内容をカンタンに説明すると…
- 特攻をかけるエルヴィン達。死にゆく者たち。その屍を超えて獣の巨人を倒しジークを引きずり出すリヴァイ。
- が一瞬の気の迷いで連れ去られてしまう。一方ベルトルトと対峙するアルミンたち。アルミンの作戦でエレンが背後に回り込むことに成功。しかしアルミンは…。
- 今回は…自分を犠牲にしたアルミン、しかしまだ息があることに気づく。エレンは注射をアルミンに使うことをリヴァイに提案。リヴァイもその提案を飲んだように思えたがフロックが瀕死のエルヴィンを背負ってやってきた。
【進撃の巨人 Season3 55話】白夜【アニメ感想】
アルミン生きてた!?
「お前が…エレン・イェーガーか?全然親父と似てないな…
信じてほしい。俺はお前の理解者だ。俺達はあの父親の被害者…お前は父親に洗脳されている」
ジーク、エレン父を知っている…?というか回復早い!
そして追いかけてきた兵長の形相、鬼のようですね。
「わかったよリヴァイ…痛み分けで手を打とう。ベルトルト…悪いがお前はここまでらしい。
エレン!いつかお前を救い出してやるからな」
「は…?」
ジーク逃げました。エレンは何が何だかわかりません。
「今のでガスが完全に切れた!奴を追う!ガスと刃すべてよこせ!」
リヴァイがエレンに言ったその時
「ごほっ…!」
アルミンまだ息がある?
「ライナー。この左胸に入ってた鉄のケースは何だい?」
ハンジさん尋問中
「君が手足を切り落とされる前最後の力で取り出そうとしたものだぞ。自決用の薬?それとも爆弾か?」
「手紙…ユミルの手紙だ。クリスタに…必ず渡してほしい」
「中身を改めてからね。さて…聞きたいことは山ほどあるんだけど…君の口も鎧のように堅そうに見える。君は…私達が知りたいことを教えてくれるかな?」
「いいや…」
「ありがとう。覚悟ができてて助かるよ」
首に刃物を押し付けるハンジさん。
「待って下さい!いいんですか?その力…奪えるかもしれないのに!」
ジャンが叫びます。
注射の行方
エルヴィンから注射の説明があったんですね。
まだ団員がいっぱい居たとき…。
『この薬を使えば超大型巨人や鎧の巨人、獣の巨人らの力を奪うことができる。
その術とはこの注射を打たれた者が巨人となりエレンのように巨人化できる人間を食うこと。そうすることで一旦は知性のない巨人となった者も人間に戻り巨人の力を操る人となるのだ。
それが果たせれば巨人の力や情報を得られるばかりではなく瀕死に至った人間をも蘇らせることができる。
もし巨人の力を持つ敵を捕らえ四肢を切断した後安全が確保されたならリヴァイ兵士長を呼び求めよ。注射器はこの1本限り。その使用権はリヴァイ兵士長に託してある』
やはりすごい威力の注射
「…ミカサ。ガスはあとどれくらいある?」
「もうほとんど残ってません…ですがエレンとアルミンの元への片道分はあります」
「私よりはあるな…ミカサすぐにエレン達の状況を見てきてくれ。そしてガスを補給しリヴァイから注射薬をもらってこい。
何らかの理由でそれが叶わない場合には信煙弾を撃て。それを合図にライナーを絶つ」
「アルミンが息を吹き返した!!頑張れ!!もっと息吸え!!」
このタイミングでミカサがきた。そら焦げてるの衝撃的ですよね。
「兵長!注射を早く!!」
「アルミンを巨人にしてベルトルトを食わせるんですよ!早く注射を下さい!」
「…あぁ」
リヴァイ、エルヴィンに打ちたかったから躊躇してますね…。
信煙弾を撃つミカサ。その瞬間。四つん這いの巨人が襲ってきました。
「ハンジさん!!」
ライナー回収されてしまいました。
「俺のせいです…俺が…取り返しのつかないことを…」
「私の判断だと言ったろ。エレン達と合流しよう」
ハンジさん優しい。
注射が手渡されようとしたその瞬間。
「リヴァイ…兵長…やっと追いついた…。
エルヴィン団長が重傷です…腹がエグれて…内臓まで損傷しているため血が止まりません…
例の注射が役に立てばと思ったんですが…どうでしょうか?」
フロックが瀕死のエルヴィンを背負ってきました。
注射1本しかないよ!
「この注射はエルヴィンに打つ」
「さっき…アルミンに使うって…」
「俺は人類を救える方を生かす」
リヴァイ兵長に委ねられた権利。
「お前ら…自分で何をやっているのかわかっているのか?
エルヴィンを、調査兵団団長を見殺しにしろと言ってるんだぞ?時間がない。邪魔をするな」
「フロックが瀕死の団長を運んでくるなんてまったくの予想外だったはずです!」
「その通りだがここにエルヴィンが現れた以上エルヴィンに使う」
エレンに裏拳。その瞬間ミカサのスイッチが入りました。
リヴァイを殺る気です。
「お前らもわかっているはずだ…エルヴィンの力なしに人類は巨人に勝てないと!」
「トロスト区を岩で塞いで守ることができたのも…アニの正体を見抜いたのも…夜間に進行することを思いついたのもアルミンだ…潜んでいたライナーを暴き出したのも…ベルトルトを倒すことができたのも全部アルミンの力だ!」
エレンの叫び
エルヴィン派VSアルミン派
フロックも吠えます。
「…お前らばっかりがつらいと思うなよな!!まだ知らないだろうけどあの壁の向こう側に生きてる兵士はもう誰もいねぇ…獣の巨人の投石でみんな殺されたんだ。
まだ息のある団長を見つけた時は…とどめを刺そうとした。
でも…それじゃ生ぬるいと思った…この人にはまだ地獄が必要なんじゃないかって…
そしてわかったんだ…巨人を滅ぼすことができるのは悪魔だ!悪魔を蘇らせる…それが俺の使命だったんだ!それがおめおめと生き残っちまった…俺の意味なんだよ!」
ミカサが声を上げて泣くなんて…。
「私にも…生き返らせたい人がいる…何百人も…調査兵団に入った時から別れの日々だ…」
ハンジは何人も部下がいなくなったよね。この言葉でミカサも覚悟を決めますがエレンは…。
「兵長…海って…知って…ますか?アルミンは戦うだけじゃない!夢を見ている!」
兵長当時それ聞いてました。
「全員ここから離れろ!!ここで確実にベルトルトをエルヴィンに食わせる!」
「さぁ…行こうミカサ」
「アルミン…またな…」
最後まで絶対に諦めないエレンに泣ける
そして結果は
『だから!まずは海を見に行こうよ!見てろよ!絶対あるんだから!』
『俺は…このまま地下室に行きたい…』
(まったく…どいつもこいつも…ガキみてぇにわめき散らしやがって…)
エルヴィンに打とうとすると…はじいた?!?手で払った感じになったが。
「先生…壁の外に人類がいないって…どうやって調べたんですか…?」
エルヴィン、そのセリフって子供の頃の…。
死んでくれと言ったのは兵長。その瞬間兵長はアルミンに注射を。
巨人化したアルミンはベルトルトを捕食。
フロック「兵長…どうして…ですか?」
「こいつは悪魔になるしかなかった。それを望んだのは俺達だ…
その上一度は地獄から解放されたこいつを…再び地獄に呼び戻そうとした…だがもう…休ませてやらねぇと…。
エルヴィン…獣を仕留める約束だが…まだ先になりそうだ」
ハンジ「…もう…死んだよ」
「…そうか」
兵長の悲しそうな寂しそうなつらそうな顔。
誕生、超大型巨人アルミン。
…エルヴィン団長、お疲れ様でした。
という葛藤の上で。
エレンのアルミンへの気持ちが半端ないこともわかりました。
ミカサとアルミンとエレンの絆の大きさ
アルミンの夢、エルヴィンの夢同時に叶えることはできず。注射器は一つだけ。
つらい回でした(いや毎回辛いですが…)
アルミンも巨人の仲間入りなんですね。赤子が誕生したようなシーンでした。