前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 上階を目指すキリトとアリスは、元老院がアドミニストレータによって監視装置にされている事を知る。道中、元老長チュデルキンに遭遇するが逃げられてしまい…。
- チュデルキンを追いかけた先でユージオに再会したキリト!しかし、ユージオはアドミニストレータにシンセサイズの秘技を施され、整合騎士となっていた…!
- 今回は…ユージオと戦闘の末、キリトとアリスは氷漬けにされてしまう。アドミニストレータのもとへ戻ったユージオは、シンセサイズの秘技を再び受ける最中に正気を取り戻し、反撃に出る!
【ソードアート・オンライン3期 21話 アニメ感想】三十二番目の騎士
キリトVSユージオ!
キリト「なんでだ…なんでシンセサイズの秘技になんか負けちまったんだよ!?お前が剣の修行をしたのは、ルーリット村を旅立って王都セントリアを目指したのは、大事な幼馴染アリスを助けるためじゃなかったのか!?」
キリトの呼びかけにも反応しないユージオ。堕ちた目が印象的ですね。
アリス「あの者が本当にお前の相棒のユージオなのですか…?」
キリト「どういう意味だ?ユージオがシンセサイズされていると言ったのはお前だろう?」
アリス「それはそうですが…。あの者は整合騎士になったばかりにしては余りにも戦い慣れしすぎている。先ほどの 心意の腕といい、たった今使った風祖述といい、とても新参者とは思えません…」
アドミニストレータのとっておきになったから?
剣技だけ見ればキリトがやや上回っているように見えます。
しかし攻勢は、神聖術を絡めた攻撃を繰り出すユージオでした。
(モジュールが差し込まれていた場所に元はどんな記憶が存在していたのか。それが分かれば…)
キリト、アリスと過ごした本当の幼少期の記憶ですよね…。
「(いや。アドミニストレータの術を破るには言葉だけじゃ足りない!刃に込められたものは相手の魂にまで届く!俺はそう信じる!)ユージオ!!!思い出せ!お前には大切な人達がいたはずだ!」
セルカ、ゴルゴロッソ先輩、リーナ先輩、ティーゼ、ロニエ…。
そしてアリスと村に帰ることが、何よりの願いだったはず。
「・・・・・・・・・」
「ユージオ!」
「…………アリス」
「思い出したのかユージオ!?ユージオ…!」
剣を下ろしたユージオに警戒心を解くキリトですが。
ユージオ「”エンハンスアーマメント”」
アリス「キリト!!」
キリト「ユージオ…なん…で……?」
アリスもろとも氷漬けにされてしまいます。なんてこった…(´Д`;)
キリトの想いは届かなかったのか!?
「お帰りなさいユージオ。ちゃんとお使いを済ませてくれたのね」
「はい」
「偉いわね。じゃあユージオにご褒美を上げなくちゃ…」
最上階に戻ったユージオを出迎えたのはアドミニストレータでした。
「おあつらえ向きに記憶の穴があったから、そこにモジュールを挿入してみたけど。横着は良くなかったかしらね…。シンセサイズしなおすことにしましょう。ご褒美はそのあとでねユージオ」
焦らしますねアドミニストレータさん!!
ユージオの反逆!
モジュールを取り出される最中、ユージオは懐かしい記憶を思い出します。
幼いアリスと森の中を走る光景。
ギガスシダーの根元にたどり着いた時、後ろから背中を叩かれます。
振り返った先にいたのはショタキリトさんじゃないか!
断片的だけど思い出してる?
「―――――」
現実世界のユージオの目には涙が…(´;ω;`)
「このモジュールは完成したばかりの改良型なの。これでシンセサイズすれば、その瞬間から神意の力を使えるようになる。またあなたの記憶を見せて頂戴?今度こそ、一番大切にしている場所にこれを埋めてあげるから」
しれっとアドミニストレータの膝枕を頂戴するユージオ。役どころが美味しすぎるでしょ!←
「口だけ動くようにしたの。さぁ、さっき教えた術式をもう一度唱えて」
「…」
「術式を忘れてしまったの?しょうがない子ね…。リムーブ、コア、プロテクションよ」
「……う」
「?」
「う…」
「!!」
「う、ご、け……!」
「お前っ!?」
「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」
必死の抵抗で正気を取り戻したユージオ!
アドミニストレータに剣を突き立てますが、傷つける事はできませんでした。
自動防御なんて卑怯ですよ~~(´Д`;)
「まんまと騙されたわ…。それにその小道具は図書室のちびっこの仕業ね?ふっ。でも残念でした。今の私の肌にはあらゆる金属オブジェクトは傷をつけられないわ」
「!!」
逆に言えば金属オブジェクトでなければワンチャンあるって事ですよね?勝機はそこかな?
ていうかなんで脱衣してるんですかアドミニストレータさん( ̄▽ ̄;)
「これが最後の機会よユージオ。腰の剣でそこのおもちゃを叩き壊しなさい。そうすればわたしは大いなる愛を持ってあなたの罪を許しましょう」
「愛は…支配し、支配されること…。かわいそうなのはそんな風にしか言えないあなたの方だ。きっとあなたも同じだったはずだ。愛に飢え、探し求め。しかし与えられることはなかった。愛は支配することじゃない。見返りを求めたり、取引で手に入れるも物でもない。花に水を注ぐようにただひたすら与え続けること。きっとそれが愛なんだ」
ユージオよく言った!!
「残念ね…。公理協会に反逆した滞在人の坊やを許し、魂を救ってあげようとしただけなのに。そんな風に言われるなんて」
アドミニストレータさんのオーラが…!?((((;゚Д゚))))
ユージオは思わず怯みます。
「あなたがご執心のサーティちゃん。あの子も術式の詠唱を嫌がったから、自動化元老機関が何日もかけてプロテクトを矯正解除したの」
「アリス…!」
「わたしは眠っていたから見ていなかったのだけど。とーっても辛かったでしょうね。どう?あなたもせめて同じ経験をしてみるのは」
激高したユージオがアドミニストレータに斬り掛かります。
今度は自動防御を貫通するほどの威力です!
直後、容赦なく吹き飛ばされてしまいますが。
アリスのために戦った方が強くなるんだよな…。
アドミニストレータ「その剣…。ふーん?そういうこと」
どういう事?(´・ω・`)
持つべきものは幼馴染だ!
「ひ、ひぃぃ~!お助けくださいぃ~!最高司祭猊下」
下階に出ていたチュデルキンが戻ってきました。なんか細くなってる?(笑)
チュデルキン「あーっ!貴様!そやつは裏切りやつですぞ猊下!35たちを氷に閉じ込めたと言っておきながら手加減を!アーッ!」
???「よっと」
チュデルキンに続いて下階から来たのは…
ユージオ「キリト…アリス…!」
キリト「よっ、ユージオ!」
幼馴染組キタ――(゚∀゚)――!!
キリトとアリスを見たユージオが本当に嬉しそうで!!
そういえばキリトが氷に閉じ込められた時、水が滴ってました!最初から本気ではなかった、と。それで脱出できたのか~。
キリトの剣はユージオを正気に戻していました。
「ごめん…!僕はアドミニストレータの誘惑に負けて君たちを傷つけてしまった。せめて自分の手でその償いをしようと…」
「水臭いぜユージオ。お前の考えてる事くらいすぐ分かったさ」
「君はいつもそうだ…!」
いい笑顔だ…。先週、先々週とは大違いだ!
笑顔で返すキリトも良いですね。
「アリス…」
返事はありませんでしたが、彼女も確かにユージオの味方でした。
キリト「あれが最高司祭アドミニストレータか」
アリス「そうです。6年前と何一つ変わっていない」
ふつくしいお姿のまま…。
みんなアドミニストレータが全裸なことには突っ込まないのか(笑)
「ベルクーリとファナティオはそろそろリセットする頃合だったけど、アリスちゃんはまだ6年くらいしか経使ってないはずよね。論理回路にエラーが起きている様子もないし。やっぱりそこのイレギュラーユニットのおかげなのかしら?面白いわね」
現実世界の人間・キリトの存在が、アリス達に大きな影響を与えていました。
チュデルキン何言ってんだこいつ……
「ねぇアリスちゃん、あなた私に何か言いたいことがあるのよね?怒らないから今言ってごらんなさいよ」
「っ…!」
後ずさりしかけたアリスですが、留まりました。
「――最高司祭様。栄えある我らが整合騎士団は本日をもって壊滅いたしました。私の隣に立つ、わずか2名の反逆者たちの剣によって、そしてあなたがこの塔と共に築き上げた、果てしなき執着と欺瞞ゆえに!我が究極の使命は、剣なき民の穏やかな営みと、安らかな眠りを守ることです。しかるに最高司祭様、あなたの行いは人界に住む人々の行いを損なうものにほかなりません」
アリスかっこいいな~。
ここまで言い切れるのは、キリトやユージオに出会ったからですよね…。
アドミニストレータ「ふーん…。やっぱり論理回路のエラーじゃなさそうね。それにモジュールもまだ機能している。となると、あの者が施したコード871を自発的意思で解除したのかしら?突発的な感情ではなく…」
キリト(コード871?右目の封印のことか?)
アドミニストレータはどこまで知ってるんだろう。
あの者って菊岡さんら開発関係者ですよね?
アドミニストレータ「さてチュデルキン」
チュデルキン「!!」
アドミニストレータ「私は寛大だから、下がりきったお前の評価を回復する機会を与えるわ。あの3人をお前の術で無力化してみせなさい」
穏やかですが、とても冷たい目でした。
おらゾクゾクすっぞ!←
「さ、最高司祭猊下ぁ~!」
「なぁに、チュデルキン?」
「元老長チュデルキン!猊下にお仕えした長の年月につきまして初めての不遜なお願いを申し上げ奉りまする!小生これより身命を賭して反逆者共を殲滅いたしますゆえ!それを成し遂げた暁には、げ、猊下の!げげ猊下のぉ!尊き御身をこの手で触れ、くちづけし!いぃぃ、いぃぃ!一夜の共にするお許しを!」
不遜にも程があるぞ!
「何卒!何卒!何卒頂戴致したくぅぅ~~!」
「「「・・・・・・・・・・・・」」」
キリト達ドン引きじゃないですか(笑)
少し驚いたようなアドミニストレータですが、笑いながら了承しました。
いいのかよ!!( ̄▽ ̄;)
「ウ”ォ”ォ”ォ”え”え”え”!小生ただいま、無情の歓喜に包まれておりますよぉ!!」
チュデルキンのやる気ゲージが満タンになりました!自分で「無敵」と宣言するほどに!
「”システムコール!ジェネレートサーマルエレメントォォ!”」
靴下燃えたぞ(笑)
「うははは!お見せしましょう!我が最大最強の神聖術!いでよ魔人!反逆者どもを焼き尽くせぇぇぇぇ!」
チュデルキンが人外形態になったのか?彼の意識が五感ごと魔人に乗り移ったようも見えました。
強さはわかりませんが厄介そうな敵です。
ユージオの青薔薇は氷だし。炎と相性悪いですよね。
キリト達頑張れ!チュデルキンの不遜な願いをぶち壊すんだ!!
格好良さ倍増でクレジットの演出も最高~!リピート再生が止まりません(笑)
ユージオも正気に戻って良かった!キリト、アリスとの絆はそう簡単に壊れるもんじゃ無いですよね!
必死に抗う姿に心打たれました。(T▽T)
あと、青薔薇の剣にはまだ秘密があるみたいですね?
ユージオとは反対に、幼少期の記憶を思い出さないキリト。いつ思い出すんだろう?もしそうなった時、何か影響があったりするのかな?(´・ω・`)
アドミニストレータさんの全裸祭りも良かったなぁ…(もっとくれ←
チュデルキンには多くの視聴者が嫌悪感を抱いてるのではないでしょうか。だからこそ、倒した時スカッとすると思います(笑)
次週、キリト、ユージオ、アリスの初共闘に期待!(((o(*゚▽゚*)o)))