【文豪ストレイドッグス 32話 アニメ感想】華麗なるフィッツジェラルド再び!ルイーザの異能力が明かされる!

内容をカンタンに説明すると…

  • 謎の人物から泉鏡花に依頼が。その中身は入社祝いと書かれた紙で鏡花の両親が死んだ日の出来事が記されていた。
  • 後半は敦の話。乱歩さんの強制代理で訪れた事件現場。その死者は敦にとって忌むべき存在であった。
  • 今回は…貧民街を歩くルイーザは一人の男を探していた。その名はフランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド。新生ギルドを作った彼は金を作るためにいろいろと画策する。

【文豪ストレイドッグス 31話 アニメ感想】泉鏡花の両親の死の真相!ルーシーの復讐の理由!敦の成長と院長の思い!

2019.05.19

【文豪ストレイドッグス 32話】フィッツジェラルド・ライジング【アニメ感想】

変わり果てた…

「小銭を恵んでくれ。50セントでいい恵んでくれ」

貧民街にいるルイーザ、彼女が必死でこの恵を求む人を探していたんです。

「差し上げれば願いを聞いてくれますか?」
「…ああ」

「ではもう一度私に命令をください、フランシス様!」

そう、彼はフランシス・スコット・キー・フィッツジェラルドです。

「戻ってください、ギルドにはボスが必要です。そして私にも…」
「君は記憶の中の男に言っている。ここに居るのは死人だ。全財産と地位を失い、妻を救う方策も潰えた人間の燃えカスだ。この国では死人は燃やすのだルイーザ」

フランシスにとって全財産と地位、それが全てだった。

 

「フランシス様の価値はお金でも地位でもありません。
人の上に立つ資質です。あなたの命令で作戦を立てるときのみ、私は強い巨人になれるんです。だから命令をください。あなたの強い言葉で

私待ちます!きっと奥様も…」

「妻が…妻が助けてくれた。モビーディックから落ちたとき全財産を支払ったときですら残った50万ドルの結婚指輪が何故か消費され、その身体強化で死なずにすんだ。
命令が欲しいと言ったな。ならば命じよう。二度とオレの前に現れるな。これ以上オレを惨めにしないでくれ」

ルイーザを取り囲んだごろつき、あの爪はがしの変態がいるじゃないですか。
さらにピストルを向けられ一貫の終わりかと思われたとき。

「ルイーザくん、今手持ちでもっとも高額なものをオレに譲渡しろ。こいつらを叩きのめすには
まとまった額が居る」

「お譲りしたら今度こそ私の願いを叶えてくださいますか?」
「ああ…君の願いを叶えよう」
「ならば…私の全てを差し上げます!」

力を得たフランシス

「なんだこの力は…」
「金の力だよ」

「思ったほど強化されなかったな。君の価値も大したことはないらしい」

「当然です、最初からただで差し上げるつもりでしたから」

告白かな?

「君と約束した以上、ここでの生活も終わりか」
「はい」

生まれ変わる組織

「私の目的はこの地に封印された本を入手し、本国の妻を救うことだった」
「やりましょうもう一度」

「だが本の発見と封印の解除には大規模な異能創作が必要だ。そのためには異能特務課の利用が鍵となる」

スーツを新調し、髪型を整え、無精髭を剃って…。

「特務課を買収するには…」
「買収など生ぬるい!どうせなら特務課そのものを買う」

実質的所有に必要な金額は500億ドル

「新生ギルドの誕生だ」

拠点はすばらし荘の一部屋。

「私はこれから異能力で作戦書を執筆します。私の異能力は個室に一人でいないと発動しません。3分ほどお待ちください」

フランシスはお隣さんのところへ遠慮もなく入っていく。

(私の本当の異能力は情報を基に未来を予言する能力ではなく個室で考え事をする時のみ時間の流れを8000分の1にする能力)

テスト前の学生が欲しい異能ですねこれは。

フランシスは一人の自殺しかけの博士の元へ。

「T.J.エクルバーグ博士。セキュリティ会社のエンジニア。警備カメラの自動識別システムをほぼ独力で開発した天才にして
同僚殺しの殺人犯」

「僕はやってない!やってないはずだ…」

「9日前同僚のエンジニアが社内で殺された。犯人逮捕の決め手は皮肉にもお前が作った人物識別システムの映像」

「あの日親友と喧嘩して記憶がなくなるほど酒を飲んで…気が付けば会社の前で寝てた。親友の血にまみれた服で…でも僕じゃない!僕があいつを殺すわけがないんだ!
信じてくれ!」

「お前が犯人かどうかなどどうでもいい。お前を無罪にしてやる!お前が作った人物識別システム、アイズオブゴッドのコードをよこせ。
特許収入は20万ドル以上。目標の500億からすれば小石のような額だが第一歩としては悪くない。選ぶのはお前だ天才エンジニア。俺か、メッキ液か。どっちの毒を飲む?」

かと思えば何故か鍋を何個も買ってたり

「今まで欲しいものは店ごと買っていたからな…」

(この人長い間お金持ちだったから買い物感が絶望的にないんだわ…
そもそも料理なんてしないくせに!後で返却しなきゃ…)

フランシス、もしかしてギャグ枠?

「お前の元部下エクルバーグ博士の殺人罪を消してやる。成功報酬で10万ドルよこせ。
元部下が殺人犯では会社の聞こえも悪かろう」

「無理ですな。人物識別システムアイズオブゴッドがそう判断した以上博士の有罪は確実。そもそもなぜ会社が部下を救う必要が?」

ブラック糞会社でしたよ。

「事件の裏を洗え。あの会長は何か知っている」
「でも私は作戦参謀で…事件を解決する力は…」

乱歩さん速攻犯人あててました。会長が犯人でした。

事件を解決するためなら探偵社も使うフランシス。

裁判、対決

「順調だな。真犯人。自ら部下を殺しその罪を擦り付けるとはな。
自分の手を汚したことは褒めてやる。成功の秘訣その1。一番大事な部分は他人に任せるな、というやつだ」

「何を言ってる…」

「探偵屋がお前のアリバイを崩した。お前は博士に秘密で監視システムにバックドアを仕込ませた。映像で映る人物を自動で他人に書き換える裏コードだ。
政府も犯罪組織もそのコードに大金を払うだろうなぁ」

「お前は博士の同僚にバックドアを作らせた後口封じにそいつを殺害。
自分の映像に博士の姿を上書きし罪を着せたというわけだ」

「脅す気か…!」

「40万ドルよこせ。そうすれば今の会話も忘れ博士を有罪にしてやる。真実など1セントにもならん。己の利益、金こそ全てだ」

「フフフ…確かにそうだ。わかるぞあんたの目、他人の命などゴミクズだと思ってる。わしと同じ目だ。
いいだろう。40万の小切手だ。これでわしが殺人を犯したこともバックドアのことも忘れろ」

裏では会長とフランシスでこんな取引が。そして裁判が始まりました。

「本当なんだ…僕はやってない…

「我々は全員一致で被告人を有罪と…」

「意義あり!」

取引の時のセリフをボイスレコーダーで傍聴人達、裁判に関わってるものに聞かせるフランシス。

「違法だろこんなもの!証拠にもならん!」

「確かに。裁判では無意味だ。会長のサインが入ったこの40万の小切手もな。

俺からは以上だ諸君。茶番を続けてくれ」

その後廊下に出てきた会長。

「録音も小切手も証拠にはならん…わしを有罪にはできんぞ」
「貴様を有罪にするつもりなどハナからない。お前は言っていたな。金こそ全てだと。そう。金こそ全てだ。
お前の会社の株価を覗いてみろ。法廷にいた傍聴人達が噂を拡散している頃だ」

拡散早すぎて…。SNSの時代とはこういうものですね。
しかも傍聴人に守秘義務などないので(?)

「企業のトップが殺人事件の真犯人。今頃株価が暴落している。そして俺は事前にお前の会社の株を空売りした。
総額4億ドル。お前の持つ株は紙クズ同然となりほぼ全額が俺の懐に転がり込む。その歳で野宿は堪えるぞ」

経験者は語る、ですね。40万ドル捨てて4億ドル稼いだ男。

「な…なんだこの力は…」

「華麗なるフィッツジェラルドだ」

で、フランシス…課金しちゃうんですかもったいない!(笑)

「こちらだ博士。復職の後の調子はどうだ?」
「給料が倍になって忙しさも倍です。割に合わない」

エクルバーグ博士をゲットしてました。

「優秀な部下を暇にしておく方が罪だ。
底値のタイミングで株の大半を買い戻した。この会社は俺の物だ。そして何よりアイズオブゴッドを手に入れた。将来本の争奪戦をする時に必ず強い武器となる」

たった一話で成り上がった男、恐るべし…。

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まさかの一話丸々フィッツジェラルドさんの話でした!
タイトル通りライジングしてたわけですが。
成金のレベルが違う!
やはり金に愛される男は違う!?

ルイーザ、ボスへの惚れ込み半端なくてただの告白…。
そしてボスは結局部下思いなんですよね…。
なんだかボス、面白キャラになっていきそうですがどうなんでしょう?
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