内容をカンタンに説明すると…
- 混乱の続く和紗は書店で性についての本を読み漁っていた。
- 直接的な言い方はナンセンスだということで文芸部では代わりの言葉を考えることに。
- 今回は…本郷と同時期に話が進められてた作家がデビューしていた。編集にリアリティが無いと言われた本郷はある行動に移る。和紗は泉母から用事を頼まれまた泉の部屋へ行くことに。そこであるものを発見する。
【荒ぶる季節の乙女どもよ。3話】バスガス爆発【アニメ感想】
性に関する実体験が必要か
「どうして言っておいてくれなかったんですか?…もう出版なんて…」
「いやそれを言ったら君の筆が止まっちゃうかなって」
「でも正直ね。君の作品って地に足着いてないっていうかさ。あ~実感がこもってないのよ」
本屋で見かけた同時期に動いていてた他の者がデビューしていた事実に本郷は打ちのめされていた。
(なぜだ こいつはこれで満足しているのに。なぜだなぜだなぜだ!)
チャットの向こう側も今日の本郷はおかしいと気づいているようです。
”チャットじゃなくて実際にミロさんとしてみたい。”
あーいけませんそれは援交です~~~~~。
泉が教室で菅原に声をかけていました。
「菅原さん。いいかな?ごめん。ちょっと確認したいだけだから」
「えすいばつのこと?」
そりゃ泉も、うっ…てなりますよね。
手を引っ張って連れ出したことで教室内がざわつきます。階段の踊り場へ。
「撮ってただろ。動画」
「えっ?ああ~」
「消してくれた?」
「それより気にした方がいいこと増えたんじゃないかな。あんな風に人を連れ出して。たぶん噂になるよ」
「あっ!そうか。ごめん!」
泉くん鈍感か!菅原さんは今このタイミングで気づいたことに意外そうでした。もっとKYかと思ったようです。
「中学のとき、和紗、なんかほかの女子と妙な空気になってて。俺、気付くのに時間かかって。悪いことした」
気づけることは気づけるんですね…。
「質問。誰かとどうしてもしなくちゃ地球が滅びるとしたら誰としたい?」
「…女子が…したいとか、その…えすいばつとか…おかしくないか?」
「典元君の意外なところまた発見。飄々としているかと思ってたけど割と古風なとこあるんだ」
「あっ…いや、そういう…」
「女だって、考えるよ」
菅原氏きれいやしかっこいいな…。
「…和紗だってね」
そうして菅原さんは去っていきました。
再び性に振り回される
「ここまで私たちが嫌われてると思わなかった」
「何が問題なんだろう?」
文芸部の顧問になってくれる先生が見つからないのです。
皆遠回しに嫌がってる様子…。
悲しみの中帰宅していると泉宅から泉母の姿が。
「あっ和紗!ちょうどいいとこに!」
和紗も大好きなお手製を披露してくれるそうなのですが。
「部屋で夜食食べるって持ってってそのまんまじゃんあいつ!悪い、和紗。ちょっと泉の部屋から取ってきてくれない?」
部屋までケチャップを取りに行ってほしいと言われ…。先日の景色が…。
部屋の中にジブリっぽいDVDのケース。和紗はうきうきするが、しかし中身は…。エロいものが収録されてそうな円盤でした!
帰ってきた泉と階段で鉢合わせ。
「わっ!か…和紗?」
「うん。私…やっぱ帰る!」
和紗…なぜ円盤をもって帰ってきたのだ。
待ち合わせの場所に来た本郷。
(半年風呂に入ってなさそうとか、海外に売り飛ばされそうとか。あからさまにやばいヤツだったら逃げる)
『リアリティーがないんだよね』
「私には必要なんだ。経験が」
編集の言葉を思い出し唇を噛みしめる。
「モヤイ像前…13時。花柄。
全然やばくない。っていうか…誰かに似てるような…」
先生じゃねーか!
「泉ママがミートローフ持ってきたよ」
「やった~!うずらの卵入ってる~!」
和紗パパ、かわいい人ですよね(笑)
「いきなり和紗帰っちゃったって、心配してたよ泉ママ」
性に振り回されてる和紗はどうしても家族に聞きたくなってしまいます。
自分が生まれた時の話を教えてほしいと頼むと
生まれる瞬間の話、陣痛段階の話になりました。そして結果
川の字で寝ることに。なんでそうなる!この両親いいな…(笑)
「Blu-rayが…ない!なんで?」
その頃泉は焦っていた。
存続!
「なんとかならないのは分かってるよね?無駄な努力はおやめなさいよ」
「う~ん。顧問さえ決まればねぇ。君たちの頑張りは認めるけど。申し訳ないが…」
校長室。するとドアが開き本郷と山岸先生が入ってきました。
「では紹介します。文芸部の新しい顧問、山岸先生です」
「よろしくお願いします」
なるほど…援交がバレるとやばいので先生を脅したんですね…?
「ゆすりなんて卑怯ですよ」
「なんとでも言ってください」
この二人以外真相を知らないですよね。
<こうして、私たちは廃部を免れたのです>
相変わらずそっち系の内容の朗読。
「先生。いかがでしたか?」
「僕の感想が必要ですか?」
流れるように長文の感想。感心できる内容でした。
「すごい!やっぱり国語の先生の感想ってプロっぽいですね!」
山岸先生って名前が呼びにくいとか覚えにくいとか言われてますが…そんなにですか?
「ミロ先生ってあだ名どうですか?」
本郷さん…!
「ミロのヴィーナスってアフロディーテのことですよね?愛と美と性の女神。今回の問題はえすいばつ。性の問題から生まれたことですし」
ハンドルネームで呼ばれるの辛すぎるでしょ…。
「よく分からないけどすごい!」
「ミロ先生!」
決まってしまいました。
「どうもありがとうございました。ミロ先生」
本郷が車で帰る山岸のもとへ。
「君は知らないだろうけど…僕のハンドルネームはミロのヴィーナスではなく、強い子のミロからです」
牛乳に溶かして飲むミロの方でした!
言葉には気をつけて
和紗は円盤を不法侵入で返しに来ました。(鍵の場所も知ってる…)
(いちばん好きなのは電車だけど
でもえっちぃことで汚したくなくて
だけど乗り物はやっぱり好きで
だから、わざわざバスのえっちぃDVD。
泉、ごめんね。誤解してた。
泉はすごく変わったようで、あんまり変わってないんだ!)
もうなんかわからんがやめてさしあげろ!!
理解しようとしなくていいから!
「えっちぃけど、すてきなDVDを選んだね。泉」
どこがどう素敵やねん…。
「それBlu-ray」
泉キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「なんかいろいろ、はっきりさせときたいんだ。
こういうことは、確かに考える。でも別に!身近な誰かとどうしたいとか考えるわけじゃない。
うちの学校の女子とか、こないだの浅田さんもそうだし。
もちろん!和紗に対してもこういうことしたいとか、全然!これっぽっちも、考えたことないから!」
言いすぎだよ!これはあかんやつや!
(泉は…私とはこれっぽっちも…したくない?)
「どうして…そこで泣く?」
慌てて走り去る和紗。追いかける泉。押し倒す形になってしまいました。
「あ…あの…何度も言うけど、相手がどうとかじゃなくて。今そういうのが…」
「バス」
「えっ?」
「バスガス爆発って言って」
「バ…バス…は…ちょっと…」
せやな…。エロブルーレイの事があるしな…。
「10回言って。お願い」
もう、言うしかなかったんです泉は。
言ってる間に去っていくんです和紗は。
ってそういう問題じゃないですか。あやうく援交になりかけましたが。
これを逆手にとった本郷さん、強いです。
存続できて良かったですね。感想を聞いてると顧問としてもバッチリじゃないですか。
で、和紗はまたしても泉の秘密を!しかも勝手に持って帰るし(汗)
わからない世界のことはわからないなりに考えるしか無いんですよね。
でも泉の性癖に理解を示そうとする和紗が滑稽でもあり健気でもあり…。