内容をカンタンに説明すると…
- ナポレオンが居ないことで暇を持て余した2丁拳銃ニコラとノエルがいたずらの度を越してるとラップに怒られることに。彼らはナポレオンを迎えに行くと二人で出ていってしまった。
- 適当に行った場所にはもちろんナポレオンは居ない。街に居たケインの荷物を預かり帰路へ着こうとするが世界帝軍に包囲されてしまう。助けに来たのはラップであった。
- 今回は…新たに4人の貴銃士が加わった。エンフィールド・クニトモ・サカイ・カール、その中でも戦略家のカールの案は秀逸でレジスタンスの危機回避に役立っていた。
『千銃士』絶対高貴ソングシリーズ Noble Bullet 01 アメリカ独立戦争グループ
【千銃士 9話】天才【アニメ感想】
ミーティング
「これより緊急会議を始めます」
「弾道ミサイルが搬入されたことを確認した。本部の判断はミルラ使用の可能性が高いということだ」
前回のアタッシュケースからの情報でわかったことのようです。
威力の高すぎる弾道ミサイルって感じですね。三年前にレジスタンスに壊滅的なダメージを与えたそうです。
「本日より全てのレジスタンスは進行中の任務を凍結し、対ミルラの存在に全力を注ぐ!」
過去の事例を元に新たに加わったエンフィールド・クニトモ・サカイ・カールに作戦会議をするラップ。
「今のあなた達を戦場に送っても無駄死にになるだけです」
エンフィールドの定石の撤退策。
カールは撤退しないルートを。
「レジスタンスの資料は全て目を通しているからね。そこに天候の記録もある」
「まさか全部覚えてるのか」
「そうだ」
川の決壊を狙う作戦を淡々と説明するカール。
「あなたは非常に卓越した戦術目をもっていますね」
ラップも感心している様子。
提案をしましょう
「これまでと違う全体作戦だ。気合い入れて行けよ~」
ケンタッキーが揚々と歩みを進めるとカールが何か言いたそうにたっていました。
「今回の任務君たちの編成は適切じゃない。ユキムラとケンタッキーを入れ替えるべきだね」
新入りなのに偉そうに言うカールをかばうようなそれ以外の新人3人。
イエヤスはカールの意見を柔軟に取り入れようとしています。
『いざという時ケンタッキーの狙撃の方が役に立つ』
『一方でブラウンベス達が向かう敵地は山岳地帯に孤立している』
『敵の数も限られているから状況が悪くなった時にユキムラの戦闘力が大きな助けになるはずだ』
入れ替えたことで更に適材適所になりました。皆無事に帰還。
「将来我々にとって大きな助けとなるかも知れないな」
恭遠は嬉しそうです。
3日前…
ナポレオンはカールに地図を見せていました。
「それは世界帝軍の軍用地図。その基地への潜入作戦について僕の意見を聞きたい。ということだろ?」
「そのとおりだ。後はラップに聞いてくれ」
断崖を坂下りする作戦を提案。代償が大きそうだが得られる情報がでかいためやむを得ないと。
「犠牲者が出ることを前提としている策ですか」
「そうだ、そしてこの任務のメンバーに僕を入れるんだ。僕がやるなら同行するメンバーも成功するものと思うだろう。作戦への疑いが薄まれば成功率が上がる」
先頭をきって進むカール。
「作戦立案者を途中で失うわけにはいかない。オレが先行して足場を確認する」
「…先に行かれるとは想定外だ」
無事に帰ってきました。
「君の戦果に対してまだ何も報いていなかったな。何か希望はあるか?」
恭遠が尋ねます。
「報奨か。では肉をくれ」
作戦会議場でもりもりと肉を食べてらっしゃいます(笑)
大博打
ミルラの使用目的はレジスタンスを殲滅すること。
「敵もようやく我らの恐ろしさがわかってきたようだな」
「スターはどうしても目立っちゃうからねぇ」
「ふざけてる場合ではありません。このままでは3年前の二の舞になるんですよ」
「特定を間違えて攻撃すれば阻止は難しくなるだろう」
「どこかの時点で博打をうつと、腹をくくるしかないわけだな」
「博打など鬱必要ないね。簡単なことだ。その三ヶ所の施設を同時に叩けばいい」
「僕の計算では絶対高貴になれる貴銃士全員と他の拠点の全ての戦力を出せば事足りる」
「マスターの守りもなくすということか」
「ミルラが落ちれば何人で守ろうとマスターは助からない。ミルラを止めることに全精力を注ぐことが最も合理的だ」
フルサトは絶対に反対の様子。
「カールの策で間違いない。と余の直感がもうしておる。この皇帝ナポレオンを信じよ」
「ナポレオンちゃんがそう言うなら…」
ナポレオンの信頼厚い!
「ではカールの意見を我が支部の意見とし、本部に上げることにする」
ある夜カールはレオポルトとマルガリータのもとへ。
「何かが引っかかるんだ」
不安を素直に打ち明けています。
「それは直感と呼ばれるものだ。優れたものの直感は手に入れたすべての情報から導き
出された言葉にならない真実だよ。我々はそれを間近でみてきた」
「ナポレオンさんだね」
「その引っ掛かりを軽視してはいけない、手繰り寄せるんだ。その先に真実はある」
レオポルトさんの言葉重いです。
世界帝軍、指示をしています。ここは…。
「やはりそういうことか」
世界帝軍の前にレジスタンスの者たちが現れました。
「敵に貴銃士がいるならマスターもいるのではないだろうか。世界帝軍の君たちの立ち位置から考えて
地位の低いものではありえない。権力もあり資金も豊富で軍を操れる人物。そう世界帝…とか」
同じ力の存在であるマスターを恐れていると。ミルラは揺動であって本質ではないと。
「それを逆手に取って待ち伏せし、殲滅することにした」