【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 5話 アニメ感想】トゥーリの洗礼式!木簡も竹簡も燃やされ遠のく本作りに絶望のマイン!

内容をカンタンに説明すると…

  • 春になり、家族に森へ行きたいと言うマイン。だが、体力がないからと反対されてしまう。
  • しばらく門へ通い、皆に遅れずに歩けるようになれば、森へ行っても良いと言うのだが…
  • 今回は…季節は夏に移り、トゥーリの洗礼式の日がやって来た。森へ行く機会が増えたマインは、ルッツに手伝ってもらいながら木簡作りを始める。そんな中マインはルッツに、オットーに会わせてほしいと頼まれた。

【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 4話 アニメ感想】マインがオットーさんの助手に!?粘土板で本を作るために森に行きたい!

2019.10.24

【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 5話】洗礼式と不思議な熱【アニメ感想】

長女、洗礼式

「トゥーリおめでとう!」
「ありがとう」

トゥーリの洗礼式の日

<この世界では7歳を盛大に祝う習慣があって。神殿で洗礼式が行われる>

トゥーリの髪飾りは皆の注目の的で。

(私の髪飾りってそんなに珍しいんだ)

「いやだ!こんな大事な日に会議なんて行きたくない!」

ダダをこねるのは父。

「神殿の中に入れるのは子どもたちだけなんでしょ?」

父さんが会議の間マインは門で字の練習。

オットーが会議で留守の間に受け取った業務連絡の手紙を
帰り際にオットーに伝えるマイン。

「よくできたな。さすが俺の助手」

「俺の娘だ」

お父さんめんどくさい。

その夜…洗礼式の話を楽しそうにするトゥーリ
トゥーリに特別なスープを作るマイン。

「作ってくれてありがとう、マイン。これだけじゃなくて髪飾りも。今日は嬉しかったよ」

(うちのトゥーリ、マジ天使)

本作りへの新たな希望

「トゥーリ、プレゼントだ」
「仕事道具と仕事着よ、大切に使ってね」
「父さん、母さん、ありがとう」

「針子見習いになったら毎日お仕事するの?」
「最初は週に半分くらいよ」
「残り半分は今まで通り森へ行くよ」

「マインも来年は洗礼式ね」
「見習い仕事、何にするか決まったの?」
「うん、私本屋さんになりたい。えっと…本を売る人だから商人ってことになるのかな?」

「まぁ…よくわからんがやりたいことができたんならいい。それよりマインはこっちだ。
トゥーリの代わりに今度からマインが家の手伝いをすることになるからな。森で薪拾いや採集をするのに必要だ」

渡されたのはナイフ。

(これで木簡が作れるんじゃない?木を短冊状に細長く切って表面をなめらかになるように削って。そこに字を書けば。できあがり!
たくさん作れば本の代わりになるよ。古代中国文明ありがとう)

後日森にて木を削るマイン。

だんだんなめらかに出来てきました。いい感じです。

「粘土板の代わりに今度は何を始めたんだ?」
「ルッツ、なんでこれが粘土板の代わりってわかったの?」
「だってマインすっげぇ楽しそうじゃん。今にも木に頬ずりしそうな顔してた。
粘土板の時も粘土板見てうっとりしてただろ?」

(無自覚って恥ずかしい…)

ルッツも木簡づくりを手伝ってくれます。

ルッツの願い、マインの願い

「その代わりさ…オットーさんって人に会わせてくれねぇ?
旅商人の話、聞いてみたくてさ」

約束を取り付けてみると言うマイン。

そして後日、門にて。

「オットーさん、旅商人ってどうやってなるんですか?」
「は?マインちゃん旅商人になりたいのか?え?もしかして俺のせい?
班長に殺される!」

頭を抱えるオットー。

「違います、私じゃなくて友達が」
「なんだ…じゃあやめたほうがいいって教えてあげて」

「…やっぱり」
「やっぱりって…?」

「その子の口ぶりからなんとなく反対される職業なのかなって思ったんです」
「まぁ親からは大目玉を食らうだろうな」
「それにずっと移動する旅商人の生活は街の子供が簡単になれるものじゃないのかなって」

察しのいい子は…(ってマインは中身大人ですからね)

「そこまでわかってるんならマインちゃんから言ってあげれば?」

「街に住んでる私が言うよりオットーさんに現実を教えてもらった方が素直に聞ける気がするんです。
オットーさんは商人とも繋がりがあるんでしょ?
商人を目指せば買付で町の外にいけるんじゃないかなって」

経験者の言葉のほうが確かですもんね。

「わざわざ口利きするってことはその子はマインちゃんのお気に入りかい?」
「ルッツにはいつもお世話になっているから返せる時に恩返ししたいんです」

オットーさん、次の休みの日なら大丈夫ということで。

木簡づくりは続きます。

(ルッツにとっていい会合になるといいね)

木簡の次は書くものが必要です。

「インク…インク…」

(…灰?灰ならいけるかも)

「母さん?あの灰もらっていい?」

「駄目よ、灰は石鹸を作ったり雪を溶かしたりいくらでも使いみちがあるでしょ?」

「じゃあ煤は?」

「まぁ、釜戸を掃除してくれるの?」
「え?」

で、頑張った結果。煤をゲットしました。

再び森にて。

「まずは水で溶いてみるかな」

「ぼやけるな…次はどうする?」

「油で溶くのがインクづくりのセオリーだと思うけど」

「油はもらえないよな」

「母さんが許してくれないね。他になにか液体じゃなくてもクレヨンとか鉛筆みたいになれば…」

浮かんだのはコンテ。なるほど…。

「粘土を混ぜてみよう」

そして絶望

「これで文字が書けるよ、本作りに向けて一歩前進だね」

(これも物置で乾かそう…)

物置においておいた木簡がなくなっています。
お母さんが歪な薪だと思って使ってしまったようです。

怒りと悲しみに震えるマイン。謎の熱に侵されます。

(何…これ…熱にじわじわ食べられてく感じ。自分が少しずつなくなっていくみたい)

ルッツがお見舞いにきてくれました。

「母さんに木簡…燃やされた。」
「ああ、まぁただの木切れにしか見えないからな」
「私の本は絶対に完成しない運命にあるんだ…」

涙がとまらないマイン

「落ち込むなって。だったら今度は燃やされない素材にすればいいだろ?」
「ルッツは優しいね」
「これはオットーさんに紹介してもらうためだからな、
マインは絶対に元気にならないと駄目だ、いいな」

でも後日ルッツが取ってくれた竹簡も母さんが燃やしてしまったのでした。
マインは破裂音で気づきます。

絶望感に苛まれます。

(もう嫌だ、いくら頑張ってもどうにもならないならもう消えちゃってもいいんじゃないかな)

そこで浮かぶのは自分を常に励ましてくれたルッツの顔

オットーさんに引き合わせるために元気にならなきゃ駄目だと思い直したのでした。

5日間の熱から復帰し、門へ。会合は延期になってしまったのですが無事に開催してもらえるようです。

「マインちゃんが紹介してくれるんだから面白い子だろうなぁ。楽しい休日になるのを期待してるよ」

(どういうこと?これってただの会合じゃないの?)

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トゥーリとっても可愛い!天使ですねほんとうに!
優しいお姉ちゃんだし。素敵ですね~~~。
もう二人共出来が良すぎてお父さんがめんどくさくなるのもわかる気がします(笑)
にしても木簡、竹簡に関しては子供っぽくダダをこねて
触らせないように家族に言い聞かせておけば良かったのでは…なんて思ってしまいます。
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