内容をカンタンに説明すると…
- コミック売り場担当の本田は日々いろんな客を相手にしていた。ある日娘に頼まれたという本を外国人のイケおじが現れて…?
- 彼は娘に頼まれたR18のBL本を探していた。近年のっぴきならぬシェアを誇るのがボーイズラブであった。こちらもワールドワイドである。
- 今回は…大型連休前の書店の現状。発売日が前倒しになるため新刊の箱の山になり陳列補充は担当の垣根を超えての総力戦となるのだった。気づかぬ間に残業時間に突入することも…?
【ガイコツ書店員 本田さん 2話】売場のイカれたメンバーを紹介するぜ!/本と指示書と私/それいけ! アザラシさん【アニメ感想】
連休前の戦い
(大型連休前、休みの間、本は出ないので発売日は前倒し。そんな本屋をお察しください!)
(1話を見て本屋で働いてみたくなりました。と思ったそこの貴方。ありがとう、そしてよく考えよう!)
9時から始まる陳列戦争。
10時開店。荷分け/レジ
「分けても分けてもなくならねー」
延々と続くレジ。
12時 午後入荷の新刊準備&明日発売の新刊準備
(ここで一つ重要なポイントが有る。売り場に本を出すタイミングだ。日本のコミックは2種類に分かれている。
入荷次第最優先で出さなければならない書籍扱いコミック。正式発売日5日前に普通に入荷したりするので油断ならない。
そして発売日厳守の雑誌扱いコミック。発売日前に並べたら色んな人にたぶん袋叩きにされる)
午後の新刊きました、置く場所がありません。
「もういっそダンボールのまま店に出そうか」
「係長!お気をたしかに!」
「大量のダンボールが見えましたがこれは…」
「全部角川の書籍新刊です。しかも全部特典ペーパーつきます」
荷割れして本だけが翌日到着することも。
16時半。
「やっべーうちの新刊今日来たわ。荷割れすると思ってたのに~」
(新刊準備はいわば総力戦。それぞれが担当の垣根を超えてこのように協力しあって乗り越えなければならない)
本の重さで店員の背骨がやられます。
本田さんの担当するのは海外コミックや画集の為日本と違いサイズが大きく良い紙を使っていて
全ページフルカラー…。
(皆さん、お気づきだろうか。朝からずっと手付かずの仕事があるということに…)
「死ぬ気で棚補充だ!」
(バックヤードにこれだけ在庫があるということは売り場に本がないということ!お客様からの問い合わせが激増、結果ピンポン地獄に!)
残業★確定
お休みをいただくので伝達です
(紙袋先輩が旅行に行ったので指示書を置いていきました)
とてもわかりやすい!
これが大手出版社の担当のだと…。画像参照でお願いします(笑)
「先輩が留守の間、サブカル頑張ろう」
一週間後、先輩が帰ってきましたが…。何も陳列されてませんでした。
「紙ちゃん、今新刊届いたわ」
一週間の間には新刊届かず、先輩が帰ってきたタイミングで届きました。
紙袋先輩黙々と仕事…。
(先輩…どんまい)
編集さん登場!
「突然ですが本田さん。私のことは是非アザラシでかいてください」
(こちらは私の担当編集のアザラシさん)
ええもう見事に顔だけアザラシです。
「ガイコツ…もっと可愛くかけたら良かったんですが…」
「いいんです。本田さんに可愛いのは求めてません。私はガイコツさんが必死こいてる姿が
めっちゃ笑い…じゃない、好きなんです!」
(心の広い方に見つけてもらえて幸運である)
なんかアザラシさんの本音聞こえましたけど…。いい編集さんに出会えたんですね本田さん。
というか大きな本屋って棚出しの量半端ないんだなと町の小さな本屋さんバイトを経験した私はしみじみしておりました。
しかしアメコミは日本のコミックの倍以上の重さになるんですね(汗)
あと書籍扱い、雑誌扱い勉強になりました。やたら早く出てる本があるのは書籍扱いだったのですね。
本田さんが漫画を採用されたきっかけも知りたいのですが…。持ち込みでしょうか?
個性豊かな店員さん達(特に顔)がいろいろツボに入ります。この顔決めの由来も知りたいですね(笑)