内容をカンタンに説明すると…
- 圧倒的な科学力を以て、悪徳領主フィンドルフを討ち果たした超人高校生たち。だがそれは、全ての始まりにすぎなかった。
- 七光聖教を名乗り、自らを神の使いとして人々の前に姿を現した司たちは異世界の人々をまとめ導こうとする。
- 今回は…ドルムントを拠点に、次々に改革を進めていく司だったが、帝国との本格的な衝突にも備える必要があった。一方、リルルはフィンドルフから助けてもらった礼を、司に言えないでいた。
【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 6話】リルルは距離を縮めるようです!【アニメ感想】
戦いに備えて大忙し
「あなたはいつ寝ておられるのだ?七光聖教の天使は眠らないと専らの噂だ。
あなたの仕事ぶりを見ているとつい信じそうになる」
「君たち元貴族の役人には無理を敷いているからね。命じた私がのうのうと休むわけにはいかないだろ?」
貴族にも心配されるほどの司の激務。
一方ウルガ村では…。
やつれたルーがウィノナ達の元へやってきました。
「飲まず食わずで何やってたんだい?」
「ルー、先生に掛け算のテストさんを出されてるの。だから九九っていうのを覚えようとしてるんだけど」
「大丈夫さルー、掛け算なんてできなくても立派に生きていけるさね」
「そうそうオレたちみたいにな」
ポーズを決めるウィノナとウィノナ父、完全に脳筋の思考です。
「駄目な大人の見本なの。九九は商人の基本なのにルー、全然覚えられないの」」
「何事も基礎は大事ですからね。頑張って勉強するしかありませんわ」
発電所も順調です。司と勝人が全体を見渡しながら雑談を。
「春の戦いに向けて部隊の一部に銃を配備する予定でね」
「部隊の近代化か…」
「ああ、銃や火薬はできる限りこの世界の人々の手で製造してもらう。
これは彼らのための戦いなのだから」
「なるほど、オレたちにおんぶに抱っこで与えてもらった自由じゃ意味ないもんな」
「それに林檎くんには防空システムを構築してもらわねばならない」
「防空って…ミサイルでも飛んでくるのか?」
「この世界にも魔法や竜による航空戦力はある。空への警戒は必要だ。
それに忍から気になる報告があった。」
北部一帯を治める総督オスロ―・エル・ギュスターヴ。
彼の使う恐るべき戦略魔法「天の炎」
これで村一つが吹き飛ぶといいます。
リルルは役に立ちたい
「勝人さん、私、司さんに嫌われているのでしょうか」
途中リルルがやってきて司にランチを一緒にしたいと言ったのですが会議があると言って司はその場を後にしてしまったのです。
「あいつな、後ろめたくてリルルちゃんに合わせる顔がねーんだよ」
村の皆がリルルを助けに行こうとした時反対しましたもんね。
「あいつはいつも大多数の幸福を最優先に考える。
その結果自分の大切な人を犠牲にしたとしても。
俺には理解できねーよ。
しばらく放っとけばいいって」
司、目がかすみ、立ちくらみ…。さすがに無理をしすぎたようです。
「リルルです、今お時間よろしいですか?」
明日も忙しいから早めに寝ようとしてることをドアも開けずに告げる司
「寝るということは今日はもうお仕事はないんですね?お邪魔します」
有無を言わさず入ってきました。
「そんなに急ぎの用事なのかね?」
「はい、お礼をさせてください。なんでもいいですよ?私にできることならなんだってしますから」
「礼など必要ないよ。私は君を見捨てようとしたのだからね」
「知ってます、でもそんなの関係ありません」
司は最終的に自分を救ってくれたのだと。
「私は君が考えてるような人間ではないよ」
「そんなことありません、司さんは優しい方です」
「私は実の父親を殺したのだよ…」
急に重い話キター
「政治家だった父は幼い私の憧れだった。だがある日私は気づいてしまった。彼の地位が目を覆いたくなるほどの不正によってなりたっていたことを。
国民を騙し、権力を欲しいままにする父を私は許せなかった。
勝人や忍と協力し父の不正を暴露。裁判の末、父に死刑の判決がくだされた。
私は公共の正義を最優先し、結果実の父を死に追いやった。そんな私を母は今も憎んでいるだろう。
当然のことだ。罪を犯したとしても母にとって父は愛すべき人だったのだから。
だがそれでも私は…父を許すことが出来ない」
リルルが泣いています。
「どうしてそこまで…辛くはないんですか」
「そうだね…だが後悔はしていない我欲の持たない聖人にしか勤まらない仕事。それが私が目指した政治家という職業なのだから」
「自分は嫌われて当然だとか思ってるかもしれませんけどあなたの思い通りになって絶対なってあげません。
私は司さんのこと嫌いになんてなりませんから!」
「……!参った…降参だ。
それでは…いささか辛い仕事をお願いするとしよう。覚悟したまえ」
それは…膝枕。
「これなら1時間で3時間くらいの安眠が得られそうだ。
ありがとうリルルくん、私のために泣いてくれて。少し気持ちが楽になったよ」
膝枕の現場を覗き見た林檎は相談できずに戻ってきてしまいました。
ヤキモチですね。
村では温泉で勉強談義が。
ルーにはとにかく九九、掛け算が難しい様子。
暁「ルーはなにか好きなものない?」
「お金さん!」
「数字ってどうしても抽象的だからお金をイメージして計算してみたら?」
お金をイメージして掛け算をすると驚くほど計算が早いルー。
後日掛け算のテストをクリアしたはずのルーがまたやつれてました。
「ルーの金貨さんが減っていくよ。割り算怖い」

司の仕事っぷりの凄さ…。リルルはまた迫るのかとわくわくしてましたが…とても天使でした。
司は無理いいませんよね…。膝枕も確かに何時間もしたら負担ですけども…。
司の過去ものすごく重かった!!ある意味聖人君主なんですね彼は…。
温泉の作画良すぎてはっきり言って話が入ってこないほどお胸に釘付けになってしまいま…す…。
ルー、お金に置き換えたらもう天才ですね。割り算は減っちゃうけど…頑張れ!