前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- さとうに異常な憧れと愛を向けたのは、アルバイト先の後輩・宮崎すみれだった。さとうは彼女を篭絡し、支配する事に成功する。
- 三星の本性を目の当たりにしたしょうこはドン引き。さとうが行方不明のしおをさらったのを見た、と聞かされ、親友を疑い始めるが…。
- 今回は…今も昔もあさひを襲う過酷な現実。意を決したしょうこはさとうのプライベートに踏み込もうとするが…!?
【ハッピーシュガーライフ 6話 アニメ感想】私たちは、月の周りを回っている
先手を打ったさとう!三星はどうする…!?
引きこもり気味になっていた三星の自宅に、さとうがやって来ました。
”しおちゃんに会わせてあげようか”
バイトの伝達事項に隠すように書かれていた一文。三星は強く反応します。
『本当はね、おしゃべりした人がいるの。公園で。お兄さん。太陽くん』
しおちゃんから接触したことを聞き出してたんですね( ̄▽ ̄;)
さとうは三星を手駒にする気なのでしょうか?
三星の反応が気になります!
しょうこの葛藤!あさひとの出会い!
『さとうはさ、なんでそんな男の子を取っ替え引っ替えしてんの?』
『まだ見つかってないからかな。たった一人が。それが見つかればきっともうこういうことはしないんだろうね』
さとうは甘い愛を探していたのでしょうね。今はしおちゃんに夢中ですが。一途なタイプなんですね!
少し前まで夜遊びに興じていたしょうこですが、さとうに「恋人」が出来てからはそれもしなくなり。一人でいる事が多くなっていました。ちょっと寂しそうです。
(たった一人。私だけの王子様。私と一緒だって思った。だからさとうと一緒にいると安心するし、楽しかった。大好きな友達…)
親の過干渉と抑圧的な環境に悩んでいたしょうこを救ったのが、さとうでした。
しかし、三星から不穏な事を聞いたしょうこはさとうを疑い始めます。
あまり踏み込まない方がいいと思いますが…!
(やっと隣で食べるようになったわね!…ハムスターみたい。もうちょっと栄養がある物の方がいいのかな?)
帰宅する前に公園に立ち寄ったしょうこ。あさひに差し入れを持ってきたようです。
餌付けしてますね?( ̄∀ ̄)
初対面の時にあさひがぶっ倒れてから、2人の関係は続いていました。
「ねぇ、もうベンチの下とかで寝ちゃダメよ?危ないじゃない!」
「…上は危ないから…ベンチの下」
しょうこは「公園で寝ちゃダメだ、家に帰って寝ろ」って言ってると思うんですが(笑)
あさひ、ちょっとズレてますよね。天然なんですかね?(笑)
優しくて面倒見のいいしょうこ。あさひも次第に心を開いていきました。
「ねぇ、この子どうしたの?ずっと探してるみたいだけど。あなたの何なの?家族?」
「――月。しおは俺たちの月だ。この世界で唯一の、かけがえのない…」
崩壊した家族
暴力と恐怖が支配する神戸家。あさひと母親にとって、しおは光のような存在でした。
「俺まで居なくなったらあいつは絶対追ってくる…。頃合を見て必ず迎えに行くから!それまでしおを守って待ってて!」
「あさひ…っ」
3人で一緒に逃げなかったのは、そういう理由があったからなんですね。
あさひはまだ幼いのに…家族を守るために自分を犠牲にするなんて…(´;ω;`)
「主が私たちを分かつまで、私は二人共大好きなことを誓います。誓うわ、あさひ。絶対に……」
母親が唱える誓いの言葉、しおの物と同じですね。
そして母親はしおを連れて出て行きました。
父親の暴力に耐える日々が始まります。
精神的な虐待まであったんですね。あさひを、母親を侮辱するような発言をするなんて許せません。
見ているだけで辛い…。怒りがこみ上げてきますよ!
「俺はお前の我慢強いところ、好きだぜ?でもなぁ…。どーこまーで我慢~…でーきるーかなぁ!?」
力任せに爪を剥ぎましたよ。拷問じゃないんだから…(゚言゚lll)
近所の人も虐待に気づいていたのに、見て見ぬふりをしていました。「お父さんがとても怖い人だから」「関わらないほうがいい」と。
母親は”あさひを置いていった酷い母親”のレッテルを貼られ、それがあさひをさらに苦しめます。
『あさひ…3人で一緒に暮らしましょう?その日を待ってるから。ね。約束よ?』
『あーっ!』
『しお…。うん。約束』
兄と母親の真似をして指切りをするしお。
あさひにとってはこれが心の支えになっていました。
「うん…大丈夫…耐えられる…」
自分に言い聞かせてるのでしょうか。悲しすぎる…(´;ω;`)
それから5年間、父親が突然死するまで虐待を耐え抜いたようです。
(やった!やった!!やった!!!これでようやく3人で暮らせる!!)
父が死んで大喜びするあさひ。地獄から抜け出せた気持ちは十分理解できるのですが、冷静に見ると狂った光景ですよね…。
彼は母親の家に駆けつけます。
しかしそこにしおの姿はありませんでした。
「もう遅すぎたの。何もかも…」
お母さんも様子がおかしい!!
精神的に追い詰められてしおを虐待するようになったんですね。
この時既にしおはさとうの元へ…?
しょうこはさとうのプライベートに踏み込もうとするが…!?
(なんか恥ずかしいな…さとうもあの子も、大切な人のために頑張ってる。根拠のない三星くんの発言でさとうを疑って、本人に問いただす事からも逃げてる。このままじゃ大事な絆を疑っちゃうかも知れない。私に足りないのは踏み込む勇気。そうよねさとう…?)
しょうこは普通の子なので!!!さとうやあさひと同じように振舞う必要はないと思いますよ!?
後日、しょうこはさとうを誘って遊びに出かけました。大事な事を伝えるために…。
「私、あんたが心配なのよさとう!変なことに巻き込まれてるんじゃないかって。私、あんたのこと親友だと思ってる!何があっても受け入れるし強力だってできる限りするよ!だから話して欲しい…ちゃんと本当のこと、話して欲しい!!」
そう言われて少しだけ沈黙するさとう。
しょうこの緊張が伝わってきます。
見てるこっちまでドキドキしてきた…!ョ゚Д゚;))))
「ごめんね。無理なの」
「え?」
「ちょっと普通じゃないっていうか、いろいろ言えない事情があって。巻き込みたくないんだよ。しょうこちゃんは良い子だし、私のこと思ってくれるのも分かるんだけど。だからこそ、これ以上踏み込んでこないで欲しいな、しょうこちゃんのこと失いたくないもの。だからもう関わらないで?」
「さとう…!!」
「今まで通り良い友達でいよう。ねっ?」
突き放されましたね…(;´д`)
さとうのガードは固かったです。
これ以上聞いて嫌われたら…と考えるだけで黙り込んでしまうしょうこ。
しかし本当の親友になりたい、という想いが彼女を奮い立たせました。
「さとう…!あんたは私の窮屈な世界の扉を開けてくれた。手を引っ張って、いろんな気持ちを共有してくれた。私が唯一本音で話せる友達…!そんなあんたの事情に巻き込まれるなら本望だよ!私は自分でも考えられないくらいあんたが特別で大好きなんだから!!」
言った━(゚∀゚;;)━!
「…分かった。本当のことを言うよ!ここまで言ってくれたんだもん」
さとうも言っちゃうんですか!?Σ(゚д゚lll)
殺人のことを話すのか?しおちゃんのことを話すのか?え、本当に?(゚д゚)
「これで嘘を続けるなんて友達じゃない。私たち、親友だもんね」
「ほ…本当?本当に!?」
「うん」
「ぬか喜びさせようとしてんじゃないの!?」
「あはは、何それ。私はただしょうこちゃんの気持ちが嬉しかっただけ。友達かー。ありがとう、しょうこちゃん。わたしの親友」
感極まって思わず泣き出すしょうこ。
さとうが演技しているように見えるのは私だけでしょうか?
「も~。しょうこちゃんには叶わないや。どんなことも受け入れてくれるって信じて、本当の事を言うよ」
「とりあえずウチに来てくれる?そのほうが話しやすいと思うから」
最後の声色が企んでる感満載でしたけど!!( ̄▽ ̄;)
家に招待するんですか?大丈夫なんでしょうか!?
やめたほうがいいよ!危険ですよ!!(主にしょうこが←
親友だからという理由でさとうが本当の事を言うとは思えませんね…。
万が一真実を告げられてもしょうこはまともだし、とってもいい子なので、さとうの闇に耐えられないんじゃないかな…?下手すると口封じされてしまうのではと心配になってきました。知らぬが仏ってことわざがあるし(白目)
サラッと盗撮してた北埋川もアウトですからね!?
殺人の証拠をつかむために尾行してたのでしょうか?さとうに反撃されてまたハァハァする未来しか見えませんが(笑)
あさひの過去は知れば知るほど辛いです。父親が死んだ時の喜びようは…。地味に背筋が凍るシーンでした。
三星はしおちゃんを餌に釣られそうですよね(笑)
さとうの考えがよくわからないのですが、きっとコマとして彼を有効に活用していくんだろうな…。