前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- バルブロ率いる王国軍がカルネ村を訪れる。村人を人質にアインズを降伏させようというバルブロの目論見をルプスは看破していた。
- エンリがゴブリン将軍の角笛で5千の精鋭から成るゴブリン軍団を召喚!カルネ村は危機を逃れた!一方、王国の敗走兵にレッドキャップとルプスレギナが襲いかかる!
- 今回は…帝国VS王国、カッツェ平野でついに開戦!そしてアインズ様の大虐殺が始まる…!
【オーバーロード3期 12話 アニメ感想】大虐殺
ジルクニフと王国の誤算!
「対アインズ・ウール・ゴウンの大連合を作るためには、やつの驚異を知らしめる必要がある」
アインズ様が持てる最強の魔法を開幕の一撃にしたい、と願い出たジルクニフには、そんな思惑があったんですね。
「あのダークエルフの少女ですら帝国騎士数百人を一瞬で殺したのだ」
マーレくんちゃん、また性別間違えられてます(笑)
「その主であれば一撃で千、いや、2~3千は殺せるほどの強大な魔法を使えるはずだ」
「魔法一撃で3千ですか!?」
「ふ、不可能です!!」
「伝説の魔神、かの十三英雄だってそれは無理ってもんでしょ!」
最悪を想定しているジルクニフ。ですが、アインズ様の実力はそんなもんじゃないと思いますよ…( ̄▽ ̄;)
開幕の一撃で3千人以上が殺されるフラグが立っちゃいましたね!(白目)
「これは奴の底を見るチャンスだ。それを知ることが出来れば自ずと対処する方法も明らかになる。力で叶わぬなら知略で勝てばいいのだ」
アインズ様に対処できるわけないし、知略でデミウルゴスに勝てるわけがないんですよね…。
ジルクニフは本気です。思わず変な笑いが出ました。
稀代の皇帝もナザリック勢力の前ではギャグ枠に(笑)
一方、カッツェ平野に布陣する王国軍。バルブロ王子からの連絡は途絶えていました。
帝国軍は6万程度、対する王国軍は4倍の24万で戦に望みます。
勝利を確信する貴族達。調子に乗って「このまま帝国に攻め入るのも一興」とか言っちゃってますよ。
王「そなた達の高い士気を、心強く思う」
士気というか慢心なのでは!?
そして帝国陣営に新たな動きが。
大量のデスナイトと共にアインズ様が登場します!両脇にはマーレ、ニンブルの姿も!
「あれが!?あれが貴方が恐れる大マジックキャスター、アインズ・ウール・ゴウンですか!」
「レエブン侯!配下の元冒険者たちを至急集めて欲しい。彼らの知恵を!」
「レエブン侯!見ましたか!?そして感じましたか!?」
次の瞬間、アインズ様が強大な超位魔法陣を展開します!
遥か遠方からも確認できるほどです。
王国兵はもちろん、王の目にも届いていました。
「あれは…!?我々は一体何を相手にしているのですか…!?」
レエブン侯とガゼフはすぐさま撤退を決断します。懸命な判断です!(;´Д`)
「轡を並べての撤退ではなく…」
「もちろんです!脱兎の如き撤退…いえ、配送すべきです!!」
「ではレエブン侯、無事を祈る!」
「あなたこそ!ガゼフ殿!」
もはや逃げるが勝ち…!
大虐殺の幕が開く!!黒い仔山羊の絶望感!
「――居ないな。(ユグドラシルでは、超位魔法を発動しようとする者は最初に狙われる)」
しかし今、王国からは何の反応もありません。アインズ様は「王国側にプレーヤーは居ない」と結論付ます。
「楽しみだ…。あぁ、楽しみだ…!(これから多くの人が死ぬというのに、俺は何も感じない。あるのはこの魔法の効果を見たいという欲求。そしてナザリックの利益)」
リーマン鈴木がアインズ様の人格に食われて…!?
どんどん人間味が無くなっていきますね。ちょっと悲しいです(;´д`)
「”黒き豊穣への貢、イア・シュブニグラス!!”」
超位魔法の発動!辺り一帯に黒いオーラが放たれ、王国兵が即死しました。その数実に7万。な、7万…?(確認
一方的過ぎます…なんだこれ…
3千()とか言ったヤツ誰だよ!桁が違うじゃないか!(´・言・`;)
王国兵はもちろん、帝国兵が戦慄するのも無理ないです。
アインズ様の隣に居たニンブルは冷や汗が止まりません。
「どうした?ニンブル殿」
「い、いえ…。素晴らしい魔法でした!」
「ハハハハ!!」
「な、なにかご無礼を!?」
「いやいや違う違う。素晴らしい魔法でした、そう言ったな?」
「はい…」
「そんなに警戒しないでくれ。ただ、私の魔法はまだ終わっていないぞ」
「え…?」
「これからが本番なんだ!黒き豊穣の母神への贈り物は、仔供達という返礼を持って帰る!可愛らしい子供達を持ってな…」
まだやる気ですかアインズ様!?
突如出現した黒い波が王国兵7万の死体を飲み込み、生まれたのがこの化物・黒い仔山羊でした。
強烈な見た目ですね!((((;゚Д゚))))
鳴き声だけ仔山羊まんまなのが、不気味さを際立てます。
「絶望の始まりだ!!ハハハハ!素晴らしい!最高記録だ!おそらく5体も召喚できたのは私しかいないぞ!やはりあれだけ死んでくれたのに感謝しなくてはならないな!」
嬉しそうに祝福するマーレ。恐怖に駆られながら祝福するニンブル。帝国兵の震えが止まりません。
「追撃の一手を開始せよ!可愛らしい仔山羊達!!」
アインズ様の命が下ると、化物は王国軍に向かって動き出しました。
4人ほど殺してはいけない相手が居る、と言ってましたが、クライムと国王と…。
残りは誰でしょうか(´・ω・`)?
戦場を支配するのは恐怖と絶望
戦場に王国兵の断末魔が響き渡ります。
象のように歩みを進め、王国兵を踏み潰していく化物。
近くで見ると想像以上にデカかったです!!((((;゚Д゚))))
「あの化物!マジックキャスターめ!あんな奴が人の世界にいて良いはずがなかろうが!!くそ!どうにかしなくては!人の世界を、未来を守る手段を考えなくては!!」
敗走するレエブン侯。ジルクニフと同じ考えに至ります。共闘する展開もありえそうですね!?
しかし、まずこの死地を脱しなければ話になりません。
「まずいレエブン侯!追ってきている!」
「みんな、覚悟はいいな!?」
「ならばレエブン侯!我々が迎え撃ちます!決して振り返らずとにかく馬を走らせてください!」
「頼んだ…!」
「はい!」
元冒険者の部下達が化物を足止めを試みます。が、レエブン侯の耳に聞こえてきたのは彼らが踏み潰される音でした…(´;ω;`)
「こんなの…もう戦ではない…」
帝国兵のひとりがそんな事を言います。激しく同意!!
「さて…」
アインズ様が仮面と武装を解除しましたよ!?真の姿を見せちゃっていいんですか!?
「喝采せよ!我が至高なる力に喝采せよ!!」
王者のポーズだ!!
隣ではマーレが拍手を始めました。困惑していた帝国兵も、それを見てぎこちない拍手をし始めます。空気読んだぞ(笑)
「メェ――メェ―――メェ――――」
王国軍を蹂躙した化物がこちらに向かってやってきます。鳴き声だけは可愛いです。
アインズ様のところに帰ってきたようですが…。怖すぎる((((;゚Д゚))))
だんだんと近づいてくる化物。
恐怖に取りつかれたように、またそれが反映されたように、帝国兵の喝采は速度を増します。
なんだこの光景…(´・言・`)
背筋がゾッとしました。怖い、怖い怖い。ひたすら恐怖です。
恐怖に耐え切れなくなった兵たちは悲鳴をあげながら逃げ出していきます。
唯一残ったニンブル。よく耐えましたね!!(;´д`)
「本来であれば、私が魔法ひとつ叩き込んだあと、帝国軍が突撃を加えることになっていたはずだが?」
「っ……!」
「あぁ、責めているのではない。君たちがあの中に突撃して踏み潰されたら、皇帝に申し訳なかったからな。まぁだから君たちの分も私が働くとしよう」
働く、ですか…( ̄▽ ̄;)
アインズ様は仔山羊の上に乗っかります。異様な光景です。
こんな化物を従えちゃうんだもんな…。
アインズ様が仔山羊以上の化物、という事を物語るシーンでした。
「マーレ、一応警戒を怠るな」
「はい!お任せ下さいアインズ様!」
「ま、まだ殺したりないと!?あなたは悪魔か!」
「勘違いするな。私はアンデッドだ。では簡単に掃除をしてこよう。目的の人物も発見できたしな…」
アインズ様がガゼフをスカウト!?
一方、王国国王が構える本陣にクライムとブレインが帰還します。
他の兵はみんな逃げ出してしまい、残ったのは数人ほどしかいませんでした。
「陛下がここにお残りになったとしても何もできることはありません。エ・ランテルに戻り、そこから反撃を!戦士長が足止めしているうちに!」
「私ができることは何も無い、か…。よい、行くとしよう」
クライム達は陽動を買って出ます。
「何という事だ…。無事にエ・ランテルに戻れ。お前たちが望む褒美を与えよう」
「それは楽しみです」
「陛下!私はラナー様に助けられた身。褒美を欲するなど!」
「俺の望みとしてはお気に入りの小僧に、この国で最も美人なお姫様を嫁にやってもらう事ですね」
「えぇ!?」
一瞬「ブレインナイス!」って言いかけたけど訂正します。
それだけはやめとけ…←
「かなりの褒美をねだるものだ」
「ブレインさん!何言って…」
「その小僧に貴族位を与えるところから始めなければならないな。努力はしよう」
国王も公認ですか!?
よ、良かったねクライム君(棒)
「これより先は陛下の本陣!ここで止めさせてもらう!」
一方、化物による虐殺は続いていました。
逃げ惑う兵とは真逆に、化物に立ち向かうガゼフ。彼こそ本物の戦士だ!
しかし化物にスルーされてしまいます。
アインズ様が言っていた「殺してはならない相手」の一人がガゼフだったようです。
「アインズ・ウール・ゴウン…殿?――なるほど。人ではなかったか」
先ほどとは別の化物に乗ったアインズ様がやって来ました。
クライムとブレインも応援に駆けつけます。
化け物相手に全く怯む様子を見せない3人。Σ(゚д゚lll)
やはり他とは別格です!!
「元気そうだな、ストロノーフ殿」
「ゴウン殿も。元気、といってもいいのか?あれから人間をやめたということであれば、失礼にあたってしまうからな」
「ハハハハ!あの時から私は変わっていないよ」
久々の再開ですね。まさかこんな形で、とはあの時は予想もしませんでした。
「それで?一体どんな要件か聞かせてくれるか。まさか知人を見つけたから会いに来た、というわけではないのだろう?」
「まぁそうだな…。言葉を飾るのは好きではない。単刀直入に言おう」
「私の部下になれ!!」
…はい!?Σ(゚д゚lll)
「もし部下になるというのであれば…。周りを見てみろ」
「なるほど、動きを止めてくれたのか」
「これは一時的なものだ。このあとは君の答え次第だな。君が断るのであれば、私は召喚した仔山羊たちに再び命令を出す。その内容に関しては言うまでもないだろう?どうした、ガゼフストロノーフ。私の配下となれ」
アインズ様…なんて卑怯なんだ…←
化け物を止められる人物は王国にはいません。
当然ガゼフは、アインズ様の取引に応じるだろう、と思いました。が…
「断る。私は王の剣!王から受けた恩義にかけて、これを譲ることはできない」
意外な返答でした。
「結果、より多くの民の命が失われてもか?お前はカルネ村を救うために、己の命すらも投げ出して戦いに挑んだ。そんな男が救えるはずの命を投げ出すと?」
アインズ様の問いにガゼフは無言の返事をします。
例え犠牲が増えるとしても、忠義と信念を貫くのが彼らしくもあり。
あちら側に行ってはいけない、という思いもあったのかも。
「愚かな男だ…。ん?なんだ?」
「ゴウン殿。恩義を受けた身で無礼を謝罪する――」
「汝に一騎打ちを申し込む!!」
衝撃展開…(゜д゜)ポカーン
アインズ様に刃を向けたガゼフ!
手に負えない相手である事は、ガゼフが一番分かっているはずです。
それを承知で一騎打ちを申し込むとは…。
次週、アインズ様VSガゼフストロノーフ!!
ガゼフが死んだら王は…国はどうなっちゃうの!?
死を覚悟してると思うけど、それでも生きて欲しい、と願わずにはいられません。アインズ様…一騎打ちの申し込み断ってくれないかな(´・ω・`)←
アインズ様が彼をスカウトしたのも驚きました。ナザリックにとって有益になると判断した?単純に彼の実力や人柄を買っていたのかも。理由がハッキリ分からなかったので、後々明かされるとありがたいです。
仔山羊はトラウマ必至ですね!マーレとニンブルの対比がいい味出してました。
今回の大虐殺で王国軍は18万、帝国軍は143人の死者が出たそうな(帝国軍どうした!?
国王やレエブン侯は無事に逃げたのでしょうか。
残り1話で終わりだなんて信じられませんヽ(´Д`;)ノ