前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 勝はオートマータと因縁のあるリーゼを連れてフェイスレスの飛行船を目指す。一方、合流したギイと鳴海はゾナハ病治療マシーン”ハリー”を守るべくゾナハ病研究所へ向かい、先に現地入りしていた阿紫花、ジョージ、ミンシアを交えてオートマータと戦闘を開始する。
- フェイスレスによって復活させられた最古の3人。フランシーヌ人形の真実を知り、フェイスレスへの忠誠が揺らぐなか出会ったのは、囚われ身のエレオノールで…!?
- 今回は…屈辱を味わいながらも子供たちを救うべく戦いをやめないミンシア!一方、フェイスレスは援軍をゾナハ病研究所へ送り込む。阿紫花とジョージはそれぞれ強敵と戦うことになり…!?
【からくりサーカス 22話 アニメ感想】「ハリー」へ向かう!!
ミンシアのコスプレだと!?フランシーヌ様への忠誠が止まらない!
「着るか着ないかを賭けよう。カジノはここだ。弾が黒か赤かどっちに入るのかを当てるんだ」
ギャンブラー・ジョンズとミンシアの戦いが続きます。
「俺は頭、上半身、下半身の順でお前に好きな服を着せていく。お前は?」
「私はあんたに一発食らわせるに赤!」
「じゃあ行くぜ~~!」
ジョーンズが用意したルーレットが回ります。
結果は黒でした。
その後も次々と敗北していくミンシア…。
されるがままに服を着せられこんな格好になってしまいます!
どんなセンスだよ(´Д`;)
カジノならバニーガールとかもっと他にあったでしょ!←
「お前には運がない。どうやら賭け事には向いてないようだなぁ。運のないやつはどうあがいても無駄なんだよ!
「知らないの?私はあのサハラの戦いを生き抜いたのよ!それでも運が無いって言えるかしら!?」
「うはは!その結果どうなった?こんなところで俺に殺されかけてるじゃないか!」
「!(オートマータの戦いに巻き込まれたこと事態が…?)」
父も仲間もたくさん失って…。
『お前はまっすぐで裏表のない拳を打つ。駆け引きが苦手なお前は賭け事に向いていない。人生において賭けをすればお前えは負ける』
そんな父の言葉を思い出します。
(コイツ言う通りなのかもしれない…私はついてないのかも…)
ジョーンズのペースにハマってきてますね。
(でも逃げるわけには…!)
「さ、次のギャンブルだ。ついてこい」
2人はさらに地下へ向かいます。
「フランシーヌ様、お爪のお手入れをさせてください」
「お着替えのお召し物はこちらでよろしいですかな?」
「その前に沐浴の準備を!」
場所は変わって飛行船内。
エレオノールは最古の3人からおもてなしを受けていました。
最古の3人チョロイぞ!(笑)
「もう私に構うのはよせ!私は自分のことは自分で出来るし何よりお前たちは私の敵だろう!?そうやって私に貸しづいて何を企んでいる!?」
「企むなんて…!」
「フランシーヌ様、私共はただ…」
「何度も言わせるな!私はフランシーヌではない!その名はお前たちが主と仰ぐ者の名ではないか!おぞましい!」
エレオノールからしてみれば居心地悪いですよね…。
蘇った”フランシーヌ様”を前に、最古の3人は忠誠心を抑えきれないのか( ̄▽ ̄;)
「パンタローネ。フェイスレス様からご命令だ。これよりアメリカの施設に行く増援部隊に参加せよ」
鳴海たちがいるゾナハ病研究所に!?
「フランシーヌ様、しばらくお暇をいただきます」
パンタローネは渋々、といった感じです。出来ればエレオノールに仕えていたいようでした。
「…また人間を殺しに行くのだな」
「私はフランシーヌではないし、ましてや主でもないがそれでもお前たちに言っておく。これ以上人間を傷つけることは許さない!」
エレオノールの言葉に耳を傾けるパンタローネ。
しかし命令はフェイスレスからの物で…。一体どうするのでしょうか?
ギャンブルに決着を!
「なんとか片付けたな」
「すぐに第二波が来る。ハリーを探すぞ!」
外のオートマータを殲滅した鳴海とギイは施設内地下へと進みます。
「ここはゾナハ病にかかったガキどもの絶望の場所。そしてお前と俺の素敵なカジノさ!」
「なんなの…!?」
ミンシアが見たのは、かつて鳴海も見た光景でした。
「僕も先生たちがハリーって機械を作ってくれなかったらここで寝てたかも…」
トムは既に治療済みだったのか!
「そんなことよりゲームをしようぜ。どうせ運のないお前は勝てないしなぁ」
「!(そう、私の運じゃどうやっても負ける…)」
「諦めないでお姉ちゃん!覚えてるよ僕!前に鳴海が言ってくれたんだ。どんな時にも諦めるなって!今できることを精一杯すればいいんだって!」
「…!」
「何言ってんだ小僧~?」
「私の、できること…」
ミンシアの目が変わりましたね。
「ジョーンズ!最後の賭けをしましょうよ」
「まってたぜぇ~!何をする!?」
「コイン投げを。私は表にかけるわ」
「いいぜ、じゃあ俺は裏だな。どっちが投げる?」
「今度は私が投げるわ」
ミンシアが勝ったら一発殴らせる。ジョーンズが勝ったら子供を一人ずつ殺す。
負けることの許されない勝負が始まります!
「トム。ありがとう!」
コインを放り投げたミンシア。しかしコインが地面に落ちる前に、ジョーンズ目掛けて拳を打ち込みます。
『お前はまっすぐで裏表のない拳を打つ。駆け引きが苦手なお前は賭け事に向いていない。人生において賭けをすればお前は負ける』という父の言葉がヒントになったんですね。
にしても一撃の威力がすごい( ̄▽ ̄;)
「反則、だぞ…!」
「人質を取るあんたに言われたくないわ!コインやルーレットも精巧な機械であるあんたなら自在に操れるでしょうね!」
先の勝負はイカサマだったのかーッ!ヽ(`Д´)ノ
「最後は運も味方してくれたみたい。表よ!」
地面に落ちたコインの出目は…表!
トムを無事奪還し、ミンシアの攻撃で体液が沸騰したジョーンズは破壊されました。
「トム、さっき言ってた機械であなたはゾナハ病が治ったってこと?」
トムは最初に実験を受けたと言います。
ゾナハ病治療マシーンの”ハリー”で体内からゾナハ虫を追い出すと、二度とゾナハ病にならない…!
「無事か!?」
「ミンハイ遅い!私が一体片付けちゃったわよ!」
駆けつけた鳴海はミンシアの格好を見てどう思ったんだろう、とふと気になる。
しかしここは子供たちが苦しむ場所で…。
地下に向かう反応からして鳴海もあまり見たくない光景だったと思います。
地獄のような光景にミンシアが一言。
「酷いね…ゾナハ病って…」
真面目なところ悪いんですがミンシアの格好も酷いぞ!←
持て余す暇と夢と
「ハリーを探すにも手間がかかる…。阿紫花、私にも一本くれないか?」
「へ?あんた馬鹿にしてたじゃないっすか。体に悪い、非合理的だって」
「合理的な生活にも飽きたのかもな」
「まぁ、いいっすけど…」
という事で煙草タイムです。
この二人どんどん仲良くなっていくな(笑)
「今回またあんたが話を持ちかけたとき…」
それはここへ来る前の出来事。
『人間だった頃は人並みに夢が、やりたいことがあった。だがしろがね-Oとなった今暇を持て余している。私には分かる!お前も長い人生を持て余しているのさ』
『……で?お代はいかほど頂けるんで?』
暇を持て余す同士、通じるものがあったようです。似たもの同士なのかな。
「あの時あんたが言ってた夢って?」
「それは私が死ぬとき教えてやろう。それよりこれは貸しといてくれ。この戦いが終わったら返す」
「へいへい」
ジョージに死亡フラグ!!(´Д`;)
「お前の顔が悪いせいだろう。なんとかしろ」
「な、なんとかって…べろべろバー!」
「「うわああああああああああああああん!!!!!」」
施設員のひとりと子供達を無事発見・保護しますが怖がられてしまいます。
阿紫花どんまい( ̄▽ ̄;)
「こりゃ参りましたね!どうすれば…」
♫~~
「!」
「少し、弾けるのだ。楽しい曲がいいか?」
部屋にあったピアノを軽快に弾き始めたジョージ。プロレベルでは!?
つかの間の演奏会。楽しい音楽に子供たちの心もほぐれていき…。
弾き終わると同時に拍手喝采です!(゚∀゚ノノ゙パチパチパチパチ
子供「あの…ジョージ!またピアノ弾いてね!」
死亡フラグに花を添えるのやめろ!!(´Д`;)
笑顔の子供を見て微笑むジョージ。
彼の夢はピアニストだったのかもしれません…。
援軍襲来!
「うわあああああああ!??」
「来やがったか!」
突如鳴り響く爆発音はオートマータの援軍襲来を告げます。
「オートマータ共よ。人形遣いは任せた。私は生き残った人間どもを殺す。ひとり残らずな…」
援軍を率いるのはこの男。
「君が…ジョージ・ラローシュか?旧式の君に勝ち目はないが、それでもそこをどかないのかね?」
男の前にジョージが立ちはだかります。
男は全身ロボットで頭部のメモリに人間の記憶をダウンロードしており、対するジョージは体内に補助的メカニズムを入れただけの旧タイプの機械人間。
劣っているのは後者でした。
「立ち向かいただ死にゆくなど愚かなことだと思わないかね?」
「私も不思議だ。ゾナハ病に苦しみ復讐を誓って銀になったであろうお前がなぜ敵の側につくのだ?フェイスレスこそゾナハ病を生み出した張本人なのに――」
2人は戦闘を開始します!
「悪いがジョージ。私はそろそろ更けさせてもらいやすぜ。あんなの全部相手になんかできやすかい」
阿紫花逃げるんですか!?( ̄▽ ̄;)
「ちっ!一匹ならなんとか。――あいつは!?」
現れたのはパンタローネでした。
「万が一に備え逃げる人間を殺せという任を与えられていたが。一人か」
「あのテントでくたばっていなかったのかよ…!」
パンタローネは阿紫花のことなど覚えていませんでした。
勝機が無い阿紫花は絶望しますが…
「まぁいい。見逃してやる。行くがいい」
「!?」
「オートマータもたまには不規則な思考はするのだ。人間で言う気まぐれに近いのかもな。まぁ殺さずとも人間はもうおしまいだからな。いいだろう」
エレオノールが言った事を気にしたのでしょうか?
(ラッキーじゃねーか。そうさ。何もためらうことはねぇ。あそこから外へ出ちまえば…)
しかし阿紫花が思い出したのは、真夜中のサーカス本拠地で味わった屈辱でした。
(参ったな…私らしくないことを思い出しちまった)
『お前は退屈なのだろう?』
(そうさ。私はあんたと同じで人生が退屈だったんで。つまんねぇ。国家らでたって何があるってんだ。あるのはずっと昔から持て余していた相変わらずの退屈だけだろうよ。だったらここを出る前に…ぶっ殺しておかなきゃな……。人形ごときにビビっちまった情けねぇ自分をよ!!)
「ん…?」
一度背中を向けすれ違った二人は再び向き合います。
「せっかくのお目こぼしですが、やっぱ闘りあってもらえますかい?」
「ほう?逃がしてやると言ったのに愚かなことだな」
「お忘れのようですがね。アンタ私に”どけ”って言ったんですぜ…」
「取るタマもねぇ家電製品の親戚が、人間様に向かってよぉ!!」
阿紫花のプライドが許さなかったんですね。
好戦的な雰囲気に変わりました!彼は本気です!
「ならば来てみよ。自慢の命を消し飛ばしてやろう」
「行きますぜ!パンタローネさん!」
ジョージの前に立ちはだかった男、彼もしろがね-Oなのかな?オートマータとはまた別ですよね?何者なのか名言されなかったので確信が持てませんでした。
とりあえずジョージが劣勢なのは分かった!死亡フラグがミスリードでありますように…(´Д`;)
戦場に駆り出されたパンタローネも壊れそうな雰囲気だし。
ミンシアは散々な目に遭いながらもトムを助けるために最後まで戦い抜いた姿勢が格好良い!
コスプレのせいで真面目なシーンが多少シュールになってたかもですが…(笑)
あとハリーが思ったより大きかった。あれを守るって大変そう。
まだ強敵が控えてるみたいですが鳴海たちに勝機はあるのか!?