【アンゴルモア元寇合戦記 8 話 アニメ感想】白石がウリヤンエデイと接触!迅三郎と長嶺判官の和解!金田城に蒙古軍迫る!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 安徳天皇の書状を受け取った長嶺判官は、迅三郎たちを刀伊祓の本拠地・金田城へ招くのだった。
  • 城の大きさに対し手兵が少ない、と弱点を挙げる迅三郎。一方、男衾三郎に内通を持ちかけられた白石和久は…!?
  • 今回は…刀伊祓の覚悟を知った迅三郎は篭城戦を承諾し、長嶺判官と共闘関係を結ぶ!男衾三郎を始末した白石は、自らが内通者となり、ウリヤンエデイに接触するが…!?

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【アンゴルモア元寇合戦記 7話 アニメ感想】長嶺判官が味方になった!照日姫は安徳天皇のひ孫!内通者は男衾三郎と白石和久!?

2018.08.22

【アンゴルモア元寇合戦記 8話 アニメ感想】背信の一太刀

 刀伊祓の覚悟!迅三郎と長嶺判官が手を取り合う…!?

長嶺判官「我らがここを捨てることはない。この城と岸部一体の刀伊祓は刀伊祓の祖先の魂が宿る土地。皆の士気もこの土地だからこそ保てる。我らにとっての地の利とはここを守ることだ」
迅三郎「なるほど、そうか。国府や砂州からの者を丸ごと抱え込んだのは、帝の命や先祖の遺訓だけではないな?少しでもここを守る手勢を増やすためだな?」

刀伊祓の思惑が明らかになっていきます。長嶺判官もなかなか策士ですね!

歩けるだけ歩き、蒙古から離れるべきだと言う迅三郎の意見は最善策にも思えましたが、それには致命的な欠点がありました。

「ここを出たければ止めはせぬぞ。だが例え蒙古から逃げられても冬将軍から逃げられますかな?」

城を出た者を待つのは、飢えと寒さ。餓死する可能性が非常に高かったのです。
さらに蒙古の追っ手もあります。

厚い壁の中で蒙古襲来をやり過ごす…それが刀伊祓の狙いでした。

「よぉ聞いたぜ?てめぇ、判官様にここを捨てろって申し上げたって?」
「島の者ですらねぇ流人が。大きな顔するんじゃねーぞ」

屋敷を飛び出した迅三郎に、刀伊祓衆が絡んできました。

迅三郎が義経流の使い手だと知り、皮肉交じりに指南を仰ぎます。

迅三郎「コイツで立ち合おう」

手に持ったのは猫じゃらし…だと…!?(笑)
完全におちょくってますね!

激高した刀伊祓は木刀で襲い掛かりますが、素手の迅三郎相手に歯が立ちません!刀が無くても強かった!!

「それ、太刀打ちじゃねーだろ!」
「死にたければ使ってやる義経流は殺すための太刀打ちだ」
「なら殺してみろ!俺たちはこのご先祖様からの土地で死ねれば本望よ!」
「っ!」

大切な場所を守ろうとする刀伊祓。迅三郎が思い出したのは、柿の木を守ろうとする娘の姿でした。

騒ぎを聞きつけて集まってきた刀伊祓と流人・国府の民たち。迅三郎が暴れたのではと勘違いしてます(笑)

「俺はこいつらに指南を乞われただけだぞ!」
「えっ?」
「さぁ、素顔を出して名を名乗れ。他の者も面を取り、素顔で名を名乗ってくれんか?」
「何!?」
「万一、ここで蒙古と戦う羽目になった時、顔も名も知らぬ者同士で命を預けあえるか?」

回りくどいけど要は「一致団結して蒙古と戦おう」って事か!( ̄▽ ̄;)
刀伊祓の揺るぎない想いに、迅三郎は心を動かされたようです!
先日の借りもありますしね。

「ここはそなたらの一所懸命の土地なんだろう?ならば仕方ない。一所を守るのではなく、守るために一所を捨てるのは本末転倒だったのかもしれん。一所懸命であればこそのそなたらの意地、見せてもらえるのだな?」
「無論だ」
「しかし、隠れるだけの石囲いなどいざという時に役に立たん…」

「城の守りは固めさせてもらうぞ?」
「言われるまでもない」

直接握手はしないんですね。
猫じゃらし握手が謎です(笑)

この時代の握手って訳でもなさそうだし←

一緒に戦うけど、ベタベタ馴れ合わないぞ、的な。二人の、双方の距離感を比喩してるのかな?と思いました。

本当の意味を知ってる方がいたら教えて下さい(笑)

 男衾三郎の誘惑!ウリヤンエデイはまだ諦めてない!

白石を内通に誘う男衾三郎。一昨日、砂州の谷を離れた彼は、そこで蒙古兵に遭遇したそうです。

「今度こそ終わりかと思ったんだが…ネルグイとかいうその蒙古大将、俺を只者じゃないと思ったらしくてな。こいつぁその時受け取った蒙古の通行証だ。いつでもその蒙古大将に会える」
「裏切りか…」
「嫌な言い方するなぁ」

男衾三郎が肩入れするのは、恩賞を与えてくれる存在でした。
それさえ叶えば征夷大将軍だろうが蒙古大将軍だろうが、仕えるのは誰でもいいと。忠誠心の欠片もない男ですね(´・ω・`)

「どうだ白石?蒙古軍で手柄上げて、蒙古対象から領地を頂戴して、お互いもう一度領主に返り咲こうぜ?」
「・・・」

白石はすぐに拒絶しません。

ここまで迅三郎と一緒に闘ってきた男です。疑いたくはないけど…。

一方、ウリヤンエデイの側近たちは姿を消した倭人を血眼になって探していました。が、その手がかりすら掴むことができず焦っています。対馬を立つ日も刻々と迫っており…。

ウリヤンエデイ「うーん。そーねぇ…、居場所が分からないなら仕方がないね。追うのは止めだ。楽しみにしてたあの女も、手に入らずかぁ」
???「恐れながら将軍」
ウリヤンエデイ「ん?ネルグイか?」
ネルグイ「実は将軍がお留守の間、島民の内に何人か密告者を作り、ばら撒いておきました。早ければ今日中にも連中の居場所を密告してくるでしょう」

男衾三郎が言ってたネルグイだ!!(´Д`)
敵にこんなこと言うのもアレですけど、有能じゃないですか!?

ウリヤンエデイは部下に恵まれてるなぁ…。

「ならちょっと、話は変わってくるね。元帥はこのウリヤンエデイに、国府という島一番のご馳走をくれた」

「ちゃんと骨までしゃぶっちゃわないと、なんだか勿体無いよね?」

こいつは敵だ…敵だ…(-ω-)
敵なのに…憎めないキャラしてるんだよなぁ…!(*´∀`*)

応援したくなってしまいます!ウリヤンエデイ好きだー!頑張れーっ!←←

 白石…!嘘…だろ…!?

「どうだ白石?悪い話じゃないだろう?上手くすりゃ守護にだってなれるかもしれねぇぜ!」
「…」
「何悩んでやがる!?今の俺たちに失うものがあるのか!?」

男衾三郎は粘り強く白石を引き入れようとしてきますね。元御家人としての仲間意識がそうさせるのでしょうか?キャラ関係が把握しきれてない部分もありますが…。

「失うものはある」
「!」

「俺は魂を失いたくはない。せっかくだがみんなを裏切れん」

白石ーッッッ!!信じてましたよー!これぞ武士の魂だ!!(*´∀`*)

「もういい。男衾、今だけは見逃してやる。さっさと行け」
「やれやれ、ありがてぇ…恩に着るぜ!!」

男衾はニヤリと笑うと白石の背に斬りかかります!!が…

「お見通しだ」
「くっ…そぅ…!!」

白石は見事、返り討ちにするのでした!
ここに来て格好良さが爆発してきたぞ!(°д°〃)

「旦那…!どうして、その人を!?」

タイミング悪く女性が登場!

「先ほどの潜芽か。見ろ、コイツはな、蒙古に通じていたんだ」
「裏切り者ですか!?」
「とはいえ斬らずとも良かったか…」
「いいえ!旦那は当然のことをしたんです!」

誤解されるパターンか!?と思ったけどその心配は必要なかったですね。冷静な白石でした。

「証人になるよ、私が。ひとっ走り人を呼んできます!」
「まぁ待て」
「へ?何…旦那…っ」

!!???(°言°;;)

は…!?(声出た

潜芽「な…んで…?」

女性はそのまま息絶えました。白石は彼女の右手に凶器を握らせて…
雑な偽装工作やめろぉ!

白石「済まんな…」
男衾「はっ、はは…見直した…ぜ…」

男衾も息絶えました。

「男衾三郎。蒙古とは組めても、貴様のような外道とは組めん」

白石は最初からこうするつもりだったんでしょうか?
魂がどうとかって言ってたのも全部嘘だったの…(´・ω・`)
「外道」の基準がイマイチ分かり辛いです。蒙古も男衾もやった事は同じだと思うのすが…。

男衾の通行証を奪い、白石はその場から姿を消しました。

それからしばらくして、2人の遺体が発見されます。

「その様子ではどのみち手遅れだったろう。原因はなんだ?」
「きっとお波はこの侍崩れに手篭めにされかかったんですよ!でも必死にやり返したんだ!」
「こいつ!ほかの女にもちょっかい出して嫌われてたんだよ!」
「…」
「どうかしましたか、判官様?」
「…いや。波を葬ってやろう」

男衾の傷を見た判官は何か違和感を覚えたようです。

男衾が潜芽と相打ちで死んだとの知らせは、迅三郎達の耳にも入っていました。

迅三郎(あの男、多少腕は立つように見えたが…?随分と呆気ないな)

「そういや、白石殿はどこ行った?」

 白石が内通者に!長嶺判官の違和感が的中する!

ウリヤンエデイの陣営に向かった白石は金田城の存在を密告しました。
本当に内通してるし…(゚д゚lll)

通行証を与えた男と違う、と怪しむネルグイ。

ウリヤンエデイ「白石なんたらって言ったね、君がどれくらいの恩賞にありつけるかは、ここからの働き次第だよ」
白石「俺を信用するのか…?」
ウリヤンエデイ「僕は極力、兵を殺したくないんだ。そのために力を貸してくれ。まずは山城の弱点を教えてくれないか?」

白石はさほど躊躇うことなく、弱点を伝えました。

「で?場内にはぶん捕れそうなものも沢山あるかい?」
「!」
「兵糧に武具、布、財物…そしてなんといっても、奴婢だよ。特に女と子供だね。生け捕れればって話だけど」

ウリヤンエデイは白石を試しているようです。

「……あぁ、たくさんある…。城内は宝の山だ……」

白石の顔が歪みます。良心はまだ残っているようですが、もう後戻りできませんでした。

ウリヤンエデイ「カラン!見たかい?今一瞬の表情!苦悩の表情…作り物じゃないねぇ。味方を裏切り、罪悪感に苛まれる。その顔こそが真の裏切りの証!そしてその罪悪感を持ち合わせない奴は信用できない」

嬉しそうな顔しますね!!( ̄▽ ̄;)

「モンゴル人は率先服属を重視する。日本人で一番に服従した君を、一番に優遇するってことだ。さぁ、日本人の友よ!ボクと戦利品を分かち合おう!」

優しく、穏やかに語りかけるウリヤンエデイですが、どこか信用できません(笑)

判官「ところで流人が足りぬようだが?あの大柄の…」
火垂「あぁ、白石の旦那なら昼過ぎから見えませんぜ」
判官「昼過ぎから?誰も見ていないのか…?」
迅三郎「何を考えてる?」
判官「率直に言う。そのものが行方をくらましたのは、男衾という男の死とか変わりはないのかと思って…」
迅三郎「というと?」

「あの男は鎖骨ごと断たれていた。女が腰刀でつけられるような傷ではない。あれは恐らく…」

判官の目はごまかせなかったよ(´・ω・`)

確かに男衾の傷は深く、大きくて、どう見ても刀による傷だったんですよね。性別以前の問題だったかもしれませんね。

「やぁ、皆の衆」
「白石!どこに行ってた」
「こいつを追っててな?」
「ほぉ。見事な猪だ」
「旦那ぁ!大手柄じゃねーですか!」
「なかなか手こずった」

猪を半日追いかけてた事になりますよ!絶対嘘ですよ!疑っても良くない!?
と思うのは狩りをした事がない者の感覚なのでしょうか(´・ω・`)

迅三郎たちと仲良く火に当たっちゃってまぁ…よくノコノコ帰って来れたな…。判官は尚も疑いの目を向けてますが(笑)

「蒙古軍が接近しているだと!?奴らにこの城が知れたのか?」
「分かりません!しかし真っ直ぐにここを目指しています!」

翌朝、蒙古軍が動きを見せました。昼過ぎには金田城に到達する勢いです。

《目標を知った蒙古兵の歩みは迷いがなく、その足取りは自信に満ちている。彼方なき攻防戦の幕が、切って落とされた》

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白石の行動には驚きましたね。なんで突然あんな…(´;ω;`)
未だ城内に潜む彼は危険です。一刻も早く排除しなければ。
剣の腕も立つし、戦力的にも痛手ですよね。
疑いの目を向けていた判官が始末するのでしょうか?辛い展開が待ってそうです。
今までにもたくさんの窮地があったけど、今回は篭城戦、しかもウリヤンエデイ自ら戦場に現れて、大ピンチじゃないですか!?袋の鼠状態の迅三郎たちがどのような攻防戦を繰り広げるのか、楽しみであると同時に怖くもあります。
少弐景資は兵集めに苦戦しているようでした。援軍は絶望的か?
そして阿無志とサナちゃんの仲が良くなってるの気になる(笑)
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