内容をカンタンに説明すると…
- 上条の危機に落ち込む五和。建宮が檄を飛ばすと黒いオーラを出して五和は覚醒を始める。聖人崩しを繰り出すがアックアが強すぎて勝ち目がない。
- 神裂が助けに来たのだった。らの決意を無駄にしない。それだけで十分だと言って。アックアに向かっていく。
- 今回は…聖人同士の激闘、病院を抜け出した上条。神裂は天草式十字凄教の仲間全てと力を合わせようとする。イマジンブレーカーの力が、聖人崩しが、炸裂した後…。
【とある魔術の禁書目録III 9話】聖母崇拝【アニメ感想】
聖人同士の激闘
「魔術によるハッキングか。大したものである。だがその体、高速戦闘で悲鳴を上げているのでは?」
(ガブリエルの力を宿したミーシャ・クロイツェフ…あの顕現は不完全だったようですがアックアにはそれ以上の何かを感じる。だが本当に人間はそれほどの力を…)
ねーちん冷静な分析。
アックアの呪文詠唱に謎字幕
「イマジンブレイカーはどこにいる?それとも一つ一つ層をぶち抜いて行けばいつか会えるものであるか?」
「あの少年が見せた機運を…命懸けで見せてくれた信念を…こんな才能しかない卑怯者に踏みにじらせはしない!」
五和は二人の戦いを見て驚愕してました。
(自分は一体何をしていたんだろう…血を吐くような努力をしても聖人にしてみれば所詮遊びみたいなものなんだ…)
ヒロイン御坂
「ちくしょー。システムの不具合だか何だか知らないけど無酸素刑法で足止めくらってるし挙句にゲートの動作不良で地上に上がれないってもー!」
御坂さん状況説明ありがとうございます。
あれ、上条さんどこから出てきたんですか
「え…?ちょっと!馬鹿!あんたその格好どうしたのよ…まさかどっかの病院から抜け出して…?」
「行かないと…あいつら…多分…今も戦ってる…だから…俺も行かないと…」
「何で言わないのよ…助けて欲しいって…力を貸して欲しいって…ううん…怖いとか不安とか…そういう事を言いなさいよ!
あんたが記憶喪失だってことぐらい私知ってるわよ、
私だって戦える…私だってあんたの力になれる!だから言いなさい。今からどこに行くのか、誰と戦おうとしてるのか。
今度は私が戦う!私が安心させてみせる!」
美琴さんもうこれ告白ですわ
「覚えてない頃の俺が今の俺を動かしてる。残ってるんだ…ここじゃなくてここに。
結局変わんねーんだよ。もし何かの歯車がずれて俺の記憶が失われなかったとしたって俺のやるべきことは同じなんだ。上条当麻ってのは記憶のあるなしくらいで揺らぐものじゃないんだよ」
上条さんそういう男…。
(ここで見送ることが正しいんだ…)
「どうしよう…こんなの全然納得できない…」
御坂さんついに恋心に自分で気づいた感じでしょうか?謎の納得をしてらっしゃいました。
「もう終わりかね?極東の聖人」
(なぜこんな力を行使できる…あれほどの力を引き出した時点で人間の肉体は物理的にも魔術的にも空中分解してしまうはず…ましてアックアはさらに神の右席としての力も上乗せしてる…。
できるわけがない…素質とか天才とかそういう次元じゃない…尋常ならざる二つの性質をたった一つの肉体で押さえつけることなどできるはずがないんです。
何かがある…聖人と神の右席…その双方を共存させるための努力が必ずどこかに存在する!)
やはりねーちん分析を重ねます。かなり見た目痛々しいのですが
力を合わせて
「力無き者に戦わる必要などどこにもない。刃を交えるのは真の兵隊だけであればよいのである!」
これがアックアの考え
「なんという傲慢な考え方でしょう…私は大馬鹿者です。私が取るべき選択は何か。仲間達を救い出す選択は何か。後方のアックアの間違いを正すための選択は何か。
その力の謎を解きその圧倒的な暴力に対抗するための選択は何か!
力を貸してください…あなた達の力を!」
「…行くぞ!我ら天草式十字凄教のあるべき場所へ!」
天草式総力戦です。
リーダーに力を求められたら黙ってられないですよね。
「何…!弱者に救いを求めるだと!?それほどまでして命が惜しいのであるか!」
「そう見えますか?確かに私の傍らにいることで傷付けられてしまった仲間達もいました。その結果私は天草式から離れました。
ただし悲劇は彼らが弱かったから起きたのではありません。彼らを弱いと決め付けその実力を信じられなかった自分の、心のどこかで彼らを見下し背中を預けられなかった自分が、この傲慢が、守ってやるという優越感が全ての悲劇だったんですよ!
だから私は克服します!彼らを信じ背中を預け互いが互いに力を最大級に発揮することで私は私の天草式十字凄教を取り戻してみせます!」
「根拠なき希望は単なる妄想!そんなもので私を超えられると思ったのであるか!」
アックアが取り乱しはじめました。
「聖人とは神の子とよく似た身体的特徴をもって生まれたために神の力の一端を借り受けたもの。
だがそうであってもあなた程の力を行使することはできません。あなたは明らかに私以上の力を有している。
それはなぜか?答えは簡単。聖母崇拝に決まっています!
あなたは聖母とも身体的特徴が似ていた。だからその力を手に入れていた。聖人と聖母、二つの性質を重ねることで本来なら暴走するはずの力を強引にまとめることに成功したんです!」
アックア聖人と聖母の力を使えるのですか。
「その反面あなたにも弱点があります。全世界喉の聖人よりも対聖人戦用の術式に弱い側面を抱えてしまってるはず!
聖人崩しとは神の子に似た身体的特徴のバランスを強引に崩し体内で力を暴走させる技。聖人と聖母、表裏持つあなたがくらえば…」
「暴発…」
「ロンギヌスよ!今こそ最後の処刑の鍵を!」
「面白い!天草式十字凄教であるか。その名は我が胸に刻むに値するものとする」
イマジンブレイカーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
アックアが倒される直前、彼の過去が走馬灯のように流れました。
病室へおかえりなさいませ
五和のおしぼりが。そんなところでおしぼりなんか渡してどうするんですか。
「うーん…病院を抜け出したあたりからほとんど記憶がないんだよなー」
「そうなんですか!?世界で20人といない聖人を打ち破ったんですよ!それ自体が奇跡的でサンタが転んでプレゼントをばらまいちゃったような大盤振る舞いであって…」
「ふーん。要するにアックアに勝った五和と天草式すげーってことでOK?」
無事に戦いは終わったようです。
「あ!駄目ですよ起き上がっちゃ!」
ああ、二人の距離近い近い
「とーまー…さっきまでそこに座ってたのは私なのに」
インデックスさん
「え?いつの間に五和のポジションがインデックス側に…?これが天草式環境適応能力か…」
「ようねーちん。そうこうしてる間に日が暮れちまうぜ」
土御門がノックをするタイミングを見失ってる神裂に声をかけました。
「カミやんが天草式に世話になった礼を言わなきゃいけないよにゃあ~?
で?堕天使メイドセットは持ってきたんだろうな?」
「持ってくるわけないでしょう!そもそも人がいること自体あり得ないのに…あの子の完全記憶能力がどれほどのものか…」
「そんな真面目なねーちんのためにじゃーん!より進化した堕天使工口メイドセットを持ってきたにゃ~」
なんというものを…(笑)
「私のできる事と言ったら誠心誠意…」
「ケッ!お高く留まりやがって。はい質問質問!ねーちんのそれは何のためについてるのですか?
その哺乳類の証、すなわちおっぱいは一体何のためについてるのですかって聞いてんだよ!」
おい、それセクハラですぞ!!
「はぁ…?」
「五和ちゃんだよ。あの子なら堕天使工口メイドくらい気にせずやりかねないと言っているのだよ~」
「つまりねーちんは五和に負けてるんだにゃ!女のレベルで!
そーんなんで迷える子羊を導けんの~?さぁ。どうする?どうすんの?どうすんの?どーすんの!?」
結果は…。
「失礼します…」
「え!?」
堕天使工口メイドみせないとはなにゆえ…。
「一体何をすればアックアが敗れるのだ…」
「まずはイギリスを討つ。我々はイギリス以外のヨーロッパ全域をほぼ掌握している。諸国間へ連絡してイギリスを干上がらせるんだよ。
学園都市なんて眼中にない。イギリスにはアレがあるんだよ?」
フィアンマさんアレアレではわからん
「アレとは何だ!?」
「フン。アレを手に入れるために大きな力に動いてもらわなくては」
アレじゃ分からない(二度目)
「右腕というのは奇跡の象徴だ。そしてミカエルの右腕には最強の武器が備わっている。
俺様の右腕で振るうべき奇跡の結晶そのものを握っているがそいつを貯め込み操るだけの出力端子がない。そんな状態で振るう力なんてちっぽけなものだ。
俺様なら扱える。圧倒的な力を押さえつけるのに必要なのは人の領域を超えた圧倒的な知識!」
「禁書目録…!」
インデックスさん!?出番が???
「フィアンマの狙いはイギリスにある…行け…」
ボロボロのローマ教皇。ヴェントさんは命令としては聞きませんが動いてくれるようです。
「ローマ教皇が巻き込まれ重傷。観測された魔力の量からバチカン市内の被害は甚大なはずですが計算が…」
報告だけで何があったのかを察する最大主教
「アンダーラインの情報網復旧にはあと数時間かかってしまう。
機能停止直前に得た情報を統合し脳の作業状況とAIM拡散力場の相殺データから右腕の力の質と量を導き出せ」
そして1期のキャラとか出てくるので検索必至です(笑)
文字の原作をアニメにまとめようとするとほんとに大変なんだなぁとしみじみ。
テキパキキレイに進んでいってると思います。
しかしフィアンマの「アレ」が全然わかんないです。
空気になってたインデックスさんが復帰する日も近そうです。