内容をカンタンに説明すると…
- 有給消化を始めた初日の中野の元に母親から電話が。父親が病院へ運ばれたという。
- 仙狐にスマホを渡し里帰りをした時に見えた風景。そこにはいつも仙狐の存在があった。
- 今回は…仙狐さんに電話をかけてもつながらない。中野は同僚からの要請で有給を切り上げマンションへ帰ることにした。帰宅しても仙狐さんは居ない。胸騒ぎがした中野は部屋を飛び出した。
【世話やきキツネの仙狐さん 12話】それでも、あやつを……【アニメ感想】
人気のない部屋
<あ!中野!?すまん!隣の部署がトラブっててさ~
お前有給いつまでなの!?いつ出勤するの!?>
有給中の会社からの電話はやばい
「わかった…明日東京に戻って明後日から出社するよ」
有給くらい休ませろ…?
「わざわざ帰ってきてくれてありがとね。お土産。油揚げ」
おかんからのお土産、油揚げ。
(結局仙狐さんと連絡とれないまま帰ってきたけど…
いきなり帰ったら驚くかな)
誰も居ない部屋。高円寺さんに訊ねに行きます。
「仙狐さん?いえ。来てませんけど。いないんですか?」
「はい…」
「そういえば昨日どこかに出かけていく所は見ましたけど。
風呂敷包みと傘を持って「ちょっとの~」と言って」
「様子が違うといえば昨日からシロちゃんも来てないな…。今日は稲荷少女ヨーコちゃんの最終回だから「うやー!絶対見るー!」って言ってたのに…」
その頃の天界
「おいしー!やっぱセンのご飯最高ー!毎日食べたいくらいだわ」
豪華な料理詰め。仙狐さん食料の補充に来てたんですか??
「油揚げと酒も当面使う分は補充できたし」
「もう行くの?」
「その前にちと夜空殿に尋ねたいことがあっての」
「仙の聞きたいことはわかってますえ。あの事ですやろ?
あの闇を完全に消し去ることができんことが気になってるんですやろ?」
多分会社を破壊すれば消えるはずです(笑)
「あの闇はあんたはんでは消すことはできひんのやない?そやからあんたはんはもうあちらに行く必要もないんと違います?」
ええ、仙狐さんでも消せないとかもう日本の社会構造から解決しないとダメなヤツ?
ヨーコちゃんの最終回にも仙とシロは戻ってこず…。
「仙。あんたはんがあの人の恩に報いたいと思い続けてようやっとお世話できるようになったことはうちかてようわかってます。
けど…いずれまた悲しい別れが待ってるだけやないの。
あの苦しみをまた味わいたいんどすか?」
人間の寿命は短いですもんね…。
先祖の子孫が中野っていうのではなく生まれ変わりっぽい感じですね。
子孫残してない感じに見えて…。
「夜空殿…わかったのじゃ。確かに夜空殿の言う通りかもしれないの…
それでも…わらわはもっともっとあやつをお世話したいのじゃ!たとえそれがわらわの我儘だとしても…
それでも!あやつを存分に甘やかしてくれよう!」
いやでもやっぱブラック企業は消さないと!
仙狐さんの決意は固い。そうして下界へ戻っていきます。
悲しみの中野…からの~~~?
『咲いたら一緒に花見に行ってみるかの?』
マンションを飛び出した中野。仙狐さんが行きそうな場所へ。
スーパーにはいない。神社にも…。
「仙狐さーん!このまま会えないなんてないですよね!?仙狐さん!」
雨の中びしょ濡れの中野
「よくないことって…そういうことですか…
お花見したいって言ってましたよね…仙狐さん…」
とぼとぼと歩く中野の前に風呂敷背負った仙狐さんが。
「ん?お主よ。もうこっちに戻って来てたのかの?
どうしたのじゃ!?こんなに濡れて…大丈夫かの?」
「もう会えないのかもって思いました…」
「なんでじゃ?」
「昨日からスマホを鳴らしても全然出ないし…」
「それは悪かったの…ちと天界に行っておっての。
油揚げや酒が少なくなっておったから。ほれ貰ってきたのじゃ。お主と花見をする前に下見をしようと思ったのじゃがまさかここで会えるとはの」
夜桜満開です。雨もやみました。
「どうじゃ?これから一緒に。満開の桜を見たら飲まずにはおられまい」
この周囲には結界を張ったのじゃと仙狐さん。
「これで誰にも邪魔されず特等席で花見ができるという寸法じゃ。お主も遠慮するでない」
お酒を飲む中野。
「うまい!」
「わらわの気の宿った御神酒じゃからのう」
は?なんですと??
「今日はわらわも飲みたい気分なのじゃ、駄目かの?」
「いいですけど…」
仙狐さん酔ってる!
「いいのじゃな?ならば責任を取って甘やかされてもらうのじゃ」
必殺膝枕!!
「ていうかいつも通りじゃ…」
「いつもよりもっともっとじゃ!」
「俺…思い出したんです。仙狐さん子供の頃からずっと見守っていてくれたんですね」
「…何の話かよくわからん一つだけ言えることがある…わらわがしたいからしておるのじゃ!礼を言われることなど何もないわ。
いいから肩の力を抜いてここでゆっくり休むがよい。花を愛でながら眠れるなんてそうそうないからの」
「そうですね……。いや!明日会社に行かないといけないので…家に戻って早く寝ないと…」
「お主いつまで経っても本当に甘え下手じゃのう」
「すいません…」
「よいよい。そんな所も含めて愛しいのじゃから。
自分に押し潰されてしまわないようゆっくりゆっくり甘えられるようになっていけば…」
仙狐さん座ったまま寝た(笑)
「あれ?仙狐さん!見つかったんですね~」
高円寺とシロもやってきました。
「ねぇ!ヨーコちゃんの最終回見たい!」
「いいぜ~持ってきたぜ~」
再生機と一緒に持ってきたんですね高円寺さん。
「いい夜じゃの」
「はい。いい夜ですね」
「仙狐さん。これからもよろしくお願いします」
「…うやん!」
寿命が尽きるまで一緒に居られそうですかね?
にしても黒い靄の謎は…。

いつお別れになってもおかしくない雰囲気が少し前から出てたのでまじで出ていったのでは…。ってなってましたがものすごく平和に食料調達してただけでした(笑)
とはいえ仙狐さんの覚悟はしっかり聞けましたが。
きれいな夜桜作画ありがとうございました。
一緒に花見をしてる気分になれました。
うちにも仙狐さんお願いします。
黒い靄の原因がまだわからないので2期にも勝手に期待しておきます。