内容をカンタンに説明すると…
- 泉は菅原に相談を持ちかけた。移動する電車の中、菅原は演出家の三枝 久を見つけ、泉を彼氏だと偽り紹介する。
- 近くのカフェに入った泉と菅原、そこで菅原は三枝との出会いを話し始める。
- 今回は…文化祭で恋の伝説を作りたいという実行委員の依頼を受けた文芸部。和紗は、泉と新菜のことが気になり考えがまとまらない。
【荒ぶる季節の乙女どもよ。6話】乙女は森のなか【アニメ感想】
依頼
「文芸部の皆さんに文化祭にまつわる恋の伝説をでっちあげてほしいんですよ!」
文化祭実行委員が押しかけています。
「そう!あたかも昔っからこんな言い伝えがあったような!」
「恋がかなう文化祭って他校の生徒とかも呼べると思うんですよね」
「お願いついでにもう一ついいですか?」
「まだ引き受けてもいないのに」
なんですかこの無理矢理押し付けてくる感じは…(笑)
「文芸部の皆さんやってたじゃないですか去年。朗読劇!」
「なんかいい感じに眠くなってオアシスでしたよ」
いや、喧嘩売りに来たのか
「それで伝説を小さなお話にして文化祭中も何度か朗読してほしいんです。それが噂になって広まっていったら…」
「お引き受けいたしましょう」
え、部長!?
実行委員が去ったあと…。
「恋の伝説なんて曾根崎先輩がいちばん嫌うことだと思うのですが」
「私達は今までこの世に輝く宝石のような創作物を一方的に味わってきた。次は自分達がその宝石の一つを生み出す。そのチャレンジはとても魅力的だわ。
自分達だけで楽しむものと広く大衆に響かせようとするものはまた違う。せっかく!本郷ちゃんもいるんだもの。この機会を生かせば文芸部も次のステージに行けると思う!」
リア充に足をつっこんだ部長、何か考えてますね?
「まあ言われてみればいい機会かもしれませんね」
「確かに!浮かれた青春野郎どもに上から見られ続けんのもやだし!」
「こうなったらヤツらよりも青春してやろうじゃないか!」
結束する文芸部。
恋に振り回される
「でも難しいよね。恋の伝説って言われても。」
「自分だったらっていうのを考えてみたらどうかな?」
「典元君とどんなシチュエーションで恋を始めたいか」
動揺しまくる和紗
「わ…私は菅原氏みたいにきれいじゃないから…」
「見た目関係ある?
和紗はかわいいよ!それに恋は見た目がよくなくちゃできないの?」
見た目の話、菅原氏嫌がってそうだね。
「…ああ~…わ…忘れ物!ごめん先に二人で帰ってて!」
逃げたな。
実家で泉と菅原氏の言葉を頭で反芻していた和紗は急に叫びました。
「私だってそれなりに変だと思う!」
「あぁ…うん。よく分かんないけど変だよ!十分すぎるほど!」
「そう!変変!自信持って!」
もうほんとこの両親面白い…。何もわかってないのに同意してます。
別の日、学校の屋上。
「俺、いつまで嫌われてる設定なの?
自慢したいんだけどな。曾根崎さん、俺の彼女なんだって」
「そんなの絶対にダメ!卒業するまでは黙ってないと!」
「どうして?」
「それは…いろいろうがった目で見られるからよ。勉学をおろそかにして恋にうつつを抜かして、ふしだらなことをしてるとか、そういう偏見の目で…」
「一つだけいい?俺、曾根崎さんの彼氏でいいんだよね?」
「え…ええ。まあ…」
「だったらいいんだ」
不安そうに、しょんぼりして帰っていく天城くん。
あ、これはよくないですよ!
「文化祭で有象無象のカップルが大量発生すれば、みんな自分たちの色恋沙汰に手いっぱいで私たちの関係など気に留めている余裕はなくなる。
木を隠すには森のなかよ!」
なるほど部長はこれをして自分たちが目立たなくさせようとしてるんですね。
でも言わなきゃ伝わらないこともあるかも…
そうだ合宿にいこう
「合宿なんて文芸部には許されない聖域だと思ってました」
「ミロ先生のおうちがペンションだったなんて!」
「ミロ先生ありがとうございます」
「君という人は…」
「この御恩は必ず返しますんで」
他の先生と話してる時にミロ先生の親がペンション経営をしてると知った本郷はほくそ笑んでたんですがこれを仕組んだんですね。
『小説ってのはさ!まだ青い心がときめきに大きく揺さぶられるその鮮烈な瞬間を強く刻まないとねぇ』
チャラ男編集に言われた言葉。エロを知ろうとして動き出した感情はとまらないようで
「この恩は絶対に体で返す」
青ざめる先生
「あっお弁当!私食べたい。すいませ~ん」
車内販売がきました。
「ほんとだ!器が電車の形してる」
「泉君に買っていってあげてもいいかもね。電車好きだもんね泉君」
「どうして泉が電車好きって知ってるの?」
「こないだ二人でお茶したときそう言ってたから」
菅原氏さらっと。須藤あたふた。二人にはこんなやりとりがあったのです。
『そっか。和紗私と典元君のこと…』
『そうなの!だから菅原氏から泉君のことなんとも思ってないって言ってあげてほしくて。私から言うべきじゃないかもしれないけど、でも大好きな二人がぎくしゃくするのは…』
『その誤解、解かなくていいかもしれない
あの二人どっちも臆病なところあるでしょ?少し刺激を与えて揺さぶらないとず~っとこのままかもしれない』
菅原氏が出した結論は
『むしろ誤解させる』
(スパルタすぎる)
このやりとりしたあとなので須藤は冷や汗かきながら状態です。
(待っていて天城君。私たちの恋を隠す最高の森を用意してみせるから)
部長は一人盛り上がってますね。
劣等感だけが募る
「ああ~!ダメだ。考えれば考えるほどどんどん迷宮入りしていく」
でっちあげを作るのも大変ですね。
「もう誰も彼もがくっつけばいいじゃない。手当たりしだい」
「和紗。あなたさっきからずっと黙ったきりじゃないの」
「えっとそうですね。あの~キャンプファイヤーで…」
「だからキャンプファイヤーは禁止されてるから」
「廊下でキャンプファイヤーやって誰にもバレずに校舎を全焼させることができたら!二人は!来世で!結ばれる!」
だめだ、壊れてる…。
「少し休憩して気分を変えた方がいいんじゃないですか?」
先生のナイスアドバイス。
「和紗お風呂行こうよ」
「見た目ですでに差がついてるのに性格まで悪くなったら…どんどんどんどん差がついてしまう」
「気にすることないよ。泉君が電車好きなことぐらい私も知ってたしさ。二人でお茶したりしたことはさすがに…ないけど…」
須藤の言葉が励ましてるのか追い込んでるのかわかりません。
「まだいたんだ」
女も見惚れる菅原氏の裸体。
「隠さないで入ってきたからびっくりして」
「湯船タオル持って入るのってマナー違反でしょ?私体は基本手のひら洗いだし。もう出るの?」
「あっうん。ちょうど出るとこ。和紗?」
「やっぱもうちょっと入ってる」
「じゃあ先行ってるね」
(菅原氏、胸そんなに大きい方じゃないって思ってたけど。着痩せするっていうか脱いだ方が大きくて形も色もすごくきれい。
菅原氏と比べたら、私のおっぱいは…なんて貧相なんだろう
どうしよう…出られない。私のおっぱい…菅原氏に見られたくない…)
で、のぼせてしまった和紗。
風呂に浮いてしまう形に…。

なるほど、菅原氏はそういう応援の仕方に出たんですね。でも和紗この発破に気づくタイプなのでしょうか。
須藤さんも気が休まらん状態に。
一番青春してる部長、早くラブラブしたいがための作戦なんですが
天城くんのあの表情は見てて悲しい。
ミロ先生、メガネ取った姿に毎回ドキドキしてますすいません。
オフのときはメガネ無しなんでしょうか。