前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 無限牢獄を解析すべくヴェルドラごと捕食したリムルは、様々なスキルを会得しながらついに洞窟の外へ飛び出す!
- ヴェルドラの消滅で、ジュラの大森林に住む魔物たちのパワーバランスが崩れていた。リムルはゴブリンにお願いされて、牙狼族と戦う事になるが…!?
- 今回は…リムルとゴブリンは牙狼族との戦いに勝利した!新たに仲間になった牙狼族。リムルは皆に名前をつけていく。3日後、目覚めたリムルが見たのは、驚きの成長を遂げた仲間の姿だった!
【転生したらスライムだった件 3話】ゴブリン村での戦い【アニメ感想・名場面】
リムル&ゴブリンVS牙狼族の戦い!
「スライム…!?」
「このまま引き返すなら何もしない!さっさと立ち去るがいい!」
「ほざかしい!スライムごときが我らに命令するな!あの柵をなぎ倒せ!ゴブリンどもを血祭りに上げろ!!」
夜になり、牙狼族がゴブリンの村に押し寄せてきました!
リムルは平和的解決を持ちかけますが、一蹴されます。
襲い来る牙狼族!
しかし彼らがゴブリンの村に到達することはありませんでした。
目に見えない糸に切り裂かれ、牙狼族は倒れていきます。
「スキル・鋼糸だ」
「貴様の仕業か…!」
「そうだ!」
リムルのスキルは万能ですね!
先週ターザンした糸にこんな使い方があったとは(笑)
「矮小なる魔物の分際で!ひねり潰してやる!!!」
「親父殿!」
牙狼族の長は、鋼糸を噛みちぎりながらリムルに突進してきます!が、ピタリと動きが止まって…!?
「粘糸さ」
「こ、これしき…!」
まるで蜘蛛の巣に絡め取られたようですね。
動きを封じられた長は、リムルのスキル・水刃によって首を落とされました!
貴重なわんこが…(´・ω・`)
生々しい表現でした。
「聞け!牙廊族よ!お前たちのボスは死んだ!選択をさせてやる!服従か、死か!?」
牙狼族の返事はありません。
一斉に襲われたらどうしよう、と危惧するリムル。ふと名案を思いつきます。
「捕食!!」
《――解析が終了しました。擬態・牙狼を獲得しました》
次いで牙狼固有スキル・超嗅覚・思念伝達・威圧を獲得。
どれも便利そうなスキルばかりですね!
リムルは捕食した長に擬態!!
牙狼族はどよめきます。後ろのゴブリンもびっくりしてる(笑)
「クックック…。聞け!今回だけは見逃してやろう!我に従えぬというのなら、この場より立ち去ることを許そう!ワオーン!!!」
遠吠えするリムル。
スキル・威圧で牙狼族を撤退させようとしますが…逆にこちらに向かってきてますよ!?
「(ほらほら、早く逃げてくれ!!)ワオーン!ワオ――――ン!!ワオ――――――ン!!!」
威圧の効果はすごいんですけどね…。声が可愛いからイマイチ怖くない(笑)
(ダメか!?まだ戦うつもりか!?)
「「我ら一同、あなた様に従います!!」」
「えっ?」
思ったよりチョロいぞ!
(逃げてくれてよかったのにな…)
「か、勝ったのですか…?」
「あー、そうみたいだな。争う必要が無くなったのは良い事だ!うんうん、平和が一番」
擬態を解くリムル。スライム形態に耳と尻尾が生えてるの可愛いな…(*´∀`*)
こうしてゴブリンVS牙狼族の戦いは幕を閉じました。
意外な結末です!!
名前を付けるよ!
リムル(どうすんだ。ゴブリンだけじゃなくこんなたくさんの犬どもの面倒、誰が見るんだよ…)
服従の余地を与えたのはあんたでしょ!(笑)
ひとまずゴブリンと牙狼族をペアにして、面倒を見る手間を省きます。
「これから大切なのは衣食住です!食べ物を探し、家を作ったり、村の守りを固めたりするためのチームを作ろうと思う!まずは―――(そういえば名前なんだっけ?ていうか名前あったっけ?)」
村長いわく、魔物は普通、名前を持たないそうです。
「でもあったほうが便利だからお前たちに名前を付けようと思うが、いいか?」
「「「わぁぁぁっっっ!!!」」」
「な、名前っ!?よ、よろしいのですかっ!?」
「あ、ああ…?」
「ワオーン!!!」
「ア”ァ”ァ”ァ”―――!!!ひゃはあああああ!!!!」
「興奮」っていうか発狂の域なんですが(笑)
ゴブリンと牙狼族は、一列に並んで命名される番を待ちます。
みんなウキウキしてソワソワして。嬉しくてたまらないみたい!
名前ってそんなに貴重なのかな…(´・ω・`)
「じゃあ村長から。そうだな…無くなった戦士の息子はなんて名だったんだ?」
「リグルです」
「リグルか。なら―――」
「リグルド!」
「はぁぁ!!ありがとうございます!リグルド感激です!!」
「そ、そうか?」
なんか発光してる!!(笑)
名前を授かり、パワーアップしたようにも見えますが。
「お前は兄の名を継げ。リグルだ」
「はい!」
「息子にリグルの名を継がせていただき感謝感激です!!!」
「「ありがとうございます!!!」」
(なんなんだ?このリアクションは…)
こんなに喜ばれると逆に怖いですね。
リムルは次々と名前を付けていきます。
ゴブタ、ゴブチ、ゴブツ、ゴブテ、ゴブ造…(最後ゴブトじゃないのか
(だんだん適当になっていく…。喜んでくれてるのに悪いな…)
「あのぅ、名前をつけていただくのは大変ありがたいのですが…」
「ん?」
村長は、一度にたくさんの名を与えるリムルを心配していました。
何かマズイ事してる…?
「まぁ問題ないだろう」
「それならばまぁ…」
ゴブリン達の命名が終わり、牙狼族の番がやってきました。
(うむ。狼、牙…。風、暴風…。そうか、俺のファミリーネームをやるか!テンペスト、テンペストの牙、嵐の牙…。おっ!)
「よし!お前は嵐牙!」
嵐牙は尻尾をブンブン振って嬉しそう!
「うっ!?(なんだ、体が、目の前がクラクラ…)」
「リムル様!?」
「リムル様!お気を確かに!」
《告。体内の魔素が一定値を割り込みました。スリープモードへと移行します。完全回復の時刻は3日後です》
魔物に名前をつけると魔素を消費するようです。リグルドはそれを心配していたんですね。
動けなくなったリムルは3日間、丁重にお世話…もとい祀られてました(笑)
進化した仲間たち!!
そして3日後。
「完全復活――!!」
「まぁリムル様!おはようございます!」
「お、おう?」
「すっかりよろしいようですね」
(誰…?)
「今リグルド村長を呼んでまいりますね!」
リムルに声をかけてきた美人さん。ですが3日前にはこんなゴブリンはいませんでした。
リムルは困惑します。
「リムル様!お目覚めになられましたか!」
「おうリグルド!さっきの女性は――」
誰だよ!!(;´д`)
「リグルドです」
「3日の間に一体何が!?」
リグルド村長は屈強なムキムキマッチョになっていました!
今にも死にそうだったお爺さんと同一人物とは思えません!
「名前を頂いたからです!」
「それだけで!?」
「名持ちの魔物になるということ!それは!魔物としての格を上げ進化をもたらすのです!フンッ!!」
「な、なるほど。それで名前を付けるってだけであんなに大喜びしてたのか」
リムルの魔素がごっそり持ってかれたのも納得ですね( ̄▽ ̄;)
「我が主!ご回復!心よりお詫び申し上げます!」
嵐牙も進化し、角が生えていました。
尻尾を振っただけで家が吹き飛びましたが(笑)
村へ出ると、その他のゴブリンも皆進化していました。
ゴブタだけなんで進化してないの!(´・ω・)カワイソス!
《オスのゴブリンはホブゴブリンに。メスのゴブリンはゴブリナに進化しています》
全にして個。これにより「嵐牙」を共通の名として進化した牙狼族は、全員が進化しテンペスト・ウルフになっていました。
なんか格好いい!強そう!!(((o(*゚▽゚*)o)))
「体の大きさまで変えられるのか!?便利だな!」
ゴブリン村の新しいルール!ドワーフを訪ねて出発!
「見ての通り俺たちは大所帯になった!そこでトラブルを避けるためにルールを決めようと思う!」
リムルが提示したルールは3つ。
1、人間を襲わない
2、仲間内で争わない
3、他種族を見下さない
「なぜ人間を襲ってはならないのでしょうか?」
「こ、こらっ!リグル!」
「いいからいいから。――簡単だ。俺が人間を好きだから!以上」
そんな説明でいいんですか(笑)
「なるほど、理解しました!」
リグルは素直でした。
「えっとな。人間は集団で生活をしてる。手を出すと大きな反動が来る場合もある。本気で向かわれると太刀打ちできないだろう。それに、仲良くする方が色々得だしな」
「「うんうん」」
「他になにかあるか?」
「はい!」
「ゴブタくん!」
「他種族を見下さない、というのは?」
{お前たちは進化して強くなっただろう?調子に乗って弱い種族に偉そうにするなよって意味だ。偉くなったと勘違いするな、いつか相手が偉くなって仕返しされてもつまらないだろう?」
平和的に統治しようとするリムルの気持ちが反映されたルールでした。
元は人間だったしね…(笑)
みんなが納得してくれてよかった~!(*´∀`*)
「それと村長リグルド。君をゴブリンロードに任命する。ゴブリンの長だ」
「O・S・A!!」
「村を上手く治めるように」
「ははーっ!このリグルド!身命を賭してその任、引受させていただきます!」
「うむ、任せた」
リグルド、感激のあまり泣いてます(笑)
「丸投げしただけ」とか死んでも言えない(笑)
その後、リムルはゴブリン達に役割を与えます。村の周囲を警戒するチームに、食料調達チーム。順調に活動しています。
問題は家を作るチームと衣服を作るチームでした。
ゴブリン達の技術レベルでは粗末なものしか作れないようで…。
「作れないなら調達できないのか?」
「うむ…。今まで何度化取引したことのある者達がおります。衣服もですが、器用な者たちなので家のつくり方も存じておるやも」
「うん、これじゃあどうにもならないから、ちょっと会いに行ってみるか。どこの誰だ?」
「ドワルゴンに住む、ドワーフ族です」
ドワーフキタ━(゚∀゚)━!
「鍛冶の達人!あの有名な!?こりゃあ行くしかない!!」
異世界感が増してきましたね!リムルもテンション上がってます!
村の留守をリグルドに任せ、リムルは少数の仲間と一緒にドワルゴンへ出発します。
「お気をつけてー!」
「お早いお帰りをー!」
(何でもドワーフの住むドワルゴンとやらは結構大きな街で、王様もいるらしい。ちょっと、いや。だいぶ楽しみである!)
みんな素直に従ってくれるのもありがたい…。それだけリムルを尊敬してるんだろうな…。
牙狼族にとっては長の仇だし、復讐されるのでは…と心配したけどその必要もなく。強い者に従うのが彼らの常識なのかな?
嵐牙にはアゴ乗せされたり尻尾ブンブン振られたり、えらい好かれてましたね(笑)
名付けて3日であんなに進化するとは驚きました。
リムルの時は変わりなかったのに。
村長に至っては誰だよ(笑)
ドワーフの国に出発したリムル。また新たな出会いがありそうですね!(((o(*゚▽゚*)o)))