前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- マイルのエクランド学園時代の友人に対抗心を燃やしたレーナ達は、赤き誓いが出会って200日記念のサプライズパーティを計画!マイルに秘密でプレゼント資金を稼ぎ始めるが、次第にマイルは自分が仲間外れにされていると勘違いする。
- サプライズパーティーの計画は途中でバレてしまうが、マイルの誤解も解けて「出会って200日の記念の日」は大成功を収める。しかしマイルが悪事をうっかり暴露したことで一転、惨劇の記念日となるのだった。
- 結成から快進撃を続け、ハンターギルドのエースとまで呼ばれるようになった「赤き誓い」は慢心していた。そんな中、行方不明になった学者先生と護衛ハンターの捜索依頼を請け負うのだが、どうやら獣人が暗躍しているらしい。さらに世界最強の古竜まで出現しマイルたちは大ピンチ!
【私、能力は平均値でって言ったよね! 11話 アニメ感想】慢心は禁物って言ったよね!
のび太とドラえもん
「このあたりに出るレベルの敵で私たちが勝てない相手なんていないから」
「マイルの探索魔法で怖いものなしだな」
「本当、マイルちゃんが居れば怖いものなしですよね!」
「マイル~毛布出して~」
「私もくださ~い」
「…ドラ(カァーッ!)もんってこんな感じだったのかなぁ」
マイルが便利すぎてみんなのび太化してます(笑)
「ちょっと前から私たちはギルドの注目の的になっているんですよ」
「デビュー以来、新人離れした戦績を上げてきたパーティーがこの間とうとうワイバーン討伐を成し遂げてしまったからよ。あれで私たちは次期エースと目されるようになったわけ。これからはどんどん大きな依頼をこなして赤き誓いの名前とハンターランクを上げていくわよ!」
実力は確かですがそれに伴い慢心も強まります。
「いくつものパーティーが失敗してその都度報酬が上乗せされてるって事よ。面白いじゃない!この依頼、受けるわよ」
マイル「あの~、ちょっと待ってよ~n…」
モブ「ぶぇっくしょい!」
マイル「びた君~」
さっきからうまい具合に隠してる(笑)
「あの!今度は皆さんのフォローを抑えめにしたいんですけど。ここ最近、皆さん私を頼りすぎじゃないかと思うんです。このままでは私が居なくなったと単にパーティーが保てなくなってしまいます!」
「いなくなるって」
「抜けつつもりなんですか?!」
「そうじゃなくて」
「病気でも事故でも人間なんてどんなタイミングで死ぬか分かったもんじゃないんですよ!人は死ぬときは死ぬんです!本当にあっさり!」
経験者は語る!
マイルに頼りすぎていたことを踏まえ、一度は考え直したレーナ達ですが、やはり依頼を受けることにしました。
「では依頼内容を説明します。しばらく前から森の魔物の様子がおかしくなっているんです。簡単に見つかるはずの魔物がいなかったり、いるはずのない場所に魔物がいたり。そこでギルドは原因を調査するために学者先生とそれを護衛するハンターたちを調査隊として派遣しました、それが行方不明になってしまったんです。依頼は彼らを捜索することです」
なかなか難易度高めですね!
異変
「ポーリンさんもレーナさんもいつの間に新しい魔法を使えるようになったんですか?それにメーヴィスさんの神速剣も1.2倍より早かったですよね」
森の奥から現れる中型の魔物をメーヴィス、レーナ、ポーリンは容易く迎撃するのでした。
「体を鍛え続けて自力が上がった分、以前よりちょっと早くなったかもしれないね」
「あなたを頼りすぎてたのは悪かったけど、私たちも地道な鍛錬を続けてたのよ。これで安心して死ねる?」
「はい!」
「はいって言わないでくださいよ」
「そういうマイルが一番長生きしたりするんだよな」
これがフラグの一種だったと知るのは少し後の事です…。
散策を経て導き出したのは、魔物の勢力範囲の急変、強力な生物の発生、もしくは侵入による生息圏の激変の可能性です。
「もう少し調べてみませんか?そんな危険な状況の森を調査隊は彷徨っているんですよね。一刻も早く見つけないと。それに万が一の時は私が全力を出せば地竜・フェンデルクラスとも戦えると思うんです」
「それはそうかもしれないけど…」
「…分かったわ。方針変更よ。ここからはマイルにべったり頼るとしましょう!もちろん私たちも全力を尽くすのよ!」
マイルも慢心してます。
「メーヴィスさん、これを。その中にはミクロサイズの気の力を助けてくれるものがスープ状になって入っています。私はミクロスと名付けました」
ナノマシンがぎっしり詰まったもので、魔法的に肉体を強化する事ができます。生首ナノちゃんがいっぱい(笑)
「これは身体的負担がとても大きいんです。作って以来、お渡しするか迷っていたんですけど。いざというときに使ってください」
「分かった」
極太妖怪アンテナ発動!
「人間ぽいんですけど人間離れした早さです!」
しばらくして現れたのは獣人でした。
適度に迎撃したマイルたちはその後逃走を装います。
獣人が撤退し始めるのを見計らい、彼らのアジトまで追跡する作戦です。
「相手は獣人。鼻が利くわ。マイルの探索魔法を頼りに十分な距離を取って追跡するわよ」
「了解!」
「先了ほど獣人たちは殺すなって言ってましたよね」
「そうだな。私たちを武装解除して捕らえようともしていた」
「ひょっとして調査隊はあの獣人たちにつかまったんじゃないですかね?」
「獣人達を追ってきたら妙な現場に行きついたわね…」
何かを発掘しているのか?
「ここで切り上げて、獣人によってこれだけ大規模に何かが行われているという情報を持ち帰るのが多分、正しい選択になるんでしょうね」
「でも私たちが請け負ったのは調査隊の捜索です」
「あそこに調査隊が捕まっていて、そこへ大掛かりな兵力が来たりしたら人質に取られたり見せしめに殺されたりするかもしれない」
「夜を待って偵察をしよう」
かつてない緊張感…!
救出
夜になり、偵察を始めたマイルたちは調査隊が捕われた牢を発見します!
見張りはマイルの睡眠魔法で眠らせました。
「見事なものだな」
「確かに、あんたに頼りすぎたらだめになるわね」
早速侵入を試みるマイルたちですが。
ポーリンさんのおっぱいが引っかかってます(笑)
「脱出するわよ!」
「待ってください、先生も助けてください!」
学者だとバレた「先生」は獣人たちに遺跡のほうへ連れていかれたそうです。
「獣人たちと戦おうってのか?あいつらの身体能力は人間のはるか上だ。お前らひよっこに勝てるわけが…」
「檻から離れて。正面よりこちらから逃げたほうが見つかりにくいだろう?言っておくが私はこの中でも最弱だぞ」
奴は四天王の中でも最弱…。
檻を一瞬で破壊したメーヴィスさん強い!
先に人質を逃がしたマイルたちは遺跡へ向かいます。
「今こそこれを使う時だな!頼んだぞミクロス!神速剣1.5倍!」
「炎弾連撃!」
「ウルトラホット水流!」
「えーと、特に技名はありません」
先刻交えた獣人と鉢合わせ、一瞬で無力化しました。
「文字は見たことない物ですね。絵も何の絵でしょう?」
大広間に到着。壁一面に文字や絵が描いてありました。
宇宙や飛行機の類、いやサンダーバードにも見えますね。
「ただの妄想じゃないわ。おそらく何者かがこの絵を後世に残さねばならないと考え膨大な時間と労力を費やしこれを作ったのよ!」
学者先生!?(あらかわいい
「しかし酷いな。こんな子供まで捕まえて…」
「子供じゃないわよ!あなたたち人間でしょう?だったら私のほうがずっと年上よ!」
「え?ドワーフ!?」
「エルフよ!」
ロリBBAキタ――(゚∀゚)――!!
「クーデレイヤ。よろしく」
「見つかってよかったわ。あなたを助けに来たのよ。逃げましょう」
「せっかく助けに来てくれたのに申し訳ないけど、それは無理よ」
「え?」
「ここからは逃げられないわ。ここの支配者は獣人たちじゃないのよ…!」
平均よりも強い存在
祭壇を踏みつぶしながら奥から現れた生き物。それは大きな竜でした。
協力して倒しにかかる赤き誓い。しかし傷一つ付けられません。
「私に任せてください!爆裂魔法!」
今まで見た中で一番強力な攻撃!ですがやはり効かない。
「人間にしては大した魔力であるな」
シャベッタアアアアアアアアアアア
「そいつは地竜なんかじゃないわ。この世界最強の生き物、古竜よ!」
なんだと…。マイルの平均値を爆上げしたあの!
少なくともマイルの倍は強いはずです。初めての強敵!
「マイル!!」
出血の量がヤバいですよ!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
『人は死ぬときは死ぬんです。本当にあっさりと』
「死なない…。マイルは死なない!」
「死なせない!」
「ふっ。もう死んでいる」
マイルはもう死んでいる()
「我に傷をつけるとは。面白い」
と言いつつ自己回復するの卑怯( ̄▽ ̄;)
「なんとしても」
「マイルちゃんの回復まで」
「3人で守り切る!」
「我、貴様らが万が一にでも勝てるような相手ではないぞ!」
これまで順調だったしこのくらいの試練は…と思ったけど敵が強すぎます!
レーナ、ポーリンもですがミクロスを飲み干したメーヴィスの副作用が心配ですね。
マイルは瀕死??2度目の異世界転生は勘弁して(;´Д`)
獣人に遺跡発掘を支持したのは古竜なのでしょうか。一体何のために!?
この窮地をどうやって乗り切るのか想像がつきません。未来はきっと明るいよ……(´;ω;`)