【コップクラフト 1話 アニメ感想】サンテレサ市警刑事ケイ・マトバと宇宙人ティラナ・エクセディリカとのコンビ誕生!?

内容をカンタンに説明すると…

  • 原作は賀東招二先生のライトノベル「コップクラフト DRAGNET MIRAGE RELOADED」。ガガガ文庫(小学館)より、2009年11月から既刊6巻が刊行されている。
  • 異世界と地球をつなぐゲートが出現し、異世界人との交流が始まった地球で起こる特殊な犯罪と、生まれた世界の異なる二人の刑事がそれを追う姿を描く。
  • 今回は…サンテレサ市警に務めるケイ・マトバはと4年間の相棒を密輸ギャングによって失ってしまった。悲しみも覚めやらぬ翌日、セマーニ人のティラナ・エクセディリカと行動をともにするように上司から命令される。

【コップクラフト 1話】COP SHOW, WITCH CRAFT【アニメ感想】

喪失

「ミスター、金はあるのか?」
「堂々と遅刻しやがって。いつサツが通るかヒヤヒヤしたぜ」

金と物の交換現場。

「どうだねミスター、本物の妖精だ」

瓶の液体の中に小さな妖精が。

「なるほど上物だ、なぁケイ?」
「こいつなら高純度のヤクがたっぷり作れる。どこで手に入れた?」
「それはミスター、企業秘密だ」

取引成立。
握手まで交わしてます。

「オレも嬉しいよ。何しろこれでやっと本題に入れる」

警察手帳出たー!かっこいい。

「サンテレサ市警だ、お前らを逮捕する。罪状は誘拐と人身売買だ。
この妖精はセマーニ世界の市民様だぞ」

二人の密売人に手錠をかける。

「じゃあちょいと歌ってやろうか、よく聞けよ。お前らには黙秘権がある。あらゆる陳述やお下品ワードは裁判で不利な証拠となりうる。
それから弁護士を雇う権利がある。あのお邪魔虫共にくれてやる銭がない場合は官選弁護人をつけてやる。ありがたくて涙が出るだろ?」

優しいですね。権利も教えてくれるなんて。

すると、二人のうちの一人が暴れだし、異国語を喋り始めました。
手錠を力づくで外しました。ケイ・マトバの相棒、リックの首を締めます。

ケイはすぐさま拳銃で犯人を撃ちますが勢いは止まらずリックは首の骨を折られ死亡。

ケイは意識を失い、そして犯人は逃げてしまいました。

「いと弱気蛮人よ この娘は還してもらうぞ
もとより我が手に来たるはずの者であったがゆえに」

<15年前、太平洋上に未知の超空間ゲートが出現した。その向こうに存在したのは
妖精や魔物の住む奇妙な異世界だった。カリアエナ島サンテレサ市、その都市は地球世界の玄関口に当たる。
200万を越える両世界の移民、雑多な民族と多彩な文化、そして持てるものと持たざる者。
ここは世界で最も新しい夢の街だ。だがその混沌の影には数々の犯罪がうごめいていた。
麻薬、売春、武器密売。それら凶悪犯罪に立ち向かう刑事たちがサンテレサ市警察に存在していた>

悲しみ

「マトバ、犯人の遺体が見つかったそうだ。アップルヒルズの路上で」
「アップルヒルズ?2マイルも向こうだ。オレは9ミリ弾を確実に三発ぶちこみました。そんなに走れるわけがない」
「常識的な犯人ならな」

「宇宙人の仕業ですよあのくそったれども。
ファルバーニ語を話してました」

「手配はしておく。あと、君は休め」
「ごめんだね、4年間組んできた相棒がやられたんだ。絶対に仕留めてやる。」
「命令だマトバ刑事。リックは残念だった。だからこそ休め。いいな」
「ヤツの嫁さんになんて言えばいいんだ」
「私から話すか?」
「いえ、オレから話しますよ」

結構な時間を要しましたがリックの奥さんに電話をかけたマトバ刑事。

悲しすぎますね…。

防塵マスクをつけ家に入るマトバ。
そこには黒い猫が。

上司から電話が。

異世界の人

「明日のことだが予定変更だ。貴族の出迎えをしてくれ。
ファルバーニ王国のVIPが早朝に来る」

「宇宙人の貴族をオレが?外交官の仕事でしょ」
「向こうの言葉がわかる警官が足りないのだ」
「ごめんです。リックを殺した野郎を探させてくださいよ」
「その関係者かもしれないらしい」

船でゲートに向かう。船長がマトバに話しかけてきます。

「向こうの世界に行ったことは?」
「あります。軍にいたんで。輸送機にすし詰めだったからちゃんとゲートを見たことはないですがね」
「誰にも見えないさ、ミラージュゲートはな。観測衛星の情報だけが頼りだ。ところが宇宙人は風と塩だけでゲートの位置を読む」
「だから沿岸警備隊の仕事が減らないと」

不思議な形の古風な船ですね。降りてきたのは…。

「子供…?従者か」

それ以外に降りてくる人は居らず、これがお偉いさんでした。

「私がミルヴォイの騎士、エクセディリカだ。地球の船乗りの出迎えの儀礼もないのか」

フルネームの意味は

エクセディリカ家の娘セーヤの第一の子女、デヴォル大公の血筋に列せられるものにして、栄えあるミルヴォアの準騎士、ティラナ

ティラナ・エクセディリカでいいそうです。

署に戻った二人。

「今後は彼女と行動しろ」
「彼女と一緒に捜査をしろということだ」
「オレが?この宇宙人と」
「差別用語だぞ、マトバ刑事!」
「彼女はあの妖精を追ってきたのだ。あの妖精はセマーニ世界のVIPに当たる。
それが向こうで誘拐され密輸業者がこちらに運び込んだ。
彼女はファルバーニ王国の騎士で妖精を保護するために派遣されてきた」

「いい加減にしてくれ、こっちは4年組んできた相棒を殺されたばかりだってのに
こんなガキのお守りをしろってのか」
「これは命令だ」
「くそくらえですよ」
「彼とは20年の付き合いだった、、必要だから命じている」

ティラナ、珍しいのかいろんなものに興味津々の様子。

情報を持ってるクラブに行こうとするマトバ。ティラナに待つように言っても聞かない。

「同行するぞ」
「じゃ勝手にしろ。ただしなるべくオレから離れて歩けよ友達だと思われたくない」

「ケニー。オニールの野郎はいるか?」

ケニーはティラナを見て怪訝な顔を

「宇宙人じゃないですか、オレはそいつらが大嫌いなんですよ」
「だったら好きにしな」

ケニーに制止をされてもティラナは一瞬の太刀筋で相手をねじ伏せてしまいました。

「マトバ刑事、今日も神の息吹を感じてるかね?」

明らかに変な取引してたであろう怪しい神父がそこに。

「オニール、メキシコ人のギャングを探している」
「彼らは手荒な連中でね。恨みは買いたくないのだが」

知ってるけど見返りは欲しい。

先程の怪しい取引を窃盗課に問い合わせようかと脅すマトバ。

無事に情報を聞き取れたようです。

「盗人の言葉を信じるのか?」
「情報屋だ。オニールはあー見えて殺しやクスリは嫌ってる。そこそこ信用できるし
まぁ憎めないやつってところさ」
「理解できない。お前たち警察は正義の執行者ではないのか?
私は地球にも正義の戦士が居ると聞いていた。万民を助け、悪事をくじく者たちが居ると。
お前たちボリスマンのことだ。少しは期待していたのだ。」

「複雑なんだよ。昔はそれでよかったんだが今はえらく複雑なんだ」

ギャングの場所がわかったようで上司から連絡が来ました。
侵入開始。

エレベーターのボタンを見ているティラナにさわるなと言うマトバ。

「違う、匂いだ。邪悪な術士に操られた者がついさっきここに…。
敵が近い。」

呪文のようなものを唱えるとティラナの見た目が変わりました。

「続け!」

ティラナの突撃が早い。

敵との撃ち合い開始です。

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今季のバディものなんでしょうか?
最初のリックとのバディっぷりも良さげだったのですが…。
異世界とゲートで繋がれる世界で窓口的な市という認識でよいのでしょうか。
世界観もさることながらこの異世界人とのバディ、しかも男女で年齢差がありそうな感じの
組み合わせワクワクします。
前半のむさ苦しい感じから(失礼)一気に華やいだ感じがしたのはティラナの色味でしょうか。
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