前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- ユージオの命と引き換えにアドミニストレータを倒したキリト達だが、現実世界ではラースの海上基地・オーシャンタートルがラフコフによる襲撃を受け窮地に陥っていた。そこには菊岡だけでなく神代博士やアスナの姿もあり…。
- 「アリスを連れてワールドエンドオールターを目指してくれ」。菊岡がそう伝えた直後、ラフコフによって主電源が落とされる。これによってキリトのSTLの出力は急上昇し、フラクトライトに大ダメージを負う。アスナの呼びかけも虚しく、キリトはその場に倒れてしまい…!?
- 今回は…アドミニストレータを倒してから半年が経った。ベルクーリ指揮のもと、整合騎士団は来るダークテリトリーからの侵攻に備える。一方、キリトとアリスはルーリット村のはずれにある小屋に身を寄せていた。
今週のポイント! ・家はアリスが建てました(設計はガリッタ老人) ・OP最高すぎる ・キリトとユージオが一年かけた道のりも飛竜ならひとっ飛び ・アリスの介護スキル ・アリスの木こりスキル ・バルボッサの舌打ちスキル ・雨縁と滝刳かわいい ・エルドリエまた来る気まんまん ・EDも最高!
— 川原礫;SAO22巻発売中 (@kunori) 2019年10月12日
【ソードアート・オンライン アリシゼーション WoU 1話 アニメ感想】北の大地にて
僕らのキリトさんが!!
戦いとは無縁の場所で畑仕事をするアリスです。
妹のセルカがやって来て、近くを散歩をすることになりました。
再会できたんですね。過去の記憶はないけどよかった(´;ω;`)
セルカ「ねぇ、キリトもいいでしょう?」
アリス「……」
アリス「せっかくのお天気に家の中にいるのも勿体無いし。そうしましょうか。キリト…」
キリトの返事はない…。
廃人状態になっていました(´・ω・`)
いま二人が住んでいるのは、森にある一軒家です。
「あ……」
「! ごめんなさい、すぐ取ってくるわ。落とさないようにしっかり持ってね」
アリスは剣を2本、手渡します。そのうちの一本はユージオの剣。
キリトはまともに会話することすらできなくなっていました。
「綺麗だわ。カセドラルにかけられていたどんな絵よりもずっと綺麗。あなたが守った世界よ。キリト」
だけどどこか悲しい光景です。
『キリト!!キリト、キリト!助けたのならその責任を取りなさい!キリト―――!』
フラクトライトにダメージを負ったあと、キリトは動かなくなってしまいました。
遅れて駆けつけたベルクーリはアリスから事情を聞きます。
彼が整合騎士に伝えたのは、アドミニストレータが敗れ人界を去った事、元老長が死に元老院が機能しなくなった事。
当然、整合騎士の反応にはキリト達への敵意がありました。
『なぜそのような神をも恐れぬ行為をしたのですか!?』
『猊下が民の半数を怪物兵器に変えるという恐ろしい計画を進めていたからだ』
『最高司祭猊下がそんな禍々しいことを…』
『信じられぬ…』
『奴らを捉えて尋問しなければ』
『今はそんな場合じゃねぇ。最高司祭猊下がいなくなったことをダークテリトリーに知られたらどうなる?』
整合騎士の戦力も半減しています。
『まずは半壊した整合騎士団を立て直す。そして人界帝国近衛軍の再編。整合騎士だけじゃとても足りないからな。色々言いたい事もあるだろうが今は民を守ることが先決だ。俺に力を貸してくれ』
『はっ!』
ベルクーリは部下を諌め、この緊急事態にあって統率力を発揮します。さすがですね!
兵士『ダークテリトリーの侵攻に備えるのも重要だが、まずは公理協会に背いた大罪人を処刑するべきだろうに1』
兵士『ベルクーリ騎士団長はどうお考えなのだ!?』
アドミニストレータの死とその悪行については情報統制がされていたようです。
アリスはキリトの身の危険を感じ、彼とともにカセドラルを後にしました。
アリスの決断!姉妹の絆!
『アリス…なのか?』
『はい。私は罪に対する罰として、この村で暮らしていた頃の記憶をすべて失いました。それによって罪が許されたのか私には分かりません。ですが今の私にはこの村の他に行くべきところはないのです』
アリスが頼ったのは故郷のルーリット村でした。
しかし村長でもある父親から去るように言われてしまいます。
「あのね、バルボッサのおじさんが、姉様に、また開墾地の木の始末を頼みたいって」
「なんだ、そんなことだったの。あなたが気に病む必要はないのよ」
「だってあの人たち勝手すぎるわ!姉さまを村に住まわせようとしないくせに、困った時だけ助けてもらおうとするなんて!」
「大丈夫よセルカ。村の近くに住まわせてもらえるだけでもありがたいことだから」
「姉さま、私来年には見習い期間が終わって、少しだけどお給金がもらえるようになるの、そしたらもうあんな人たちの手伝いをしなくてもいいからね!」
セルカは優しい。姉想いです(^ω^)
アリスが村人の手伝いをしているのは決して彼らのためではなく、生活資金のためかな?
「姉さまとキリトは私がずっと、ずっと…!」
「ありがとう。でもあなたが近くにいてくれるだけで私は十分幸せなのよ。セルカ」
キリト絶対守るウーマン
バルボッサ「おぉ!アリスやよく来てくれたのぅ!
アリス「ご用と聞きましたので」
見た目で判断してはいけませんが、バルボッサおじさんは如何にも性格悪そうなおじさんです( ̄▽ ̄;)
「ほれ、見えるじゃろう?昨日の朝からあの忌々しい木にかかりきりなんじゃ。大の男が10人係でおのを振ってもこれっぽっちも進まん。そんなわけでな?月に一度の取り決めではあるが、今回だけ特別に力を貸してもらえんかなぁ~、アリスや?」
絶対今回だけじゃないやつ!!
「…わかりました、バルボッサさん。今回だけということでしたら」
「おぉ!恩にきるぞアリス!」
握手を求めるバルボッサをアリスは無視しました。
「チッ」
バルボッサおじさんの舌打ちめっちゃ腹立つ(笑)
用があるときだけ態度が良くなるんだろうな…。
もうバルボっさんでいいでしょ。さん付けするのも面倒くさいですよ()
「ごめんなさいキリト、少しだけあなたの剣を貸してほしいの」
「……」
「……」
「…あ…」
「ありがとう」
最初は渋っていたキリトですが、しばらくしてアリスに剣を貸してくれました。
この時、キリトを見るアリスの顔がとても優しかったですね。
「なんだよ、外れか~!?」
「そっちに倒れますよ」
「はぁ?何言って…」
横に一線を描いた剣は木を一刀両断してしまいました。だけど木の一部は綺麗に切れておらず。アリスの腕が鈍っているのかキリトの剣を使いこなせていないのか。
「素晴らしい!なんという腕じゃ!まさに神業じゃ!」
バルボッサおじさんはアリスの手腕を見て毎日手伝って欲しいと言いますがアリスは断ります。バルボッサおじさんは一気に不機嫌な顔に…。
「お代を」
「お、おぉ、そうじゃったそうじゃった」
貨幣一枚を貰いますが、おそらく相場より少ないと思います。
「その剣はキリトのものです、早く返しなさい…!」
アリスが目を離したすきに、村人数人がキリトから剣を奪っていました(最低や
ユージオの形見でもあるそれを雑に扱う村人たち。アリスは心から激怒していました。
「俺たちはちゃんとそいつに剣を貸してくれって言ったぜ?」
「そしたらそいつ、気前よく貸してくれたんだよ。”あぁ、ああ”って言ってさ!」
キリトは車椅子から落ちてまで剣を取り戻そうとしていました。
返してあげてよ!!(´;ω;`)
アリス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
村人「わ、分かったよ!怖い顔しやがって!」
アリス(私たちは一体何のためにあれほどの苦しみに耐えて戦ったの?ユージオが命を失い、キリトは言葉と感情を失い、そこまでして守ったものは一体何だったの…?)
アリスにとっては得たものより失ったものの方が遥かに大きい。
戦いの前の…
「フー、フー。はい」
「モグモグ……」
「ゆっくり食べてね」
視聴者「キリトそこ変われ」
まさか半年もこんな生活を?ご褒美じゃないか!←
「よくここが分かりましたね。何用ですか?」
「お久しゅうございます我が師、アリス様」
その夜、エルドリエが訪ねてきました。
「私とアリス様の魂の絆をたどって参りました。と、言いたいところですが。残念ながら全くの偶然ですよ。最近、北方でゴブリンだのオークだのがコソコソと動いているとの情報が届きましてね。北、南、西の洞窟はすべて騎士長の指示で崩落させましたが、そこを性懲りもなく掘り返すかも知れぬとの事で、私が確認に来たのです」
結局ゴブリンたちの姿は全く無かったらしい。洞窟も天井まで岩で埋まっており、不穏な様子もなく。
逆に怪しい気もしますけどね…。
エルドリエは帰り道で偶然アリスの家を発見したのでした。
「アリス様!騎士団にお戻りください!我々は線の援軍よりあなた様お一人の件を必要としております!」
「――できません」
「なぜです!あの男のせいですか?カセドラルの牢を破り、多くの騎士と元老長、そして最高司祭様までを反逆の刃にかけたあの男が今でもアリス様のお心を惑わせているのですか?!であればその迷いの源をすぐにでも絶って差し上げる!」
「やめなさい!彼もまた己の信じる正義のために戦ったのです。でなければなぜ最強たる我ら最強騎士が騎士長閣下に至るまで敗れさったのですか?彼の剣の重さは直接刃を交えたそなたも身を持って知ったはず」
エルドリエは世界を救ったはずのキリトの惨状に納得がいかないようです。
「キリトの状況とは関係ない、私の剣力は失せてしまった。ただそれだけなのです。いまそなたと剣を交えればおそらく3合と続かないでしょう」
「そうですか。ではもう何も言いますまい。これにてお別れです、師よ。ご教授いただきました剣と術の溶血、このえるどりえ生涯忘れませぬ」
「元気で…。無事を祈っています」
「……」
アリスもエルドリエもお互いに歯がゆいだろうな…。
「教えてキリト…。どうすればいいの?私は…どうすれば……!」
アリスもどうしていいか分からないんですね(´・ω・`)
ここ、キリト裏山なシーンであると同時にアスナさんの存在が頭をよぎってしまってな…(震え
「っ!!!!」
「キリト?どうしたのキリト?」
キリトが怯え始めます。
その直後、外に居た飛竜もなにかに反応します。
「これはダークテリトリの襲撃!?」
ルーリット村の方角から炎が上がっているようでした。
「セルカ――――!!」
EDが心に染みます。
アリスが頑張ってくれてはいますが、本当は心が折れそうになっているんだろうな。デレアリスは可愛いけど!←
この状態のキリトは見てて辛いですね(´・ω・`)
命懸けで、親友を失ってまで守った人々にあんな仕打ちをされて。ユージオの剣を肌身離さず持っているところがまたね(泣
感情を失ったと言ってましたが本当に大切な事はちゃんと覚えているようにも見える?
ネットでは「ゴメンネ、ウゴケナクッテ(某イノシシ)」「廃人になっても嫁を作り続けるキリト」とか言われてて滅茶苦茶笑いました。
喋らないのではと思ったけどキャストに松岡さんの名前があってよかった(笑)
現実世界のオーシャンタートルもどうなったか気になります。
ダークテリトリーの侵攻も始まったみたいだしキリトさん早く元に戻ってほしい!(´Д`;)