内容をカンタンに説明すると…
- 書店員に向いている人とはどんな人なのか、そのことについて考える本田さん達。理路整然と棚を整理できるフルフェイス先輩に注目がいく。
- 書店員は時々棚の担当を変更することがある。難しいのはゲーム系の棚。お客さんの方が詳しいことが多い。本田さんの新たな担当と思いは。
- 今回は…天国と地獄の狭間に存在するという「冥府書店」では大勢の亡者たちが客として訪れ…?いつもの世界とは同じようで違うようでな書店の話。クレーマー対応に疲れた本田さんに一服の清涼剤が。
【ガイコツ書店員 本田さん 11話】異説骸骨書店員 本田さん/仕事なんかいつでも辞められるのだ【アニメ感想】
お化けがいっぱい!
「すいません、明日発売のジャンプコミックス、早売りしてないですか?」
「してません、明日発売なんで…。」
いつもと違うホラーな背景にお客さんまで魑魅魍魎で…。
スタッフルームに戻ると紙袋さんとフルフェイスさん。頭に角ついてますね。
「最近本の配置が勝手に変わってることが多いんだよね~万引きかも知れないと思って。パトロールしてもらったわけ」
ランタンさんは左右にろうそくですね。
万引き犯と言うより殺し屋みたいな三つ目の鋭い目の人がいたと言う本田さん。
「そいつが売り場をずっと徘徊してて…」
横に居ますね。その人(笑)
「その人、万引きGメンだよ」
(あの眼力逆にパトロールに向いてないんだよ…)
三つ目さんが報告をしてくれます。
「本の配置が変わっていた件ですが、原因を突き止めました。
おすすめの漫画なので目立つところに置いてあげたかったそうです」
「ありがた迷惑…」
これは…ファン心理とかいうものでしょうか?
常連というクレーマー
店頭ではアーマー係長が困ってます。
「これはお客様全員にお願いしてることですので…。人気商品ですので
お買い上げは1冊までとさせていただいております。」
「あの…私は結構な常連客ですよね?」
き、きた…面倒な客キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
他の客と同じように扱ってほしくない系の面倒な客キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
スタッフルームで見ている本田さん達。
「あの人昔はあそこまで変な感じじゃなかったのになぁ…」
人が変わってしまったのがわかるくらい長い常連さんってことですよね…。
「一応課長に電話したよ。来てくれるって」
えー、店頭でアーマー係長、負傷してらっしゃいます。
客も魑魅魍魎の世界である話なので物理的に負傷です。
「この際だから言うと、他の客やあなたが触ってないキレイな本がほしいんですけど~~~」
「まずい他のお客が怖がって帰っていく」
「我々でなんとかできませんかね?」
「駄目だね。相手は常連だし顔を覚えてる店員のことなんか聞かないよ」
アーマー係長はなお淡々と対応。
そろそろやばい攻撃が来そうな時に救世主が!
「お客様、お待たせして申し訳ございません。わたくし、漫画売り場長を務めさせていただいております天蓋です。此処から先は私が代わってお伺いいたしましょう」
「さすが課長…たのもしー」
接客って大変ですよね…。
菩薩(のような人)登場
本田さんがクレーマーへの電話対応をしてました。
(あーいう電話を受けるとしばらくお客様からの問い合わせに尻込みしてしまうのは
確かだ)
上品なおばさま来店。
「ごめんください、この本を探しているのですが」
「これは…別の売り場にありそうです。こちらへお持ちしましょうか?」
「あら~その売場はどちら?自分で行きますわ。久しぶりに本屋さんに来たから
わくわくしちゃって。たまに足が向いてその都度思うの。本屋さんが好きって。あなたもそうでしょ?」
神々しいおばさまです。
(店頭では泣けない…!)
スタッフルームに戻り号泣する本田さん。心配する他のスタッフ。
「菩薩みたいなお客様がきたのです…」
何言ってるかわからないほど泣いてます。
「でもわかるなぁ、素敵なお客様って抜群のヒーリング効果あるよね」
紙袋「仕事なんていつでも辞められちゃうじゃん?泣くほど嫌なことはしなくていいことだし。だからヒーリングの効果がなくなった時が潮時なのかな~って」
ホータイ「紙ちゃん知ってるか?いつでもできるは全然やらないに等しいって」
ランタンさんがスタッフルームに入ってきました。
「本田さん、お客さんが探してるよ」
出ると先程のおばさまが。
「あー、店員さん。ほら見て、買えたわほんとにありがとう。それだけ言いに来たの。
ごめんなさいね呼び出したりなんかして」
(そんな…そのためにわざわざ戻ってきてくれたのか。いい人すぎる。
どうしよう…こんなに優しくされたあとにまたおっかないお客さんが来たりしたら…。)
本田さん精神混乱!
「いちいち想像が後ろ向きすぎる!」
「でもこの人怖い人かもって思いながら接客すればそうじゃなかった時にマジ感謝ってなるじゃないですか!」
「いや、ネガティブのプロかよ!」
(なるべく怖い思いをしたくない…。とか本田は考えるんだが、ピンポンが鳴るともう忘れているのである)
切り替えできる本田さん素敵です。
なんで皆さんお化けに!?途端におどろおどろ感増した本屋さんに。
お化けになっても起こる風景は本屋の日常ですよね。
物理攻撃以外は。
クレーマー客からの菩薩客で心がほんわかして終わってよかったです。
あの天使のようなおばさま、あちこちに出没してくれないかな…
ヒーリング効果あるお客様とかもうそれこそ神様ですね。