内容をカンタンに説明すると…
- 本の問屋さんであるところの取次さんのお話。なかなかにマニアで実は腐男子だった。営業Sさんによる書店関係ごった煮飲み会に参加する本田さん。
- ネタにしようといろんな声を聞こうとしますが。まさかの自分の漫画の感想を聞いてしまう羽目に…。
- 今回は…通販でもなく本屋を利用する理由とは。純粋さは時に罪。性癖の濃い棚に近付こうとする子供と母親の攻防戦。アザラシさんが提案する本田さんをイケメンにしての実写化とは?
【ガイコツ書店員 本田さん 8話】ホンヤハイイゾ/入っていい棚 だめな棚/それいけ! アザラシさん~密かなる野望~【アニメ感想】
通販ではなく本屋で
(人はどんな理由で本屋で本を買うのでしょうか)
(88…89…90冊!?)
「あの~もしよろしければ配送も承りますが…」
「え~っと…今日中に持って帰らなくちゃいけなくっって…」
「ご配送?」
「いえ、お持ち帰りです」
「袋3つくらいかな?」
「スリップ取りますね」
助っ人早い…。
「おまたせしました。お出口までお持ちします」
「大丈夫です。一つはリュックに入れて…残り2つは手で持てば…」
その頃スタッフルームでは…
「ネットで買えばいいのに」
「元も子も身も蓋も血も涙もない!」
「だって便利じゃん?それに…本好きと本屋好きって別じゃね?私は重くて大量の時は通販使うよ?楽なんだもん」
「正論で死ぬ!」
正論オキツネ先輩とアーマー係長のやりとり。
(確かに本が好き。本屋が好きって人種はひょっとしたらもう絶滅危惧種なのだろうか)
「ちょっとすんません。本を頼まれてんだけど見つけらんなくて手伝ってもらえると大助かりなんですがね」
「かしこまりました。お調べしてお持ちしましょうか」
「ほんと?悪いね~」
(ゆ…指~~~~!!)
そうお客様の小指がなかったのです、堅気でない方々ですね…。
本田さん調べながら必死で落ち着かせようとします。
脳内は江戸っ子でてやんでぃな感じになってます。
(そんなことよりお客様に対して失礼があっちゃいけねぇぜ本田…)
挙動不審でした。
「オッケー、確かにオッケー。で、全部配送してほしいんだ」
「送料別途頂戴することになりますが」
「オッケー、オッケー。全然問題ないよ」
「いや~ほんとは人になんか頼まずに自分で買いに来たかったってんだけど今はちょっと無理でね~。早く自分で本買いに行きてぇってそればっかだよ。幸せなんだとさ、本屋にいるだけで」
ほんわかする本田さん。
「いつでもお待ちしておりますので」
「OK、伝えておくよ」
「じゃあな、本田さん…頼んだよ」
(なぜ私の名前を知ってる~~?名札か…びびった~やだも~)
びっくりしすぎてオネエ入った本田さん。
「ランタンさん~これ荷物チェックお願いします」
「は~い、あ、刑務所行きの荷物だね」
(……。オッケーおじさん~~~~~~!!)
(日々、様々な人が本屋にやってくる。本屋は本を手に入れる手段の一つでしかないがいずれの思惑によるものかもまた様々…)
チャラいカップルがレジに。
(選んで本屋に買いに来てくれたならまずは大変ありがたいのである)
性癖の濃い棚での攻防
(言葉通じないとか、通じるけどキャラ濃すぎるとか、いいかげん接客に慣れたと思うやんか~~?確かに度胸はついたのだが未だに見かけただけで心臓が高鳴るお客さんもいる。それが…子ども)
税別で思ってた金額と違って泣く子どもたち。慌ててお母さんが。
「売り場に子供がいると目が奪われてドキドキしません?」
「きっも」
ホウタイさんからキツイ一言。
「違うんです!普段乾ききった心で接客してるので子供の無邪気さとか
純粋な眼差しとかを急に食らうと動揺するんですよ。こんな私が子供を見てかわいいな~って思ったら気持ち悪いんじゃないかって」
「「気持ち悪いです」」
ホウタイさんとオキツネさんからキツイ一言。
「居たら気になるのはわかるけどさ」
「絵本売り場とか苦労してそうだよね」
「私もこの前…」
お母さんを探す子供。
お母さんは魔法少女★俺的な本の場所に居たようで説明に大変そうです。
別の場所ではBLコーナーに近づく子どもを止める母。
「この先に行ったら戻れなくなっちゃう可能性あるよ!」
「え、なんで?」
「お母さんもそうだったからよ!」
どういう止め方ですか(笑)
「性癖濃いめの棚はドラマが多いね…」
「純粋さって時に罪だよ罪」
アーマー係長は美少女に出会った様子。
声をかけたアーマー係長は出口側に居たため
美少女はわざわざ入り口から回ってきたのでした。
(ひ~~~~尊い!!)
「「きっも!」」
(しかし…キラキラした目で漫画を求めるお客様に出会うとやはり嬉しい)
「すみません、私達漫画愛する親子です。テキサスから来ました」
「あ~コンニチハ」
「ナルトはどこですか?」
「こちらです」
感激しまくる親子。
(すごい…人をこんなにも感動させてしまうナ○ト。テキサスでも売ってるんじゃないかとか言っちゃ駄目なんだろうなぁ)
(好きなものへの純粋さには年齢も性別も国境もないのかも知れない)
でも彼が着てる服はドラ○ンボール…。
実写化しよう!
「本田さん、私はガイコツさんは実写化できるって信じてるんです。
いい作品をもっと多くの人に知ってほしいんです。
原作の設定を守れば本田さんの見た目はイケメン俳優さんでも全然いいですし」
「本田~~!新しい顔よ!」
あら不思議、顔がイケメンに
数々の問題シーンがイケメンで…。変顔になってますやん。
そんな実写を見て涙する自分を想像する本田さん。
「なるほど?」
「ね、ほらテンション上がってきませんか?」
「いや、でもいくらイケメンになったからって性格は変わらないんですよ」
「いやイケメンだったらそんな性格でも結構許されます。ね、編集長?」
「おお、あとオレのことはコアラで書いてほしいな」
(動物園かここは)
イケメンなのは本田さんのみでその他は人外でいこうという感じでしょうか。

相変わらず思うのは本田さんの接客が愛に溢れてるなということ。本屋の接客で度胸がついてもやはり日々いろんなお客様は来ますからね。
色んな人…。今回は外国人ではなくオッケーおじさん!
顔は笑ってるし言葉も丁寧なんですけど堅気じゃない人です!
なるほど刑務所に本好きがいるということですね。
実写化…可能性ありなんですか?
本田さんだけイケメンになっちゃうんですか??