前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- 究極魔法研究会に新入部員が入ってきた。そのうちのひとり、マークの実家はビーン工房という鍛冶屋である。その日の下校中、シンたちは警備隊練兵場から逃走を図るシュトロームに遭遇する。
- シュトロームの正体は完全に理性を保ったままの魔人だった。シンはカート魔人化の真犯人が彼であることを知る。2人は戦闘を繰り広げ、シンの魔法によってシュトロームは息絶えたはずだったがそこに彼の死体はなく…。シュトロームは命からがら逃げ延びていたのである。
- 今回は…不穏な動きを見せるブルースフィア帝国。シンはオーグらと共にビーン工房を訪れ、新しい武器の作成を依頼する。後日、魔人討伐の功を認められて授与式に臨むのだが…。
【賢者の孫 5話 アニメ感想】破天荒な新英雄
早よ結婚しろ
「ちょいとマリア、こっち来な。聞きたいことがある」
「はい?」
メリダ婆はマリアを呼び寄せます。シンとシシリーの仲が気になるようで。
マリア「ひと目もはばからずイチャイチャしてますよ」
それはもう、見てるこっちの胃がもたれるようなね!
「そうかい!じゃあもう付き合ってるんだね!?」
「とは言い切れなくて」

「お互いに好意を持っているのは間違いないんですよ。でもシシリーは自分の気持ちが恋心だと気づいてないですね。シシリーってあの容姿に性格ですからね。昔から男子に告白されてたんですけど受けたことがないんです。その気持ちが分からない、って」
つまりシンはシシリーの初恋の相手!
その逆もまた然りなんですよねぇ…。
早よ結婚しろ
「オーグ、シュトロームは多分生きている」
ビーン工房へ向かう道中、シンはオーグにそう伝えます。
あのあと熱光線を荒野で試し打ちしたようですが、やはり爆発は起きませんでした。
「シン、工房についたら作りたいものを発注しろ。資金は王家が出す。今の話を聞いてしまうとな…。シュトロームと対等に戦えるのはお前だけだ。装備は充実させておこう」
タダで武器をGETだぜ!←
工房に到着すると、マークと彼の父であるハロルドに出迎えられました。
「忙しいところすまんな。私はアウグスト=フォン=アールスハイドだ」
「あ、あ、アウグスト殿下ぁ!?」
「実は彼の武器を開発するのを手伝って欲しいのだ」
「この坊主の…いや、坊ちゃんの??」
「紹介が遅れたな。彼はシン=ウォルフォード。賢者マーリンの孫だ」
「けけ、賢者様のお孫さんんん!??」
いいリアクションですね(笑)
ハロルドは快く依頼を受けてくれました。

「貴様、アールスハイド王国の情報をどこから仕入れた?」
「王国内に協力者が降りまして。魔物の増加で国中が混乱していると教えてくれたのです」
ブルースフィア帝国の帝城にゼストと呼ばれる男の姿がありました。
報告相手はお偉いさんのようですね。
CVが津田さんだし、見た目もどこか既視感が…。某スライム作品のベスターかな?(笑)
「まぁ情報は私が有意義に使ってやる。光栄に思え」
「は。ありがたき幸せ…」
言葉とは裏腹に意味深な笑みを浮かべるゼスト…。
帝国は王国の掌握を目論んでいました。
指輪をプレゼントするよ!
注文を終えたシンはシシリーたち女子チームと合流します。
シン「…ここはほかに何を売ってるんだ?」
マーク「2回は生活用品で3回はアクセサリーとかっすね」
シシリー「どうかしましたか?」
シン「いや、シシリーはなにか欲しいアクセサリーとかない?」
だ、大胆な!!
シシリー「あ、アクセサリーですか!??ゆ、指輪、とか…?あぁでもっ!いきなりそんな!」
こっちも大胆だな!(笑)
シンは防御魔法を付与したアクセサリーを渡そうとしていました。単なるプレゼントではなかったと知り落ち込むシシリー。
周りの目が痛い!!
「ごめんなさい、なにか最速するみたいになっちゃって」
「いいよいいよ、シシリーを落ち込ませちゃったお礼。それに、アクセサリーを買ってあげたいなって…」
「!!」
店員の目もはばからずイチャコラしてます(笑)
「付与は俺がするから。何がいい?」
「……あの、シンくんが選んでくれませんか?」
自分じゃ決められない、と言ったシシリーですが、本音では「シンくんが選んだものがいい」と思ったのかもしれません。
「そうだな…。これ、どうかな?」
「わぁっ」
結局指輪じゃないか!!
店員「お嬢様にお似合いと思いますよ」
美少女シシリーはなんでも似合いますからね←
「じゃあ、シシリー…」
シンはシシリーの指に指輪を嵌めてあげました。
結婚式かな?(錯乱)
右手中指は、邪気から身を守る指だそうですね。
「シンくん、ありがとうございます…!」
「喜んでもらえて良かったよ。これがシシリーを守ってくれる」
(シンくんが、守ってくれる…)
なんだこの幸せピンク空間…(壁ドン
新英雄誕生!友達のレベルアップを図る!
翌日、シンは魔人討伐の功を讃えられ、勲一等を授与されました。
「見事であった」
「あ、ありがたき幸せ」
ディスおじさん、国王してます!!
シンはちょっとぎこちないですね(笑)
「皆の者、よく聞け。このシン=ウォルフォードは我が友賢者マーリンの孫である。彼を我が国の高等魔法学院に招く際、世は賢者殿と政治にも軍事にも利用しないと約束した。それが破られた際、英雄の一族はこの地を去る!このことをゆめゆめ忘れるな!」
多くの重鎮が集う中で約束を守ることを誓ったディスおじさん。やっぱり信用できる人だ…!

そしてこのドヤ顔である(笑)
マリア「叙勲はしたけど陛下への配慮で国民へのお披露目はされなかったから…」
翌朝、取材陣なのか国民なのかがシンを一目見ようと自宅の前に殺到しました。
やむを得ずゲートで登校する事に。
その光景を見たクラスメートは驚愕します。
転移と少し違うゲートの仕組は、祖父マーリンも理解できませんでした。
シン「ここのところ異常な事件が続いてるだろう?一応乗り切ったけどまた何か起きた時に備えてみんなのレベルアップを図れたらって」
オーグ「なるほど、想像していたより変な考えではなかった」
シン「オイ!」
やることは3つ。みんながある程度の攻撃・防御の魔法を使えるようになる事と、アクセサリーの魔法の付与です。
「まずはどれくらいの魔力を制御できるか調べさせてもらえるかな」
「なぜだ?」
「なぜって…。高度な魔法には見合った魔力制御が必要だろう?」
「高度な魔法に必要なのは詠唱の工夫と明確なイメージじゃないんですか?」
「いやいや、そもそも魔法を使うには、燃料となるべき魔力が必要で、高度な魔法を使うにはそれなりの魔力量が制御できないと…」
考え方が違うんですね!
シンの説明を聞いたみんなの目が死んでました(笑)

認識のズレはまだまだ大きい…( ̄▽ ̄;)
「魔力が大きければ魔力障壁だけで十分魔法は防げる!じゃあ、俺が制御できる魔力の一部、見せようか」
直後、生徒たちが体感したことのない濃密度の魔力が一帯を覆います。
あまりの圧で腰を抜かす子まで!!
シンが抑えていた本来の魔力量を一時的に解放した、ということでいいのかな…?
よく分かんないけど凄いぞ!←
「こんな感じで魔力が制御できないと話にならないんだ。というわけでこれから毎日魔力制御の練習な!さぼんなよ?」
「「うん!」」
シンは孤独じゃない!
放課後、シンは部員基友人を自宅に招きます。
「シンはイメージの仕方が特殊でのぅ。シンは魔法の結果ではなく過程をイメージしておる。みんなはなぜ火が燃えるのか知っておるか?」
「なぜかと聞かれると、明確には答えられません…」
「わしにもよくわからん。じゃがシンはそこに疑問を持つんじゃ。火とは何か?なぜ燃えるのか?結果としての事象を思い浮かべるだけでなく、その仕組みを理解することでこれまでなかった新たなイメージを作り上げより強力な魔法を生み出しておる」
詳細なイメージとその量が、魔法の強さに反映されるんですね。
前世の記憶と知識が成せる技でした。
「例えばこのように」
マーリンはゲートを使えるようになっていました!

「苦労はしたがの。紙を使った説明でようやっと理解できたわい。シンは規格外であっても理不尽な存在ではないよ」
シンは心の中でマーリンに感謝します。
マーリンがゲートを覚えたのは魔法を使うたび規格外だの無茶苦茶だの言われるシンのため。シンでなくても、その仕組みを理解し適切なイメージと魔力が制御できればみんな使えるのだと、実際に証明してみせることが重要でした。
メリダ「ほかの子達もにとっても良かったんじゃないかい?みんなシンのように魔法を使えるかもと、目を輝かせていたからね。あの子が孤独を感じるようなことはないさ」
マーリン「そうかのぅ」
メリダ「そうさ」
孫想いなお爺ちゃんとお婆ちゃんです。
後日、ビーン工房を訪れたシン達。依頼していた剣の試作品が出来ていました。
柄のトリガーを押すと簡単にブレードが外れて、取り替えができます。これはトニーのアイディアです。
画期的だけど見た目がちょっとあの、アレ…(←
「シン、先ほどの剣だが、軍に採用を進言しようと思うんだが構わないか?」
「ばあちゃんが”うん”って言わないんじゃないかな?」
「いや、お前のバイブレーションソードではなく、一般兵用のとして採用したいんだ。改良は必要だが、大量生産すれば経費を抑えつつ武装を強化できる」
「あの剣のアイディアはトニーだから、トニーがいいなら俺はいいけど。でもなんで?」
「実は、戦争が近いかも知れないんだ」
「え!?戦争って…」
相手はブルースフィア帝国。王国が何をしたわけでもないのに、帝国が大規模な出征準備を始めた、との情報が流布していました。
「もし戦争が始まって長引けば、自分たち学生にも動員がかかるかもしれませんね」
「「・・・・・・・・・」」
「ま、まぁ!まだ始まってもいないんだ。気にしても仕方あるまい」
オーグは重い空気を払拭するような口ぶりでした。
王子としての責任感みたいなのが少なからずあるんでしょうね。
「特にシン、魔人の襲来ならともかく戦争にお前を駆り出すことは絶対しない。軍事利用になるからな…」
「確かに徴兵はされないかもしれないけど、みんなに危機が迫ったら俺は洗浄に出るよ」

「ここで出会ったみんなはかけがえのない友達だからな!」
シンの言葉に、オーグ以下クラスメートたちも信頼をにじませる笑顔で返します。
シシリーだけちょっとうっとりしてるけど!(笑)

ブルースフィア帝国に応戦しアールスハイド国王は出撃命令を下しました。戦争間近ですね!((((;゚Д゚))))
帝国の実力が未知数ですが、王国に危険が及ぶなら遅かれ早かれシンの出番が来るんだろうな…。新しい武器はどこで使うのか、気になります!
物騒な動きが続く中で繰り広げられるシシリーとのイチャラブは癒されますね!(*´∀`*)
シシリーは開口一番に指輪を所望してましたが…。あれで初恋の自覚がないってどういうこと!?( ̄▽ ̄;)
まぁシンもシシリー一筋なので心配はいらないでしょう(笑)
ゼストに情報を流したのはシュトロームなのかな?
いずれにせよまだ駒を踊らせているらしい…。