内容をカンタンに説明すると…
- ブラントがシミュラクラとしてある施設で蘇っていた。コラボレーターズすらも利用した彼の計画は最終段階へ進み始めていた。
- 人類を次の段階に導くこと。人類の最上の部分だけを残す。人の意識のXM化、すなわち肉体からの開放。ブラントはそれを実現したいのだ
- 今回は…ポータルの最深部でのサラとブラントの戦いが始まった。人類を信じるサラが選んだのは両陣営の力を使ってダークXMを消し去ることだった。その思いを知った誠は全世界に呼びかけようとする。
【INGRESS THE ANIMATION 11話】Us-Them-All【アニメ感想】
劉、生きてた。しかも来た。
「サラ…意味ないじゃないか。君が居なくなったら」
悲しみに打ちひしがれる誠
そんななか劉が前から迫ってきます。
ポータル張り巡らされた空間の中でサラは目覚めました。
ブラントもそこに居ます。この二人は前回消えたはずの二人…。
「ポータルネットワークの最奥にして究極の知識が眠る場所。ここには全てが記録されている。
私達が最初にここに到達したのだ。そして君が残りの人類を導くのだよ」
「私があなたの計画に協力するわけ無いでしょ」
「全てのポータルは繋がっている。まもなくダークXMが世界中を埋め尽くし全人類の精神がポータルネットワークん移送されてくるだろう。
君は人々をここに導き究極の知識を得て彼らと一つとなるのだ。肉体から解放され永遠の存在となった人々。それらは互いに連結され一つの超知性体となる。
我々は一つとなり、すべてを知り対立は終わる。新たな平和の時代が訪れるのだ」
現実世界では、誠が劉にブチ切れ状態でした。
「生き残ったのはお前だけってことか!お前には何もかも奪われた。理想も地位も夢も、そしてサラも」
劉にぼこぼこにされている誠の様子をサラも見せられていました。それでも…。
「決断はもうしている…私は人間を信じる!」
サラの目は片方は水色、片方は緑となったのです。両陣営のポータルの色…。
誠と劉の戦い、勝ったのは…誠でした。
「他に方法はなかったのか…」
「俺が望んだことだ。オレはオレとして…」
そういって劉は息を引き取ったのです。
おらに力を!
サラには二色の羽のようなものが。
「なるほど、両陣営の力を借りようというのか。どちらの陣営にも属さない君だからできることだ。
だが無駄だ、争う両陣営の協調という選択肢はない。その非対称の翼では羽ばたくことすらできないのだよ」
誠は地面に手をついて状況を見ていました。
自分の役割はなにか考え始める誠は地球を俯瞰でみている自分に気づきました。
皆も赤いポータルと戦ってたのです。
「慈恩、頼みがある。お前にしか頼めない」
「史上最大のオペレーションだな、おもしれぇやってみるか」
「みんなの力が必要なんだ。前にお前から聞いた一つのポータルにリンクを集める」
「スーパーノヴァか!」
「サラは今世界各地のポータルと繋がっている、そのポータルにスーパーノヴァでリンクを集めれば、
彼女のダークXMを中和する力を世界中に運べるかも知れない」
慈恩がネットワークで世界の陣営に呼びかけます。両陣営の色が空を飛び始めました。
世界が危機に曝されている。
救えるのは貴方達だけだ。
誠もそう送信していました。
サラがいるであろう空間に近づく誠。意識が遠のきます。
彼らの選択
「おい、そこのゴミ袋」
「ジャック…」
「最後まで世話のやける奴だ」
ジャックが支えてくれていました。
彼は本当に追いついてきてくれたのです。
「まだやるべきことがあるんだろ?」
近くまで運ぶと踵を返すジャック。
「俺は…自分の決着をつけにいく」
「ジャック…いい旅だったな」
「ああ…おかげでな。お前も歩き切れ、最後まで。自分の道を」
ブラントとサラの戦いは続いています。
「無駄だ、シミュラクラと本体は双方が同時に破壊されない限り再生し続ける」
ブラントはそうサラに忠告を。
そしてジャックはブラントの本体を破壊しに向かっていたのでした。
「ヘイ、ボス。久しぶりだな。あんたを探してここまで来たがその道程でいろんな奴らと出会ったよ。
時が来たら…その記憶も全て…。その前に俺は選択する!」
本体をジャックがシミュラクラをサラが同時に破壊したことでブラントが完全に消えていきます。ジャックの姿を思い出すブラント
「そうか…これが君の選択か…」
無理をしてサラの元へ行く誠。は最深部に姿を見せていました。
でもサラにネットワークの外に押し出されてしまいます。
「あなたは世界を救ったのよ誠。でもごめんなさい、私は一緒には帰れないみたい」
最後にサラが何かを言いました。口の動きしかわかりません。サラは残りの力を振り絞ってダークXMを吹き飛ばしたのです。
数カ月後…。
赤いポータルは完全に消滅した様子。
慈恩はネットワークに伝言を置きます。
<追伸、あのオペレーションの発端となったエージェント、彼の消息を知るものがいたら連絡をくれ>
「君の友が探しているぞ。世界を救った英雄を」
ハンクと誠が荒野を旅していました。
「僕は英雄なんかじゃないですよ。世界を救ったのは両陣営の皆と」
「彼女か…」
「ええ」
「探し続けますよ、彼女と…ジャックを」
「君のような友が居てジャックは幸運だ」
サラが最後に言った言葉は…こうでした。
「少しだけお別れ、いつかまた私を見つけて」
分かれ道を二人で交互で選んで進んでる様子。
<注意して選ぶのです。一つ一つの選択が意味を持っていますよ>
「「ADA?無事だったのか」」
ED後のCパートのどかな場所の施設の中で
ADA-L13 と書かれた者が眠っていました。
横の機械が「Ingress completed」と打ち出し、閉じられてた部分が開き…目覚めた者の目はサラそっくりでした。
to be continued

お、面白かった~~~!皆の力を借りることになるだろうとは思ってましたがいざそのシーンになるとアツくて思わず涙腺が緩んでしまいました。
イングレス、後半になるにつれて謎が明かされていったのでどんどん楽しくなっていきました。
王道的なストーリーだったようにも思えますがやはり王道は面白い!
最後のADAから続く続編見てみたいです!