内容をカンタンに説明すると…
- ブチャラティのチームに紹介されるジョルノ。まとまりのないチームからの洗礼を受けることに。ポルポの遺産100リラを探して出港するメンバーだったが…。
- 遺産の場所を聞こうとするナランチャに対し、明確な答えは言わなかったブチャラティ。その直後ナランチャがどこかに消えてしまった。
- 今回は…謎解きを任せて消えていったジョルノ。アバッキオがスタンドを使って5分前から検証を始める。消えたものは皆生きているのに姿は見えない、その理由とは。
【ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 6話】ムーディー・ブルースの逆襲【アニメ感想】
アバッキオの過去
<レオーネ・アバッキオは高校を卒業すると警官になった。それは純粋に正義感からの動機であった>
< 警官達がクソにも劣る悪党を命懸けで捕まえても大衆のための法律は金さえつめばそいつらを寛大に保釈してしまう>
< やがてアバッキオはこの矛盾に学び始めた>
(俺がこいつらを逮捕したとしても保釈金を払って出てくるだけだ。金を払うのが俺へか裁判所と弁護士かの違いだけだ)
< ある夜強盗が商店を襲っているという通報があった>
「なぁ…よく考えなよ?俺を逮捕したらあんたが賄賂を受け取ってることもバレちまうんだぜ?」
同僚がアバッキオを庇って殉職する。
< アバッキオの未来はそこで終わった. 彼は汚職警官として罰を受けただけでなく自分の行動が原因で相棒を死なせるという降ろすことのできない十字架を背負い そして彼は身も心も暗黒へ堕ちて行った。どこで誰が死のうがたとえ自分の手足なくなろうが心は動かないだろう>
闇堕ちアバッキオさんの誕生です。
「ジョルノ・ジョバァーナ…こいつ…クレイジーな野郎だな…証明するためにか…どうかしてんじゃあないのか!」
ジョルノの行動がアバッキオを動かす。
「底の床には降りるなブチャラティ。いや下がれ。俺はジョルノ・ジョバァーナを仲間として信用するわけじゃあないがジョルノはお前が自分を決して見捨てないってことを信用してるらしいな」
「随分クレイジーな事をやる奴だぜ。ジョルノ・ジョバァーナ。もし今ので死んじまったらどうするつもりだったんだ」
「こ…この蠅は!ナランチャの靴!ジョルノの力はまだ消えてない!ジョルノはまだ生きてるのか!」
「来てるぞブチャラティ!ナランチャの敵は床下だ!」
「スティッキィ・フィンガース!」
ジッパーで一部船体を開きます。
「おかしい…どこを移動してくるんだ?敵はどうやって?どこに隠れてるんだ!?」
「この敵の能力に関しては…仕方ねぇ…ジョルノの言ってる事を認めるしかねぇようだな。俺のスタンドで謎を解く!ムーディ・ブルース!」
毎度スタンドの登場シーンかっこいい!ダイヤルアップみたいなSEで登場。
「5分前のナランチャからでいいか?」
「ああ。そのくらいでいい」
面白い能力ですね!なるほど謎解きとはこういうことですか。
「ナランチャはたしか5分前ラジカセを聞いていた」
「そこじゃあないな。ナランチャが襲われたのはもっと先の時間だ」
「早送りサーチするぜ」
「しっかり襲われたところが見れるんだろうな?アバッキオ」
「俺のスタンドは記録を全てリプレイする。ナランチャがかいてる汗も脈拍までも全て見れる!そしてどこまでも追跡する!」
「そろそろだ…ナランチャの背後に回れ。襲われるぞ」
ナランチャの肩に穴が空きます。
「見ろ!ジョルノの時と同じ傷だ!」
「こ…これは…空気が抜けた風船のようにしぼんでいくぞ!」
ミャアミャア鳴いている鳥さんが飛んでいます。
「この傷から空気が漏れてしぼんでいってる」
「引きずり込まれていく!ポーズしろアバッキオ!」
一時停止!ちょっとこれこの絵エグい…。
「そうか…パイプの中だ。これが謎の答えか」
「爪も肉も骨もコン○ームみたいにベロベロになっている…靴とかベルトのバックルまで。でも脈は打っている。ジョルノの言った通り生きているぜ」
ブチャラティさん、例えwwわざわざコンドー○に例えなくてよくないですか?普通にゴムでよくないですか?
「敵は自分の体をもこうやってパイプとか板の隙間に隠しミスタもフーゴもジョルノをも引きずり込んだってわけか。これであのジョルノの蠅が大体の位置はわかるが正確な所まで辿り着けないという説明もつくぜ」
「待てアバッキオ!リプレイ中は攻撃も防御もできねぇ無防備状態!パイプの中に入るのは危険だ!」
「敵はナランチャ達を拉致したまま移動してるってことか」
「スティッキィ・フィンガース!いないぞ!?敵はどこだアバッキオ!お前のムーディ・ブルースはどこにいる!?」
「自分のスタンドだ…位置は分かってる。今そのあたりにいる。だから切り開いたそこだぜ!俺のムーディ・ブルースは確かにそこにいる」
(馬鹿な…確かに位置はここなのに…まだ何か解いてない謎があるということか!)
「やばいぞ!リプレイを解除してスタンドを戻せ!」
「もう解除している!」
「おかしい…この壁はどこの壁だ…どこに潜りこんでいるんだ!?」
どこにいるかは解るが視界は共有できないタイプのスタンドなんですね。
「聞いたかブチャラティ。パイプの壁の音だ。姿は見えねぇがムーディ・ブルースは確かにこの下にいる…」
パイプを切開しているのにパイプの中…?
「近づいてきたぞ!早く逃げるんだ!」
「逃げるだと?あの気に入らねぇジョルノ・ジョバァーナはこの俺に謎を解けって言ったんだぜ。生意気なガキだ。解いてやるさ!」
(マストを見た時の違和感…あの時…)
「わかったぜ!こいつのもう一つの謎が!ブッ殺すんだ!ブチャラティ…こいつの謎は…こいつのいる場所は…」
アバッキオまで吸い込まれた、吸い込まれる直前にブチャラティの頬に血をつけていったのだった。
「貴様一体アバッキオをどこへやった!!部屋にもいない…排水パイプにもだ…アバッキオ…あいつらをどこへ隠している!」
やけくそにスタンドを行使?あちこちがジッパーだらけに。
「フフフ…カモメが飛んでるってことはよ…フフフ…フフフフ…もう陸が近いってことだな。とうとう一人ぼっちになったなブチャラティ」
…ハエがしゃべってる!?
「貴様…パッショーネの者か」
「ブッ殺すぞてめぇコラァ!!いいか!喋っていいのは金の在処だけだ!それ以外の言葉をひとっことでもその便器に向かったケツの穴みてーな口から吐き出してみろ!一言につき仲間一人殺す!
何って聞き返しても殺す!黙ってても殺す!後で嘘を言ったとわかったらまた殺す!」
もうなんか蠅=ズッケェロになってる。雑魚敵にありがちな喋り方しますね~?
「それじゃあ質問するぜ。金はどこに隠してあるんだ?」
「…ウミネコだ。ありゃあカモメじゃねぇぜ。ウミネコだ」
「一人ブッ殺す!!」
「やってみろ!てめぇが引きずり出されなきゃあな!」
「さっきデッキを殴ったのはアバッキオを探すためじゃあない。船底に穴をあけるためだ。アバッキオはお前がどこに潜んでいるか謎を解いた。それを自ら証明していってくれたもんでな。
お前がどこに潜んでるのか、どうやって見分けるのか。アバッキオの血だぜ。アバッキオはわざと拳を傷付けて流した血を俺に見せてくれたんだ。
血の流れはデッキの床下に落ちてなかったんだ!血糊は途切れていたんだ!デッキの表で途切れてたんだ!プッツリとな!つまりどういうことか!どこに引きずり込まれたのか!」
「俺は左側のヨットを借りた。アバッキオは空を見上げた時それに気づいたんだ。」
やっぱり番号おかしかったんですね?最初に借りるときからやたら番号を強調するなぁとは思ってました。しかしこれでわかるブチャラティすごいですね。
「もうバレたんだ。溺れんのが嫌ならよぉ。出てくることだな」
「一つ」の船が沈んでいきます。ズッケェロおいでませ
「船は二隻あった!ヨットの上にもう一隻のヨットを薄っぺらに被せて隠れていたんだ。
貴様はその表面の薄っぺらの中を移動して俺達を攻撃してやがった。わからねぇはずだ。そこんとこは尊敬してやるぜ」
だから端にあったのに2だったんですね。
「傍に来るんじゃあねぇブチャラティ!仲間をブッ殺すぜ!」
「そんなシャバい脅しにビクついてギャングがやってられるかどうか、てめぇ自身がよく知ってるはずだ。やめれば許してやる。だがアバッキオを刺した瞬間てめぇの命も取る」
シャバい…娑婆い?
「ジョルノが言った通りだ。隠れて攻撃するってことはそれが弱点」
ジッパーでパンチの飛距離伸ばすのカッコいいですね。
ズッケェロさようなら。
無事に仲間を取り戻したブチャラティ。
Cパート、ブチャラティがアバッキオを仲間に誘った時のシーンがでました。
「アバッキオ。大切なのは結果ではなくそこに至る道筋だ。俺のチームに来い。過去に縛られたまま死ぬな」
アバッキオの過去も衝撃的でした。警察官だったとは…。
しかし治安悪いところってみんなあんな感じなんですかね…。一般人がめちゃくちゃで寒気が…。
ズッケェロ人の話を聞かない小物感満載でしたね。いや、実際はブチャラティ達全滅の危機はあったんですが。
毎回表現が素敵で面白いです。スタンドの登場シーンや各種効果音など。