事なのは悲恋の伝説でお姫様が神社に通った時間。おそらく夜にしか口寄せ神社への道は現れない」
「あ、待ってよ~」
忍者も驚きのジャンプ力!!
「夜の神社って初めて入りました。…あ!」
「あなたの言っていた小さいキュゥべえって…」
「はい。絶交階段の時も居たんです」
出たな小さいキュゥべえ!
歩みを進めると、どこからか絵馬が落とされます。いろは達はそれぞれ会いたい人の名前を書きます。
「鶴乃は書かないで」
「えぇっ!?なんで?」
「何があるか分からないから。それにーーあなたが書こうと思っている名前と私が書く名前は同じはずよ」
「やちよ…」
2人ともう一人、仲が良かった「誰か」が居たような物言いですね。
「いろはちゃん、先に行ってて!」
「でも!」
「私は最強だから平気!それより師匠を!」
ウワサの黒い影が鶴乃をどこかへ引きずり込もうとします。いろはは鶴乃の指示に従いました。
(お願いします。神様。ういに会わせてください)
参拝を終えて、顔を上げるとそこは別世界でした。
やちよ「みふゆ……」
目の前に謎の少女。
いろは「うい、なの?」
ういらしき少女が立っていました。
想い人に会えた2人ですが、どう見ても罠だよなぁ…( ̄▽ ̄;)
いろはに対するやちよの”当たり”が柔らかくなってきましたね。とはいえ二人だけだと雰囲気がまた重い。テンション高めの鶴乃が入ることでバランスが保たれていました。
鶴乃可愛い!推すしかない!万々歳の50点中華料理はコラボカフェとかで食べたいな(笑)
「みふゆ」はやちよと鶴乃の共通の友人?亡くなってるのかな?
マミさん出てくるかと思いきやお休みでしたね。今後の登場に期待!