内容をカンタンに説明すると…
- 翌日も終電帰りの中野。上司に大声で怒られたことにより耳の調子が悪い。天下一品と自負する仙狐さんの耳かきで癒やされ、エデンが見えた。
- 温かい飯に温かいお風呂、お日様を浴びたふかふかの布団で不眠をも緩和されていく。
- 今回は…隣人が騒音の苦情を入れに押しかけてきた。仙狐さんは余り物の肉じゃがで隣人高円寺の胃袋を掌握し事なきを得た。冷蔵庫の中身がなくなったため買い物に行く仙狐さんと中野。日常の幸せというものを実感することに。
【世話やきキツネの仙狐さん 3話】おぬしが幸せならそれでよい【アニメ感想】
隣人キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「このゲームというのは解せぬ…。やはり将棋にすべきじゃった」
「勝負に乗ったのは仙狐さんですからね。勝ちは勝ちです。約束通りモフらせてもらいますよ…」
ピンポンもドア叩きも聞こえてない二人。
完全に仙狐さんを中野が襲う感じの構図の時に隣人が鍵の空いてたドアを開けて文句を…。
「隣は一人暮らしの男性だと思っていたら…幼女を無理やり襲う変態だったなんて…」
(……確かに襲ってました…)
「ち、違うんです、あれは遊んでいただけで…」
「うむ、犯罪ではないの。わらわはとうに成人しておるからの。
法的には問題ないの。手を出しても大丈夫じゃ!」
「仙狐さん!」
その言い方も問題ありでは…。
「幼女じゃないなら問題ないか」
(え?今ので納得したの?
ひとまず通報の危機は去ったけど…絶対怪しんでるよなぁ。でも今後仙狐さんと暮らしていくなら隣人の理解は必要不可欠。でも仙狐さんのことどうやって説明したら…)
「わらわに任せておれ」
(何か秘策が…?)
「そちよ。肉じゃがが余っておるのだが食べていかんかの?」
「肉じゃが?」
「じゃがじゃが」
「じゃがじゃが…」
隣人のお腹の音が鳴り響きます
「うんまい!!」
美味しそうに食べる隣人さん。
(さっきまでとはまるで別人だ)
「まともなご飯は2日ぶりなもんで」
「よくそれで動けますね…えっとお名前は…」
「あ、すいません自己紹介がまだでしたね。高円寺です。家で働きながらゆったりと学生やってます。
以後お見知りおきを」
「働きながら学生さんやっとるなんて偉いんじゃのぉ」
「先程は疑ってすみませんでした。ご飯をくれる人に悪い人は居ませんからね」
(この人大丈夫だろうか…)
中野が心配するのもわかります。
説明するのが難しい関係
「それでお二人は?」
「オレは中野です、サラリーマンやってます」
「わらわの名は仙狐。こやつの妻、兼母親じゃ」
(その兼ね方はやばい)
「これからも作りすぎた時は差し入れするからの」
「ほんとですか!助かります」
(食費が増えるな…)
「そのかわりと言っては何じゃが…少しうるさくするかもしれんのだが許してはくれんかの?」
「ああ、はい。大丈夫ですよ。細かいことは気にしないたちなんで」
(じゃあなんで殴り込んできたんだよ…)
高円寺さん肉じゃがで懐柔されすぎ…(笑)
「あの…ずっと聞きたかったことがあるんですけど、その耳と尻尾…。
あの稲荷少女ヨーコちゃんのコスプレですよね!?」
「そ、そうなんですよ!よくご存知ですね」
中野無理やり話合わせた~~~!!
その後色々話を合わせて…ようやくお帰りに。
「嵐が去った…」
「あやつも世話のしがいがありそうじゃの」
ほんとにお世話好きなんですね。
「仙狐さんのこと説明できるようにしないと・・・やっぱ姪とかかな…」
「妻兼母親では不満かの?」
「それじゃまずいでしょ…。アニメも見ておかないとな」
その後…すっかりアニメに夢中の仙狐さん。続きが気になって仕方ないと。わかります。
そうだ、買い物に行こう
「そろそろ夕食の時間じゃな。今日も愛情たっぷりの手料理をお届けじゃ。楽しみにしておれ。なにか食べたいものなどあるかの?」
「そうですね、オレは別になんでも…」
「一番困る返事をしおって…」
冷蔵庫の中身がもうない。
「少し買い出しに行ってくるのじゃ」
「仙狐さん、その格好で外行く気ですか?」
「お主は心配症じゃのう、堂々としておれば案外平気なものじゃよ。精々コスプレと思われる程度じゃろ」
「町中でコスプレする奴がありますか!とにかくです仙狐さん一人じゃ心配ですしオレも一緒に行きます」
トレンチコートで尻尾を隠し、帽子で耳を隠す。
スーパーに興味津々な仙狐さん。
(何百年前の市場と比べているんだろう)
「買うもの決まってます?」
「当然じゃ。まずは野菜からじゃの」
パット見てできの良さがわかる仙狐さん。
「侮るでない。なんせ我らは農耕神でもあるのじゃからな。野菜の目利きなど朝飯前じゃ」
(そうだよな…つい見た目に惑わされるけど仙狐さんは神様なわけだし…800年も生きてるんだ。そりゃ買い物くらい一人でできるよな…そもそも生活力ゼロのカップ麺野郎に口を出す資格なんてあるのだろうか)
油揚げを前にすると子供っぽさが。
どか買いです。
(オレこの後何食連続で油揚げなんだろう)
「超大人買いですね」
「超大人じゃからの」
届かない場所に商品があると、浮いて取ってしまう仙狐さん。
「ちょっと仙狐さん、外ではダメですって。耳のことと言い仙狐さんは大味すぎるんですよ」
(一体その余裕はどこからくるんだ)
「これでわかったじゃろ?買い物はわらわ一人で十分だと」
「色々と心配ですし、手が空いてる時はオレも行きますよ。任せっぱなしも申し訳ないですし」
「買い物はわらわ自身の楽しみじゃぞ。妙な気を使うでない。
じゃがわらわとの買い物がお主の幸せじゃと言うなら話は別じゃがの」
(オレの幸せ…思えば初めてかもしれない。日々の買い物をこんなに楽しめたのは。
心配して着いてきたけど結局仙狐さんの手のひらの上か)
「じゃあそういうことで。休日はお供させてください」
「うむ」
帰宅後。
「農耕神としての力が強すぎて…じゃがいもから芽が…」
(やっぱり不安だ)

ついに中野さん捕まる!?っていう危機は乗り越えましたが隣人、いろんな意味で大丈夫ですか。胃袋掴まれたら誰にでもふらふらいってしまいそうですね。
かくいう私も仙狐さんの飯は食べたいんですが。
稲荷少女ヨーコちゃんストーリーがよくわからないので誰か説明を(笑)
二人で買い物いいですね~~~。
隠しきれてない尻尾大丈夫ですか。はみ出てますよ。
何気ない買い物で感じた中野の幸せ。幸せとはこういうものなのかもしれない…。