前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- 狼煙の正体は温泉の湯けむりだった。温泉を満喫したほまれ達は、シェルターに戻る途中で船を保留しておく頑丈なロープを手に入れる。
- 突然の雷雨襲来!集めた流木で即席の避雷針を作り、そこから4m離れた45度の角度の安全地帯でなんとか雷雨を凌ぐ。
- 今回は…日々繰り出されるほまれのサバイバル知識。それにはほまれが敬愛するパパとの思い出が大きく影響していた!
【ソウナンですか? 9話 アニメ感想】ほまれのパパ
ナイフ完成!
7年前、タクラマカン砂漠にて。
「ガイドがラクダを盗んで逃げたときはどうなっちゃうかと思ったよ」
「大丈夫だ、人生にトラブルはつきものだ、ほまれ」
ガイドにラクダを盗まれるトラブルってそうそう無いですけどね!

「サバイバル環境下において知っているということはとても大事だ。知識によって腹を満たし、前に進む力を得られる」
ほまれは幼い頃から、そんなパパの教えを聞いて育ってきたんですね。

ほまれ「うん、いいぞ!」
睦「ナイフ完成ですね!」
松ヤニ、兎の糞、灰で接着剤を作ったほまれは、それを使ってナイフケースを。ハンドルはロープで制作します。
「ハンドルの整形や研ぎ直しもあるからもうちょいだな。もう一本も作らないと!」
(嬉しそう~)
「余った接着剤は熱いうちに棒の先につけといてくれ。松明になるから夜役立つ」
接着剤一つにもいろんな用途が!
ほまれはナイフ2本を手に入れました。
いつも心はパパとともに!
「なぁ、ちょっと見てよ、この辺がさ、ひりひりするんだよね、日焼けで」
日焼けした明日香。首の皮がむけていました。
「昼間は紫外線が強いですからね。日焼け止めがほしいところですよね。」
ガングロギャル化、果てはカサカサの干物になる日も近い!!
一方、ほまれは海に潜っていました。
『パパは水中メガネなくても水の中見えるの?』
『あぁ、個人差はあるが訓練次第で水中でもクリアに見通せるようになるんだ!』
7年前のフィジーでの会話を思い出します。
(だんだん見えるようになってきたぞ…!)
成長を実感し、父にまた一歩近づいたことで思わずニヤついてしまうほまれです。
ほまれ「イカが捕れたぞ」
シェルターに戻ったほまれの顔はイカ墨を浴びて真っ黒に。
ほまれ「日焼け止めがほしい?」
紫音「なんとかならないかしら!?」
ほまれ「日焼け止めなんてなくても…。!!」
また何かを思い出したようです。
『紫外線を浴びすぎるのはよくない。浴びすぎると免疫機能の低下を引き起こすことになる。そこでだ。さっきとった以下の済をこうやって皮膚に塗る!』

『イカ墨には市販の日焼け度目くらいの効果があるんだ』
『じゃあこれで安心だね!』
「――というわけだ。」
そして一人分のイカ墨をジャンケンで勝ち取ったのは睦でした!
明日香は海藻のぬめりを利用した日焼け止めをGET。効果はイカ墨より効果は薄いですが、無いよりはマシらしい。
「何よ!私以外UV対策バッチリじゃない!」
「紫音、これでどうだ?イカの肝を干した物だ。この染み出した油にも日焼け度目効果がある」
「ほまれさん…!」
「良かったですね」
「これで全員分だな!」
イカの臭いが気になりつつも全員UV対策ばっちりです。
違う意味に聞こえるのは気のせいだ!
サバイバルできるのはパパのおかげ!
睦「うわ!?」
ほまれ「どうした!」
睦「服の中に何か!いたた…」
ほまれ「これは…アブにやられたみたいだな」
しかし命に別状はありません。放っておいても大丈夫だ、と言いかけますが、思いとどまります。

『ほまれ、サバイバル環境下において不快感やストレスを甘く見てはいけない。小さなことでも解決できることは解決したほうがいい!』
6年前、ボツワナ湿地帯での出来事です(ほんと色んなとこ行ってますね!
「西洋タンポポの乳液だ。虫刺されにはこれがよく効く」
「あ、少し痛みが引いてきたかも!」

「ありがとうございますほまれさん!」
「あまり無理はしないようにな」
父の教えがこうして役立ってるんですね!
ファザコンのほまれ!
「聞いてくれよほまれ!紫音が物干し作るって言うんだよ!」
「あんなところに下着を干すぐらいなら死んだほうがマシだわ!」
明日香と紫音が言い争っていました。
木の枝にパンツとブラジャーを引っ掛けて干してます(笑)
「ふむ…」
『ぱ、パパ。こんな時になんだけど……っ』
『どうしたほまれ!』
それは5年前、パタゴニアでの事。
なんで断崖絶壁を登ってるんだ…(;´д`)!?
『途中でおしっこがしたくなったらどうしたらいい!?』
『ふっ、そんなことか。もちろん、このままズボンの中にするんだ!』
『も、もしウン…』

『ウンコもだ!!サバイバル環境下において恥らいは不要だ!』
『パパ、かっこいい……っ!』
かっこいい…!?(;´д`)
「いいぞ明日香。すごくいい!サバイバル環境下において恥らいは不要だ!」
父の言葉を借りて、そう結論づけたほまれでした。
「これで砂の上で寝るのからやっと解放されるな~~!」
紫音の物干しは却下され、予定通り新しいハンモックが完成します。
「ていうかさ。今更だけどほまれ、本当サバイバル知識すごいよな!」
「あぁ、幼い頃から父と各地に旅行して色々教わってきたからな」
「ある意味英才教育よね!」
「それで私たち助かっちゃってますからお父さんには感謝ですね」

「まぁ、どんな時もパp…父の教えは正しいからな!」
(((ファザコンかな)))
寝言で散々「パパ」って言ってるんだよなぁ( ̄▽ ̄;)

たくさんのサバイバル知識を披露してきたほまれですが、脳内ではパパとの思い出が蘇っていたんですね。どんな状況でも妙に落ち着いていられるのは彼女の性格的なもの、獲得したサバイバル知識に加えていつも心の中にパパが居たからかもしれません。
そしてあんなパパのもとで成長してきたからこそ、今のほまれがあるんだなと妙に納得です(笑)
ほまれとパパも再会出来るといいな(´∀`)