【からくりサーカス 7話 アニメ感想】悪魔になった鳴海!しろがねの変化!ビルマが仲間になった!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 米国にあるゾナハ病治療専門の病院で目覚めた鳴海は、左腕と記憶を失っていた。彼を助けたのはフランス人男性の《しろがね》ギイと、老年女性のルシールだった。
  • ゾナハ病、しろがね、アクアウエタイ等々…。次々と明かされる事実。ルシールによれば《ゾナハ病》をばらまいているのは《オートマータ》で、彼らを率いている団体が《真夜中のサーカス》なのだという。
  • 今回は…アクアウイタエを投与され《しろがね》となった鳴海は、ギイと行動を共にし、より多くのオートマータを倒すことで子供たちを救おうと決める。一方、夏休みを利用して仲町サーカスの団員と旅に出た勝は、新たな刺客に襲われて…!?

【からくりサーカス 6話 アニメ感想】鳴海が記憶喪失に!ゾナハ病の元凶はオートマータだった!

2018.11.16

【からくりサーカス 7話 アニメ感想】Demonic

鳴海の決意!

パウルマンとアンゼルムスを相手に戦闘を続ける鳴海!
鬼神の如き戦いっぷりです。一瞬、北斗神拳みたいな技も出ましたね!?

「聞こえるか…?くそったれのアクアウイタエとやらのおかげで傷が治っていく音だ…!俺はもう人間じゃねぇ。キサマらを倒すデモンになるぜ」

子供たちのために自ら悪魔になることを決めた鳴海。
まるで別人のようです。
やばい方に覚醒してますよね…(;´Д`)

鳴海はアンゼルムスを破壊します。
残る敵はパウルマン一体のみ。

「何!?スパイクが抜けない?!」
「何処へ行くんだ?俺も連れて行くのかよ」
「筋肉を締めているのか!馬鹿な、貴様痛みを感じないのか!?」
「お前ら機械野郎には決してわからねぇ。太陽の光で満ちていたはずの時間を突然奪われた子供たちの哀れさを…!俺はここへ来て何もできなかった。何もできずにただ見ているだけだった。だからせめて、子供たちの痛みの何百分かの1でも味わってやらねーと…!俺がなんなのかもわからねーんだよ!!!」

成海はパウルマンを破壊します。
あれだけいたからくりが全滅です!
つ、強すぎる…((((;゚Д゚))))

しかし鳴海の戦いを見た子供たちは彼を怖がり、避けるようになってしまいます。

「俺は…俺は…ごめんな…」

子供たちの笑顔を誰よりも望んでいるのは、鳴海のはずです。
なのに、それを守るための行動で子供を恐怖させてしまうなんて…皮肉すぎる…(´;ω;`)

「ギイ、俺をスカウトしたいって話、受けるぜ」
「頼む」
「ルシール、あれを貸してくれ」
「被るのかい?」
「あぁ」

「子供たちをこれ以上、怖がらせちゃいけねぇ!」

仮面は鳴海の決意を表すと同時に感情を封じ込めるものでもあり…。
いつか感情を無くしちゃうんじゃないか、という不安もありますね…。

「先生、あなた方が体をボロボロにしながらゾナハ病患者を看病しているように、俺もオートマータを倒し続ける。子供に嫌われてもあなた方に疎まれてても、だからお願いだ。一日も早くゾナハ病の薬を開発してくれ」

先生は無言で、しかし鳴海の願いを受け止めるように強く頷きました。

「鳴海!」

怖がる子供たちの中で唯一、鳴海に駆け寄ってきた子がいました。
一番最初に出会ったトムでした。

「ありがとう、ありがとう…っ!」
(構わねぇ。俺は戦うことしかできない悪魔になっても、子供たちを守るためなら俺は、しろがねになる)

仮面を被った鳴海。今はどんな顔をしているのか、見ることができません。

怒りや不安や悲しみ、そんな苦しい感情が入り混じってるんだろうな…。

新たな出会い!

《鳴海兄ちゃん、勝です。仲町サーカスに入れてもらった僕としろがねは、夏休みを利用して旅に出ました。でもサーカスを自主興行するにはお金が足りなくて…》

きらびやかな衣装とかセットとか、お金かかりそうですもんね~( ̄▽ ̄;)
忍団長とノリ、ヒロは日雇いのアルバイトで。しろがねは自ら芸を披露して資金集めをしていました。
勝とリーゼロッテは自主稽古を開始。
みんな自分に出来ることをやってて偉いです!

勝「ねぇしろがね、今日はなにか面白いことあった?」
しろがね「そうですね…変わった方と親しくなりました」

芸を披露していたしろがねは、クールビューティーな女性・ビルマと知り合います。

『私はアメリカのサーカス一家の子供でさ。大人になったらオヤジと同じナイフ使いになるのかなと思ってたんけど、結局違う商売についた』
『なにか、あったの?』
『ゾナハ病って知ってる?知ってるわけないか。そういう奇病があってね、弟がかかっちまったのさ。治療には金が掛かるだろう?両親は働きまくってさ。私も稼ぎたかったけど、オヤジみたいに芸としてのナイフ投げは得意じゃなかったからね』

芸としての、という言い方が意味深ですね…。

弟さんは15歳で亡くなったそうです。

ゾナハ病…、故人(ということになってる)…。
しろがねの脳裏に鳴海がよぎります。

『どうした?』
『私も、ゾナハ病にかかった人を知っていたので…』
『え!?本当かい!?で、そいつは……。そうかい…。なんとも偶然だね。あんたとは親しくなれそうな気がするよ!』

名乗りあった2人は少し仲良くなりました。

勝「へ~。しろがねがそんな風に喋るなんて、珍しいんじゃないっ?」
しろがね「私も驚いています。以前の私は、相手が敵かどうかだけを見ていました。そして敵ではない人はただそれだけ。無意味な会話は苦痛しかもたらしませんでした。ですが、お坊っちゃまと出会ってからは人と話すことがさほど苦痛ではなくなってきているのです。しろがねは、おかしくなってきているのでしょうか…?」
勝「ううん。ぼくは今のしろがねのほうがいい!」
しろがね「ありがとうございます」

しろがねもだいぶ丸くなりましたよね。
おかしくなってきているのではなく、普通に近づいてきたんだと思いますよ!

「うれしいなぁ~っ。しろがねがあんな事に言ってくれるなんて!鳴海兄ちゃんのこと忘れられたのかな…?」

しろがねが所要で出かけたため、勝は一人になりました。
背後からナイフを持った刺客が忍び寄ります…。

ちょっと油断しただけでこれだよ!(;´Д`)

「ただいま帰りました」
「おかえりなさ~い」
「お坊っちゃまは?」
「あら?しろがねさんを迎えに行ったのかと…」
「―――!!」

しろがねは勝の身に何が起こったのか、一瞬で察しました。

「悪いね坊や、私はこれからあんたを殺さなきゃならないのさ」

勝にナイフを向ける刺客。その正体はビルマでした!(;´Д`)

「僕ね…いつかこんな時が…いつか来ると思ってた…だから決めてたんだ」

「泣き顔は、絶対に見せてやらないってね…!」

恐怖と涙を必死に堪える勝。
以前とは違う、確かな強さを感じました。

守りたいもの

「お坊っちゃま!!」
「あ、あんたは!」

しろがねが駆けつけました!(早!

あるるかんを繰り出した彼女はビルマに対抗します。

「人形!?」
「ビルマ。あなたなのね」
「私も驚いたよ!昼間のクラウンが私のターゲットのボディーガード。しかも人形遣いだったなんてね…」
「ターゲット…あなたは殺し屋なのね。お坊っちゃまの兄弟からの依頼?」
「ビジネスでさ。言えないね」
「もしかして、動物園で仲良くなった人ってこの人なの!?でもこの人は…」
「おさがりください!」
「残念だね。友達になれると思ったのに!」

依頼なんて放置して仲良くしよう、そうしよう…(´;ω;`)←

ビルマは不思議がります。なぜしろがねが勝を守るのか?大したギャラもないはずなのに、と。

「しろがね!しろがね!!」
「お坊っちゃまに危機がある限り、しろがねは決して膝をつきません!」
「ショータイムは終わりだ!とっとと眠っちまいな!」
「お坊っちゃまを害するものを…私は許さない!」

身を呈して勝を守るしろがねは、全身にビルマのナイフ技を食らいます。
何本も何本も…絶対痛い…(;´Д`)

「普通じゃないね!」
「狙うなら僕を狙えばいい!」
「お坊っちゃま!」

しろがねの前に飛び出た勝。

「僕は始め、お姉さんが僕を本気で殺す気はないんだと思ってた!ナイフが上手なのに、2回も当てなかったから!」
「あんたを怖がらせて逃がさないためさ」
「殺すのにそんな無駄なことしないでしょ!?だから…本当はいい人だと思ったんだ…。でも、こんなにやるなら本当に悪い人なんだね!!」
「! そんな目で見ないでくれ……!ジム!!」

動揺するビルマ。勝に、弟の姿が重なります。
やっぱり”悪”になりきれないようで…?!

しろがねはビルマの隙を見逃しませんでした。あるるかんでビルマの腹部に一撃を与え、戦闘不能にします。

「ギャラがどうとか言ったわね?教えてあげるわ。何もいらないのよ。お坊っちゃまをお守りできれば、お坊っちゃまがご無事であれば、私のこの体は明日さえ欲しがらない!」

断言するしろがねさん、格好いいです。それ以上に痛々しくもあります。
本当に勝命だもんな…( ´_ゝ`)

しろがねが傷つけば悲しむ人がいるってことも知っててほしい…。

「しろがね!死なないで!いま救急車を!!」
「ご覧下さい」
「傷が…。なんで…!?」

ナイフを抜いたあとの傷口がみるみる塞がっていきます。
鳴海と同じだ!(°д°)

「しろがねは特別な命を持っておりますので」

そっか!彼女も《しろがね》ですもんね!
アクアウイタエを飲んだ者…。

「参ったね…ターゲットを護衛してたのがモンスターだったなんてさ。でも、私も引き下がれないんでね!」
「あるるかん!」
「やめて!死んじゃうよ!!」
「いいのです、お坊っちゃまを守れるなら私の命くらい…」
「ダメだよ!僕がしろがねに生きてもらいたいんだ!だから僕を守って人間になるって、だったら人間になるまで死んじゃダメだよ!生きて!」

勝の言葉を聞いたビルマは思い出します。死ぬ間際の弟も同じことを言っていたのを。
ビルマが最後に投げたナイフは、勝に当たりませんでした。

仲町サーカスのトラックの中で目覚めたビルマ。
すぐそばに、眠る団員たちと勝の姿もあります。

しろがね「お坊っちゃまになにかしたらお前は死ぬ」
ビルマ「――!」
しろがね「お前はお坊っちゃまの意思でここに運ばれた」
ビルマ「…なんのジョークだい?私は命を取ろうとしたんだよ」
しろがね「黙れ。ジョークで11歳の少年がひと晩中自分を殺しに来た者を看病できるか?」

「私のターゲットはお前だ。無事でいたいのなら速やかにここを去り、二度と現れないことだ」

真面目なシーンなんですけど、ひとついいですか。

しろがねさんふつくしすぎる!!(*´д`*)

あるるかんは出したままですね。いつでも応戦できるように。

「そんなにその子が大切…?」
「全てだ。私の」

 しろがねの変化!ビルマが仲間になった!

ビルマが気絶した時、しろがねはトドメを刺そうとしていました。
それを止めたのは勝で…。

『やめてよ!しろがねは人殺しなんかしないんだ!例え僕のためにだって!』
『ですがこの者はっ―――』

この時、しろがねは鳴海の言葉思い出します。
自分の命が惜しくない者には命の重さなんて分かるはずがない、と。

しろがねはビルマから手を引くのでした。

『ですが、また襲われたらどうなさいますか?』
『ごめん…。僕も強くなるから』
『…ではお願いがあります。私の血を、飲んではいただけませんか?』
『血を?』
『私の血は怪我や病からお坊っちゃまを守ってくれるでしょう。お嫌ですか?』

しろがねの血を飲むだけでも、ある程度の効果があるんですね!
鳴海の場合も可能だったりするのかな…?
でもゾナハ病の子供はたくさんいるし、彼一人の血を全員に分け与えるなんて無理ですよね…。

勝はしろがねの血を飲むことにしました。それでしろがねが安心するなら、と。

「私は人を寄せ付けない冷たい人形みたいとよく言われた。だがお坊っちゃまや様々な人と出会い、関わりあう中でこう思うようになった。私は変わりたい」

実際、少しずつ変わってきてます。

ビルマ「……私さ。人殺しより面白いこと思いついちゃったよ」
しろがね「?」
ビルマ「だからさマイハニー。頼んでくれない?」

「Ladies and gentlemen!ナイフ使いでございま~す!」

後日。ビルマは見事なナイフ投げを披露して、仲町サーカスの仲間入りを果たします。

大型新人第2号だ!

良かったですね団長!冷や汗すごいけど大丈夫ですか!(笑)

《こうして僕たちの仲間がまた一人増えたんだ。鳴海兄ちゃん、やっぱりいいよね、サーカスは!》

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まさかビルマが仲間になるとは思いませんでした!Σ(´∀`;)

勝の器のデカさよ…。刺客を仲間にするってなかなかできることじゃないです。
阿紫花と合わせて2人目だし!さらなる成長が楽しみですね。

しろがねも人間味が強くなってきました。勝の存在はもちろんだけど、鳴海にもすごく影響を受けていて…。

その鳴海は逆に、悪魔になる覚悟を決めたんですよね…。
これは対比表現なのかな?作りこまれてるな、と思いました。
鳴海が辛くなる展開しか予想できなくて心配です。

新メンバーのビルマとはより良い関係を築けるといいな(´∀`)
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