【フルーツバスケット 25話 アニメ感想】依鈴登場で嵐の予感!?夾と籍真の父子の絆!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 紫呉宅にやって来た草摩籍真は夾の師匠だった。かれにブレスレットを外された夾は人間とも猫とも違う、猫憑きのもうひとつの姿にさせられる。彼が幼い頃、母は「あなたを愛している」と言いながらも”もうひとつの姿”から目を背け、挙句精神を病んで自殺していた。
  • 「これからも一緒に暮らしたいんです!!」。恐れを隠さず、これからは一緒に悩んで考えようとする透の覚悟に触れ、夾の心が溶かされていく。「そばにいること自体が間違いなのに。なのに今度こそ大切にしたいって、離れたくないって願ってしまうんだろう」。
  • 今回は…夾と籍真、長年すれ違っていた二人の心が、透の存在によって触れ合う。時には逃げ出したくなることもある。それでも由希や楽羅、みんなが自分と必死に闘っている。「誰が諦めるもんか。絶対に呪いを…!」燈路にそう語る黒髪美女・草摩依鈴登場!

【フルーツバスケット 24話 アニメ感想】猫憑き夾の本当の姿!透が出した答えは!?

2019.09.14

【フルーツバスケット 25話(1st season最終回)】もうすぐ夏がやってきます【アニメ感想・名場面】

 本当の気持ち

(この人がどうして俺を引き取る気になったのか。同情なのか命令だったのか、分からなかった)

周囲の人間はなおも陰口を叩き、同時に猫憑きの世話を見る籍真が可愛そうだと言います。
しかし、籍真は全く気にしませんでした。

『これからはもっと高いところの空気吸っていかなくてはいけないね』

(分からなかったけれど。俺に初めて外の世界を見せてくれた人。俺の手を引いて俺のそばにいてくれた人)

夾は籍真と暮らすようになり、「師匠」と呼ぶようになります。

(師匠が、本当の父さんだったらよかったのに。そう言ったら師匠はどんな顔をするだろう?俺を育てたのは、ただの同情や優しさかも知れないのに)

ある日、夾は学校で問題を起こしたらしく、籍真が呼び出されます。

教師『全く。育ての親らしいが一体どんな育て方をしたんだか…』
夾『違うッッッ!!師匠は俺のオヤジなんかじゃねぇよ!!(これ以上何を望むんだ?もうこれ以上重荷になりたくない…!)二度と俺と師匠を親子扱いするな!!』

タイミング悪く籍真は夾の言葉を聞いてしまうのでした。(・ω・`;)
自分のせいで傷つけるくらいなら父親じゃなくてもいい、と思う夾。
誤解を生んでしまいました。

教師も教師でその人を否定するような言い方です。酷い…。

「おはよう」
「師匠は!?」
「お帰りになられたよ。透くんが送っていった」
「なんだよそれ……!?(なんで黙っていくんだよ!俺はまだ、礼の一つも言っちゃいないのに!!)」

目覚めた夾は籍真を追いかけます。

「分からないんです。夾を引き取ったのは…償いのつもりでした。私の祖父は夾と同じ猫憑きでした。家族中で阻害し、一族中で中傷し、ひどい扱いをしていました。そして私もその中の一人でした」

それは一度きりの対面。籍真にとっては祖父との唯一の記憶です。

『おいで籍真。お菓子を上げよう』
『い、いらない!呪われるから……』
『―――そうか』

そう育てられていたとはいえ、籍真は残酷な言葉を吐きました。
祖父は笑って許してくれたといいます。

「優しい人であったのに…。そして歳を重ね、夾を取り巻く環境を初めて第三者の目で見て、痛感しました。その愚かさを。残酷さを。私は彼を引き取る事で己の罪悪心を消したかったのかもしれません。けれど、いつしか愛しさが生まれて。まるで父親になった気持ちで」

夾も籍真も、お互いを本当の親子のように思っていたんですね(´・ω・`)

「分からないのですよ。なんと声をかければ良いのか。エゴを押し付けておいて、良かったというには、あまりに勝手すぎて…」
「……師匠さん。それは本当に、エゴなんですか?私は、私はとても暖かい気分です。師匠さんがどう思われるか分かりませんが。でも私には今とても…。とても、お父さんに見えるです」

透はとても優しい顔で言いました。

直後、夾が追いつきます。籍真を見るなり殴りかかる始末ですが。

「なんで黙って帰るんだよ!?なんでそんな、逃げてくみたいに!!俺が怒るとでも思ったのかよ…!俺に呆れたかよ…!?世話ばっか焼かせてごめん…。ガキみたいに甘えて、師匠を逃げ場所みたいにしてごめん。でも、俺はこんなだけど。まだこんなだけど!でもいつかはちゃんと、一人で立って歩いていけるような奴になるよ…!傷つけて、重荷になったりしないで。師匠が、師匠が俺のオヤジなんだって言えるような!そんな奴に俺はなる!」

籍真は夾の拳を受け止めます。

 

(長く、すれ違いあっていて。遠回りをしてようやく触れ合うことができたのかもしれないね。それはきっと――)

「まだまだ。お前は世話の焼ける息子だよ。夾」

遠回りも無駄じゃない

夾「吹っ飛ばすこと無いだろ!」
籍真「あれくらいガードしないと」
夾「透!」
透「へっ?」

「今、ちゃんと見てたか!?俺の師匠はつえーんだって!」

ああああ何だその無邪気な笑顔はぁ何なんですかア”ア”ア”_:(´ ཀ`」 ∠):_; ←

「はい…!はい!はいっ!」
「なんか連呼されるとムカつくな」

子ウサギみたいに駆け寄ってくる透が可愛かったです(*´∀`*)

籍真(それはきっと。この人が。あなたが居てくださったから)

 一歩ずつ前へ

由希(時には、逃げ出したくもなるけど――)

翌朝、夾と由希は一触即発になります。が、夾は師匠との約束を果たそうと怒りをこらえます。
でもやっぱり我慢できなくて(笑)
乱闘にはならなくても朝から喧嘩する光景は相変わらずなのでした。

由希「こっちのセリフだ…。俺は墓に入っても嫌い続けるよ」

鼠と猫。相性が悪いのは分かるのですが、ここまで忌み嫌う理由って何なんでしょう?まだ明かされていない「何か」がある?(´・ω・`)

透は”あの日”を境に楽羅や由希の様子がおかしいことに気づいていました。由希の異変は、潑春も見抜いており…。

透(もしかしたら由希くんも見られたのでは?あの夜、夾くんの本当の姿を。楽羅さんは本当の姿を存じていたようですし…)

言おうとして、その先が言葉にならない透です。
潑春は透の気持ちを察したのか、追求せずに去って行きました。
去り際に頭ぽんぽんとかイケメン度高いぞ!!

「何かあった?あんま元気ないみたいだけど」
「せっかく人が戦ってるのにそういうこと言うなよ……」

由希と潑春のツーショット久しぶりですね!

由希はあの日、楽羅が帰るのを見送っていました。

(楽羅は、強い)

いつもどおりの、気丈な様子を指してか。夾の本当の姿を知っても変わらず接している事か。

「”なんか”ならあったけど。言わないよ…。(今は蓋をしておくんだ。キツく。あの姿のこともそれ以外のことも。全て。全部)」

(そうしないとドロドロの感情が溢れてきて、憎悪とか嫌悪とか、汚いあの感情にまた飲み込まれてしまうから。もうそれは嫌だから)

由希の過去も、かなりの闇を抱えていそうなんですよね…(´・ω・`)

潑春「でも心配してたよ、本田さん。気持ちを吐露するもしないも由希の勝手だ。けど安心はさせてやってもいいんじゃない?少なくとも本田さんは…」
由希「俺はお前のことが心配だよ。そんな、人のことばかりにかまけて」

視聴者「こっちはお前ら全員心配だよ!!!」

潑春「…なんだろう?性分かな?でも辛くなるよか楽しくなって欲しいし」
由希「そうだね」

やっぱりハッピーエンドがいいです。

「本田さん。俺、前よりネクタイの結び方マシになってきたんだ」

屋上へ向かう階段で、透は由希に話しかけられました。

「野菜を枯らす回数も減ってきたし。他人とも前より会話をしてる、と思う。他愛もないことだけど。でもそうやって苦手にしてたこともやっていこうって。少しづつそうやって変わっていけたらって…」

このシーン由希が近づいて来るたびドキドキした視聴者絶対いるでしょ←

(きつく締めている蓋を飲み込まれたりせず開けられる自分にいつかなれたら。あの日誓ったように。)でも、まだまだだね。本田さんに心配させちゃって。ごめん」
「い、いえっ!私が勝手に…」
「まだまだこんな、格好悪いけど。まだ本田さんに言えないことが、色々あるけど。でもそれも少しづつ…少しづつ。(言える勇気が持てるように)」
「――はい」

透は笑顔で返事しました。
由希が自分から話してくれるその時まで、ずっと待ってくれます。

「今年の夏は外に沢山出ようと思って。よく考えたら好きになれそうだなって。花火にお祭りに海に――」

お祭り回とか見たいですね!透の新しい水着もまだだし、海回なんか期待しちゃいます。

「思い出がいっぱい作れそうだなって。本田さんとのね」
「!?」
「嫌かな?」
「い、いやなんてそんな滅相も…!」

「嫌なら、攫っていくから覚悟して?」

プ リ ン ス 由 希 の 本 気 (ヤバイ

「なんて、ね」
「あ、あああああああ」

透は顔を真っ赤にして、壁に頭をぶつけてしまうのでした。
王子はもうちょっと自分の破壊力に気づいたほうがいい(笑)

「本田さん!大丈夫!?」
「大丈夫です、へっちゃらです!あの、あまりにそのっ…」
「ははは!ごめんごめん、笑っちゃって…っ。さぁ、行こう」
(格好悪いだなんて、とんでもないです。由希くんも夾くんも、どんどん素敵な人になっていかれて、私の心臓がそのうちもたなくなるんじゃないかってくらいに)

恋が芽生えるフラグでしょうか。いいですね、ドキドキワクワクします。青春だな~(*´∀`*)

「へぇ~あれが噂の草摩由希か。美人さんだねぇ~」
「でも、あの人って…」
「?」
「何でもない」

謎の男子生徒と女子生徒です。どなた…!?

由希(時には逃げ出したくもなるけど。戦ってる。みんな)

 透たちを待ち受けるものとは…!?

綾女「何を隠そう!カニをたらふく貰ってね!これはもう由希にも食させてやらねばと、わざわざこうして持ってきた訳だ!こんなに弟思いの兄は世界に3人といないね!無論、ナンバー1はこの僕さ!おや!?どうしたのかな由希!あからさまに遠い目をして!分かっている、分かっているとも!この比類なき兄の愛情に目を眩まし(rya」

その日、仲良くなった十二支が紫呉宅に集結しました。
紫呉が声をかけたようですが、当の本人は急用で本家に行ってしまったとのこと。

「燈路ちゃんも後で来るって」
「嬉しいですっ!」

「もうすぐ夏がやってきます…。なにか、何かが起こりそうな、始まりそうな予感までしてしまったりして。不思議です」

夏休みも始まって、楽しいことが沢山待っています。楽しい事だけだと、いいのですが…。

一方、燈路は病院を訪れていました。

「退院、できるんだって?よかったじゃない。あんなに病院抜け出したりしてなきゃもっと早く…」
「燈路」
「分かったよ…」
「もうグレ兄しかいないって。生易しくないけど。でも…」

何の話をしているのかさっぱりです(;´д`)

「諦めないんだね。依鈴は」

美人さん出てきました。十二支の人かな?

依鈴「誰が諦めるもんか。絶対に…!呪いを――――」

 

由希(予感がする。呼び方も分からないのに、胸に)
夾(喉まで広がって生まれてくるもの。予感がするんだ)
透(言葉さえも見失うほどの)

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夾と籍真、すれ違いが無くなって本当に良かった( ;∀;)
籍真祖父もオレンジ髪だったような?夾、今日子さんと同じでつい反応しちゃいますね。
由希も楽羅も潑春も、みんなまだ暗い気持ちを抱えているみたいだけど一歩ずつ進もうとしている姿が印象的でした。
透は最後まで女神だったよ!
最後に登場した黒髪美人の依鈴は十二支の呪いを解こうとしている?紫呉しか居ない、ってどういうことだろう。
由希が廊下ですれ違った2人も意味深でしたね。

そして第2シーズンが2020年放送キタ━(゚∀゚)━!ヤッター!
良くも悪くも現状がかき乱されそうな雰囲気です!透達を待ち受けるのは必ずしも楽しいことばかりではない…!?|ョ゚Д゚;))))ドキドキ
少し間が空くけど、続きが確定してるのは嬉しすぎる!放送再開まで全力待機です!(((o(*゚▽゚*)o)))
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